【後味の悪い話】筒井康隆の短編

458 名前:本当にあった怖い名無し :2008/10/14(火) 16:44:43
昔読んだ筒井康隆の短編。タイトルも詳細なストーリーも忘れた。
主人公の「ぼく」は、目に見えない透明の、美しい蝶を飼っている。
他の人には蝶の姿が見えず、誰もその存在すら知らないのだが、
ぼくだけは蝶がとても美しいことを知っている。

蝶はだんだんと大きくなっていく。
虫かごにも入らない大きさになったので部屋に放す。
やがて部屋にも入りきらないほどの大きさになったので
家の外に放してやった。

蝶はどこかへ飛び去ってしまうこともなく、
家より大きくなってもぼくの家の上を舞っている。

蝶はさらに大きくなっていき、ぼくの町を包み込むほどの大きさになり、
やがて東京の上空を覆いつくすほど大きくなった。
しかし相変わらずその体は透明で誰も蝶の存在を知らない。

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[ 2017/05/29 19:27 ] 筒井康隆 | TB(0) | CM(0)

【後味の悪い話】妖精事件の最終巻末

481 名前:本当にあった怖い名無し :2008/10/15(水) 00:58:54
上に書いた妖精事件の最終巻末に収録されている短編。
三人の主人公の視点から一話ずつ描かれた三部作。性的な描写が多い。
つか登場人物ほとんどDQN。
一人目の主人公、女A。大学生で、学内で有名な美人。同じ大学の男Bと同棲している。
Bは在学中にデビューしたイケメン小説家。二人は誰もが憧れる美男美女カップルだった。
というのは表向きで、Aは学内の後輩女Cに片思い中のレズビアン。
Bも訳ありで利害関係が一致するため恋人同士の振りをしており、双方恋愛感情はない。
しかし性欲の捌け口としての肉体関係はあり、その日もAは帰るなり苛つきながらBに体を求める。
Aはその日、滅多に出ない大学のコンパに出席していた。理由はCが来るから。
しかしその席で、Cの彼氏Dが話題に上る。Cは恥ずかしそうに否定するが
周りの後輩達は「付き合って3ヶ月のラブラブ期でやりまくりですよ~」と茶化す。
Cはそのままバイトがあるからといそいそ帰って行き(Dはバイトの同僚)
傷心のAはしたたかに酔って帰宅、泣きながらBに身を任せる。
「Cとやりたい」と涙を零し、「Bって気持ち悪い」と罵りながら延々体を重ねるA。

一話目ここまで。

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[ 2017/05/29 18:27 ] 漫画・絵本 | TB(0) | CM(0)

【後味の悪い話】高河ゆん「妖精事件」

452 名前:1/2 :2008/10/14(火) 16:19:06
高河ゆんの漫画、「妖精事件」。
主人公の中学生・じゅりあは妖精の王に見初められ、恋に落ちて子を宿し、
その直後に子と王を悪い妖精の騎士クーフーリンに奪われたため、取り返す旅をしている。

同じく妖精に妹をさらわれた男が、夏至の日に北海道の摩周湖で妖精達の祭がある事を突き止める。
男と共に摩周湖に行ったじゅりあ。数十年に一度湖から繋がる妖精の世界への入り口に、
結婚指輪をした三十代ほどの女性が一人いて進もうとしていた。
戻れなくなるかも知れない、と止めるじゅりあに
女性は「でも私、人間の世界で生きていくのが辛いんです」と答える。
彼女は子供の頃に妖精にさらわれてこの祭に来た。その時は戻ってくる事が出来たが、
それ以来妖精のの世界に憧れて忘れられなくなり、人間の世界に馴染めずに生きてきた。
今日をずっと待っていた、と言って止める手を振り切り、妖精に手を引かれて走っていく女性。
その姿がどんどん若返っていき、ぶかぶかになった指輪が抜けて落ちる。
そのまま若返り続けて乳児になり胎児になり、最後に小さな卵になって転がった。
その卵をを妖精が拾い上げ、高く笑いながら走り去る。
祭では妖精達が卵を持ち輪になって踊り、卵を落として割っても誰も気にしない。
男が探していた妹が召使の格好で現れ
「私がきれいにしておきますから」と言い、地面に這いつくばって卵を舐め取る。
妹も妖精に魅入られて自ら妖精の世界にいる事を望み、兄は撥ね付けられた。
止めさせようとしたじゅりあの前にクーフーリンが現れて告げる。
「人間は妖精の世界では生きられない。人間は人間のまま死んでいけ」
結局妹も卵も助ける事はできず、クーフーリンにも逃げられる。

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[ 2017/05/28 22:27 ] 漫画・絵本 | TB(0) | CM(0)

【後味の悪い話】テッカマンブレード

438 名前:本当にあった怖い名無し :2008/10/14(火) 02:55:46
今思いついたんで燃料投下
昔見たテッカマンブレードっていうアニメが後味悪い。
主人公がロボット(テッカマンブレード)に変身して敵の宇宙人(ラダム獣)と戦うアニメなんだが、
敵宇宙人は基本的に知能のない獣で数人の人型が操ってるっていう設定。
主人公の家族は全員死んでて、自分は記憶喪失。
話しの途中から実は主人公は記憶喪失ではないことが判明して、自分の身上を語る。
実際は結構昔に地球から出た開発団の一員で家族全員がシャトルに乗っていた。
家族構成は確か父親と兄3名くらいと主人公、妹1名、双子の弟1名。さらに兄の恋人も乗ってる。
そこにラダムが襲来してきて、家族全員は敵のテッカマンにされてしまう。
しかし、父親はその装置から脱出して主人公だけ意識を洗脳される前にシャトルから逃がす。
父親は自爆して他の家族を道づれにしようとするが、すでにテッカマンとなった家族は生存、地球を襲撃する。
=ボス格の敵は全員家族。
兄弟を殺しまくった時に、妹だけが意識を取り戻して味方になる。

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[ 2017/05/28 21:27 ] アニメ・ゲーム | TB(0) | CM(0)

【後味の悪い話】不貞腐れている幼女

394 名前:本当にあった怖い名無し :2008/10/12(日) 16:23:42
昔読んだホラー漫画。
ファンタジーチックだが多分現代日本が舞台。
父親の連れてきた継母が気に入らず、不貞腐れている幼女がいた。
継母は優しくて笑顔のきれいな人だが、言動の端々から、
金持ちの父親を射止めたことに対する驕りや、金への執着心、
そして幼女を嘲る気持ちがにじみ出ていることを、幼女は敏感に察していた。
どうして父には見抜けないのか、魔法でも使っているのか……そう思ううちに幼女は、
継母を魔女ではないかと疑うようになる。

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[ 2017/05/28 20:27 ] 漫画・絵本 | TB(0) | CM(0)


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