【後味の悪い話】宇宙船の不時着

291 名前:本当にあった怖い名無し :2008/12/10(水) 16:06:39
宇宙船の不時着で短編小説思い出した。タイトル失念。
無人の惑星に不時着した宇宙飛行士。宇宙船は壊れて使い物にならない。
不時着寸前に出した救命信号に望みをかけつつ、サバイバルを開始する。
動物をペットにして話し相手にし、青い地球をもう一度見られる日を希望に
5年間一人で生き抜いていた。

偶然やってきた宇宙船に発見され、歓喜の涙を流す宇宙飛行士。
しかし操縦士は悪い知らせがあるという。
宇宙飛行士は5年の間一人で地獄を生きてきた。何を聞いても驚かないから話してくれと言う。
まず宇宙飛行士が出した救命信号。それは無駄だったと言われる。
彼は現在地を誤認しており、全く違う惑星に救援を呼んでいたのだ。
「そうだったのか…」と肩を落としながらも助かったんだからと宇宙飛行士は気を取り直す。

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[ 2017/07/19 21:33 ] 小説 | TB(0) | CM(0)

【後味の悪い話】レイ・ブラッドベリ「夢魔」

287 名前:本当にあった怖い名無し :2008/12/10(水) 12:21:47
レイ・ブラッドベリ「夢魔」
宇宙飛行士レナードは宇宙船の故障で生物の居ない小惑星に不時着する。
6日後に救援が来ることになり、安心して眠りにつこうとした彼。
まどろみかけた瞬間に、彼の脳裏に「争い合う2つの声」が響く。
彼らは、かつてこの星に存在し、激しく争った二つの知性体だった。
既に肉体は滅びたが、その思念だけがこの星に残り続けていた。
彼らは、待っていたのだ。
再び闘うのに必要な「肉体」がやって来るのを。
2つの声は彼の脳裏で激しく争い、そして彼にこの肉体を明け渡せと迫る。
早く完全に寝てしまえ。そうすれば、この肉体は私のものだと。口々に。
2人いればよかったが、1人しかいないのならしょうがない。
この肉体を支配した方の勝ちだと。

危ういところで目覚めることができたレナード。
しかし、もう眠ることはできない。
眠ったが最後、この身体は彼らに乗っ取られる。
彼らは互いに占有権を得ようとして争い、この身体を引き裂いてしまうだろう。

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[ 2017/07/19 20:33 ] 小説 | TB(0) | CM(0)

【後味の悪い話】「いつか、二人は一匹」

918 名前:本当にあった怖い名無し :2008/11/30(日) 20:04:42
「いつか、二人は一匹」というミステリ小説
かなりうろ覚えで捏造箇所多数
主人公の少年は、近所の家の猫の体に時々意識が乗り移ってしまう。
原因はわからないが、そのたびに少年は猫としての生活を楽しんでいた。

少年の住む町では、しばらく前から悪質な強盗事件が起きていた。
車で人にわざとぶつかった後に、苦しんでいる被害者から金品を強奪するというもの。
毎回、現場近くに駐車されていた車をピッキングしての犯行なため、
使用された車から犯人を洗うといったこともできず、事件は解決されないままだった。
少年のクラスメートの母子家庭の少女がその事件の被害者となった。
小学生なため、盗まれるようなものは持っていなかったが、車にぶつかった衝撃で意識不明の重体となっていた。
その現場に居合わせた委員長タイプの真面目な子は、ショックのためか事件の日から学校を休むようになっていた。
一方、同じく現場に居合わせたスイーツ(笑)系の子はむしろ嬉々とした様子だった。
事件の次の被害者にならないようにと、児童の送り迎えを行う保護者が増えていたのだが、
スイーツの両親は多忙なため、代わりに近所の男子高生がスイーツの送り迎えをしてくれるようになったからだ。
スイーツは男子高校生に恋心を抱いており、
彼に送り迎えをしてもらえるようになったことの方に夢中で、友人が重体であることなど頭にないようだった。

少年は猫モードの時に事件をさぐる活動を行っていた。
事件からひと月ほど引きこもりつづけている委員長を心配し、彼女の住むマンションに侵入。
委員長は猫を嬉しそうに可愛がるが、憔悴しきっているのは明らかだった。
つけっぱなしにしていたテレビからニュースが流れた。
長らく意識不明のままだった少女が、とうとう亡くなったという。
途端に委員長は、私のせいだと泣き叫びだし、ベランダから飛び降りようとした。
少年は隣のベランダに飛び移り、窓に体当たりしまくり隣人を呼んだ。委員長は助けられた。

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[ 2017/07/15 20:56 ] 小説 | TB(0) | CM(0)

【後味の悪い話】神林&キリカシリーズ

5 名前:本当にあった怖い名無し :2008/12/02(火) 01:54:07
神林&キリカシリーズっていうシリーズもののミステリー漫画から
小説家の神林俊彦は殺人事件に遭遇することが多く、そのたび探偵役を務めている。
以前の事件の際に知り合った稀代の名女優・織田雪絵が、
数年ぶりに舞台に立つというので、その稽古を見に行くことにした。
織田は役者としてのこだわりが非常に強く、ドラマや映画などの記録に残るものには滅多に出ず、
専ら舞台専門の女優。その舞台でも、自分が認めた役者としか共演しないという頑固さの持ち主。
その織田が惚れこんでいる新人女優がいるという。
数年ぶりに織田が舞台に立とうと思ったのは、その女優と同じ舞台に立ってみたいという思いからだった。

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[ 2017/07/15 13:56 ] 小説 | TB(0) | CM(0)

【後味の悪い話】恋人を思いながら

847 名前:本当にあった怖い名無し :2008/11/29(土) 00:23:38
たしか「ハロウィン」っていうホラー雑誌に載ってた読み切り漫画で
作家は「まつざきあけみ」
舞台は江戸時代の山奥の農村のような所。30人もいないような小さな集落。
主人公は村で一番大きな屋敷の娘で、みんなに「お嬢様」と呼ばれて大事にされている。
両親亡き後、村人みんなで育ててくれた。
主人公には少し年上の恋人がいる。というか、同年代はその恋人だけ。
みんなは優しいし生活に不自由はない。
でも彼女の不満は、この村から一度も外に出たことがないこと。
村は周囲をぐるっと山に囲まれていて「あの山を越えてはいけません」ときつく言われている。

ふと気付くと,村人達が怪我をしていることが多くなった。
誰も彼も包帯を巻いていて「ちょっと斧で…」とか「うっかり…」とか言っている。
ある日、恋人(イケメンだけど五助とか矢作みたいな名前w)まで腕を怪我して
包帯を巻くようになっていた。

どうしても村の外へ出たくなった主人公は恋人に打ち明けるが
屋敷に閉じ込められる勢いで妨害されてしまって、ついに深夜こっそり抜け出してしまう。
山を越えようとする主人公の眼下で,気付いた村人達が松明を持って彼女を探しに来るのが見える。
焦った彼女は足を踏み外し,転落。
気付いた時は屋敷に寝かされていて、命は助かったが、片足が動かなくなっていた。
「私にはもうおまえしかいないわ。おまえはどこへも行かないで!」
泣き濡れる主人公に「一生お側にいます」とひっそりと寄り添い慰める恋人。
そしてある日、主人公は恋人が顔の片側に布を巻いているのに気付く。
どうしたの?と聞くと「村で悪い皮膚病が流行っているんです」と。

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[ 2017/07/14 18:34 ] 小説 | TB(0) | CM(0)


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