清水玲子 「秘密」

117 名前:1/2 投稿日:2008/07/11(金) 21:38:59
清水玲子 「秘密」
11歳の佳人は10歳の妹とともに誘拐され、ある廃病院に監禁される。
そこには他にも誘拐された子供達がいて、その子達が残忍な方法で殺されるのを
閉じ込められたロッカーの中から見ていた。
そこに偶然6人の中学生がやってくる。
佳人は当然中学生に助けを求めるが、逃げ出した中学生は警察に通報すらしなかった。
受験を控えた中学生達は、勉強のための強化合宿や全国模試を終え、
羽目をはずして酒や煙草、ドラッグに興じていたので自己保身に走ったのだ。

その後、佳人は2時間半にわたり暴行を受け性器を切り取られ、妹は殺された。
恐怖を感じながら、妹に「見るな」と叫びながら、先程の中学生がおまわりさんを
連れて来てくれるのを待ったが無駄だった。

かろうじて殺されなかった佳人は、血まみれで泣きながら夜通し歩いて帰った。
窓から家の中の様子が見え、心配のあまり泣き続ける母親が確認できた。
傷付けられた僕の姿を見たら両親はもっと悲しむ。
妹が死んだことを知ったら両親はもっと悲しむ。
そう考えた佳人はその場をあとにする。



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[ 2017/03/21 18:29 ] 小説 | TB(0) | CM(0)

戸口にあらわれたもの

94 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/07/11(金) 03:46:07
H・P・ラヴクラフト
戸口にあらわれたもの
ダニエルとエドワードは歳の離れた親友で、大学生。
二人とも神秘主義にかぶれて魔術とか幽霊とかに興味を持つ。
ダニエルは大学を卒業後、建築士になってオカルトからは興味をなくしてしまったが、
エドワードは作家兼引きこもりになってますますオカルトに傾倒していく。(財産があるから収入無くても平気)

そんな中で年月は過ぎ、エドワードが38歳の時に大学生のアセナス・ウェイト(23)と出会う。
彼女は大学でも「魔女」と評判で、嵐を起こしたりできるらしい。
彼女の祖父エフレイムもご近所から「魔術師」と呼ばれている。
アセナスの方から急接近し、たちまち彼女の使う魔術や知識に魅せられたエドワードは彼女と結婚。
最初は結婚に反対したダニエルも、彼女に会って実に知的で男勝りでしっかりした女性なので、
彼女ならエドワードをまかせても安心と最終的には二人を祝福。

その後、二人は魔術の研究と称して寂れた田舎町や南米などを旅行して回るようになる。
しかし、まもなくエドワードはメイン州の田舎で半狂乱になって警察に保護される。
身元を引き受けに来たダニエルに、悪魔を見ただのアセナスはアセナス本人ではないだのと、
支離滅裂なことを語る。



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[ 2017/03/20 22:19 ] 小説 | TB(0) | CM(0)

スティーブン・キングの「呪われた町」

35 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/07/10(木) 04:50:40
スティーブン・キングの「呪われた町」
全米を放浪しながら執筆活動をしている作家、ベンが主人公。
彼は久々に生まれ故郷の町「ジェルサレムズ・ロット」に戻ってくる。
その町に古くからある、幽霊が出ると噂される呪われた屋敷をモチーフにした小説を
書いてみたいと思ったからだ。
さっそくアパートを借りて色々と調査しているうちに、彼の小説のファンであるスーザンと恋仲になる。

一方、その呪われた屋敷に奇妙な二人の人物が引っ越してきた。
一人はストレイカーと言うが、彼はまったく外に出ず、誰にも姿を見せない。
もう一人はバーローといい、外見や物腰はヨーロッパの田舎紳士といった感じだ。
二人は町で高級家具を扱う雑貨屋を始める。
そして、その頃を境に町では奇妙な事件が続発するようになる。

墓場では犬の惨殺死体が門柱に吊るされ、町では行方不明者が急増し、
さらに健康な人たちが次々と原因不明の突然死。
そして「死んだはずの人が夜歩いてるのを見た」という幽霊話があちことで発生。

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[ 2017/03/19 18:19 ] 小説 | TB(0) | CM(0)

アルジャーノンに花束を

17 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/07/09(水) 23:35:02
「アルジャーノンに花束を」
主人公は知的障害で幼児並みの知力しかないが、優しく大人しい青年。
知的障害者専門の学習施設で大学教授から脳手術を勧められる。
主人公は賢くなれるならとこの手術を受け、天才とも言える知能を手に入れる。

喜びを得た一方でそれまでの自分の境遇も理解して、実母に捨てられたことや
職場の同僚に馬鹿にされていた事実をも理解してしまう。
主人公の変化に伴って周囲の人間も変わり、主人公は孤立していく。

ある日主人公と同じ手術を受けたネズミのアルジャーノンに異変が起こる。
主人公は手術で手に入れた知能が一時的なものでしかないことを知る。

だいたいこんな感じだったような…うろ覚えでスマソ。
徐々に以前は読めた本の内容(字だったかも)がわからなくなり、
手術前の知能に戻ってしまい「アルジャーノンに花束をあげてください」
と締めくくられたラストで激しく欝になった。


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[ 2017/03/19 15:19 ] 小説 | TB(0) | CM(0)

【後味の悪い話】乃南アサの短編

744 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/07/05(土) 23:16:08
乃南アサの短編(タイトル忘れた)
ある男の子Aが親戚の家で暫く面倒を見てもらう事になる。
その家の男の子Bが超変わり者。

夢精をしたのにもかかわらず恥ずかしげもなく皆が揃う朝食の場で代えのパンツくれとか言ったりする。
何事にも無関心・無表情で何を考えてるのかわからずAも引き気味。
A「お前の血は緑色なんじゃないか?」B「怪我したことあるけどちゃんと赤だったよ」(うろ覚え)

そんなある日Bの妹Cが学校の不良にちょっとした暴力を振るわれて怪我。
皆が心配する中Bはやっぱり無関心。Aがついにブチぎれて色々まくし立ててもやっぱり無関心。
CもいよいよBに幻滅気味になりAに色々相談。
Aが思い立って不良と話をつけてやるとCに言って不良の元へ。その勇気空しくフルボッコにされます。

Aが目を覚ますと病院のベッドの上。Bのおばさんが泣きながら手紙を渡す。それはBからのものだった。
「今、自分の手首から流れる血を見ながら手紙を書いてます。
 やっぱり赤いよ。君の目はこのままじゃ失明するらしいです。
 だから僕の角膜をあげます。僕はこの先生きても今死んでもどっちでもいいから」(うろ覚え)
Aはポカーンと「いいのかよ…お前それでいいのかよ…」と呟く。

Bみたいな人間がいたら嫌です。

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[ 2017/03/17 18:02 ] 小説 | TB(0) | CM(0)


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