【後味の悪い話】筒井康隆の短編

458 名前:本当にあった怖い名無し :2008/10/14(火) 16:44:43
昔読んだ筒井康隆の短編。タイトルも詳細なストーリーも忘れた。
主人公の「ぼく」は、目に見えない透明の、美しい蝶を飼っている。
他の人には蝶の姿が見えず、誰もその存在すら知らないのだが、
ぼくだけは蝶がとても美しいことを知っている。

蝶はだんだんと大きくなっていく。
虫かごにも入らない大きさになったので部屋に放す。
やがて部屋にも入りきらないほどの大きさになったので
家の外に放してやった。

蝶はどこかへ飛び去ってしまうこともなく、
家より大きくなってもぼくの家の上を舞っている。

蝶はさらに大きくなっていき、ぼくの町を包み込むほどの大きさになり、
やがて東京の上空を覆いつくすほど大きくなった。
しかし相変わらずその体は透明で誰も蝶の存在を知らない。




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ぼくだけが知っている。
巨大な蝶が今も東京の空を舞い続けていることを。
そしてあの蝶は実はめくらだということを。

なんか幻想的で不思議な非常に短い作品だったんだけど
いまいち意味がわからなかった。
やがてめくらの蝶の寿命が来ると町に墜落して大惨事ってこと?
それとも「ぼく」が蝶の存在を妄想し続けているだけなのか?
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[ 2017/05/29 19:27 ] 筒井康隆 | TB(0) | CM(0)
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