336 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/12/24(月) 23:36:18
羽衣伝説をもとにしたレディコミなんだけどいい感じに後味悪かったので紹介
漁師のクマドの暮らす海は、数年前に隕石?が落ちて以来、
奇形の魚しか捕れないようになっていた。
ある日クマドは天女たちが水浴びをしているのを見つける。
クマドは一人の天女の羽衣を奪い、犯して妻にする。
天女はハネと名付けられた。ハネは優しく慈悲深い女で、
養父母に虐待されながらそだったクマドは初めて愛情を感じる。
ただ、ハネはいつも張り付いたような笑みしか浮かべていないのが気になった。
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ハネは美しかったので、村の男たちは次々とハネに手を出した。
女たちはハネが男たちを誘惑したのだとハネを折檻した。
ある日、養父がハネを犯しているのを知ったクマドは怒りのあまり養父を殺し、海に投げ捨てた。
嫌ではなかったのか、と聞くとハネは「あなたにされたのと同じことですから」と笑みを浮かべる。
クマドは何も言えなかった。
やがて、ハネは子供を産んだ。誰の子かはわからない。ただ、眼は飛び出しそうなほど大きく、
頭ばかりが大きくてガリガリに痩せている奇形の魚に似ている子だった。
ある日、クマドの村の近くに落ち武者の集団が流れてきた。
慈悲深いハネは彼らの手当てに一人むかう。
手負いの獣と化していた武者たちは、美しく優しい彼女に襲いかかった。
クマドがあわてて駆けつけた時には、彼女はボロボロにされ瀕死の状態だった。
クマドはなんとかならないかと、土に埋めて隠していた羽衣を掘り返した。
羽衣はすでに朽ちていた。それでもそれをハネにかけてやると、彼女は傷一つない天女の姿にもどった。
「天に帰らないでくれ、子供もいるんだ、おれのことを愛してくれているんだろう」
クマドはそう呼びかけたがハネは菩薩の笑みで答える。
「あなたのことは憎んでいません 愛してもいません 何とも思っていません」
クマドは絶望のあまり絶叫した。
天女は天に昇りながら、ただ暗い地上で愛憎にまみれて生きる矮小な人間たちを憐れんで涙をこぼした。
337 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/12/25(火) 00:22:03
自分は拉致して強姦しといて
愛されてるとでも思ったのか
アホが
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