【後味の悪い話】そのくらいなら目は潰れない

268 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/12/22(土) 12:29:05
萩尾は、タイトル忘れたけど、母親に閉じこめられてた女の子の話も(このスレ的に)良かった
以下、細かい所はかなりうろ覚えのあらすじ
主人公は11才の女の子。
とても大きな家に母親と2人で暮らしをしていて、
毎日同じ家の中の“先生”の所に通って勉強を学んでいる。
ある日、その途中でふといつもの廊下を外れて、カギの開いていた小部屋に入ってしまった。
そこの窓から見える外の景色に心を奪われたが、
いつも母親に外を見たら目が潰れると教え込まれていた少女は強い恐怖にかられ、
急いで先生の所に行って懺悔をした。
先生は眼鏡をかけた白髪のおばあさんで、母親よりもおだやかで落ち着いた人だった。
ルールを破った少女にショックを受けたようではあったが、
母親が厳しすぎるせいで少し羽目を外してみたくなったのだろう、
と理解を示してくれる。
「リボンの上を通るカブトムシを見ました」
そう話す少女に、そのくらいなら目は潰れないから大丈夫だと慰めた。

次の日の朝、思いがけないごちそうが少女を待っていた。
「誕生日おめでとう。おまえは12才になったのよ」
「でもママ、まだ私の誕生日じゃないわ」
「神様が早めてくれたの」
誕生日のプレゼントとして、少女は毎年家の中の部屋を1つずつ開放されていた。
8才の時は先生の部屋、9才の時は美しい美術品が飾られた部屋、というようにだ。
今回の誕生日では、その先生の部屋の前に続く昇降機を使えるようになった。
一瞬で上の階に着くなんて魔法のようだ、と驚く少女に
週に1回はこれを使って勉強に行っていいと母親は許可を与えた。
16才になったらこの家の全てが少女のものになるのだとも母親はよく言っていた。




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269 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/12/22(土) 12:29:42
その後、変わらない日々が続いたが、ある朝それは一変する。
目覚めると、母親が倒れていたのだ。いくら呼びかけても目を開けない。
どうしていいかわからず、少女は先生のところへ助けを求めた。
しかし部屋の中には誰もおらず、先生をさがす内に少女は奇妙なものを見つける。
先生がいつもかけているメガネと、白髪のかつら。さらに、母親の部屋へと繋がる昇降機だ。
先生は、母親が変装していたのだと少女は気付く。そして今は母親も動かない。
少女は錯乱状態で、出たら死んでしまう、と言われていた家の外に出た。
信じていた世界が崩壊して、いっそのこと死んでしまいたいと思ったのだ。
長い長い森を越えて、やがて門にたどり着く。
そこからさらに外に出ても、何も恐ろしいことは起こらなかった。
目に映るのは、通りを歩く大人や子供。遠目からカブトムシに見えたのは、道路を走る車だった。
誰も住んでいないはずの屋敷から出てきた少女に、気付いた警官が声をかけたが、
「私は死んでしまったのよ。死んでしまったんだわ」
少女は笑いながらそう言って、ふらふらと町の中に歩いていった。
270 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/12/22(土) 13:09:47
>>268
なんで母親がそんなことしたのかは分からないの?
272 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/12/22(土) 14:56:28
>>270
レイ・ブラッドベリが原作。原作は男の子が主人公。
確か母親は愛するご主人を交通事故で亡くした。それ以来外の世界を憎んで、なまじ大金持ちだから、
少女を洗脳して二人きりの完璧な世界を創ろうとしてたように覚えてる。
273 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/12/22(土) 15:22:36
>>272
おお、それは知らなかった ありがとう
箱庭系の話って基本的に後味悪い結末しかないけど、
この話は母親が娘を外の世界と隔離する以外はまともで
娘のことも大事にしてるからなんか切ない
優しい先生ときつい母親でバランスとってるとこあるし
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[ 2016/12/04 19:49 ] 小説 | TB(0) | CM(0)
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