【後味の悪い話】ジョージ・オーウェル「動物農場」

12 名前:1/3 投稿日:2007/10/13(土) 11:47:00
ジョージ・オーウェル「動物農場」
酔っ払いの農場主の下で何も生産しない人間に酷使されつつ暮らしていた動物たちは
あるときいっせいに人間に叛旗を翻し、「革命」に成功し人間を追い出し、動物だけで暮らし始める。
革命を予言してその直前に死んだ尊敬を集める老豚の思想に従い
「2本足悪い・4本足良い」の標語のもと
人間を排除した、動物だけの理想の楽園建設をもくろむ。

ところが老豚の革命思想を理解し、文字を覚える能力があるのは豚たちのみ。
馬や鶏や犬は思想の大筋しか理解できず、羊には単純なスローガンの暗記しかできない。
はじめ平等だった動物農場は次第に豚に「重要事案」の決定をゆだねることになる。

10箇条の革命の理想を掲げた憲法は、
他の動物が文字が読めず、記憶力が鈍いのをいいことに
次々に豚たちに都合よく解釈・変更され
次第には豚が人間同様農場の支配者として振舞うようになる。
約束された楽な生活と定年引退後の年金生活、
卵や仔の提出義務の廃止はいつまでも実現されないばかりか
何も生産せず働かず、「政策をたてている」豚の生活を支えなければならない。




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13 名前:2/3 投稿日:2007/10/13(土) 11:47:34
みんなの生活向上のために多大な苦労をして建設した風車は
動物たちの生活には使われることなく、そのために働きぬいた馬は
豚にだまされなめし皮屋に送られ、その代金で豚は贅沢し放題。
さらに豚の一頭への権力集中と個人崇拝がすすみ
羊は熱烈にその豚への支持を繰り返しシュプレヒコール。
抵抗するものは豚に洗脳され直属となった犬に食い殺され
しまいには根も葉もない罪を自ら自供し処刑され
誰も不満を口にすることもなくなる。
かつての人間の支配下にあった頃よりは暮らしは良くなったと
豚たちが宣伝するが、動物たちにはそれも本当かわからなくなり
カラスが宣伝し、かつて老豚が無意味と否定した「来世の幸福」という
素朴な宗教にすがるようになる。

最後は豚は周囲の人間の農場主と会食し、それをこっそり他の動物が覗き込んで終わる。
敵としていた人間と、動物は人間のように振舞ってはいけないと憲法に反し
服を着て酒を飲み、ポーカーをする独裁者の豚。
しまいにはポーカーのいかさま疑惑で人間と取っ組み合いになる豚。
しかしその光景は他の動物には奇妙なことに
どちらが豚でどちらが人間か見分けがつかなかった、で終わり。

14 名前:3/3 投稿日:2007/10/13(土) 11:48:18
言うまでもなく話の筋はロシア革命後のソビエトの状況に対応していて
老豚:レーニン(あるいはマルクス)
独裁豚:スターリン
犬:国家警察
羊:青年共産主義同盟
カラス:ロシア正教
風車建設:5ヵ年計画
最後の会談:独ソ協定

読むほどなんかむかむかして、動物も救われなくて後味悪い小説になっています。

16 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/10/13(土) 12:43:08
馬はトロツキーだったっけ?
32 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/10/13(土) 22:24:36
>>16
トロツキーは省略したけど途中で農場から追放された、ライバル豚だ。
馬はトハチェフスキー他らしい。
共産党幹部=豚ってのが嫌味だよな。
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[ 2016/11/10 18:23 ] 小説 | TB(0) | CM(0)
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