【後味の悪い話】ロアルド・ダール「ウィリアムとメアリイ」

212 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/07/09(月) 18:13:18
ロアルド・ダールの短編集「キス・キス」より、「ウィリアムとメアリイ」
メアリイの夫、ウィリアムが死んだ。ウィリアムがメアリイに残した手紙には、
彼がある実験に参加していたことが記されていた。
メアリイが実験室に赴くと、そこにはウィリアムの友人と、ウィリアムが待っていた。
友人は言う。「どうです、奥さん!素晴らしいでしょう。ウィリアムは生きているんです」
そこには、透明の液体に浮かぶ、ウィリアムの脳と目があった。
ウィリアムには、五感があり、できないのは喋ることだけ。目を使って合図をすることはできると言う。




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メアリイはウィリアムと過ごした日々を回想する。
堅苦しくて、いつも自分を抑圧していたウィリアム。
メアリイは煙草を吸うことも、赤い口紅を塗ることもできなかった。
ウィリアムが死んでやっと解放されたと思ったのに!
でも。手も足もないこの夫に、何ができると言うのだろう?

友人に向かって、メアリイは今すぐウィリアムを連れて帰りたいと言う。
「かわいらしいじゃありません?早く家に連れて帰りたいわ」
微笑みながらメアリイはウィリアムの大嫌いな煙草に火をつけ、ウィリアムに向かって煙を吐き出した。
ウィリアムの目に浮かぶ怒りと恐怖の色を見て、メアリイは一層微笑んだ。

大昔に読んだので、色々と間違ってると思うが、大筋はこんな感じ。
この後、ウィリアムは散々虐待されるんだろうなーと思うとガクブル。
この短編集、他のも後味悪かった。解説はこのスレで大人気の阿刀田さんwおすすめ。
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[ 2016/09/15 18:47 ] 小説 | TB(0) | CM(0)
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