【後味の悪い話】望月花梨「泥沼の子供たち」



350 名前:344 投稿日:2006/05/04(木) 23:16:37
先ほどもでていた望月花梨の「泥沼の子供たち」
両親が不在で、アパートにたった二人だけで過ごす中学生の男女の双子。
アパートの隣の部屋には大人びた姉弟が住んでいる(以下姉、弟)。
双子は閉鎖的な空間で彼らなりに様々な遊びを作っては楽しむ。
そして双子は隣に住む弟をからかって遊ぶようになった。
毎日姉に花束を買って帰宅する弟。双子にとって弟が姉を溺愛している様が何故か気に入らない。
故にある日双子は双子の部屋に姉をプチ誘拐する。弟の焦る顔を見るためだ。
姉の部屋が花で敷き詰められていてその中で寝ていた姉に驚くも、誘拐成功。
帰宅して慌てる弟。それを誘拐したことをしらばっくれて笑う双子。
姉に何かしたら殺すと双子に脅しをかけて弟は雨の降る外を探す。

351 名前:2 投稿日:2006/05/04(木) 23:21:35
やがて姉は目覚める。
思ったより早く目覚めた姉に双子の片割れは
面倒になったと思いつつ話しかけるが、姉の素振りで全盲だったと知る。
これは面白いと、部屋の障害物にぶつかる姉を嘲笑しつつ自宅に返す。
実は、弟は過去に姉を虐待した父を殺害している。姉が全盲なのはそのショックによるもの。
よかれと思ってやった行動が姉に不幸をもたらし、贖罪の為か愛なのか弟は姉を必死で養ってきた。
しかし度重なる双子の嫌がらせにより、精神的に疲弊してゆく。

場面は変わって後日。
相変わらず花束を持ち帰宅する弟と橋の上で双子が出会う。
皮肉たっぷりにいつものように弟をからかう。やがて目に涙を溜める弟をさらに笑う。
その瞬間、花束が風にさらわれる。
するとそれを追うように橋の欄干に足をかけた。その口元は笑っている。
双子が驚いた時には遅かった。兄は川に投身自殺をしたのだ
遺体は上がることはなかった。

目の前で自殺した所をみた双子に内情をしらない世間は同情し、双子も泣き真似をしてやり過ごした。
しかし罪の意識から逃れることはできず、一人取り残された姉のいる部屋へ姉を見舞いにゆく。
敷き詰められていた花はすっかり枯れ、ベランダに立ち尽くす姉
涙を流し
「なんで放っといてくれなかったの、私には弟しかいなかったのに」
と言い残し彼女もまた、兄のように身を投げた

数年後、相変わらず同居している双子。
しかし以前のように遊ぶことはなくその生活は暗い。
この双子も同じようにあの姉弟と同じ、共依存の関係になっていたと悟る。
悪い意味でお互いなくしてはいれなくなっていた。
やがて双子の男は女をひとり残し失踪する
もう二度と会うことはないだろう

この人の初期の作品はブラックなのが多いね
余談だがブラックではないがコナコナチョウチョウは個人的に名作(絶版だけど)

354 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/05/04(木) 23:47:48
>>350
すみません。途中から出てくる「兄」って誰ですか?

355 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/05/05(金) 00:12:48
「弟」の事だろう
察してやれ…

357 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/05/05(金) 00:28:27
>>350
隣に住んでる姉弟って、歳はいくつぐらいなの?

359 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/05/05(金) 01:03:07
>>357
隣に住んでいる姉弟は恐らく20代半ば
ちなみに双子は14歳だったとおもう
途中から弟を兄とかいてしまったね、すまん

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[ 2015/10/01 20:59 ] 漫画・絵本 | TB(0) | CM(0)
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