【後味の悪い話】鏡(星新一)


111 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/02/18(土) 15:44:16
星新一の「鏡」
共働きの夫婦がいた。
旦那はある外国人の友人から、悪魔を捕まえる方法を聞く。
それは、まず13日の金曜日の、深夜23:55に合わせ鏡をつくる。
合わせ鏡の向こうから現れる悪魔を聖書で挟むといったもの。

それならばやってみようと実行するが、捕まえた悪魔は非常に情けないもの。
しかし反面とても嗜虐心をそそる存在で、しかも火であぶろうとハサミでちょん切ろうと
次の日には元通りに。

それから夫婦は、仕事先のストレスをその悪魔を苛めることで解消する。
イジメとかそんなレベルを超えるものだが、その辺はさすが悪魔だ、なんとも無い。

ストレスを解消する夫婦は、外にそれを見せないため、円満な人格を見込まれて順調に出世していく。
しかしながら出世するたびに、当然ながらストレスは増え、虐待もエスカレートしていく。

そんなある日、妻のほうが身だしなみをしているとき、ついうっかり合わせ鏡を作ってしまい、
悪魔はそこから逃げ出す。

残った夫婦はお互いを責め合い…
そして両者は手にハンマー、大振りのハサミと、悪魔を虐待していたときに使っていたものを握り…

「人は自分のことを悪魔だと言うけど、本当の悪魔は人間なんじゃないのかな」
と言う悪魔の独白で終了。

ある意味自業自得だが。

113 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/02/18(土) 16:07:07
>>111
それ読んだ。
うっかり夫婦側に感情移入しちゃって、
悪魔に逃げられた事が悔しくて悔しくて…。
まあオチは自業自得だよね。

114 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/02/18(土) 16:37:50
>>111
ショボくて虐待されても、悪魔は悪魔なんだなw
きっちり夫婦を不幸にしてから去ってくし。

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[ 2015/07/30 18:48 ] 小説 | TB(0) | CM(0)
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