【後味の悪い話】柔道君と怖い話



148 名前:1/5 投稿日:2005/11/02(水) 00:13:48
怖い話なんてめったにするもんじゃない・・・
本気でそう思う出来事がありましたので、報告します。

夏のある日、男4人である人の山荘に行きました。貸切です。
険しい山道をしばらく登ったところにある、いわゆる人里離れた別荘地。
すぐ側に何件か似たようなデザインのものがある、そんな感じの所でした。

夕方になり、酒も入り、すっかりいい気分になった頃、
突然の雷鳴とともに降り出した激しい雨。
すかさず一人がドアを開けて外を眺めると、
近所の別荘の明かり?が霞んで見えるほどの酷さでした。
そいつは外の情景をたっぷりと満喫すると
「雰囲気、・・・出てきたな」そうポツリと言って振り返り
ニタリと笑いました。・・・怪談のスタートです。






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149 名前:2/5 投稿日:2005/11/02(水) 00:14:23
「友達の友達」の体験談がいくつか語られたあと、一人が
「死んだのはお前達のほうだ!」という例のやつを始めました。
山の別荘地、…激しい雨、…お膳立ては充分です。
話しを知っている私ですら結構怖いと思うほど雰囲気もあり、
また、そいつの話し方も中々堂に入ったものでした。

その話が終わったあと、別の一人が特別霊感も無いくせに
「もう止めた方がいい!何か来てるよ。俺、感じる」とか言い出しました。
今、冷静に考えれば、只それ以上怖い話しを聴くのが嫌だっただけかも知れません。
でもそのときは皆、妙にびびっていて、結局それで打ち切り。
「あしたも雨だったらどうする?」的な普通の話にもどり、
暫く皆、沈黙の内に予定などを考えてユッタリしていたと思います。
…と、そのとき。山荘の入り口の階段をゆっくりと登ってくる足音が…?
「しっ!」と唇に指を当て3人を見回すと、全員が頷いています。
ギィ~ッ、ギィ~ッ・・・

150 名前:3/5 投稿日:2005/11/02(水) 00:14:59
怪談が盛り上がった後の事、激しい雨音が別の何かに聞こえる事もあるでしょう。
全員が耳をマギーにして聴き入っていると、…コン、コンコン、…ゴッ!と
ドアがノック?されました。続いて呻き声とも泣き声とも取れる声。
間違いありません。誰かがやって来たのです、・・・或いは何か、が。
皆の目は先程「止めよう」と言ったやつに向いています。
柔道をやっていて体格もよく「喧嘩の時はたのもしい」という印象がありましたから。
面目を保つため渋々とドアに向かいましたが、彼の語るには実は心底びびっていたということです。
ドアのところで暫くためらっていた彼を皆の視線が追い詰め、
彼は一気にドアを開けます。バンッ!と、その瞬間!

151 名前:4/5 投稿日:2005/11/02(水) 00:15:49
その瞬間、血だらけの老人が彼にしがみついて来ました。部屋中パニック。
「うわびゃむぅえぃやぁ~~」とか何とか叫ぶと彼は老人を
思い切り突き飛ばし、部屋の奥に逃げ込みます。
開いたままのドアと激しい雨・・・

後ろでは柔道君が腕に付いた血を必死で拭いながら
「いゃあだぁ~。いゃあぁ~だ~よぉう……」と泣き崩れている。
ふと気が付いた一人があわててドアに走り寄り、ガチャリと鍵を掛ける。
再び沈黙と雨の音、それに皆の荒い息・・・

皆が皆、沈黙の内に事態を把握しようと努めていました。
私も「おちつけ!おちつけ!・・・まず確認しろ!」と自分に言い聞かせる始末。
で、暫くすると再び声が聞こえてきます。
うぁおおぉぉぅ…うぁおおぉぉぅ…ひっ、
再びビクッとしましたが、同時にハッとわれに返り叫びました。
「 !! 生きてる!? あのおっさん生きてるぞ!確認しろおぉぉぉ!!」

152 名前:5/5 投稿日:2005/11/02(水) 00:16:29
皆に電撃が走ります。責任感が恐怖を駆逐するや否や、皆突然跳ね起き
ドアに走りよりガチャガチャとモタツキながらも開放。
・・・いた!・・・いました。老人が。
可愛そうに、血だらけで階段下の水溜りにうずくまっています。
私は階段を駆け下りると、老人を抱え上げ部屋に寝かせました。驚くほど軽かった。

直ぐに119番通報し、救急車を待ちその間、皆でできるだけの手当てをしました。
顔中の血を温かいお絞りで拭い取り、割れた額もガーゼを当てました。
濡れた服を脱がせ、毛布で包み、それでも救急車が着きません。
老人の息は少しずつ弱くなって行く。やがて老人は深い息を間欠的に
繰り返すようになり、何となく「ダメかもしれない」という空気が漂い始めました。
突き飛ばした柔道君は泣きながら「ごめんよ、じいちゃん!ごめんよぅ!」
と繰り返しています。と、突然老人は柔道君の腕を掴むと
じっと彼を見つめて・・・そして、亡くなりました。
柔道君、号泣。皆、泣きました。心底悲しかった。

あのときに怖い話さえしていなければ!!
あのときに怖い話さえしていなければ!!
   
    今では柔道君、怖い話が始まると黙って部屋を出て行くそうです。

153 名前:後日譚 投稿日:2005/11/02(水) 00:20:14
すこし後味を良くするための後日譚:

警察には事情を話しましたが、少し厳しくしかられた程度で
お咎めはありませんでした。事件にしたくなかったのかも。
さて柔道君の方ですが、トラウマになっていたようで、
毎晩夢にあの老人が出てきて腕に掴みかかってきたそうです。
ところが、その老人の台詞がなんとも滑稽で、
「なぁ~んも心配するごたぁねぇいよぅ~。」と言って
ニコッと、しかも、とても爽やかに笑うのだそうです。・・・血だらけの顔で。
・・・きっと、いい人だったんでしょうねぇ。

154 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/11/02(水) 00:23:31
ジジイに何があったんだろう・・・

159 名前:& ◆q2KNYPHILU 投稿日:2005/11/02(水) 00:47:15
いや、爺さん事故で助けを求めて来てた。
救急隊の到着は、爺さんの車両が道塞いで遅れた。

という設定・・・だから・・・

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[ 2015/04/16 16:25 ] 実話・体験談 | TB(0) | CM(0)
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