【後味の悪い話】カリュウド/たった十円の命(望月あきら)



645 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/05/14(土) 21:27:31
30年くらい前に少年チャンピオンに
「カリュウド」って漫画が連載されてたんだが、
これが高校生の少年が、汚いオトナを制裁していく話だった。
ただしシリーズの冒頭で主人公は脳移植の手術を受けていて、
この時、手違いで、世の中を恨んで死んでいった
囚人の脳が移植されたという設定。主人公はその脳に動かされる。
制裁に関しては、本人は良く解ってなかったりするんだが、
元が死刑囚の脳なので、制裁の仕方もとてもクリーンとは言えず、
イヤーな感じを残す話が多かった。
大体ターゲットは、金持ちや金に執着のある奴ら。
読み返してみたいんだが、復刻とか全然されない。

その「カリュウド」から、「たった10円の命」とかいうサブタイの回が印象深かった。

貧しい花屋の娘が、富豪の一人息子と恋に落ちる。
純愛で、息子もなかなか良い奴。結婚したい二人だが、
もちろん息子の両親は許さない。娘を金目当てと決めつけ、見下してる。
「本当に愛している」と泣く娘に10円玉をふりまき、
「あんたなんて、手切れ金もこれで充分よ」みたいな感じ。
息子は確か、ムリヤリ海外にやられてしまう。娘は傷心のあまり自殺。
この経緯を、主人公が見ている。燃えるような目。






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646 名前:645 投稿日:2005/05/14(土) 21:30:42
つづき

ある日、その金持ち夫婦が山の別荘に行く。詳しくは忘れたが、
主人公は荷物運びか何かして、金持ち婦人にお礼をもらうことに。
その時、「あんたの持ってる小銭を全部欲しい」という。
婦人は笑って、10円玉や100円玉を全部やってしまう。
帰り道で、夫婦の車のブレーキがきかなくなる。もちろん主人公の細工。
車はガードレールに突っ込み炎上。婦人はからがら這いだし、
近くの公衆電話をかけようとするが、小銭がない!
携帯も、カード電話もない時代。パニくる婦人。そこへ、
ヒッピー風の貧しそうな若者たちがやってくる。10円玉をくれと泣きわめく婦人。
「何百万もしそうな毛皮着てるおばちゃんが、俺たちに10円くれってよ」
「面白いねえ」ゲラゲラ笑いながら、行ってしまう若者たち。
這いつくばる婦人の前に現れる主人公。
婦人の前で、手に持った小銭を谷底にばらまく。
あんたには大したもんじゃないんだろう?
谷底を見て、泣き続ける婦人。
満足そうに、去っていく主人公。
谷底に、風。

647 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/05/14(土) 21:34:47
>646
119は10円入れなくてもかけられたと思うんだ

650 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/05/14(土) 21:54:38
そうか30年前なら小銭なくて緊急電話にかけられなくても納得?
身分違いの恋を認められなくて自殺するのも珍しくないし
それを主人公のようなヤツが怒る無理のある展開も30年前のチャンピオンならあるかも知れない。
金持ち婦人も氏んだ訳じゃないから「いい気味」ですんだのかもね。

651 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/05/14(土) 21:56:30
>647
周到な主人公は電話の緊急ボタンを壊しておくのも忘れない。
つーか10円にこだわらず、ヒッピーに事故のこと説明して
助けてもらえばいいだろ。

652 名前:645 投稿日:2005/05/14(土) 22:16:15
>>650>>651
ええと、亭主の方は確かそれで死んでるんですよ。
婦人はパニくるあまり、スジの通った事を
言える状態ではない、ような描写でした。

653 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/05/14(土) 22:45:26
10円を入れてからじゃないと緊急も繋がらないんじゃなかったけか。
まえにTVで、子供が119かけるのに
「そうだ、10円入れなきゃだめなんだ!」って思い出して無事に通話、
お手柄小学生!とかいう番組やってた。
10円必要って知らなかったからびっくりした覚えがある。
昔の赤電話もそういう仕様なんだろな。
カリュウドは小指の色が変わるんだよね、痛みもあるんだったかな。

654 名前:645 投稿日:2005/05/14(土) 23:03:32
>>653
そーです!
第1話冒頭で、その囚人の死刑シーンがあって、
囚人は死ぬ前に「くにのオフクロに届けて欲しい」と言って
右(?)手の小指をかみ切るんですよね。
主人公の少年は手術後、何故か解らないまま、
その囚人のいた刑務所の近くに来る。で偶然、
指を受け取った看守を見かけるわけです。
看守は約束の事はすっかり忘れてて、その時、
ひからびた指がポケットから出てきて思い出した所だった。
でも「こんな気持ちの悪いモノ」とか言って、ゴミ箱に捨てる。
それを見た時、主人公の小指の色が変わり、うずき出す。
本人も、別人のような恐ろしい形相に変わり、その看守は
少年によって殺されてしまうのです。
少年の制裁は、基本的にいつも殺人で、毎回そりゃ後味悪いでした。

691 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/05/15(日) 07:33:08
小指が黒くなる少年のマンガ、「カリュウド」だったんだ。
雑誌で数回しか読んだこと無かったんで、怖い顔と黒い指の理由が分かって
すっきりしますた。
ストーリーは忘れたけど、鳥の餌まみれにされた男が養鶏場に放り込まれて
アボーンてのもカリュウドだったかな。
痛そうな死に方だったので、当時はガクブルでした。

709 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/05/15(日) 13:26:50
狩人のはなしだけどさあ、脳みそ移植したら他人になっちゃわない?
子供のころ第一話読んで非常に疑問に思った覚えがある。
脳の器官の一部を移植したってことかな?

715 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/05/15(日) 14:48:45
>>709
脳移植や臓器移植、手足の移植が
一般人にはファンタジーだった頃は、
その神秘性や背徳的な響きもあって、SFにもホラーにも
無責任で、後味ワルーなお話が、いっぱいあった気がする。

 
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[ 2014/05/26 19:28 ] 漫画・絵本 | TB(0) | CM(1)
色々間違いが多いので訂正してみる。
カップルの女性・真澄は喫茶店のウェイトレス。
男性・春也の父が握らせた手切れ金は一万円の束。真澄はそれを春也の母に投げつけて泣き去る。
やがて春也に遺書が届き、春也は止める母を突き飛ばして真澄の後を追って雪山で自殺。
後日、春也の両親は山小屋の親父から息子の遺骨を受け取る。
主人公は投げナイフで母親のバッグのベルトを切断、崖下に落とすと、通りがかりを装って
引き上げ役を買って出る。会議の時間が迫ってる父親は待ちきれずに「ハイヤーを迎えに寄こす」と
車で下山。バッグを拾ってきた主人公はお礼の三千円を拒否して小銭を要求。
真っ黒に汚れた手をみて母親は「まあ、汚い手ね」。
小銭を受け取った主人公はブレーキパイプを切ったのでオイルで汚れた事を説明、
(あとは大体本文に同じ)
その後、春也の遺骨と、引き取り手が無かった真澄の遺骨を一緒に埋葬し、丸太で作った十字架を
建てて、花束を供えると主人公は去って行った。
[ 2015/11/04 03:24 ] [ 編集 ]
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