【後味の悪い話】太郎冠者と次郎冠者の二人の弟子

627 名前:本当にあった怖い名無し :2009/02/21(土) 02:03:26
附子か。確か小学校で観劇に行ったよ。懐かしス。
太郎冠者と次郎冠者の二人の弟子が、お師匠さんが高価なものと言って大事にしている毒を、
好奇心と見た目の素晴らしさに堪えられず一口なめてしまう。
するとそれは毒などではなく水飴で、そのあまりのうまさに
二人はお師匠さんが大事にしていることも忘れてあっというまに全部食ってしまった。
全部食ってからこれはまずい、ばれたらお師匠さんがお冠だ!とあせった二人はひと芝居うつことを思い付く。
結託した二人は、これまたお師匠さんが大事にしている高価な壷を持ってきて、
これをためらいもせずに床にたたき付けて割ってしまう。

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【後味の悪い話】老媼茶話/八天幻術

628 名前:「八天幻術」1/4 :2009/02/21(土) 02:46:29
江戸時代の奇談集『老媼茶話』から「八天幻術」
ある旗本に仕える下っ端侍に佐久間作左衛門という男がいたが、
博打にのめり込んで無一文になってしまった。
やむなく主人が所蔵する鉄砲を盗み出し、金に換えて衣服など整え勤め続けていた。
主人は鉄砲の所在について厳しく詮索したが、ついに知れることはなかった。



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【後味の悪い話】Sound Horizonという語り物系の歌

653 名前:本当にあった怖い名無し :2009/02/22(日) 15:37:45
赤まんまの話でなんとなく思い出したけど、
Sound Horizonという語り物系の歌をやってるグループの「Sacrifice」という曲。
ttp://www.youtube.com/watch?v=ovCSjDqiv14&feature=related
(うp者コメント欄にに歌詞つき)

 

歌詞の内容を要約すると、

無邪気な笑顔の妹は、“神に愛されたから、生まれつき幸福だった”。
“一人では何も出来ない可愛い天使”、
器量が悪いことを負い目に思っている姉は、誰からも愛される妹を妬み、
妹なんか死んでしまえばいいのにと思う。
すると翌日妹は高熱で寝込み、驚いた姉は反省し神に懺悔する。
その甲斐あってか妹は回復したが、今度は母が死病に倒れ、臨終の床で
「あの子(妹)は他人(ひと)とは違うから、あなたが助けてあげてね」と言い遺す。
母の死後、姉は生活のために朝から晩まで働き(妹が働いている描写はない)、

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【後味の悪い話】メメント

552 名前:その1 :2009/02/18(水) 15:39:50
映画「メメント」
主人公は後天的な怪我が理由で脳に障害を持つ男。
言語や知能に問題はないが、記憶が15分しか続かない。
障害の原因である怪我を負った時点をゼロとして、以降の記憶は15分経つとリセットされる。

つまり、誰とどんな話をして何を行っても、15分後にはゼロに戻ってしまう。

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