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【後味の悪い話】星新一の短編

135 名前:本当にあった怖い名無し :2009/01/16(金) 23:34:19
星新一の短編から
主人公は一流大学を出て役所に就職した高給取り。
イケメンで物腰もスマートで申し分のない男性。
しかし彼の妻は彼に似つかわしくない、およそ不細工でだらしの無い女性。
浪費家であり、給料はすべて自分の贅沢のためだけに使い、家事も一切せずに家でも
彼を奴隷のように扱っている。

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【後味の悪い話】大石圭

132 名前:本当にあった怖い名無し :2009/01/16(金) 23:16:41
大石圭っていう作家の本はどれもこれも後味悪い
キチな主人公が女を捕まえてコレクションしてひたすらヤリまくったり
キチな主人公が女を捕まえて餓死させたり
キチな主人公が女を捕まえて奴隷市場に売ったり
得意ジャンルは監禁物らしいんだが、『飼育する男』っていう本(最初の女コレクション話)は
4本当に徹頭徹尾女を捕まえて監禁して嬲ってレイプしまくり、ってだけの話
主人公に鉄槌とかはまったくない
それだけでも後味悪いのにあとがきが最悪。以下尼のレビューからコピペ

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【後味の悪い話】あの世レストラン

119 名前:本当にあった怖い名無し :2009/01/16(金) 19:13:23
同じシリーズの話で、もう一つ後味が悪かったのがあったので書く。連レススマソ。
このシリーズは短編集なんだが、プロローグとエピローグが1つの話になっている。
そのプロローグとエピローグの話。
プロローグは毎回、年齢も性別も違う主人公が、
不思議なレストランに迷い込むと言うところから始まるんだが、
今回の主人公はある晩眠りに付くと夢の中で川のほとりに立つレストランに辿り着く。
そのレストランのオーナーの女性はここはあの世で、
時々現世の人間を呼び出して、あの世を見せているという。
「川を渡らなければ現世に戻れるので、せっかくあの世に来たのだからご飯を食べていきませんか。」
という女性の誘いにのる主人公。
(確かこの辺でプロローグ終了。)

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【後味の悪い話】リセットしたことを後悔して再リセット

116 名前:本当にあった怖い名無し :2009/01/16(金) 18:36:09
リセットはイケメン天使様(笑)を執事っぽいじーさんに置き換えたのが何よりGJ。
昨日のドラマの第一話も後味悪かった。
箇条書きにすると
1.母親がアルツハイマーでボケる(しかもだいぶ重症)
2.母親を自宅介護にする
3.主人公妊娠発覚
4.ボケの進む母親に突き飛ばされ、主人公流産

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【後味の悪い話】尚月地「艶漢(アデカン)」

103 名前:1/4 :2009/01/16(金) 14:46:54
最近読んだ漫画、軽くBL臭がするけど一応ノーマル
尚月地「艶漢(アデカン)」
舞台は明治大正風の日本と大陸のどっかが入り混じったようなカオスな架空の地。
謎の美青年・詩郎は、幼少時から暗器使いの殺し屋?として怪しげな集団で訓練を受けていて、
そこを抜け出したと思われる。
普段はぼんやりした変人で、今は傘張り職人として暮らしている。

正義感の強い熱血青年警察官・光路郎は、とある猟奇事件がきっかけで詩郎と知り合い、
戦闘能力は高いが人として生活能力に欠けている詩郎を見かねて世話を焼いたりしている。

↑ここまでが前提。詩郎の過去に迫りつつ猟奇事件解決する形式。

全体的に猟奇事件とその裏にある人間の業みたいなのを描いてる漫画なんだけど、
個人的に一番後味が悪かったのは「合わせ鏡」という話。

良家の子女、蓮見子(はすみこ)と菖蒲子(あやめこ)は双子だが全く似ていない。
真っ直ぐな黒髪の美しい美少女蓮見子に対し、天然茶髪で縮れ毛、そばかすだらけの菖蒲子。
見た目のせいもあり、明るく快活な性格の蓮見子と、うじうじ大人しいインドア体質の菖蒲子。
良家の子息であるイケメン婚約者もいて勉強もできる蓮見子、
婚約どころか男友達もおらずうじうじした性格のせいで親にも期待されていないため、
陶芸を趣味とし、自分に付き従う地味な中年執事と日がな一日家に篭っている菖蒲子。
とにかく、出来る子出来ない子、といった感じで正反対。

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【後味の悪い話】山本まゆり「リセット」

76 名前:山本まゆり「リセット」 :2009/01/16(金) 10:17:04
女子高校生・早紀は見た目こそ派手系ギャルだが、しっかり者で家庭的な少女。
早紀の彼氏は渋谷でナンパしてきたフリーター男・亮である。早紀は亮の子供を身ごもってしまう。
早紀両親は亮のチャラい外見や、定収入がないということに不満を覚え、反対する。
早紀はクビを縦に振らない両親に見切りをつけ、高校をやめ、亮と駆け落ちする。
亮は当初の約束通り就職し、早紀も出産ぎりぎりまで働きながら家事をこなし、
貧しいがまずは幸せな生活を送っていた。

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【後味の悪い話】リセット

56 名前:本当にあった怖い名無し :2009/01/16(金) 01:09:46
リセットていう一話完結のドラマ①
適当に見てたからちょっとうろ覚え
主人公A子は女友人に誘われて元彼B男が監督の映画を見に行く。
それは恋愛物で、ストーリーはA子と元彼の馴れ初めだった。
自分の夢を叶えるため上京する彼が、最後にバスでA子に一緒に行こうと手を差し出すが
結局A子はその手を取ることはなく、映画もそこで終わっている。
その後、舞台挨拶に元彼が登場し、この映画はある女性のために作ったと話す。
A子は自分のことだと悟り、感動しつつも戸惑い映画館を思わず飛び出してしまう。
A子はその時既に結婚し、主婦になっていた。
雨が降ってきたので干してあった洗濯物を入れようとして、
旦那の輝彦に協力を求めるがテレビに夢中で取り合ってくれない。
雨の中濡れながら洗濯物を入れようとした時、ふとA子はこれが自分の望んだ生活だったのかと疑問に思う。
あの時バスでB男の手を取っていれば今頃…
その時A子の携帯に着信があり、画面にはリセットするかどうかの文字。
気がつくと知らない場所で、天使(悪魔?)に自分の人生をリセットするかどうかを迫られる。
そしてA子はリセットした。

57 名前:本当にあった怖い名無し :2009/01/16(金) 01:10:38

その瞬間A子は元彼がバスで手を差し伸べてくれている場面に戻っていた。
迷わず元彼の手を取るA子。しかし実家ではA子と輝彦のお見合いの話しを進めていた家族が激怒。
A子に戻るように説得するが、A子は頑として拒否。とうとう勘当されてしまう。
帰る場所もなくなり、落ち込むA子が帰宅すると玄関には見知らぬ女物の靴。
部屋に入るとそこにはA子の友人と上半身裸になったB男が。
逃げ出す女友人を追いかけ問い詰めるA子。すると女友人の首にはA子と同じネックレスがあることに気がつく。
それはA子とB男の思い出のネックレスだった。ショックを受けるA子。
友人の話しでは、そのネックレスはただの駄菓子屋の玩具であり、誰にでもすぐ手を出す男だと言われる。
部屋に帰ると全く反省していないようなB男。
A子のことは愛しているが自分はこういう男だから、とむしろ開き直った態度。
そこに映画製作のスタッフが押しかけて来て、制作費を持ち逃げされたことを告げる。絶望するB男。
浮気されたことに怒っていたA子だが、B男は運命の恋人のはずだと信じ、制作費は自分が何とかするとB男に言う。

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【後味の悪い話】「死体は語る」

55 名前:本当にあった怖い名無し :2009/01/16(金) 01:01:54
うろ覚えなんだけど、
「死体は語る」などを書いている死体の専門家・法医学者の上野正彦の著書より
印象に残っているエピソード。
仕事人間の男がいた。
夫の帰りが毎日遅いので、その妻は
「夫は浮気しているんじゃないだろうか」と疑い始めた。
ある日仕事帰りの夫の後をつけ、
ある店で知らない女と親しげにしているところを目撃する。
それはただの接待だったのか、本当に浮気だったのかはわからない。
ただ妻はその頃、かなり精神的に参っている状態だった。
夫は潔白を主張したが、しばらくたって妻は自殺した。
お椀に大量の睡眠薬を溶かし、服用したのだ。
夫婦にはまだ義務教育中の子供が二人いた。(確か中学生と小学生)
子どもたちは冷たく、母が死んだのは父のせいだとなじった。
夫は仕事ばかりで家庭を顧みなかった自分を反省し、
それからは残業もせず家庭サービスに勤め続け
次第に子供たちの心もほぐれていったかに見えた。
だが一年後の妻の命日、子どもたちは自殺をした。
妻がしたと同じように、お椀に溶かした睡眠薬を飲んで。
その遺書には、「父は自分たちの遺体に触れないでください」とあった。

これ読んだ時、すごくやりきれなくなった。

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【後味の悪い話】ミステリ小説「報復」

45 名前:本当にあった怖い名無し :2009/01/15(木) 22:27:37
こないだ読んだミステリ小説「報復」
主人公の女性検事は、10年ほど前にレイプされた上体中を切り刻まれ、
瀕死の重傷を負ったという過去を隠し、今は別の土地で過去を隠して仕事をしていた。
精神科医にもかかったりしてようやくレイプの記憶も薄れてきた頃、
女を殺しては心臓をくり抜くという残虐な連続殺人事件の犯人が逮捕され、
その裁判を担当することになるが、彼女はその犯人として捕まった男が自分をレイプした男だと気付く。
男が逮捕・起訴された理由はかなり脆弱なもので、このまま裁判を続ければ、
彼女が過去の恨みで男を無理矢理有罪にしようとしていると見做され、下手をすれば無罪になりかねない。
しかしすでに起訴してしまったあとで、別の人間に検事を代わってもらったりすれば、その理由を探られ、
やはり起訴が私怨によるものと見做されかねず、犯人も自分の事に気付いてないのをいいことに、
彼女は口をつぐんで裁判を続けることを決意する。

~中略~

そしてめでたく男を有罪にでき、男の出現でぶり返した精神不安のせいで再びかかるようになってた
精神科医にお礼に行くと、そこでくり抜いたばかりの心臓を見せられ、彼女は薬を飲まされて昏倒。
「ふははははは、実は僕が犯人だったんだよ~ん。あの男も僕の患者で、身代りに丁度よかったから
はめてやったんだw」・・・

~中略~

そしてめでたく精神科医をぬっ殺し、彼女は無事脱出。
「精神科医は自分が犯人と言ってましたが、ただの模倣犯で、真犯人はわたしが有罪にしたやつです」
ということでお終い。

いいのかそれで?

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【後味の悪い話】「神に背を向けた男」

38 名前:本当にあった怖い名無し :2009/01/15(木) 21:17:39
レディース漫画の「神に背を向けた男」。
主人公は、少年時代に父の仕事関係の知り合いの男に自宅を襲われ、
両親を殺害されて、姉を犯されたうえで植物人間にされる。
生き残った主人公は復讐を心に決め、大富豪の醜女に引き取られて性玩具になりながらも
高い教育や社交界のマナーから性技までの仕込みを受けて育つ。

やがて機が熟すと、主人公は家庭教師として犯人の男(今や財界で成功を収めていた)の家へ乗り込む。
男には、若い貞淑な後妻と、仕事の秘書でもある年増の愛人(昔の襲撃事件にも関与)、
男好きな双子の娘、清楚な女子高生の娘、中学生の息子がいた。
主人公はまず、家柄目当てで世間知らずなまま愛のない結婚をさせられたという妻を口説き、
持ち前のベッドテクニックで篭絡して、裏ビデオを社交界のルートに流す。
裏ビデオの存在を知った男は、妻を激しく責め立てて自殺に追い込む。
次に、双子の娘を口説いて媚薬?で頭をおかしくし、レズビデオ嬢に仕立てて身柄を売りさばく。
続いて、丸め込んだ愛人の手引きで、男を騙して処女だった高校生の娘を犯させる。
父親に処女を犯された娘は、発狂して精神病院に入る。
精神的に追い詰められた男は、さすがに主人公が怪しいと気付くが、
自社の筆頭株主にさせてやっていた愛人の手によって社長の地位を解任されており、
すでに身ぐるみ裸の状況。主人公はさらに、用済みになった愛人の女も裏ビデオ界に売る。
最後の仕上げで主人公は自分の正体を明かして男を刺殺する。が、
家庭教師の自分になついており、かつての自分の境遇と重ねて情が移っていた中学生の息子だけは
命を助けてやり、自分とともに裏世界で生きるよう一緒に連れて去る。END

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【後味の悪い話】トルストイの「3びきのくま」

950 名前:本当にあった怖い名無し :2009/01/13(火) 20:56:55
童話つながりで(有名な話だけど)トルストイの「3びきのくま」。
森の小さな家に、父、母、子供の3匹のくまが暮らしている。
ある朝、3匹は朝食のスープが冷めるまで森へ散歩に出かけた。
そこに道に迷った女の子がやってきて、くま宅に無断侵入。

テーブルの上には3杯のスープがある。
父用は熱すぎる、母用は冷たすぎる、子供用はちょうどいい温度。
女の子は子供のスープを全部飲み干す。

次に3つのロッキングチェアが目に入る。
父用は揺れすぎる、母用は揺れない、子供用はちょうどいい感じで揺れる。
子供の椅子をガンガン揺らして壊す。

次に3つのベッドを見つける。
父用は硬すぎ、母用は柔らかすぎ、子供用はちょうどいい硬さ。
子供用のベッドで眠り込む。

そこにくまたちが帰宅。自宅の異変に気付く。
スープがない!椅子が壊れてる!!ベッドに知らん奴が寝てる!!!
くまたちが怒ってうなると、女の子は逃げていった。おしまい。

この本を読むたびに「くまかわいそう、女の子嫌い」と泣きながら怒っていたらしい。
本来は女の子に感情移入して、くまが帰ってこないかドキドキする話らしいが、
今読んでも女の子にイラっとくる。

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【後味の悪い話】クレヨン王国の白いなぎさ

946 名前:本当にあった怖い名無し :2009/01/13(火) 19:20:41
『クレヨン王国の白いなぎさ』という児童文学がすごく面白いんだけど
後味がちょっと悪かった・・・。
主人公はさつき。小学五年生。歌手になるという夢がある。
さつきはクラスメイトの菅原君と一緒に、
ある日クレヨン王国の世界へと迷い込んでしまう。
そのとき、自分の影をなくすのだが、
帰るためには白いなぎさを見つけて、そこでひなたぼっこしている
自分の影を見つけないと、数日後にはその影が自分となって現実世界へ
帰ってしまう。自分はただの影のない化け物となってクレヨン王国で
生きることになると知って驚愕する二人。
しかし、クレヨン王国の不思議な冒険の途中で、菅原君とははぐれてしまう。
いろいろな体験の中で、さつきは「歌手になる」という夢を決して捨てないことを誓う。
しかし旅で疲れ切ったところに、「あなたの夢を買いましょう」
と言うバクの商人があらわれる。

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【後味の悪い話】茶色いぬいぐるみのようなもの

932 名前:本当にあった怖い名無し :2009/01/12(月) 23:29:30
買い物を終えて自分の車に乗り込もうとしてたら、
駐車場の前の道路を、一台の軽自動車が通り過ぎていった。
軽自動車の後部をふと見た瞬間、「???」ってなった。
ワイパーの付け根から「赤いリードのようなもの」が伸びてて、
その先には「赤い首輪のようなもの」をつけた「茶色いぬいぐるみのようなもの」がつながれてて・・・
ポンポンポーン!って軽快に弾みながら引きずられていった。
一瞬事態が把握できなくて、我に返ってから「ウッオー!!」って叫びながら追いかけたけど、
すでに大きい道に出てしまったようで間に合わなかった。

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【後味の悪い話】「告発のとき」

920 名前:本当にあった怖い名無し :2009/01/12(月) 15:10:27
昨年夏ごろに公開された映画「告発のとき」
主人公はアメリカ軍の退役軍人。妻と二人で余生を暮らしている。
主人公の息子マイクも、厳格な父の影響を受けてアメリカ軍兵士となり、今はイラク派遣兵として果敢に戦っている。

ある時、息子が派遣先のイラクからアメリカへ帰還してきたはずが、そのまま失踪してしまうという事件が起こる。
主人公は息子のことを真面目で勇敢な兵士だと信頼しているので、息子が軍から逃げるなんて信じられない。
息子の身に何かあったに違いないと思い、独自に捜査を開始する。
そんな中、息子マイクがアメリカ軍基地の近くの野原で惨殺バラバラ死体で発見され、
事件の日の夜にマイクと一緒にいたという仲間の兵士達が容疑者として浮上する。

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【後味の悪い話】漫画ザ・シェフ

909 名前:本当にあった怖い名無し :2009/01/12(月) 12:22:11
漫画ザ・シェフにあった話
今年還暦の実業家+同年輩で車椅子の妻+実業家の歳の離れた弟(故人)の元嫁32歳+その子1歳の
4人家族が暮らす豪邸に、実業家の誕生日パーティ用の料理を作りに来た味沢(主人公)。
実業家は亡き弟の子供を跡継ぎに…など考えて、弟の死後も元嫁たちを家に置いていた。
元嫁はたいそうな美人でいつもしとやかに車椅子妻の車椅子を押している姿が印象的であった。

だが実は元嫁は、
厳格な実業家と瞳の奥に冷たさを宿した車椅子妻との自分を押し殺した生活耐えられなく、
豪邸の庭で無農薬野菜作りを担当している24歳の若者と愛し合い「私を連れて逃げて!」と泣いていた。

それらを元嫁に同情している家政婦に教えられ何とかしてくれと頼まれた味沢が返した返事は
「わたしなら実業家に抱かれますね この家で自分を確立させるにはそれが一番w」だった。

そしてパーティの日、世界一のフォアグラに家の無農薬野菜を添えた前菜を出す。
「野菜がいくら良いものでも所詮は脇役
 主役が素晴らしいものであれば脇役を良くする以上の効果が得られる」と。

それをじっと聞いていた元嫁は「わたしも主役になって輝きたい!」と思う。
そして立ち去る味沢にお礼をいい、実業家に抱かれに行くのだった。終わり

なんかわけわかんなくって後味が悪かった

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【後味の悪い話】凄い科学力を持っても負ける

901 名前:本当にあった怖い名無し :2009/01/12(月) 06:37:21
松本零士が15年ぐらい前に書いた短編漫画
——————————————-
あるSF漫画家が、近所の古本屋にいこうしたら、漫画家は不審に思いつつも、いきつけの古本屋にいく。
だが、古本屋もいつもの古本屋とは違う。裸電球で暗い。文章が旧字体。
そこで百科事典を読む。そこには驚愕の事実が。
「太平洋戦争で、大日本帝国が、ドイツ第三帝国並みの科学力を持ち超大型大陸間爆撃機「富嶽」を完成させ、
 十数機でNYを爆撃したりジェット戦闘機を多数実戦投入したりしている」
という面白半分に買おうとすると、通貨が通じない!。
漫画家は、どうやら自分が別の世界に紛れ込んだのかなと思う。
デジタル時計で購入する。
デジタル時計を見て、古本屋の店員が驚愕する。
古本屋の店主の娘から歴史を聞かされる。

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【後味の悪い話】「爺さんと僕の事件帖」

942 名前:1/2 :2009/01/13(火) 05:21:56
マンガ「爺さんと僕の事件帖」(しかくの作)より
※うろおぼえなので細部は異なっている場合があります
主人公の逸美は小学生。気の置けない仲間たちや頭脳明晰な祖父と協力して、
身の回りで起こる不思議な事やちょっとした事件を解決してきた。
ある日、学校のウサギ達が飼育小屋の中で殺されているのが発見された。
現場にはカッターが落ちていて、すぐに逸美のものであることが判明する
身に覚えのない罪を逸美は否定するが、カッターの持ち主であり、
更に高学年の微妙な時期ということもあって、第一容疑者として挙げられる
このままでは犯人にされてしまう。逸美と仲間たちは立ち上がり、自分達で真犯人を捕まえることを決心する

必死に現場検証や調査、聞き込みを行い、そしてとうとう、
犯人は拾ったカッターを棒の先にくくりつけて外からウサギを殺した事、
そしてその犯人が小1の女子であることを突き止める

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【後味の悪い話】「(犯人扱いしたことを)謝れよ!」

890 名前:本当にあった怖い名無し :2009/01/11(日) 14:30:26
ワーカメ好き好き!の石立鉄男が主役のドラマ。
主人公は女子校の教師、ある日ポルノ映画を見に行く。
それからしばらくして、近所で起こった殺人事件の重要参考人として連行される。
ポルノ映画を観ていたことがバレると困るので嘘をつく→嘘がバレ心証が悪くなる→
また嘘をつくの繰り返しでどんどん窮地に追い込まれていく主人公。
いよいよ犯人として起訴される段階になってようやくポルノを見に行ったことを白状する。

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【後味の悪い話】「そういうことじゃないのよ」

841 名前:本当にあった怖い名無し :2009/01/10(土) 12:06:43
紫豚について。
ニナ・パープルトン、通称紫豚。
ガンダム0083のヒロインで、当初は年上の才媛ぶりが鼻につき
主人公のコウ・ウラキと険悪であったが、
戦いの中で成長を遂げていくコウとやがて心通わせるようになる。
シリーズ中盤に存在するコウがニナに「君が必要なんだ」と叫ぶシーンは
本編中屈指の名シーンの1つ。

その直後から結末へ向けて激化していく戦いの最中にニナの煩悶の様子が描かれだすようになる。
その煩悶の理由は、コウの宿敵にして1年戦争時に勇名を馳せた敵将アナベル・ガトーと
ニナはかって恋仲であり、運命の皮肉により元彼と今彼が殺しあっているから。

物語は地球へコロニーを落下させんとする敵と、それを阻止せんとする主人公側、
さらにはその背後で暗躍する様々な思惑の中で結末へと向かう。
終盤、ついにコロニーを落下軌道に載せたガトーをコウが撃つのだが、
そこでニナがガトーを庇いコウへ銃を向ける。
恋人の不可解な振る舞いに動揺しながら懸命に言い募るコウ。
いわば大量の犠牲者を出すであろうコロニー落としの張本人をニナが何故庇うのか、
そこでのニナの返答はにべもないもの。
「そういうことじゃないのよ」

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【後味の悪い話】小林泰三「綺麗な子」

19 名前:本当にあった怖い名無し :2009/01/15(木) 10:38:10
小林泰三「綺麗な子」
近未来のある夫婦が主人公。
妻が犬を飼いたいと言うので子犬を買ってやるが、こんなの欲しくないと言い出す妻。
子供の頃飼ってた犬はこんなに手間を掛けさせなかった。
吠えなかったし、スリッパに噛み付いたりしなかったし、ウンチもおしっこもしなかった。
散歩なんて連れてかない。何でそんなことしなきゃいけないの?
ペロちゃんはそんなことしなくてもいい犬だったし、かわいかったわ。
と妻は言う。
ああ・・・夫は納得する。
「それは、ロボットの玩具犬だろ?これは本物だよ。ちゃんと感情もある」
「あたしのペロちゃんだって感情はあったわ。あたしにとっても懐いてた」
「それは感情じゃないよ」
そうプログラミングされた動作で「人間にそう思わせてる」だけなんだ。
と何度説明しても理解せず
「ペロちゃんはちゃんと喜んだり悲しんだりしてたわ!そんなこと言うなんてひどい!」
と泣き出す妻。
夫はなすすべなく譲歩する(犬は返したんだったか。忘れた。すまん)。

しばらくたって今度は「子供が欲しい」と言い出す妻。
友だちが赤ちゃんを作った。羨ましい。
でも10ヶ月も行動を制約されたくない。
今は自由と権利を守るため、子供も豚の腹を使って作るのが普通だ。自分もそうしたい。
言いようのない違和感を覚えながら、言い争っても無駄なことを痛感してる夫は
「君のしたいようにすればいい。精子が必要なら提供するし、精子バンクで買ってもいい」
と無気力に答える。無邪気に喜ぶ妻。
(続きます)

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【後味の悪い話】ノー天気に楽しんじゃいけない場所なの

858 名前:本当にあった怖い名無し :2009/01/10(土) 21:44:04
沖縄に職場旅行に行ったんよ。
したら、もれなくガイドさんの米軍基地についての涙の訴えが付いてくる訳よ。
色々ニュースで聞いて自分も憤ってたりした訳なんだけど、
旅行で楽しみに行ってる時に、そーいう重い話は聞きたくないなあって思った訳よ。
なんなの、ノー天気に楽しんじゃいけない場所なの?沖縄ってとこは。
海が綺麗で異なる文化や言葉があるってことを楽しんだらいけないの?

多分自分が色々いけないとは解ってるんだけど、もう行かない。

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【後味の悪い話】部屋とYシャツと私

798 名前:本当にあった怖い名無し :2009/01/09(金) 14:58:21
「部屋とワイシャツと私」の歌詞ってほんのり後味悪いんだよね
ttp://www.utamap.com/showkasi.php?surl=37049
夫がこれから浮気するだろうってことをなぜか最初から見越してて、しかも容認してるし。
「浮気するなら私にバレないようにうまくやってね、もしバレたら心中だからね」っていう内容なんだけど
愛し愛されって感じのメルヘンなメロディなだけに、なんか不気味。 

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【後味の悪い話】死亡扱いで戸籍から抜いた

784 名前:本当にあった怖い名無し :2009/01/08(木) 23:35:08
うちの父が学生だった頃の話。
祖母、つまり父の母親は、
産後に頭がおかしくなってしまい、精神病院に入った。
そのまま、父が全然知らないうちに、いつの間にか祖父から離婚されていて
父が小学三年生だったある日、学校から帰ってみると
「この人が新しいお母さんだ」といきなり家に後妻が来ていた。

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【後味の悪い話】三丁目の夕日

776 名前:本当にあった怖い名無し :2009/01/08(木) 20:49:42
三丁目の夕日の漫画版の1エピソードが地味に後味悪かった。
新人バスガイドの主人公は、厳しく口うるさい先輩バスガイドのことを嫌っていた。
ある時、その先輩が異動だか引退だかでいなくなることが決まり、主人公は内心大喜び。

そして迎えた先輩との別れの日。
主人公は先輩に社交辞令で感謝の言葉をかけ、今までの礼にとプレゼントを渡した。
そのプレゼントは実はビックリ箱で、今までの仕返しのつもりだった。
一方、先輩は主人公に、今まで厳しくしていた真意を明かす。
実は先輩は、半人前で頼りない主人公が一人前になれるようにわざと厳しく指導していた。
それが教育係である私の役目で、主人公に嫌われるのも覚悟してのことだったので、
こうやって見送ってくれた上にプレゼントまでもらえたことに、先輩は嬉し涙を流す。
真意を知った主人公は、礼を言って笑顔で帰っていく先輩を呆然と見送るだけだった。

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【後味の悪い話】チェンジリング

749 名前:本当にあった怖い名無し :2009/01/07(水) 17:01:05
もうすぐ公開される「チェンジリング」の元ネタ事件が後味悪そうなので
知ってる人いたら教えてたもれ。

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【後味の悪い話】関よしみ「笑わせろ!」

748 名前:本当にあった怖い名無し :2009/01/07(水) 16:55:28
関よしみの「笑わせろ!」も、後味悪いというか、気まずいラストだった。
美弥子は美人だが滅多に笑わないクールな女子大生。
一方、友人の鈴香は笑い上戸で可愛らしい甘えっ子。
実は美弥子は、鈴香の恋人である卓也に恋心を抱いており、
二人の仲に嫉妬しているがために、笑えない日々を送っていたのだった。
男友達の菅生は、その複雑な思いを知りつつも、美弥子にアプローチし続けていた。

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【後味の悪い話】「憎しみが止まらない」

714 名前:本当にあった怖い名無し :2009/01/06(火) 15:37:36
「憎しみが止まらない」っていう短編
女子中学生の主人公は先日、父の仕事の都合で、
まだ幼児の妹と両親と共に引っ越しをした。
大学生の兄だけは通学に不便になってしまうからと、実家に残っている。
実家にいたころ隣の家に住んでいた親友との別れは辛かったが、
新しい学校でAという友人もでき、イケメンなクラスメートともいい感じになり、
主人公は新しい生活を楽しく送っていた。

Aには兄がいる。進学に失敗して以来、精神を病んでしまっているという。
普段は家に引きこもっており、たまに思い出したように外を徘徊している。
見かけるたびに主人公は気持ち悪く思っていたが、それを理由にAを差別したりはしなかった。

Aとイケメンと共に下校していた主人公は、女性の悲鳴を聞いた。
声のする方に行ってみると、そこには血まみれの母の姿が。
ナイフをふりかざしているのはAの兄であった。傍では、主人公の妹が血だまりの中で倒れていた。
やがて、Aの兄は逮捕された。シンナーに手を出していたAの兄は錯乱していたのだという。
主人公の母と妹は亡くなった。
葬儀には多くのマスコミが駆けつけ、彼らの前でAは主人公に向かって謝罪した。
許せるわけがないと、主人公は泣きながら自室に篭った。
主人公の父は、あなたが悪いわけではないとAを励ましながらも号泣をおさえられなかった。

主人公は静かに心を慰めたかったが、マスコミが連日ドアの前で騒ぎ続けており、心休まらなかった。
それでも時が経つにつれやがて癒えていき、マスコミも引いていったので、久しぶりに登校することにした。
その途中の道でギョッとする。Aの家壁一面に「人殺し」などの罵声の言葉が書かれていたのだ。
でも、母と妹の命を奪った者の家なのだから仕方がない、むしろいい気味だとさえ主人公は思った。
教室に着くと、みんなが主人公を労り慰めてくれた。だが、続いて出てきたイケメンの言葉に主人公は驚いた。
「辛いだろうけどAのことを許してやってあげてくれ 家族だからとAや両親のことまで世間は叩き続けている
 Aも事件以来学校にきていない、追い詰めたら一家心中にでもなりかねない
 それにAの兄は、昔は俺ともよく遊んでくれたし根は悪い人じゃないんだ
 一時的におかしくなってしまっていただけで、きっと悔いている」

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【後味の悪い話】接続された女

711 名前:本当にあった怖い名無し :2009/01/06(火) 14:56:57
海外SF小説の「接続された女」。
「広告」というものがなく、商品アピールに「素敵な誰々が使ってるあの商品」
「かっこいい誰々が持ってるあのバッグ」のような情報が重要とされる時代、
あるドブスでスイーツな女が自分のブスさに嫌気がさし自殺するんだが、
こっそり病院で助けられ、ある広告会社から極秘の仕事を斡旋される。
それは遠隔操作で動く人造美女=広告塔の脳みそとなること。
「スターの仲間入りが出来る」と言われ地下の小部屋に閉じ込められたドブスは
箱に入れられチューブを沢山付けられ人造美女の遠隔操作を始める。

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【後味の悪い話】DEAD OR ALIVE 犯罪者

702 名前:本当にあった怖い名無し :2009/01/06(火) 12:51:46
三池崇史監督の「DEAD OR ALIVE 犯罪者」にて。
この映画で女優デビューした甲賀瑞穂(当時ViViモデル)が凄かった。
ストリッパー役ということで脱ぎまくり。

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【後味の悪い話】エアセックス

690 名前:本当にあった怖い名無し :2009/01/06(火) 10:03:31
そういや自分もエアセックスで思い出した短編小説
近未来、主人公の女は世界的大スターのAV女優だった
AVと言っても男優はおらず、全裸の女のまさにエアセックスを立体映像で映し出すという形
まるで目の前に実在するかのような女の嬌態に、世界中の男達は夢中になった
だが、女には本人しか知らないある秘密があった
AVトップスターとして君臨し、多数の作品で淫乱に演じながら、女は未だに処女だったのだ
男達は処女がゆえの色香を本能的に嗅ぎ分けているからこそ、自分を支持しているのだと女は気付いていた
女は移動中常にボディガードをそばに置いていた
行き過ぎた男性ファンを警戒しているのもあるが、それ以上に危険なのは女性達だった

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