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山口美由紀 『おひさまの世界地図』

814 名前:1/6 :2008/10/19(日) 22:38:01
ガイシュツかもしれんが『おひさまの世界地図』山口美由紀
少女マンガのかわいい絵で、内容は結構SF。
メルヘンチックに始まる話は、二人の大人(ジョン、メリー)と26人の子供達だけの村の生活。
食べ物も服も完全な自給自足。
「村」は深い森に囲まれ、その外は底の見えない谷と霧に囲まれている。
森の外にはなにもない、世界はそこで終わりだと教えられている。
「春」「夏」「秋」「冬」の季節はそれぞれ1年。
1年の最後の夜に特別なベッドで眠ると、次の朝には季節が変わっている。
子供は男女13人ずつ、AからZまでにちなんだ名前がついている。
Aのアミはそばかすのお転婆娘。男の子より強く木登りもかけっこも無敵。
Zのジークは男の子だけど内気でちょっとトロい。いつも図書室の本ばかり読んでいる。
元気なアミはこのみそっかすのジークと一番仲がいい。
子供は6~7歳くらいか?10歳はいってないかんじ。

ある日、動物の繁殖から「子供」の話になり、26人の子供達は男女13人ずつ、つまり
13組のペアになることに気付いて大騒ぎ。
お互いの相手を選ばなければ!と「お見合いごっご」を始める。
アミは「暴れ豚」と呼ばれて男の子に不人気。ジークも気弱すぎて同じく。

子供達は無邪気に平和に育っていて、誰も何も疑わないことに、ジークだけは気付いていた。
この村は変だ。
森の外に本当に何もないのだとしたら、本に載っている海や動物はなんなのだ、と。
大人はジョンとメリーだけ。自分たちの親はどこなんだ?AからZまでの名前をつけたのは誰か?と。
同じ頃ジークには誰にも言えない悩みがあって、
いつのまにか傷や病気を治せる不思議な力を使えるようになっていたこと。
この秘密をアミにだけ打ち明けようかと悩みながら言えずにいる。

815 名前:2/6 :2008/10/19(日) 22:39:32
そしてついに、この力を使っているところを誰かに見られた。
それは空からの声。「おひさま」の声だった。
おひさまはしゃべるだけでなく、村の出来事や子供達のどんな秘密も知っていた。
ジークはおひさまに「世界」のことと「外」のことを聞くが、やはり誤魔化される。
納得できないジークは「とりあえずおかしくない物を書こう」と村の地図を作り始めた。
それをアミに見つけられ、一緒に作ろうと盛り上がる。
「森の外」になにがあるんだろう、とつぶやくジークに、アミは「行けばいいじゃない」。
二人は入ってはいけないと禁じられている森を抜けて、谷にかかった吊り橋を見つける。
やっぱり外に何かがあるんだ、と橋を渡り始める二人。
途中まで来たところで、二人は撃たれて昏倒する。
ジョンとメリーが連れ戻しに来ていた。そして二人は橋の記憶を消される。
メリーが「記憶と一緒にあの力も消えていればいいんだけど…」と「おひさま」に呟く。
二人は遊んでいて転んで気絶したことになっていた。
アミの擦り傷をジークがあの力で治すと、アミはすごいすごいと大喜び。
知られたら怖がられるとばかり思っていたジークはやっと安心して、
もう一つのおひさまがしゃべるという秘密も教え、アミもおひさまと会話する。
「決めた!私は将来絶対ジークとペアになる!」とアミがおひさまに宣言。
ジークは地図の中に「アミ」と書き込んだ。

1年続いた「春」の終わりの日。明日からは「夏」。
「ゆりかご」という特別なベッドに入った子供達を見守るジョンとメリーの前で
ジークの「ゆりかご」が壊れた。ジョンとメリーとおひさまが一番恐れていた事態が起きた。
想定外だったジークの「力」で、ゆりかごは負荷に耐えられなかったのだ。

次の朝、子供達が起きた時にアミはジークがいないことに気付く。
メリーは「ジークは夜のうちに病気で死んだ。かわいそうなのでもう埋めてしまった」と告げる。
うそ!昨日まであんなに元気だったのに!とアミは泣いてふさぎ込む。

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[ 2017/05/31 22:08 ] 漫画・絵本 | TB(0) | CM(0)

【後味の悪い話】少女漫画の読みきりホラー

787 名前:本当にあった怖い名無し :2008/10/19(日) 09:43:44
既出だったらすみません。
小さかった頃に読んだ少女漫画の読みきりホラー(タイトル忘れた)なんですが
 主人公の女の子が父親の勤め先の研究所の近くの別荘に泊まりに行く。
 でもそこはすごく辺鄙な所で、周りに森しかなくって
 さらに研究所は危ないから来ちゃダメと言われて飼い犬と二人で遊んでいたら
 年の近い女の子が現れて、すぐに仲良くなるんです。
 主人公は友達も出来て、毎日を楽しく過ごしているんですが
 その頃から不気味な少年が現れるんです。
 爬虫類みたいな目と、鱗みたいな肌をした男の子が
 いつも主人公達を遠くから見つめているんです。
 どうやら、その少年は友達の女の子の弟らしいのですが、
 病気(もしくは事故)のせいであんな姿になってしまい、
 友達がいなくなってしまってからずっとああなんだそうです。
 でもまぁ、実害がなきゃいいかって主人公も納得するんです。
 
                    (続きます)

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[ 2017/05/31 21:08 ] 漫画・絵本 | TB(0) | CM(1)

【後味の悪い話】ストーカーっぽい同僚

747 名前:本当にあった怖い名無し :2008/10/18(土) 18:37:16
4 :おさかなくわえた名無しさん :sage :2008/03/20(木) 23:12:16 ID:85cczwRU
うちの職場の事務の女の子がストーカーっぽい同僚に困ってるらしいです。
人づてに聞いただけなんでハッキリとはわからないんですが
ストーカーは営業課の26歳の社員らしく、
昼食時に勝手に隣に座ったり、帰りに駅の改札で偶然を装って待ち伏せされたりするそうです。
それに教えてもいないのに携帯の番号やメルアドまで知られてしまったようです。

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[ 2017/05/31 20:08 ] 実話・体験談 | TB(0) | CM(0)

【後味の悪い話】アクティブババア

706 名前:本当にあった怖い名無し :2008/10/18(土) 04:05:16
ふと思い出したんで書いてみる。
携帯なんで見づらかったら勘弁。
確か村田基だったと思う。
山小屋に親子(母親と息子)が住んでいる。
毎日母親は狩猟、息子は受験勉強をしている。

ある日突然山小屋に武装した若者が数人現れる。
若者達が母親は人殺しだと言いバトル開始。
母親は死ぬ。
息子も殺されそうになるが、若者の一人が「彼も被害者だ」と言い思いとどまる。
何が起きたかわからない息子。

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[ 2017/05/31 19:08 ] 小説 | TB(0) | CM(0)

【後味の悪い話】筒井康隆「魚」

643 名前:1/2 :2008/10/17(金) 14:55:49
筒井康隆の「魚」
若夫婦と小学生の息子3人が、田舎の川に遊びにくる。
川に人気は無く、白砂のきれいな中州があったので親子はそこに入り、
寝転がったり付近を泳いでくる魚をつかまえるのに熱中し始める。
やがて3人とも大きな魚を捕獲し、ホテルで料理してもらおうとはしゃぐ。

ふと気づくと、最初は大人の膝下もなかった水位が、随分と上がっていた。
泳いでくる魚も大きなものが目立つようになった。怖がる妻。
よしじゃ帰るかと流れに足を踏み入れると結構早くなっている。水位は大人の股下ほどになっていた。
息子は魚を頭上に掲げ「早く歩いた方がいいよ」とさっさと岸まで渡ってしまう。
数歩踏み出したところで妻がよろけて魚を落とし、
夫は「しょうがねえな俺に掴まってろ」と言うが両手は魚を抱えたままで妻を支えようとはしなかった。
岸で息子が「なにしてるの」と眺めている。

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[ 2017/05/31 18:08 ] 筒井康隆 | TB(0) | CM(0)

【後味の悪い話】オープン・ウォーター2

646 名前:本当にあった怖い名無し :2008/10/17(金) 15:26:46
「オープン・ウォーター2」
投資で大成功したと言うダンの大型ヨットでクルーズに出かけた学生時代の友人たち
ダン(男)ザック(男)ローレン(女)エイミー(女)
それにダンが引っ掛けたバカ金髪のミシェル
エイミーの夫ジェームスと赤ちゃんのサラ
計7人

海の真ん中で酔っ払ってバカ騒ぎして
暑いから泳ごうって言うことになり次々飛び込む一同
幼い頃のトラウマで海が怖いエイミーは拒否するが
酔っ払ったナンパ男ダンが抱え上げてむりやり海の中へ連れ込んでしまう
これで船内には寝てるサラだけ

そのあとで「甲板にあがるための梯子」を下ろし忘れたことに気づくダン
甲板には手が届かず、よじ登ることが出来ない

甲板にあがるためにじたばたする一同
だけど戻る手はなく、次第に衰弱していく
船の中ではサラがお腹を空かせて泣き始める

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[ 2017/05/30 22:51 ] ドラマ・映画 | TB(0) | CM(0)

【後味の悪い話】「オープン・ウォーター」

636 名前:本当にあった怖い名無し :2008/10/17(金) 14:07:47
「オープン・ウォーター」
南国リゾートにバカンスにやって来た夫婦が外海でのダイビングツアーに参加したんだけど
バカなガイドが参加者の人数を数え間違え夫婦を置き去りにしてさっさと帰っちゃう

見渡す限りの大海原のど真ん中に放り出された2人はかばい合ったりののしり合ったり
愛を確認しあったりサメに噛まれたり嵐に巻き込まれたりするんだけど
翌朝、出血のひどい夫が死んで死体はサメに食われ
それを見届けた妻も海中に引きずり込まれて終わり

って言う救いようのないラスト
結局は助かるんだろうと思ってたよ・・・ orz

後味悪いのはそのあと
キャストやスタッフの名前とかが流れてゆく後ろで
サメを釣り上げた奴らの映像が流されるんだけど
獲物の腹を割いたら夫婦の防水カメラが転がり出して
「うわーこんなの食ってたぜ!」
「何でも食うんだなー。HAHAHAHAHAHA」
って言うオチ
何かもうひたすらブラックだった

って言うか
「実話」って触れ込みだったけど
2人とも死んじゃったら「実話」は伝わらないじゃん
置いてかれてから食われるまでの話は誰に聞いたのさ?

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[ 2017/05/30 21:51 ] ドラマ・映画 | TB(0) | CM(0)

【後味の悪い話】コレなら買えるでしょ?レジに持っていくくらい出来るでしょ?

598 名前:本当にあった怖い名無し :2008/10/17(金) 02:38:42
今日虎の穴に行ったら、年齢20代後半ぐらいの兄ちゃんが親と一緒に来ていた
父親は傍観的だったが、母親は必死なようで
店内に響く大きな声でギアスのエロ同人を
息子に買うように促していた
コレなら買えるでしょ?レジに持っていくくらい出来るでしょ?
そんな表紙をいつまで見ていても何も分からないんだから、今すぐ購入しなさい!!
息子は焦れていた。今一つ購入する勇気が持てないようだった。
いいから早く購入しなさい!お母さん時間が無いんだから!!
でも、コレ女性向けの同人誌だから駄目だよ 息子は確かにそういった
そんな事読んでみないと分からないでしょ?いいから早く購入しなさい!!
それとも買う気が無いの?ずっと同じもの使うつもり?それが許されると思ってるの?
俺はまるで自分の事のように胸が痛んだ。正直泣きそうになった。
その瞬間息子が席を立ち走って逃げた。母親は必死に息子の名を呼びながら追いかけていった。
俺も何も購入せずに虎の穴を後にした。

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[ 2017/05/30 20:51 ] 実話・体験談 | TB(0) | CM(2)

【後味の悪い話】「もう半分」

587 名前:本当にあった怖い名無し :2008/10/17(金) 01:05:26
後味の悪い古典落語
「もう半分」

お江戸の大川、永代橋のたもとに安い居酒屋があった。酒は一合十六文。
つまみは芋の煮物にタクアン、しょうが、ラッキョウ。こんなもの。
いつの頃からか、この店に棒手振りの老いた八百屋が常連として訪れるようになった。
骨が浮き出すほど瘠せて皺くちゃ、鼻が高くて歯は何本も残っていない。
この爺さんは、いつも変わった注文のしかたをした。
まず最初に5勺(一合の半分)頼み、それを飲み干すと
「もう半分」といって茶碗を突き出す。居酒屋はそこにもう5勺注いでやる。
爺さんが言うには、「このほうが、同じ一合でもたくさん飲んだ気分になる」とのこと。
酒屋の夫婦は気前よくその注文を聞いてやっていた。

さてある日のこと、いつものように爺さんは1合の酒を半分に分けて飲み、店を出て行った。
夫婦がもう店を閉めようとすると、やけに重い風呂敷包みが残されている。
不審がって開けてみると、中には50両もの大金が入っていた。

588 名前:本当にあった怖い名無し :2008/10/17(金) 01:06:02
亭主は、
「これは大変だ、返さないと!爺さんは明日も来るだろうから、それまで大事にとっておけ。」
ところがそれを聞いたおかみさんは
「お前さんなんてバカなことを言うんだい!
 50両だよ!これだけあればこんな小店はたたんで、
 四間間口の大店で番頭に小僧を使って左手団扇で商売できるじゃないか。
 一生こんな小店で我慢できるのかい?」

「ネコババしよってぇのか?」

そこへ最前の爺さんが慌てふためいて駆け込んできた。
ここに風呂敷包みが置いてなかったか。あれの中身はわしの娘を吉原に売った金だ。
この歳で身体は弱り、ろくに行商もできやしない。
それを見かねた娘が、せめて四間間口の大店で番頭に小僧を使って左手団扇、
おとっつぁまに楽をさせようとわが身を売った金だ。あれが無いことには・・・

しかし居酒屋の夫婦、おかみさんは言うまでも無く、亭主までも知らぬ存ぜぬの一点張り。
酷いもので泣いてすがる爺様をつっかい棒で打ち据え、外へ追い出してしまった。
哀れなのは爺様。
ああ娘よ、親不孝な子供とは世間によくある話だが、子供不幸な親とはまさにわしのこと。
せめていい客にめぐり会ってくれ。いい旦那に身請けされてくれ。
それにしても憎いのは酒屋の夫婦・・・

世をはかなんだ爺様は、永代橋から隅田川に身投げしてしまった。

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【後味の悪い話】「人を殺す、という仕事」

583 名前:本当にあった怖い名無し :2008/10/16(木) 22:49:33
娘がレイプされるという展開で「人を殺す、という仕事」って小説を思い出した。
俺的にはアリな話だが、古参のファンからも「ねーよw」と言われるほどトンデモ話なので注意。
留学を目前としていた主人公のもとに「貴方が乗る予定の飛行機が落ちる」と謎の手紙が届いた。
手紙を怪しみながらも搭乗をやめたところ、手紙の通りに飛行機は墜落してしまった。
それからも手紙は繰り返し届いた。そこに書かれている命令に従えばたいていのことは上手くいった。

だが手紙は、ある時に、年端もいかぬ少女を定められた期限以内に殺すよう命じてきた。
なにかの間違いだとスルーしたところ、主人公の母が目の前で車に轢かれて亡くなった。
轢き逃げだとされたが、それは事故ではなく、母の殺害を目的とした意図的なものに主人公には見えた。
しばらくしてまた手紙が届いた。命令に従わなかったペナルティとして母を殺害したと書かれていた。
再度の命令に主人公は従った。書かれた手順の通りに行ったところ、
明らかに隙だらけにも関わらず、なんの苦もなくスムーズに少女の殺害を終えることができた。
それから同じような手紙は何度も届き、主人公は大量殺人犯となった。

いずれの殺人も不思議なほど簡単に行え、誰にもばれることなく主人公は日常を送っていた。
だが、ごく真っ当な人間である主人公の精神は疲弊し、見ただけでその様子がわかるほどであった。
心配する妻にとうとうすべてを打ち明ける主人公。妻は半信半疑ながらも、
それが事実であれば、もう手紙には従ってはいけないと強く主張した。
逆らえば身内がまた殺されるかもしれないと主人公は訴えるのだが、妻は毅然と
「貴方に手を汚されるぐらいなら殺された方がいい 娘は大事だが、罪を重ね続ける父を持つよりはいいだろう」と言う。

が、妻はふらっとベランダに出たかと思うと、転落して死んでしまった。
そして手紙が届く。手紙のことを誰にも告げてはいけないし、手紙に逆らうことは許されないと書かれていた。
転落した妻は事故か自殺ということで処理されたが、手紙の主の与えたペナルティであることに間違いなかった。
妻の言葉に一時は同意したものの、その死を前にしてやはり身内の死に耐えることはできないと
主人公は嘆き、また命じられるままに人を殺す日々を送るのだった。

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【後味の悪い話】朱川湊人「かぐやひめ」

533 名前:本当にあった怖い名無し :2008/10/15(水) 18:01:59
朱川湊人の「かぐやひめ」。
少女は、胸元がじんじんと痛むことを気にしていたが、
人の目がある電車内でなでるわけにもいかないと我慢していた。
電車から降りた彼女が向かう先は、父と弟の暮らすアパート。
少女の両親は離婚している。母が男をつくって家を出たためだった。
残された少女は、しばらくの間は父と弟と暮らしていたのだが、
ある時に母が一緒に暮らさないかと声をかけてきた。
父は譲ろうとしなかったが、少女自身が母のもとへ行きたいと望んだため、
少女は母と男と暮らすようになった。

一時的にとはいえ、なにも告げずに去っていった母を憎む気持があったものの、
父はあまり稼ぎが良くなく、母が逃げるのも仕方ないようなボロアパートに住んでいた。
一方、男はお金持ちで、少女に一人部屋を与え、ねだればピアノをすぐさま買ってきてくれるほどであった。

今までとは全く違う裕福な日々を送るようになった少女だが、それでもよく父のことを思い出していた。
母のもとへ行くと言った時の父のさみしそうな顔や、離れたくないと泣いた弟の顔が忘れられない。
また、父に相談したいことがあった。男が夜な夜な少女の乳房をいじってくることを。
今までは狸寝入りして気付かないふりをしていたが、昨夜は我慢しきれずに抵抗してしまった。
男は母には言うなと恫喝した。もし言ったとしても母は自分を守ってくれないだろうと少女は思った。
父ならばきっと自分を慰めて、いつかのように頭をなでてくれるはず、少女はそう願いながら歩いた。
歩いて服が胸元にこすれるたび、激痛が走った。
昨夜、男の唾液が毒となって自分の肌にしみついたような気がして、
消毒をしようとベンジンを胸元に塗ったからだった。

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[ 2017/05/29 22:27 ] 小説 | TB(0) | CM(0)

【後味の悪い話】俺「キミ、今のお母さんの言葉はどう思う?」

499 名前:本当にあった怖い名無し :2008/10/15(水) 10:09:46
2日前に交番から連絡があり

k察「盗まれていた自転車見つかったよー。中学生が盗ってたよー。」

交番に行くと中学生とその母親

中学生は泣きながらうつむきっぱなし

母親の言い分
・子供に盗られるようなセキュリティ(鍵)に問題があるんじゃない?
・自転車ごときで盗難届けとは何事?
・子供は今大事な時期。何かあったら責任とれんの?

k察「これどうする?」
俺「キミ、今のお母さんの言葉はどう思う?」
中「違うと思った」
俺「お子さんはまともみたいなので、何もしなくていいっす」

一件落着

今日母親から電話

昨日から子供が部屋を出てこない&口をきいてくれない&こないだの発言は侮辱罪

「16時に○○(喫茶店)に来い。場合によっては訴える」←いまここ

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[ 2017/05/29 21:27 ] 実話・体験談 | TB(0) | CM(0)

【後味の悪い話】三浦哲郎「かきあげ」

464 名前:本当にあった怖い名無し :2008/10/14(火) 18:33:18
三浦哲郎の短編「かきあげ」
老人は老妻も亡くしアパートで一人暮らしをしている。
今日も近所の総菜屋でかきあげを買って帰るとアパートの前で
若者どもが足を投げ出してたむろってるのを「足をどけてくれないか」と言いながら通る強い老人。
若者らは「なんだあのじじい」「元船乗りなんだってよ、肩に横文字の入れ墨があるんだぜ」
「陸に上がったカッパかよ」「頭のサラも干上がってら」と。
悪口を背中に聞きながら、ああ若者らの中にはアパートで隣り部屋の、
父親と二人暮らしの所謂ニートの不良もいたな、と老人は思う。

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[ 2017/05/29 20:27 ] 小説 | TB(0) | CM(1)

【後味の悪い話】筒井康隆の短編

458 名前:本当にあった怖い名無し :2008/10/14(火) 16:44:43
昔読んだ筒井康隆の短編。タイトルも詳細なストーリーも忘れた。
主人公の「ぼく」は、目に見えない透明の、美しい蝶を飼っている。
他の人には蝶の姿が見えず、誰もその存在すら知らないのだが、
ぼくだけは蝶がとても美しいことを知っている。

蝶はだんだんと大きくなっていく。
虫かごにも入らない大きさになったので部屋に放す。
やがて部屋にも入りきらないほどの大きさになったので
家の外に放してやった。

蝶はどこかへ飛び去ってしまうこともなく、
家より大きくなってもぼくの家の上を舞っている。

蝶はさらに大きくなっていき、ぼくの町を包み込むほどの大きさになり、
やがて東京の上空を覆いつくすほど大きくなった。
しかし相変わらずその体は透明で誰も蝶の存在を知らない。

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[ 2017/05/29 19:27 ] 筒井康隆 | TB(0) | CM(0)

【後味の悪い話】妖精事件の最終巻末

481 名前:本当にあった怖い名無し :2008/10/15(水) 00:58:54
上に書いた妖精事件の最終巻末に収録されている短編。
三人の主人公の視点から一話ずつ描かれた三部作。性的な描写が多い。
つか登場人物ほとんどDQN。
一人目の主人公、女A。大学生で、学内で有名な美人。同じ大学の男Bと同棲している。
Bは在学中にデビューしたイケメン小説家。二人は誰もが憧れる美男美女カップルだった。
というのは表向きで、Aは学内の後輩女Cに片思い中のレズビアン。
Bも訳ありで利害関係が一致するため恋人同士の振りをしており、双方恋愛感情はない。
しかし性欲の捌け口としての肉体関係はあり、その日もAは帰るなり苛つきながらBに体を求める。
Aはその日、滅多に出ない大学のコンパに出席していた。理由はCが来るから。
しかしその席で、Cの彼氏Dが話題に上る。Cは恥ずかしそうに否定するが
周りの後輩達は「付き合って3ヶ月のラブラブ期でやりまくりですよ~」と茶化す。
Cはそのままバイトがあるからといそいそ帰って行き(Dはバイトの同僚)
傷心のAはしたたかに酔って帰宅、泣きながらBに身を任せる。
「Cとやりたい」と涙を零し、「Bって気持ち悪い」と罵りながら延々体を重ねるA。

一話目ここまで。

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【後味の悪い話】高河ゆん「妖精事件」

452 名前:1/2 :2008/10/14(火) 16:19:06
高河ゆんの漫画、「妖精事件」。
主人公の中学生・じゅりあは妖精の王に見初められ、恋に落ちて子を宿し、
その直後に子と王を悪い妖精の騎士クーフーリンに奪われたため、取り返す旅をしている。

同じく妖精に妹をさらわれた男が、夏至の日に北海道の摩周湖で妖精達の祭がある事を突き止める。
男と共に摩周湖に行ったじゅりあ。数十年に一度湖から繋がる妖精の世界への入り口に、
結婚指輪をした三十代ほどの女性が一人いて進もうとしていた。
戻れなくなるかも知れない、と止めるじゅりあに
女性は「でも私、人間の世界で生きていくのが辛いんです」と答える。
彼女は子供の頃に妖精にさらわれてこの祭に来た。その時は戻ってくる事が出来たが、
それ以来妖精のの世界に憧れて忘れられなくなり、人間の世界に馴染めずに生きてきた。
今日をずっと待っていた、と言って止める手を振り切り、妖精に手を引かれて走っていく女性。
その姿がどんどん若返っていき、ぶかぶかになった指輪が抜けて落ちる。
そのまま若返り続けて乳児になり胎児になり、最後に小さな卵になって転がった。
その卵をを妖精が拾い上げ、高く笑いながら走り去る。
祭では妖精達が卵を持ち輪になって踊り、卵を落として割っても誰も気にしない。
男が探していた妹が召使の格好で現れ
「私がきれいにしておきますから」と言い、地面に這いつくばって卵を舐め取る。
妹も妖精に魅入られて自ら妖精の世界にいる事を望み、兄は撥ね付けられた。
止めさせようとしたじゅりあの前にクーフーリンが現れて告げる。
「人間は妖精の世界では生きられない。人間は人間のまま死んでいけ」
結局妹も卵も助ける事はできず、クーフーリンにも逃げられる。

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[ 2017/05/28 22:27 ] 漫画・絵本 | TB(0) | CM(0)

【後味の悪い話】テッカマンブレード

438 名前:本当にあった怖い名無し :2008/10/14(火) 02:55:46
今思いついたんで燃料投下
昔見たテッカマンブレードっていうアニメが後味悪い。
主人公がロボット(テッカマンブレード)に変身して敵の宇宙人(ラダム獣)と戦うアニメなんだが、
敵宇宙人は基本的に知能のない獣で数人の人型が操ってるっていう設定。
主人公の家族は全員死んでて、自分は記憶喪失。
話しの途中から実は主人公は記憶喪失ではないことが判明して、自分の身上を語る。
実際は結構昔に地球から出た開発団の一員で家族全員がシャトルに乗っていた。
家族構成は確か父親と兄3名くらいと主人公、妹1名、双子の弟1名。さらに兄の恋人も乗ってる。
そこにラダムが襲来してきて、家族全員は敵のテッカマンにされてしまう。
しかし、父親はその装置から脱出して主人公だけ意識を洗脳される前にシャトルから逃がす。
父親は自爆して他の家族を道づれにしようとするが、すでにテッカマンとなった家族は生存、地球を襲撃する。
=ボス格の敵は全員家族。
兄弟を殺しまくった時に、妹だけが意識を取り戻して味方になる。

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[ 2017/05/28 21:27 ] アニメ・ゲーム | TB(0) | CM(1)

【後味の悪い話】不貞腐れている幼女

394 名前:本当にあった怖い名無し :2008/10/12(日) 16:23:42
昔読んだホラー漫画。
ファンタジーチックだが多分現代日本が舞台。
父親の連れてきた継母が気に入らず、不貞腐れている幼女がいた。
継母は優しくて笑顔のきれいな人だが、言動の端々から、
金持ちの父親を射止めたことに対する驕りや、金への執着心、
そして幼女を嘲る気持ちがにじみ出ていることを、幼女は敏感に察していた。
どうして父には見抜けないのか、魔法でも使っているのか……そう思ううちに幼女は、
継母を魔女ではないかと疑うようになる。

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[ 2017/05/28 20:27 ] 漫画・絵本 | TB(0) | CM(0)

【後味の悪い話】炎神戦隊ゴーオンジャー

390 名前:1/2 :2008/10/12(日) 15:58:24
戦隊もの。今回は「正義の味方(山田優のドラマ)」のパロらしい
ヒーローたちのところにメンバーA(10代の女の子)の姉が上京してくる。
他の男メンバーたちは美人な姉に骨抜きにされ、ちやほやしまくる。
しかし姉はA曰く「悪魔のような女」。昔から数々の意地悪をされ続け、
今回も借金で首が回らなくなったので地元から来ただけだった。

速攻帰るように姉に言うが、おねしょ写真で脅されて強く言えなくなるA。
唯一街で姉の悪行を目撃したB(男)だけがメロメロにならなかったので、
AはBに姉を説得(というか説教)するよう頼む。

媚を売り続ける姉を制し、「うその自分のままじゃ、本当の友達は作れない」
と姉に諭すB。その言葉に打たれ、改心した姉はAの脅迫写真を破いた。
まともになった姉に喜んだAは、Bに「二人とも付き合っちゃえば?」と
すすめたり浮かれモード。Bもまんざらではない。

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[ 2017/05/28 19:01 ] ドラマ・映画 | TB(0) | CM(0)

【後味の悪い話】地獄堂霊界通信「地獄堕ち」 

381 名前:地獄堂霊界通信「地獄堕ち」 :2008/10/12(日) 14:54:08
10年以上前に小学校の図書室で読んだ「児童文学」。
ちなみに今から紹介する地獄堂霊界通信は映画化・OVA化された人気シリーズ。
主に「小学校高学年」を中心に読まれている図書・・・ということを覚えておいてほしい。
今から紹介する話、本当に子ども向けに書かれた話だから。今考えると信じ難いんだが・・・。
てつし、良次、裕介はスポーツ万能・好奇心旺盛な小5の三人組。
親分肌で喧嘩の強いてつし、天然ボケの良次、冷静沈着な裕介は
常に奇想天外な騒動を巻き起こし、多摩では有名な存在だった(小5なのに)。
この話の主役は裕介。
裕介の近所に住んでいる富田夫妻は、町内ではちょっとした有名人。
何故なら夫・富田は非のうちどころがない良い人なのに
妻の葉子は顔こそ美しいが性格は最低最悪だったから・・・。
葉子は特別家柄や学歴が優れているわけでもない。
ではバリバリのキャリアウーマンで稼ぎが良いかというとそうでもない。
葉子は優雅な専業主婦で休日も1歳になる一人息子・豊を、富田に預け遊び回っているのだから・・。
椎名を始め三人組も「何で結婚したかわからない」と不思議がっていた。

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[ 2017/05/28 18:27 ] 小説 | TB(0) | CM(0)

【後味の悪い話】殺戮の<野獣館>

195 名前:本当にあった怖い名無し :2008/10/08(水) 18:16:18
すっかり忘れていたのに何故か突然思い出しちまった。
米のホラー小説。

美貌の母娘が異形の怪物を倒すために追い続けている。
たしか、夫(父親)だかの敵討ちだったかな。
もう完全なヒロイン。

物語りも終盤でとある洋館に追い詰めるのだが娘が行方不明になってしまう。
母親は「娘は怪物に殺された」と思い一人単身対決に臨む。
しかし、そこで母親が見たものは・・・

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[ 2017/05/27 23:57 ] 小説 | TB(0) | CM(0)

【後味の悪い話】百鬼夜行抄「とぎれた蔓」

329 名前:本当にあった怖い名無し :2008/10/11(土) 07:08:46
百鬼夜行抄「とぎれた蔓」
主人公・飯島律の大学の同級生、坂下陸には29歳の粧子という叔母がいる。
40過ぎの叔父の若い妻だ。粧子は派手で軽薄な女で、親戚の女性陣にはすこぶる評判が悪い。
人の料理にはケチをつけ、料理を教えればふざけて料理にならない、そんな女だ。
粧子は世代の近い陸によく絡んできていた。

陸はある日、誰かが置き忘れたらしい文庫本を手に入れる。
内容は時代小説で怪奇もののようだ。
夜道で得体のしれない影に一晩中追われ続ける旅人の物語。
つい読み進めていくうち、陸は物語に夢中になってしまう。
物語に合わせるように、陸のまわりで不可解な出来事が起こり始める。

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[ 2017/05/27 22:08 ] 小説 | TB(0) | CM(0)

【後味の悪い話】若い女くん編

220 名前:ヤミ金ウシジマ君「若い女君」 :2008/10/09(木) 11:05:26
地方出身のOL村田久美子は、OL同士の交際費に大金をつぎ込む女
(久美子自身は浪費に気乗りではないがつきあいで使わざるをえなかった)。
資産家の娘であるボス格の友人と旅行に行くために牛島(闇金融業者)から20万を借り入れしてしまう。
しかし牛島の金利は10日で5割(20日後には倍返さなくてはいけない)。
簡単に返せるはずがなく元金はおろか金利も返済できず借金総額は数百万にふくれあがる。
牛島は金利をトイチにまけたが、それでも金利だけで返済額は月30万。
頼りの実家は祖父母が倒れたために多額の介護費用が必要となり、
あてにすることも出来ず風俗に職替えするしか道はなかった。
風俗店は人気があがれば上がる程取り分が増えるが最初は一日一律1万5千円。
金利30万返そうと思ったら月に15日客をとらなければいけない。
(しかも返済はあくまで「金利分」で元金は減らない)
ストレスのあまり買い物依存症になり、益々借金が返さなくなる。
切羽詰まった久美子に同じ店の従業員・由美子からリタリンを薦められ中毒に。
体重は激減し、顔も老け込み、客もつかなくなった久美子はクビになり、人妻出張ヘルス行きとなる。
出張ヘルスは事業主はヤクザ、客もサラリーマンから変態やひきこもりに変り、
コンドームもつけてもらえず性病に感染する。
交際していた優しい恋人にも性病をうつしてしまう。
薬物中毒と性病から体がボロボロになり、頭もおかしくなった久美子は
一日中、恋人の写真を見てニヤニヤ笑うようになる。

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[ 2017/05/27 21:12 ] 漫画・絵本 | TB(0) | CM(0)

【後味の悪い話】「だからだったのか」

296 名前:本当にあった怖い名無し :2008/10/10(金) 22:46:01
「2960…」。手錠を掛けられ、太ももには包丁が突きつけられていた。
男3人に「暗証番号を言え」と脅され、体を震わせていたが最後には小さな声で銀行口座の番号を告げた。
名古屋市千種区の会社員磯谷利恵さん=当時(31)=が昨年8月、拉致、殺害された事件。
だが、その番号はうそだった。利恵さんは命を賭して、何を守ろうとしたのか。(社会部・長田弘己)
「死ぬまでに最低5、6回刺さないと死ねないかな」「もう、待てねーんだよ。殺しちゃうぞ」

検察側は9月に開かれた初公判の冒頭陳述で、強盗殺人罪などに問われた神田司(37)、
堀慶末(よしとも)(33)、川岸健治(41)の3被告による脅迫の詳細を明らかにした。

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[ 2017/05/27 21:08 ] 実話・体験談 | TB(0) | CM(0)

【後味の悪い話】「地獄少女」の3期

179 名前:本当にあった怖い名無し :2008/10/07(火) 21:16:32
何度か既出だけど、アニメ「地獄少女」の3期が始まった。
地獄少女・閻魔あいと契約すると、恨みに思っている相手を地獄に流すことが出来る。
そのかわり、願った方も死後は地獄落ちって言う設定。
後味悪いのは、恨みをかっている方が必ずしも一方的に悪い訳じゃない話もあること。
DQNの逆恨みみたいなのでも、契約は契約で閻魔あいはきっちり地獄に流してしまう。

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[ 2017/05/26 22:57 ] アニメ・ゲーム | TB(0) | CM(1)

【後味の悪い話】奇術師・脱出王フーディーニ

177 名前:本当にあった怖い名無し :2008/10/07(火) 19:32:18
奇術師・脱出王フーディーニも心霊研究に走ったよな。
最愛の母親が死んで、何とか死んだ母親と再会したくて霊媒師に依頼したら、
どいつもこいつも奇術師の目から見たらバレバレのトリックを使った偽物で落胆。
その後、偽物霊媒師や偽物超能力者のトリックをあばきまくる。

しかし、本人はやはり死後の存在があってほしいと思っていたので、妻とある約束をする。
「フーディーニ自身が死んだら、妻にだけわかる秘密の合言葉で必ず死後の世界から連絡を送る」
というもの。その後、妻の口からは「連絡は無かった」と語られている。

ところで、このフーディーニの死因。脱出王、不死身の男、と大々的に宣伝していたのを信じたファンに、
楽屋で、タネを仕込んでいない状態で腹を殴られたことが原因。
(舞台ではタネを仕込んで「ほら、腹を殴られても平気!」とやっていた)
なんつうか、ある意味自業自得なところが微妙に後味悪い。

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[ 2017/05/26 21:57 ] 実話・体験談 | TB(0) | CM(0)

【後味の悪い話】私自身がその恩恵にあずかれないことだよ

225 名前:本当にあった怖い名無し :2008/10/09(木) 12:28:22
こんなのもあったな これも確か星新一(違ったかも)
ある科学者が「死後の世界を覗ける薬」を発明する
不治の病で末期の患者にそれを服用させると
危篤状態に陥るたびに「死後の世界」を体験して帰って来る
それがものすごく素晴らしいところで
先に死んだ父母も待っててくれて
すごく懐かしくて・・・みたいな体験を嬉々として語る

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[ 2017/05/26 20:57 ] 星 新一 | TB(0) | CM(0)

【後味の悪い話】あの世と通話できる機械

176 名前:本当にあった怖い名無し :2008/10/07(火) 19:29:53
そいいえば、そのあの世と会話できる装置が開発されたという星新一の掌編があったな
それであの世はとても楽しいところというのがわかって世界中の人が自殺していくという

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[ 2017/05/26 19:57 ] 星 新一 | TB(0) | CM(1)

【後味の悪い話】魔神探偵脳神ネウロ

145 名前:本当にあった怖い名無し :2008/10/07(火) 01:54:42
魔神探偵脳神ネウロのはじめの方の話
ある歌手は全て日本語の歌詞にも関わらず、
全世界でCDが何億枚レベルのトンデモな商業成績を誇っている。
歌手の周囲では連続殺人が起こっていた
。一人目の犠牲者ははプロデューサーのA。二人目は付き人のB。
いずれも歌手がライブを行っている最中に首を吊らされ殺されており、犯人はわかっていない。

探偵は歌手周辺の情報を集める。
過去のライブ映像の中で、多くの客たちが歌手の歌に感激するあまり失神していった。
歌手のライブでは恒例の出来事であるらしく、それほど歌手の歌には人を惹きつけるものがあった。
だが探偵からすれば、きれいな歌だとは思えても、気絶させるほどのものとは思えなかった。
歌手が言うには、彼らは脳を揺らされすぎて気絶するのだという。
歌手の歌は、ある特定の人々の脳を揺らす(感動させる)よう
メロディや声音などを計算しつくして作ったものだという。
どんな環境で誰といようと「自分は世界で一人きり」としか思えない者、それが歌手の歌の対象なのだという。
探偵は「一人きり」ではないから脳を揺らされなかった。

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[ 2017/05/26 18:57 ] 漫画・絵本 | TB(0) | CM(0)

【後味の悪い話】アスタロト

965 名前:「アスタロト」より 1/2 :2008/10/04(土) 01:52:26
主人公の悪魔、魔界公爵アスタロトは魔界の四大魔王のうちの1人で、
帝王サタンに次ぐ強大な魔力と妖しい美貌の持ち主である。
『アスタロト』よりその中の短編1話。ちょっと端折ってます。
舞台は中世ヨーロッパ、片田舎のとある農村。
朽ちた廃屋の一室で、アスタロトは魔方陣により召還された。
召還者は意外にも、まだ幼さの残る純朴そうな少年で、
本当に悪魔が現れたことに驚き腰を抜かしている。

こんな素人の少年などに召還されてしまったことに憤慨するアスタロト。
しかし召還されてしまった以上は、人間の望みをかなえてやらねば魔界に帰ることができない。

富か名誉か?仕方なくアスタロトが聞くと少年の望みは、
病死した恋人の少女を生き返らせてほしいというものだった。
だが、生や死を司っているのは神や天使たちであり、
いかに強い魔力を持っていても悪魔には叶えられない望みだ。

少年は引き下がらず、なんとしても再び少女に会いたいという。
魔術を使って少年に未来の世界を覗かせてやるアスタロト。
現世では若くして亡くなってしまった少女も、生まれ変わった世界では
豊かな国で平凡な女性として幸せに暮らしていた。
現世での死など一時的なことだとアスタロトは少年をさとす。

しかしなおも少年は引き下がらない。未来や来世など関係ない、
今、少女に会いたいのだと食い下がる。
少年の強い執念に少し興味をひかれたアスタロトは少年の記憶を読んだ。

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[ 2017/05/25 22:48 ] 漫画・絵本 | TB(0) | CM(0)


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