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【後味の悪い話】ブラッドハーレーの馬車

756 名前:ブラッドハーレー5話 1/2 投稿日:2008/02/14(木) 21:49:09
5話
その孤児院には二人のブラッドハーレー家の養女候補がいた。
華やかで美しいルビーと、純朴で儚げなジェン。二人は数年前、偶然にも同じ日にこの孤児院に来た。
ルビーは院長室で隣に座っている少女が自分と同じ帽子を手にしていることに気付いた。
隣の少女は緊張した面持ちで、「同じ帽子ね」と囁いた。その少女がジェンだった。
ジェンは両親が相次いで病死、事故死で孤児となったが、
ルビーは父親のわからない私生児で母親は自殺した。
境遇は違うが二人は姉妹のように過ごした。
どちらがブラッドハーレー家の養女になっても恨まないと誓った。
選ばれたのはジェンだった。祝福するルビー。
その夜、ルビーは「親戚からの手紙」をベッドで眺めていた。
詮索好きのジョシィは親戚なんていないルビーのその手紙が気になってルビーに絡んでしまう。
それが元で喧嘩をしたルビーとジョシィを、
孤児院の女性教師はジェンとすごせるのもあと少しなんだから、と嗜める。
女性教師が発案したジェンのための茶話会で、
ルビーはジェンのために何かしたいと積極的に準備を手伝った。
しかし、楽しい茶話会の最中、数人の子供たちが倒れてしまう。食中毒の疑いがあった。
特に症状が重いのがジェンだった。ジェンだけは病院に数日入院を余儀なくされた。
泣きながらジェンの無事を祈るルビー。
女性教師に「ジェンはブラッドハーレー家に行けるの…?」と尋ねる。
ブラッドハーレー家は、ジェンの退院を待ってくれるとの事だった。

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【後味の悪い話】足立区の事件

580 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/02/11(月) 21:10:43
足立区の事件が後味悪い。
3人が刺されて死亡。
15才の少年が両腕切断されて重傷。
続報で少年が「父親にやられた」と。
加害者は死亡。
理由も背景もどうでもいいけど、
目の前で家族?が惨殺される様子を目撃して
自分の両腕切り落とされて
加害者は父親で、償いも謝罪も言い訳もしないで自殺。
ひどすぐる…
やるだけやって死ぬ犯罪者をどうにかできないものか。

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【後味の悪い話】画像掲示板であったやりとり

524 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/02/10(日) 10:12:49
ある画像掲示板であったやりとり
動物の和む画像を張り続けるスレッドが建ち、
スレでは犬猫から鳥類までのかわいらしい画像がやりとりされていた
そこで「この表情エロイ(´Д`*)」みたいな文で子猫の画像が投稿される
人間の手の中にすっぽりおさまった、うっとりした表情の猫だった

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【後味の悪い話】『アカギ』と、そのアニメ化における事件

521 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/02/10(日) 07:01:37
ある漫画のアニメ化にあたって、主題歌にロックバンドが抜擢された。
後にこの曲がCD化された時、
バンドメンバーは漫画原作者に「ジャケットを描いてくれませんか?」と依頼。
曲名もCDタイトルも原作漫画にちなんだものであった。
ところが、原作者はこれを無視。
後にメンバーがこのことを尋ねると、原作者は
「あのうるさい歌い方なんとかならないの?」と苦言。
原作者は、起用されたバンドを嫌っていたのだった。
これを受けて、メンバーは
「先生は音楽的にインポなんじゃねえの?」
と発言。

以後、両者は絶縁状態になり、
続編でもそのバンドは起用されていない。

(漫画『アカギ』と、そのアニメ化における事件)

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【後味の悪い話】無関係な怪獣の歯を引っこ抜いて

503 名前:1/2 投稿日:2008/02/10(日) 01:35:54
後味悪いとは違うかもだが、ウルトラマンで思い出した話。
割と有名だから既出だったらスマソ。
地球防衛隊員の主人公が、誘導実験か何かのため海中にミサイルを打つ。
簡単な実験の筈だったが、待てどくらせど到達予定点にミサイルはやって来ない。
レーダーにも反応なしで、責任を問われる主人公。
そんな中、防衛隊はミサイル到達予定点付近の海岸に怪獣が出現したとの知らせを受ける。
駆け付けてみると、そこには歯の間にミサイルを挟めて苦しんでいる怪獣。
実はミサイルは、たまたま進路上の海底にいた怪獣に餌と間違われて食い付かれ、その歯に挟まっていたのだった。
怪獣は痛くて暴れているのだから、挟まっているミサイルを抜けば大人しく海に帰るはず、
と言う事で戦闘機とロープ(巨大マジックハンド?)を使って引っこ抜く事に。

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【後味の悪い話】加害ガンダム

469 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/02/09(土) 19:23:14
アニメネタだけど、今週のガンダム。
────
 第一話から登場していた高校生カップルのお話。
 親戚の結婚式のために両親と一緒に故郷へ帰る彼女。
 彼氏は以前彼女が欲しがっていたペアリングを買うために、寝る間も惜しんでバイトに励む。
 一方その頃、お金持ちの家系である親戚の結婚式は、お城のように豪華な式場で行われていた。
 退屈凌ぎに彼女は携帯で彼氏と談笑していたが、突如電波が途切れてしまう。
 その理由は式場上空を通過したガンダムの放つ電波妨害の影響だったが、彼氏は知らずにバイトに戻る。
 そのガンダムのパイロットは三人兄妹のテロリスト。
 末の妹は式場を包む幸せムードに苛立ちを覚え、そこに向けて発砲する。
 瞬く間に炎に包まれる式場の中、彼女も瓦礫の下敷きに。
 数日後、連絡が途絶えた彼女の身を案じていた彼氏は、彼女が事故に捲き込まれた事を知らされる。
 彼女の入院先に急いで顔を出した彼氏。
 彼女に見られる外傷は頭に包帯を巻いた程度で、彼氏はほっと胸を撫で下ろした。
 そして彼氏は彼女を元気付けるため、稼いだバイト代で買ったペアリングを彼女に手渡す。
「きれい……」
 力なく微笑む彼女。
 彼女の異変に気付かず、彼氏は畳み掛けるようにプロポーズしようとするが、
 彼女の「ごめんね……」という声に遮られる。
 その言葉の真意が分からずきょとんとする彼氏に、毛布の下に隠していた左手を見せる彼女。
「せっかく買ってもらったのに、もう、はめられないんだ……」
 差し出された左手を目にした彼氏は言葉を失う。
 彼女の左手には、手首から先が無かったのだ。
────
 因みにこの後、彼氏は彼女の親戚と両親も死亡したと聞かされる。
 発端が子供の気紛れであるという事に加え、このパターンなら
 せいぜい記憶喪失だと思っていただけに微妙にモヤモヤが残ってしまった。


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【後味の悪い話】親の因果が子に報い~

459 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/02/09(土) 13:40:31
子供の頃に読んだ、怪奇小説が後味悪くて忘れられない。
小さな町に住んでいる我儘娘のA子(高校生)は、
その辺一帯を牛耳っている地場企業の社長の一人娘でまぁまぁの美人。
父親の社長はAを溺愛していているので、A子は高校でも女王様状態。
そのA子が同じ高校で一番のイケメンであるBを振り向かせようとするが
Bには既に、学校1の美女と言われるC子と交際中であることを知って
C子に憎しみを募らせ、自分の立場を利用して、気の弱い級友のD子に
C子を陥れる計画の片棒を担がせる。

D子はどこにでいる善良な性格の子だが、父親がA子の父親の会社の
工員で拒否したら父親に頼んで首にするというA子に
そうでなくとも、弟妹が多く貧しい生活のD子はA子に逆らう事が出来ない。
理科の実験で使用する薬品を取りに、日直だったC子が理科準備室に入ると
何かに蹴躓いて、棚を倒し上に置いてあった劇物(硫酸?)の瓶が直撃。
まともに顔に被ったC子は顔に大火傷をしてしまう。

顔だけが目当てでC子と付き合っていたようなBは、醜くなったC子をあっさり
ふると、近づいてきたA子にこれ幸いとばかりに乗り変えるが、気が治まらないのは
C子で、なぜあそこで蹴躓いたのか?なぜあんなところに劇薬があったのか?
そしてあっさり自分を捨てたBもあんまりじゃないか?!いろいろ調べて
A子の陰謀だと気がついたC子はある夜、川べりにA子、B、D子を呼び出し問い詰める。

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【後味の悪い話】レオン・リーの話

449 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/02/09(土) 07:39:42
1960年代ならまだしも、ほんの二十年ほど前の話。
日本のプロ野球の、いわゆる「助っ人外人」だった黒人選手。
試合後のロッカールームでうろうろしていたら、監督だかコーチだかに
「何やってんだ、みんなと一緒に風呂に入ってこいよ。」と促され、大感激したそうだ。

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【後味の悪い話】ジャズの巨匠アート・ブレイキー

433 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/02/09(土) 03:31:50
人種差別がからむ事件などはどれも後味悪いね・・・
ジャズの巨匠アート・ブレイキー(黒人)のエピソード

(1/2)

素晴らしいメンバーを従えてアート・ブレイキーが
初めて羽田空港に降り立ったのは、1961年元日の夜10時のことだった。
機内から外へ出た瞬間にブレイキーが目にしたのは、花束を持ち、
こちらに向かって熱狂的に手を振っている無数の若者達。
彼はいったい同じ機にどんな有名人が乗っていたのだろうと思ったのだが、
これが実は自分達を歓迎するファンの渦だと知ったとき、彼の目からは大粒の涙があふれた。
アフリカン・アメリカンとして、常に差別を意識せざる得ない状況の中で
生きてきたブレイキーにとって、この、彼らへのただ手放しの歓迎ぶりは、
にわかには信じられないことだったのだ。
 
タラップを降りると、ファンからの花束に埋もれ、スピーチを求められても、
涙が止まらなくてとてもそれどころではない。
すると、ファンの一人がブレイキーにおずおずと近づいて来て、こう言ったのです。

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【後味の悪い話】R&Bシンガー、サム・クック

430 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/02/09(土) 03:18:24
1964年12月10日、ワンダフルワールドで有名なR&Bシンガー、サム・クックはLAのモーテルで白人女性に射殺された。
その女性によると深夜、突然黒人男性が自分の部屋に入ってきたため恐怖で撃ったと言うことだが、
後の調べでは、クックの所持していた鍵は間違いなくその女性の部屋の鍵で、
モーテル側が彼の予約していた部屋の鍵と間違えて渡してしまった可能性が高いと言うことだった。
しかしこの事件は事件として扱われる事も無く、その場で正当防衛として処理された。
1964年当時のアメリカでは黒人が深夜に部屋に入ってくれば、
白人としては強盗か何かと判断するのが当然だったからだ。
現在でもサム・クックは、公式には暴行未遂犯で、正当防衛により射殺と言う汚名を着せられたままだ

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【後味の悪い話】サタデーナイトライブ

428 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/02/09(土) 02:37:38
差別で思い出した。元ネタは何だったか覚えてない。
アメリカのとある街を走ってるバス。
中には白人がいっぱい乗っている。一人だけ黒人が乗っている。
車内は重苦しい雰囲気で乗客はみんな黙りこくっている。
やがてバス停について黒人が降りた。
途端に車内は豹変する。
どっから出したのかテーブルとシャンパンを引っ張り出して
ダンスをしながらパーティーを楽しむ白人達。

と言うブラックジョーク。
バス事件が元ネタだろうけど、バスでパーティーはありえねーw

バス事件:昔は黒人専用・白人専用と何でも別れていて
バスも黒人は専用席以外に乗れなかった。でもバスが満員になった時に
「白人が立ってんのに黒人が座ってるってどうよ?」と言い出した客がいて、
同意した運転手は座ってる黒人女性に席を譲れと命じた。
しかし女性は断った。結果、女性は逮捕された。
これをきっかけに起こった黒人のバスボイコット事件ってのがあった。

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【後味の悪い話】アウターゾーン

383 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/02/08(金) 22:36:12
ジャンプで掲載されてた漫画、アウターゾーンにあったよ
うろ覚えだけど書きます
主人公は容姿が悪いが心優しい若い女A
ある金持ちの屋敷で使用人の一人として働いている
その家の一人息子Bは美男で賢く性格も良いが目が見えない
またBの両親は早くに亡くなっていて財産は全部Bが相続している

ABはお互いの優しさに惹かれあっているが
目が見えるようになればAは自分が嫌われてしまうと恐れていた

Bは手術を受け目が見えるようになるのだが
手術成功を祝いに来た財産狙いの親戚夫婦とその娘C
(Cを嫁がせて玉の輿に乗ろうとBに気に入られようとしていた)
を見て叫び声をあげるB

Bの目には心の美醜がそのまま外見に反映して見えるようになっており
C家族の姿が怪獣に見えていた
その場から逃げ出したBはAのもとへ
Bの目に映るAは絶世の美少女だった
嫌われると思っていたのに愛を告白され美しいと言われ喜び泣くA

「Aよかったね!心優しい二人が結ばれてうれしいね!
 でもBはこれからほとんどの人間が怪物に見えちゃうね!大変だね!」
的な言葉をストーリーテラーのキャラが添えてエンド

心で選んでいるのにBの今後を考えると後味悪い
Aが調子に乗って性格悪くなったら大変な事になるだろうなと気になった

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【後味の悪い話】リセットシリーズ

365 名前:漫画-リセット 1/2 投稿日:2008/02/08(金) 20:52:23
リセットシリーズという漫画の話です。
主人公A子は事故で失明してしまい、不自由な毎日を送っている。
そんなある日、街で困っているA子はボランテアグループに手助けを受ける。
その中にいたのが好青年B男。彼の優しさに心ひかれていくA子。
二人はやがて付き合い始めるようになる。
そしてキス交わす二人。A子にとってそれは初めてのキッスだった。
幸せな気持ちに包まれるA子だが、目が見えない事は彼女にとってやはり苦痛だった。

ここで、この漫画のお約束である天使が登場。
天使は主人公の人生を管理しており、一度だけA子に起こった出来事をリセットする事が出来ると告げる。
天使はA子に失明する事故が起こる直前に時間を戻してあげると言う。
A子はリセットを望み。
そしてA子は事故を回避し、失明の危機から逃れることが出来た。
喜び勇んでA子はB男の元へと向かう。
ボランテアグループの集会所に到着したA子。初めてメンバーを目にしたA子は思う。
(何、このキモイ人達?)
そしてB男の登場。B男は貧相なブサメンだった。
A子はショックを受け叫ぶ。
「あたしの目が見えないからって騙したのね」
走り去るA子を呆然と見送るB男達。
リセットされている為にB男達はA子と出会う前なので、唖然とするばかりだった。

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【後味の悪い話】小林泰三「人獣細工」

312 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/02/08(金) 05:15:54
小林泰三「人獣細工」1/3
主人公「私(女)」は幼少時から体が弱く、
臓器移植の専門家だった父の手で様々な臓器を移植されて成長した。
父の専門は「遺伝子操作による移植臓器」。実験対象はブタ。
私の体には、ヒトの臓器を持つように遺伝子操作されたブタから取り出された内臓が詰まっている。

その父の死後、私は父の残した研究資料の整頓を始める。
体の大半をブタと取り替えられたおかげで、私はしっかりしたアイデンディティを持てずにいる。
自分は、何者なのか?
その答えが、父の資料の中から見つかるのではないか?という淡い期待を込めて。

私の肩には魚の形のアザがある。
そのアザのおかげでお前を見分けることが出来たんだよ。父はそう言っていた。
アザがなければ、自分の娘を見分けることも出来なかった父。
私の体に残る無数の移植の傷跡。失敗のないようにしっかりと縫われているが、
娘の体に跡を少しでも残さないように、と言う配慮の感じられない傷跡。

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【後味の悪い話】宮部みゆき「むくろばら」

277 名前:1/2 投稿日:2008/02/08(金) 00:10:06
あーなんだっけ。短編小説を思い出した。
気弱そうな青年にDQNが絡んでるのを見て放置できなかったおじさんは仲裁に入る。
しかしふぁびょったDQNはおじさんに刃物を持って襲いかかってきた。
揉み合っているうちに、気づくと刃物はDQNに刺さっていた。
青年や目撃者の証言でおじさんの正当防衛は証明された。
だが周囲の状況は一変した。会社に行けば誰もがよそよそしい。
妻は近所の人から白い目で見られる。子供は学校で虐められる。
生活に疲れた妻は子供を連れて家を出て行った。
おじさんは左遷され仕事も与えられなくなり、自分から辞表を出した。
引き留める者は誰もいなかった。

それからおじさんは壊れてしまった。新聞を読んで殺人事件を見つけると
警察署に行っては「DQNだ、DQNがまた人を殺した!早く捕まえてください!」と訴える。
話を聞いてなだめてやるのは課長の仕事だ。定期的にやってくるおじさんに
遠回りに「DQNはもう死にましたよ。それは無関係の事件です」と教える。
1時間ほど話してるうちにおじさんは落ち着いて帰って行く。
しかし事件を見つけてまたやってくる。

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【後味の悪い話】瀬戸の母親

275 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/02/07(木) 23:42:42
ミステリ板からのコピペ
253 名前:名無しのオプ[] 投稿日:2007/04/01(日) 23:16:59 ID:GVn5BqUi
子供たちの声が聞こえる。私はふと窓の外に目をやると、
ランドセルを背負った子供たちが家路についていた。
もう、そんな時間か。私は腕時計をちらりと見た。
「うちの健太郎がまた何ですか、いたずらをしたそうで。本当にすいません」
瀬戸健太郎の母親はさっきからずっと同じことを言っては、頭をさげている。
「母子家庭なもので、私のしつけが行き届かないせいなんですかねぇ」
「あなたのせいじゃありませんよ」
「でも、あの子がいたずらばっかりするのは、きっと母親に構って欲しいからなんです。
 さびしいんです。あの子を一人ぼっちにしている私が悪いんです」
「そんなこと、ありませんよ」
私はため息をつきながら言った。
「とりあえず、今日のところはお引取りください」
「本当にすいませんでした。家に帰ったら健太郎にはもういたずらしないよう、
 きつく言いますから」
「わかりました。わかりましたから」
母親は何度も私の方を振りかえっては頭を下げ、帰っていった。
私はやりきれない思いを抱えたまま、その姿を見送った。

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【後味の悪い話】肉だるま

274 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/02/07(木) 23:07:04
惨劇館が出ていたので思い出した。
タイトルは肉だるまだったかな?
父と娘は二人暮らしをしている。母親はいない。
娘は友達と遊びに行くといって出かけたが、実はデート。
彼とらぶらぶ楽しそうにしている娘を、後つけた父親がじっとり見つめている。
娘がデートから帰ると父がいない。帰りを待っているが夜になっても帰ってこない。
先に寝てしまおうと戸締まりをしていたら、父の部屋の電気がつけっぱなしになっているのに気づいた。
普段はいつも鍵をかけて出入りを許されない父の部屋。

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【後味の悪い話】呪殺依頼

253 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/02/07(木) 17:28:49
漫画思い出したよ。
ある少女が家庭の異変に気づく。
以前少し家に出入りしていた女性が思いつめた顔で家を見つめていたり、
そのことを母に告げると「あの女…」と母が怖い顔をしたりするのだ。
ほどなくして、父親が母親に離婚話を切りだす。父親の浮気相手は家を見つめていたあの女性。
少女はそれを許せなく感じ、そして父親はきっと騙されているんだと憤る。
結局のところ、少女は(漫画なのでご都合主義的ですが)呪術師に頼んで、
父親の浮気相手の女性を呪い殺してもらう。相手がいなくなったので、父親は家に戻ってくる。
母親との間は夫婦としてはもう修復できなかったが、娘をかすがいに家族としてはなんとかつながった。
しかし数年後、父親はあっけなく病死。その葬儀の席で、少女は父の部下と顔を合わせる。

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【後味の悪い話】べしゃり暮らし

210 名前:1/3 投稿日:2008/02/07(木) 10:17:10
前に読んだ漫画の中の1エピソードが後味悪かった。
学校の爆笑王である主人公は、元芸人の転校生と出会うことでプロの芸人になることを真剣に考え始める。
だが、芸人嫌いの父親は主人公の決意に猛反対をする。10年前、芸人に妻を殺されたからだ。
当時、そば屋を自営する父親はお金の無い若手芸人に無料でそばを振る舞ったりするお笑い好きであった。
人に笑顔を与える芸人が好きでひたむきに応援していたため
芸人からの人望も厚く、店の壁にはサイン色紙がずらりと並んでいた。

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【後味の悪い話】柳美里騒動

172 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/02/06(水) 20:33:07
柳美里騒動
173 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/02/06(水) 21:19:39
息子が嘘吐いた!
→怒った!学校休ませる!
罰として朝昼飯ヌキ&数時間ひっぱたいた
→泣いた!このくそガキ!
よしその顔ブログに晒すわ(泣き顔ドアップ写メ)
→これはひどい

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【後味の悪い話】御茶漬海苔の話

147 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/02/06(水) 05:12:58
御茶漬海苔の話で思い出した。
息子(小学校高学年~中学生くらい)を溺愛する母親。
「お勉強がんばってる?」とケーキとお茶を持って母親が息子の部屋へ入る。
「う、うん…」と不安そうな息子。
「じゃあ、ちょっと出しちゃおうか」
母親はフェラだか手コキだかで息子を射精させる。
「これでお勉強に集中できるわね」と笑顔の母親。

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【後味の悪い話】「ぼくのメジャースプーン」

122 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/02/06(水) 00:29:16
「ぼくのメジャースプーン」
主人公(小学校四年生)には不思議な力がある。一言命じれば相手は絶対に服従する力。
同じ相手にギアスは一度しか通じないなど条件はいろいろあるが、
うまく使えば自殺させたりもできる強力な力だった。
ある日主人公は風邪で学校のウサギの世話が出来ず、替わりに幼馴染みの「ふみちゃん」に行ってもらう。
学校でふみちゃんが見たのは血まみれで殺されているウサギたちの惨状だった。
耳や足を切られ、内臓をくりぬかれ、首を切られ、生き残った数羽も各部を切断されている。
犯人は近所の医大生で、ネットのペット嫌いサイトに惨殺画像を晒して楽しんでいる。
犯人は「ふみちゃん」の画像を携帯で撮り、第一発見者として晒す。

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【後味の悪い話】御茶漬海苔「惨劇館」

108 名前:1/2 投稿日:2008/02/05(火) 21:32:38
御茶漬海苔の「惨劇館」にあった話。うろ覚えな部分も有り。
主人公の少女(小学生くらい)は、夏休みに祖母の住む村に来た。
近所の女の子と友達になり、一緒に湖に遊びに行った。
友人はそこにあった祠のようなものから、2つの玉を取り出し
「内緒だよ」と言ってひとつを主人公にくれる。

しばらくすると村は大騒ぎになる。
友人がくれた玉は湖に住む鬼に捧げたものであり、
持ち出すと鬼がやってきて大変な事になるという。
血相を変えて玉を捜す大人達の様子に
どうしよう、どうしようと悩むものの
友人に「内緒だ」と言われた手前、
主人公は正直に言い出せない。

すると、玉がひとつ見つかった、と声が上がる
友人が隠し持っていた玉が見つかったのだ。友人は大人達にボコボコにされていた。
「もうひとつはどこだ」と問われるも
「あんなもの食ってしまった」と言い返した友人は
その場で腹を切り裂かれてしまう。
当然腹の中からも玉は見つからず、半狂乱になる大人達。

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【後味の悪い話】乃南アサの短編。

23 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/02/04(月) 22:12:28
乃南アサの短編。
A(小6くらい)には、年の離れた弟(小学校入学したかしないかくらい)がいる。
その弟の友達のB。Bには父親がおらず、Bを育てる母親はバーのママで、
なかなかBの面倒を見れないため、夜はA家で預けられていることが多かった。
Aの家は両親と祖父母、そして弟とAの6人家族。
Bから見たAの家は、大家族でお父さんお母さんも一緒にいて賑やかで、それはそれは羨ましくてならなかった。
家に帰りたがらず、帰る直前まで「しーくん(弟の名。何て呼ばれてたか忘れた)の家にいる!」
「しーくんの家の子になる」とごねることも多かったが
Aの家族から「Bがそんなこと言ったらお母さんが悲しむよ」と諭され
「そうだよね…ここのおうちの子どもはしーくんなんだもんね」と納得して帰宅…そんな日々が続いている。
だが、よほどA家が羨ましいのか家に帰っても
「僕しーくんの代わりになりたい」「しーくんと交代できないかな」と口癖のようにつぶやき、家族に苦笑されていた。
そんなある日のA家の食卓。ひょんなことから、人には誰にでも寿命というものがあるという話になる。
まだ小さくて話の内容をよく分かっていないしーくんだったが、同い年のBは考え込む。
「寿命がくれば、しーくんはいなくなるんだ…」

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【後味の悪い話】邦画「深紅」

19 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/02/04(月) 20:36:00
先日深夜やってた映画。かなりうろ覚えだけど…
家族四人が殺され、修学旅行に行っていた為、一人助かった主人公A子。
途中で語られる犯人側からのエピソード。

犯人BはB妻の葬式でA父と知り合い、半ば詐欺のような形で亡き妻の保険金を騙し取られ、恨みをもっていた。
最初はA父が大事にしている家をめちゃくちゃに壊してやるつもりで、
トンカチやらノコギリやら持ってA宅を訪ね、A母を縛って家を破壊しようとしたB。
ところが家族写真を見てA母の父が詐欺の主犯?であると知り、BはA母を撲殺。
おやつを食べにきた弟達も「君達の両親は悪いことをしたんだから償わないとね」と撲殺。
もちろん帰宅したA父も撲殺。

修学旅行先から連れ戻されたA子が見たのはぐちゃぐちゃになった家族の死体だった…

なんつうかA父ひどいし犯人に同情できる点もあるんだけど、弟達まで殺す事はないだろうと…
幸せの象徴である家族写真が殺意のきっかけになったというのも皮肉な話で。
また、この時のショックでA子は修学旅行先から連れ戻されて死体を見るまでの四時間を
繰り返し追体験する事になったのに(治療不可らしい)、
医者から「日常生活に支障はない」とか言われて
治療終了されてたのも後味悪かった。

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【後味の悪い話】コミックマスターJ

813 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/02/03(日) 13:44:19
万引きの話は事件を受けてコミックマスターJでもやってたな
本屋で万引きがあり住所も名前もデタラメなので警察に突き出す。
警察に連れて行ってもらおうとした時、万引き犯の少女が逃げようとしてトラックにひかれ死亡。
案の定、店長には誹謗中傷の嵐が舞い込んだ。

「警察に突き出す必要はなかったんじゃないのか」
「配慮がかけていたのではないか」
「たかが万引き」
「たった数千円で子供を殺すのか」

その後、中学生の悪い仲間が本屋に復讐しようと万引きを何度もし店主を集団で暴行する。
愛妻とも別れ店長は精神が壊れかけていく・・・。
一週間一切万引きを見逃して営業し、それでも笑顔を絶やさず営業すれば
ただしいことが何かお客さんも分かってくれる
そんな行為も無駄に終わり万引きは増えるだけで今日もまた万引きをしに子供がやってくる。
「新刊は皆もっていかれてるしこんなのじゃブック○フに持ってっても100円にもなんねえ」
子供がそういいながら本を捨てると遂に店長の精神は崩壊する。
「100歩譲って漫画を愛して思わず万引きしたならまだ許そう・・・
 しかしっ、漫画を愛してもいないっ、ただ換金することが目的のお前らにはっ、漫画にさわる資格すらないっ」
叫びながら万引き犯を殺してしまう店長。

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【後味の悪い話】本屋で男子高校生が万引き

810 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/02/03(日) 11:08:06
思い出した。
安保は終わったが、バブルは来ていない、まだまだ人々の価値観は
多様性を持っていなかった、そんな時代の実話だったはず。

地方の小都市の、ビルの上階に入っている本屋で男子高校生が万引き
→店員に捕まる
→警察を待つ間に男子高校生がトイレに行きたいという
→トイレの外で見張ることにしてトイレに行かせる
→トイレの窓から飛び降りて男子高校生自殺
(外に他の足がかりなど無いので、窓から逃亡を試みたわけではない、
覚悟の自殺と思われる)

いや、これだけだったら「馬鹿だなあ」と思うだけなんだが、
何が後味悪いって、その男子高校生の万引きした本が薔薇族だったということ。
時代が時代だから、自分の性嗜好を認めるまでにも、万引きをするまでにも色々な葛藤があっただろう。
決して、万引きが許されることではないことも分かっていて、
それでもどうしてもその本をレジに持っていくことができなかったんだなあ。
つかまったら、親にもバレると思ったら、絶望してしまったんだなあと、
想像してしまうと痛々しくて後味が悪い。

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【後味の悪い話】藤沢周平の時代小説「穴熊」

794 名前:1/3 投稿日:2008/02/03(日) 02:44:27
藤沢周平の時代小説「穴熊」
この人の短編はけっこうな確立で後味悪い
主人公の博打打ち、浅次郎はかつて恋仲だったお弓という娘を探している。
彼女は浅次郎に何も知らせず莫大な借金を抱えた両親と共に夜逃げしたのだが、
まだ江戸のどこかに潜んでいるのではないかという希望を持っていた。
二年ほどの月日がたち半ば諦めていた浅次郎だが、思わぬところで消息を聞く。
素人の女を自分の家に送らせて客の男と引き合わせ金を稼ぐ、淫売宿のようなものを営む赤六という男が
お弓らしき女が送られてきたことがあると言ったのだ。
しかし赤六も、女を赤六の元へ回した人間もその女の詳しい素性は知らなかった。
ふて腐れる浅次郎に、赤六は二階に来ている女を抱いていけという。
二階の女もお弓に少し似たところがあるという赤六の言葉に興をそそられ、浅次郎は女を買うことにする。

無口な女だった。怯えを含んだ落ち着きのなさが、女が家の者に内緒で来ていることを伺わせた。
終わって出て行くとき、女はきちんと座って「ありがとう存じました」と手をついた。
(武家の女だ)と浅次郎は思った。おそらく余程の事情があるのだろうと気が滅入り、後味の悪い思いが残った。

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【後味の悪い話】中学生が死んだのは店主のせい

787 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/02/03(日) 01:29:54
思い出した。
古本屋で中学生が万引き
→気づいた店主がとがめる
→中学生逃走
→店主追いかける
→逃げた中学生事故であぼん
→古本屋に苦情が殺到。

中学生が死んだのは店主のせいだとさ。
この後、罪悪感を感じていた店主は店を畳む。
死んだ=可哀想 って図式はどうかと思う。

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【後味の悪い話】ナイトスクープ

744 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/02/02(土) 15:13:44
昨日のナイトスクープの三本目。
保健室登校の中3女子が卒業を機に、迷惑をかけた母や保険医へ自作小説を送って心の病を告白したいので、
安価で2~3冊製本してくれる場所を探して欲しいという依頼。
対人恐怖症を自称する割にカメラの前で流暢に喋る少女が書いてきた小説は
280ページに及ぶ大作として、立派な本に仕上げられる。
母や保険医に渡されたその小説のタイトルは『サバイバルゲーム』。
お話が始まった直後、新婚夫婦が森に迷い込み、
星矢(主人公)の妻であるエリカの首がはねられ、その後続々と人が死ぬという物語だった。
個人的にメンヘラ気取りの人間が嫌いってのもあるけど、
『ナイフ』やら『ナプキン』やら『ガガガガガァー』やら、
そんな単語が乱舞する小説を渡される親や先生の気持ちを思うとスッキリしなかった。

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