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【後味の悪い話】主人公達はかつては人間だった。

335 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/09/19(水) 00:27:20
あー何かの話を思い出した。
主人公は自分が暮らしてる街に違和感を感じる。
昨日も今日と全く同じ一日を繰り返してた気がしてならない。
おかしいと思った主人公は一人で調査を始めて、この街が閉じられた空間だと気づく。
この街は広告効果を調査するために用意された空間だった。
街の住人は毎晩記憶をリセットされて同じ一日を繰り返し続ける。
変わるのは宣伝される商品だけ。
主人公はたまたま地下室で脚を滑らせて気を失っていたため、
記憶リセットがうまくいかずに前日の記憶が残り異変に気づけた。

事実を知った主人公は街を管理している人間に会おうとする。
こんな非人道的な実験は止めるべきだ、街中の人間を広告調査のために許せない、
要望を聞き入れないならこの実験をマスコミにばらす、然るべき機関に訴えると迫る。

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【後味の悪い話】「トゥルーマン・ショー」

328 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/09/18(火) 19:42:42
「トゥルーマン・ショー」
とある小さな島シーヘブンにある平和な町で、
ごくごく平凡な毎日を送るサラリーマンのトゥルーマン。
妻と2人暮らしで、父親は子供の頃に水難事故で亡くしている。
それがトラウマとなり、水辺に近づくことを恐れている。

トゥルーマンには学生時代に忘れられない女性がいた。
その女性シルヴィアからトゥルーマンは謎の言葉を聞く。
「あなたの人生は本当の人生ではなく、作り物だ」と。
そこに彼女の父親が現れ、彼女は精神を患っており、
フィジー島へ療養にいくと言って彼女を連れ去った。

トゥルーマンは、密かに彼女に会いにフィジーへ行く計画を立てるが、
妻や町じゅうの人々が何故か自分の行く手を阻もうとする。
それだけでなく、自分は常に監視されているように思い始める。

ある日、町で死んだはずの父親を見かけるが、何者かに連れ去られる。
トゥルーマンは後を追おうとするが、また町の人々が行く手を阻む。
やはり自分は何かの陰謀に巻き込まれていると確信する。
幼馴染の親友に相談するが、気のせいだと諭され、
何故かいきなりトゥルーマン父親を連れてきて、感動の再会を果たす。

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【後味の悪い話】一匹の地球を襲ったバルタン星人

302 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/09/17(月) 19:46:35
ウルトラマンで思い出したけど、一匹の地球を襲ったバルタン星人のせいで
星がなくなって宇宙を彷徨ってた20億人のバルタン星人もウルトラマンに倒されたらしい。

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【後味の悪い話】皮肉にも弾が当たった場所はBJが手術した場所であった

288 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/09/17(月) 00:43:30
漫画BJネタから。
シル国とシラヌ国は長年戦争を行っていて、そのどっちか忘れたけどBJがやって来た。
依頼主は母と息子二人暮らし、息子は重度の椎間板ヘルニアでずっと寝たきりだった。
母親は1日でも早く病気を治してもらってお国の為に戦いなさいと息子に言う。
手術の日も決まったある日BJが息子の様子を見に行くと
母親が息子をベッドからおろし無理やり歩かせようとしていた。BJは
「そんな無理に歩かせたら一生寝たきりになるぞ!あんたは本当に息子を助けたいのか?
とても母親のする事じゃない!」と言うが、

国の為に戦わない息子が不甲斐ない。情けないと罵声をあげる。
そして手術前日息子の部屋に行くと母親が息子を又歩かせようとしていた。
そこでBJは異変に気付く、いつも家の中だけ母の態度が変わるのだ。
BJが壁を叩き、ナイフで抉るとそこには盗聴器が。
途端に泣き崩れる母親。親子は国から盗聴されていたのだ。
母親は息子を戦争に行かせたくない一心国から目をつけられているのでわざ罵声をあげ、息子に無茶をさせていたのだ。

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【後味の悪い話】「少女」

234 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/09/14(金) 21:04:49
作者忘れたけど「少女」ってタイトルの小話。
主人公は金のない冴えない中年男性である日、セーラー服の少女に声をかけられる。
しばらく話をしていると突然少女から「おじさん、私と寝ない?2万…いや、1万でどう?」と言われる。
正直1万円でも払うと苦しい状況だったが元々ロリの気があったのと、
少女がそれなりに可愛かったので寝ることに。
事が終わった後、「どうしてこんなことをしているのか?」と少女に尋ねると「復讐…かな」と答えられる。
そして金のない主人公は少女がシャワーを浴びている隙に少女の財布から2万円を抜き逃げた。
後日、主人公の下へ警察が来る。
買春がバレたのではなく、少女から盗んだ金を使用したら
それが強盗事件で獲られたものだと判明したからだという。
突然強盗事件の容疑者にされ戸惑う主人公は仕方なしにありのまま真実を警察に話した。
事実確認のため警察が少女に事情聴取をするが演技派な少女に否定され主人公は容疑者のまま。
しかししばらく拘留された後、真犯人が判明。
少女の母親はほぼ日常的に売春をしており、強盗犯が母親と寝たときに獲った金を使用したということだった。
そこから辿ると少女は主人公の証言を全面的に認めたという。
主人公が「俺は強盗には関与していないが少女の金を盗んだ。お咎めはなしですか?」と警察に尋ねたところ
「少女はあの2万円をもとから君に払うつもりだったそうだ。
 彼女がいうには君を1万円で買ったが思ったより良かったので2万円にしてやる、だと」
少女が復讐したかったのは女に値段を付けて買っている世の男達だったのだ。

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【後味の悪い話】「あたしの顔を見せたら食う気を無くすから」

231 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/09/14(金) 19:58:09
おぉ、BJネタが出てることに感動した。
じゃあ便乗して俺も投下するよ。
うろ覚えなんだけどね。
手術の依頼が来て、依頼人の元へ足を向けるBJだが、
町を経由して依頼人の元へ行く途中、何人かの兵士たちに止められる。
確か冷戦状態かなんかで、この町から依頼人の町へは行けないのだと言う。
しかしBJはそのままごり押しでいこうとするが、兵士たちに撃たれたりなんやかんやで
雪の上に突っ伏して倒れてしまう。

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【後味の悪い話】ジャニ系同人誌

220 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/09/14(金) 14:58:22
前読んだジャニ系同人誌に載ってた漫画
国民的人気のスーパーグループSに憧れて事務所に入った新人アイドルグループのA。
Aの所属するグループも売れて毎日多忙ながらも充実した日々を送っていた。

ある日、SのリーダーNが結婚することになり披露宴?みたいなパーティーにAも参加する事に。
その場で初めて会ったNの嫁Y(一般人?)にAは一目ぼれ。
その日以来Yの事が頭から離れない。思いつめたAは
とうとうYの元へ行き「NさんにYさんを連れて来いと言われました」と
騙し自分の部屋へ連れ込むことに成功する。
必死に抵抗するがそのまま乱暴されるY。終了後、解放されるのかと思ったら
AはYに手錠を繋ぎ「これからここで二人で暮らすんだ」と言う。
Yは泣いたり怒ったりしながらAを説得するが聞き入れてもらえず
日が経つうちに「あぁ、もうどうだっていい…」と自棄になっていく。
ひょんな事からAと同じグループのKにバレてしまい、Yは「助けてもらえるのか」と
期待したがKは「俺もさせてくれよ」と言ってYに乱暴する。
Kはしぶしぶ「黙っててくれるなら」と避妊具付でYを抱く事を許可する。

Aはどんなに忙しくてもかならず家に帰り、24時間に一度はYを抱く。
そんな日々が2ヶ月続いたある日、Yの行方を捜査していた警察がとうとう
Aの元へたどりつく。拘束されるA。Yは無事保護された。

AはYに手紙を書いた。
「僕の子供妊娠してるよね?
 貴女の性格からして、罪の無い子供の命を摘み取るなんてできないよね?
 貴女と僕の子供を精一杯愛してあげてね」

最後は手紙を読んで泣きながらおなかに手を添えるYと
それを遠くから冷めた目で見つめているN。

なんで自分の好きなアイドルをこんな風に描けるのか、気分悪かった。

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【後味の悪い話】手術料2千万円

208 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/09/14(金) 02:14:17
ブラックジャックの話題になってるのでついでに投稿してみる。
ある親子がいて、そこの息子(たしか小学生くらいかな)が重い病気にかかってて、
すぐ手術しなければならない。しかも例によって難しい手術らしく、
頼めるのはブラックジャックだけ。
ブラックジャックはいつもどおり手術料2千万円を要求するが、
そこの親は支払い能力があるにも関わらずドケチな性格だったので、
ブラックジャックにもっと安くしろとばかり要求してくる。

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【後味の悪い話】「ブードゥー・チャイルド」

200 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/09/13(木) 23:22:47
「ブードゥー・チャイルド」って小説の主人公の過去が少し後味悪かった。
主人公の両親は子供を欲しがっていたが、母親の方が子供が出来ない体だった。
父親は医者だったため、色々手を尽くしてみたが、全く妊娠する気配がない。
祖母や祖父が「子供はまだか」と急かすので、両親は最後の手段として代理出産をする事に決める。
両親は祖父達に知られないようにと、アメリカへ渡り、黒人の女を使って代理出産をする。
見事、黒人の女は妊娠し、主人公を産む。

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【後味の悪い話】手塚治虫ブラックジャック

192 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/09/13(木) 22:04:21
手塚治虫ブラックジャックの話。
ある凶悪犯が警察の追っ手をかわして逃亡を続ける。
追跡劇の最中に、凶悪犯が事故に遭って瀕死の重体。BJ登場。
「なんとか助けてやってくれ」という警部の言葉に免じて手術。
凶悪犯は一命をとりとめる。
その後の裁判で凶悪犯に下された判決。「極刑に処する」
傍聴席のBJ激怒
「俺は殺させるためにこいつを助けたわけじゃない!
 こいつはもう一度死んだんだ。なぜ二度も死なせる必要がある!」
しかし判決は覆らず。
最後のコマは黄昏の町をうなだれて歩くBJの横向きシルエットだったような記憶がある。
展開がそう仕向けているとはいえ、後味悪かったな。

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【後味の悪い話】懲役一ヶ月

189 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/09/13(木) 19:46:56
人を殺したチンピラが裁判で懲役一ヶ月と言われた。
男は汚い独房に入れられ、看守から明日から一ヶ月罰を受けることになると告げられる。
ところが次の日から始まったのは労働などではなく、屋上の棒に縛り付けられるという刑だった。
真夏の直射日光が降り注ぎ、その場にいるだけで意識が朦朧とする。
それだけでなく、看守からの虐待も始まった。
殴られ蹴られ、熱い鉄の紐で首を締められ男は衰弱していく。
ただの労働では足りない、一ヶ月苦しむことで罪を償えと看守に言われ、男は死にかけながらも一ヶ月を耐えた。
そして一ヶ月後、懲役は終わり別の部屋に案内される。
そこには電気椅子が置かれ、有無を言わさず座らされた。
男「待ってくれ…!一ヶ月我慢しろと…」
看守「うんだから一ヶ月後でしょ?^^」と言いつつレバーをガッコーン
世にも奇妙な物語だったかな。
後味が悪いというか、むしろ裁判官GJか

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【後味の悪い話】老人の日

188 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/09/13(木) 19:34:59
投下
確か犬木加奈子の漫画で、老人の日の話。知ってる人いるかなw
主人公(女の子)は老人だらけの町に住んでいて、
自分のお婆ちゃんや近所の老人達を馬鹿にしていた。若者が老人を敬うなんて事は無かった。

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【後味の悪い話】「銀河ヒッチハイクガイド」

180 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/09/13(木) 18:22:21
「銀河ヒッチハイクガイド」の一節。
後味は悪いというよりブラックユーモア系なんで、いらない人はスルーおねがい。
「銀河ヒッチハイクガイド」は、イギリスの超有名カルト系バカSF。
地球が突如破壊されて、唯一助けられた地球人と仲間が宇宙船で旅する話。
「生命、宇宙、そして万物についての答え」が、この物語のテーマなんだけど、
特にまじめに語ってるわけでもない。(ちなみにググると答えがでる)

主人公たちの乗った宇宙船にミサイルが2基発射される。
ミサイル回避をするために主人公は「無限不可能性ドライブ」のスイッチを押す。
この「無限不可能性ドライブ」というのは、「不可能を可能に変える」スイッチ。
2基のミサイルは、「マッコウクジラ」と「鉢植えの花」に変身する。

空中に突然出現したマッコウクジラはまだ自我に目覚めていない。
クジラは急落下しながらこう思った。
 「自分は何者?今何が起こっているんだ?
  このムズムズするのはなんだ?名前をつけよう・・・これは『しっぽ』だ。
  このヒューヒュー通り過ぎるものは・・・『風』だ。
  ああ、すばらしい!
  じゃあ、あの大きなものは・・・・?そうだ、『大地』だ!大地さんお友達になろう!」
その瞬間地面に激突した。

一方の鉢植えの花の頭の中にはこれだけしかよぎらなかった。
 「またか・・・勘弁しろよ・・・」
鉢植えが何故そう思ったのかが理解できれば、宇宙の本質が解明できると人々は思った。

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【後味の悪い話】心臓を提供

157 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/09/13(木) 16:25:01
昔のレディコミに載っていた作品。
舞台は高校(中学だったかもしれない)。
愛美(仮名)は綺麗で誰もが憧れるような女の子。
でも、その為にみんなからちやほやされるので高飛車。
特に男子からの人気が凄い。同じクラスの幸司(仮名)も例外じゃなく愛美のことが好きだった。
だけれどこの幸司は顔は不細工で性格もなよなよしていた為、
クラスの中でいじめられっこになるような男子だった。
そんな時、愛美が心臓の病気にかかり入院することになった。
人気者の愛美の周りにはひっきりなしに男子達が花束を片手にお見舞いに現れていた。
しかし愛美の病気は思ったより深刻で、移植が行われなければ命が助からない状態に。
症状が進むにつれて愛美の容姿も劣っていき、その頃には見舞う男子もいなくなっていた。
毎日届く一束の花を除いては。
ドナーが見つからないことを知った幸司は自分がドナーになることを思いつく。
ドナー登録をした幸司がもし自分がなにかの事故で死んだ際には愛美に心臓を提供してくれるよう医者に頼む。
その後見事に事故にあった幸司の心臓は愛美に移植され、愛美は元通り元気になる。
他の男子が自分の周りから消えた後も看護婦を通じ花束を届け続けていた男の心臓だと聞いた愛美は
その自分の命を助けてくれた人だけを大切に思い生きていこうと決心する。
その後、愛美は再び学校に通うようになり、そこで幸司が死んだこと、
そして自分の心臓は幸司のものだという事実をしる。
自分の救われないはずだった命を助けてくれた人が愛しくて仕方がない。
だけれどこの心臓はあの幸司の心臓。
「あんな奴のことを一生好きでいるなんて嫌あぁぁあ」
そう叫び愛美は自分の心臓をえぐり出して死んでしまう。

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【後味の悪い話】呪われた姫君を救え

152 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/09/13(木) 16:02:18
呪われた姫君を救え
ある国が魔女に襲われ、姫は石にされてしまった。
姫の婚約者である隣国の王子は救出に向かおうとするが、行く手を国王や国民達が阻む。
「お前はたった一人の跡継ぎ。大勢の国民をその肩に背負ってるんだぞ」
多くの者に命がけで諫められ、苦渋に満ちながらも隣国へ行くのを諦めた。
その代わり賞金を用意し傭兵を雇って隣国へ送り込んだ。
しかし誰一人戻らなかった。

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【後味の悪い話】生きながら食い殺される様子を、Aはただ見守るしか出来なかった。

142 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/09/13(木) 14:05:32
以前見たAAのストーリーが後味悪かったな。
駄目な♂の蝶Aが主人公。
恋人も友人もなく、ヒッキーのような日々を送っている。
ある日♀の幼虫と出会い、友達になった。
成中である♂Aの言うことを何でも信じ、あこがれてくれる純真な♀。
やがて♀が蛹になると、男前な♂Bがやってきて、
♀がきれいに羽化したら、自分の女にする宣言をして、飛び去る。
あせったAはBが戻ってくる前に♀と逃げようと、
♀の羽化が始まると、無理やり蛹から引き出そうとし、
まだ羽の伸びきっていない♀を地面に落としてしまう。
落ちた♀にアリの群れがたかりだす。
♀が生きながら食い殺される様子を、Aはただ見守るしか出来なかった。

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【後味の悪い話】『何なら俺に話してみろ』

103 名前:投下 投稿日:2007/09/12(水) 17:39:35
マガジンに連載されてたマイナー漫画から。分かりにくかったらすまん。
この話は紙面を上下2つに分割し、2つのストーリーが同時進行で進むという構成。
構図も台詞も上下段で被る様に描かれている。
上の漫画は美味しんぼのパロディ。軽いタッチで、描かれておりギャグ漫画テイスト。
一方下段の漫画は劇画調でありこちらが作者本来の画風に近い。

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【後味の悪い話】ロードオブザリングの監督の映画「乙女の祈り」

100 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/09/12(水) 14:41:23
ロードオブザリングの監督の映画「乙女の祈り」1954年に起こった実話が元
ニュージーランドのダサイ女子中学生メラニーは、
イギリスからやってきた転校生ケイト(タイタニックのケイトウィンスレット)と友達になる。
二人は親友と誓い合いロマンチックな妄想を共有する仲になるが、
思春期の少女に特有なべったりとした付き合いを周囲の大人はレズと見なし反対するようになる。
そのうちケイトが家庭の問題で海外転居することになり
ともに大人への憎しみを盛り上げて行った二人はついにメラニーの母親殺害を計画
(メラニーも海外について行きたがったが母親が承諾しなかったという単純なきっかけ)。
晴れた日にピクニックに連れ出し山道で後ろから二人で煉瓦で殴り掛かり撲殺。

最初は知らない人が殴り掛かって来たと説明していたがすぐバレてタイーホ。
別の刑務所に引き離され、ケイトの方はその後wikiぺにも載ってるがミステリ作家となった。

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【後味の悪い話】結城昌治「惨事」

97 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/09/12(水) 14:27:24
結城昌治「惨事」
夏休み、17歳の夏江は地元の花火大会に向かう。
先に向かった両親たちと合流しようとするのだが、大混雑でとてもみつからない。
そんななか、中学時代の友人の照子とばったり出会い、
さらに照子は男友達二人を連れてきて紹介する。
男の子のうち一人は憧れの高島先輩だったこともあり、四人で行動する流れになる。

楽しく花火を見たり話したり夢心地の夏江であったが、
ふと気づくと照子がはぐれていなくなっていた。
探そうとするが男二人に大丈夫だからと止められ、
さらに気づくと混雑を抜けてすっかり人の少ない路地裏の公園まで来ていた。
怖くなって帰ろうとするが、高島ともう一人の男は急に豹変して夏江を押し倒す。
男二人にかなうはずもなく、夏江はそのままレイプされ、意識を失う。

処女だった夏江はショックのあまり自殺しようとしているところを保護され、
警察で訴えるのだが、まともに話を聞いてもらえない。
高島が嘘の証言をして「夏江から誘った」と言っていたのだ。
さらに刑事や両親さえも告訴せず示談で済ませろとしつこくすすめてくる。
告訴すればどれだけお金がかかるかわからない、高島にも将来があるから
四方丸く収まる示談にしてくれ、ということなのだ。
高島の親は大会社経営、夏江の父はその下請けであった……。

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【後味の悪い話】ざまーみろwwwとwktkしてると

927 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/09/09(日) 22:13:50
もひとつ思い出した。
親友の彼女に横恋慕していた主人公は、駆け落ちするという相談を聞いて魔が差す。
交際に反対している両親に邪魔されないか、彼女が心変わりしないか心配だという親友に
「人を強く好きになる薬だ」と嘘をついて睡眠薬を渡す。
これを飲ませれば彼女は駆け落ちに現れず、親友は失恋する。
ざまーみろwwwとwktkしてると親友から電話が来た。

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【後味の悪い話】O・ヘンリ

922 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/09/09(日) 20:00:25
O・ヘンリもそうだよなあ。
日本では「賢者の贈り物」と「最後の一葉」だけが突出して有名だから
感動系作家のように思われているが、実際はブラック・ユーモアな小話を書く作家だ。

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【後味の悪い話】HIVポジティブでエイズを発症すれば死は確実

923 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/09/09(日) 20:47:24
大分前の話だが、週刊SPA!で日本語堪能な外人が連載を始めた。
その外人はHIVポジティブでエイズを発症すれば死は確実。
そんな状況でも明るく生きる俺、みたいな内容なのだが、
正味のところはもうすぐ死ぬ人間の日常をリアルタイムに報告させるという、
悪趣味な編集側の意図が感じられた。
しかし外人はそのこともわかった上で言いたいことを言おうとしている意気込みも感じられた。

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【後味の悪い話】とても男らしい友人

940 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/09/10(月) 00:21:49
島本和彦の漫画で、似たようなのあった。
とても男らしい友人を持つ主人公。
一昔前の漫画なんで、友人はいわゆる硬派な感じ。
友人には彼を慕う、かわいい下級生の女の子がいる。
女の子は友人のために、調理実習で作ったお菓子を 持ってきたり、いろいろ可愛くアタックをする。
だが友人はつれない。硬派らしく、こんなもん男が食えるか、と お菓子を捨てて、女の子を泣かせてしまう。
主人公はそれに義憤を感じ、そんなことをするな、と 友人を殴るが、友人は反省も言い訳もせず立ち去ってしまう。
その後、下級生の女の子を慰めにいく主人公。
だがそこで、衝撃的な事実を聞かされる。

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【後味の悪い話】阿刀田高「凶事」

905 名前:1 投稿日:2007/09/09(日) 16:54:01
初投下。定番の阿刀田高で「凶事」
ややうろ覚えなんで、年齢や人名等、細かい部分は怪しいかも。
主人公は40歳をとっくに過ぎた独身女性。
住まいは東京。比較的近くの実家には姉とその娘(Y)が住んでいる。

ある時、Yから電話があった。
姉の乗った飛行機が墜落したという。北海道旅行から帰る便だった。
一人では心細いというYと一緒に旅行会社に向かうことになった。

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【後味の悪い話】虐めで自殺した少女の母親と、虐めの主犯だった少女

903 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/09/09(日) 16:39:46
北米の話だけど、虐めで自殺した少女の母親と、虐めの主犯だった少女の
事件後数年間を綴ったドキュメンタリーが後味悪かった。
学校での虐めを苦にして橋から飛び降り自殺する少女A。
Aの遺書に名前を書かれていた虐めの主犯格の少女B。
Bが告訴されたか、法的処罰を受けたか、等の詳細は覚えていない。

ともかく事件後しばらくしてから、ニュースか何かの番組でAの母親とBが対面する。
Aの母親が「私は貴方を許します。娘の分まで幸せになってほしい」的な事を言い、
BはAに抱きついて号泣するという、感動的な場面が流される。
感動的ではあるのだけど、なんか聞いていてものすごくにょもった。
この母親のインタビューを聞いている間、にょもり続けていた。
なんていうか奇麗な絵空事ばかりを聞かされている感じで、
本当に現実が見えているのか?と違和感を覚えるんだな。

案の定、ドキュメンタリーが進んでいくと、
この母親とBとの和解が一時的なものだったのが判明する。

B曰く、もうAの母親につき合わされるのは御免だという。
Aの母親はただ注目を浴びたいだけで、あちこちの講演会に自分を引き出し、
その度に公衆の面前で私を謝らせては悦に入っているだけだ、と。

このBもなんかアレだなとは思うけれども、Bの言い分も理解は出来た。
つまりAの母親に対して覚えていた違和感は、言葉は悪いが、
娘の自殺すらダシにしてけなげな悲劇の主人公ぶっている
母親の態度にだったんだな、と。「娘を自殺に追いやった相手を許し、
のみならずその将来を憂えることができる私って、なんて素敵」みたいな。

なんかこのファンタジーな世界観の母親の影響を受けていたAが
虐められていたということに、妙に納得してしまったのを覚えている。

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【後味の悪い話】明智抄 「砂漠蛙」

76 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/09/11(火) 23:06:06
後味っていうか切ない系だけど 明智抄 「砂漠蛙」
ある女が、水汲みの帰り道で水溜りを見つけた。
乾季なのに、まだ蛙になりきれないおたまじゃくしがうごめいていた。
優しい女は持っていた水を足してやり、次の日からも毎日水を足してやった。
「私が子供を産んで通えなくなるまでには蛙になるんだよ」女は身ごもっていた。
月満ちて女は女の子を産んだ。季節はずれの雨が降って、女は蛙たちも大丈夫だと喜んだ。

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【後味の悪い話】『観用少女(プランツ・ドール)』

60 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/09/11(火) 20:32:54
『観用少女(プランツ・ドール)』という少し前の少女漫画より。
以下、作品の説明。
等身大の少女の姿をした、植物のような人形のような不思議な性質を持つ
プランツドールというものが存在する、どこかファンタジックな近未来が舞台。
プランツドールは老若男女誰もが憧れる天使のような愛らしさを持っているのだが、
それ自体が非常に高価だし、
彼女達が唯一口にするお菓子やミルクも特別なもので維持費がかなりかかる。
さらに彼女たちは自らふさわしい所有者を選ぶため、
プランツドールを持つことは富裕層の一種のステータスになっている。
このプランツドールは何か芸ができるわけでもないし、そもそも言葉すら喋れない。
性的な要素もなく、ひたすらその容姿や立ち振る舞いを愛でるために存在する。
せいぜい一緒にいて癒されたり、こどもの遊び相手になるくらい。
いつも世話する相手にしか笑顔を見せないあたりが飼い主心をくすぐる。
たまに愛情が高じて人間になったりする。でも植物っぽい所もあるので、本当に生態は謎。
様々なプランツドールとそれにまつわる人々のエピソードが
一話完結で語られている中の一つ(詳細はウロ)。

ある所に若い夫婦と幼い一人息子がいた。
裕福な両親に少年は溺愛されていたが、
生まれつき体が弱いためベッドから起きあがることすらできず、友達もいない。
遊び相手ができれば少しは元気になるかもしれない、と考えた両親は、
彼に同じ年頃のプランツドールを買い与えた。
少年とプランツドールはすぐに仲良くなり、それにつれて調子も良くなって、
やがて外で活発に動きまわれるようになった。当然両親は感激。
プランツドールも可愛いし、本当に買ってよかった、と息子の健康を喜ぶ。

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【後味の悪い話】堕天使の子守唄

30 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/09/11(火) 09:08:23
少女は万引きをして捕まり
呼び出された両親は店に向かう途中で事故に遭い死んでしまった。
兄は「お前のせいじゃないよ」と励ましてくれた。
でも泣き続ける幼い妹の姿に罪悪感は消えなかった。
三人兄妹は、葬式にもきていたお金持ちの親戚に引き取られる事になった。そこには美人の1人娘がいた。
彼女は亡き母の子守唄の入ったテープを聞かないと眠れないらしいのだが、妹はそのテープを壊してしまう。
優しかった美人は突如豹変、妹を殴り続け意識不明の重態にさせた。
カッとなっただけだろうと抗議出来ず、少女は妹の見舞に行くが意識はまだ戻らない様子。
病院の看護婦には「あの子が実の妹を殴ったらしい」と陰口を叩かれた。

それから美人は眠れない、と気が狂ったようになり、
鬱憤晴らしに少女の両親の映っている写真を全部燃やした。
口の不自由なお手伝いさんが一枚だけこっそり残していてくれて、それを見ながら少女は泣いた。
美人はストレスを晴らすため、少女に四足歩行をさせた(関節をしばり、肘と膝で歩かせる)。
その歩き方は相当痛いので泣き叫ぶ少女の声を録音し「これでやっと眠れるわ」と美人は喜び、
もう用はないからと、喉を焼く薬品を少女に飲ませ
しゃべれなくさせた上に、抵抗できないようにと歯を全てえぐった。

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【後味の悪い話】岡崎京子「ピンク」

902 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/09/09(日) 16:33:53
岡崎京子の「ピンク」
主人公は一人暮らしのOLで、夜はデリヘル(売春)もしてペットのワニを養う生活をしている。
明るく楽しく生きていたのだが、ある日義母(父親が再婚した女性)の若いツバメと
そうと知らずに出来てしまい、
それを知った義母にそのワニを攫われ
バッグにされてしまったりするが(義母には殴り掛かって復讐する)、
作家を目指すツバメとはまた楽しい生活を送って、ツバメの作品が文学新人賞を取り、
その賞金で南の島で楽しくバカンスしようと~なる。
出発当日、主人公は空港でツバメを待っているが、
そのころツバメは空港に向かう途中に低俗週刊誌の記者に捕まり
「一緒に暮らしてる彼女ってホテトル嬢なんだって?」との質問から逃げようとし車にひかれて死ぬ。
横で流れる事故ニュースをスルーし「まだかな」とツバメを待つ主人公、でend。

 

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【後味の悪い話】きづきあきらの短編漫画

901 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/09/09(日) 16:18:41
きづきあきらの短編漫画
主人公は先輩が好きだが、先輩には恋人がいる。
先輩は優しく凛々しく素敵な人で、恋人はそれに釣り合うぐらいの美人。
だが主人公は諦めきれない。

いつものように先輩に会いに行こうと放課後の教室に入ろうとしたところ、
主人公は驚くべき光景を目撃する。
そこには土下座している先輩と、そんな先輩を
「顔も見たくない」と罵る恋人がいた。先輩は許しを乞い、恋人の靴に口付けをする。
先輩があんな奴隷のように扱われているなんて――主人公は憤る。

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