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【後味の悪い話】手塚治虫「わが谷は未知なりき」

741 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/06/11(月) 03:40:07
手塚治虫のSF短編「わが谷は未知なりき」
西部劇に出て来そうな雰囲気の谷に住む3人の家族。
初老の父、若い姉と弟は畑を耕し、自給自足の暮らしをしていた。
一家は何代にも渡ってこの谷に住んでいると言う。
それなりに緑があり、それなりに暮らして行けるが
姉弟は一度も谷を出た事が無く、外の世界に憧れを持っている。

嵐の夜、見知らぬ男がやって来る。
男と姉はいつしか恋仲になる。それを知った父は男を追い出そうとする。
姉は男とともに逃げる。そして初めて谷の外の世界を見る。
そこは荒涼とした砂漠が広がっていた。「海は?街は?人は?」
そう尋ねる姉に、男は言う。「そんなものは無いよ…」

追って来た父と弟によって男は死ぬ(ちょっとうろ覚え)。
父も負傷し、虫の息となる。父は語る。
「ここは宇宙の流刑地なんだ。何代か前の先祖が罪を犯し、この星に来た。
 そこで先祖は努力の末、畑を切り開き、緑を育て、そして兄妹で子を作った」
それからずっと、子孫達も同じ事を繰り返して来た。
「お前達もいつか結婚し、子供を産め。それをいつかお偉いさん達が
 見つけて驚くだろう…」
父は息絶える。
2人は先祖代々のお墓に父を埋め、2人で暮らして行く事を決める。

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【後味の悪い話】手塚治虫の短編

736 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/06/10(日) 23:47:50
手塚治虫の短編
未来の日本、でも第二次大戦中のような感じ。
気弱な若者を乗せて敵を倒しに飛び立った戦闘機がなにかの間違いで墜落、
最近いい評判がなかった軍の首脳陣は「○○君は名誉の戦死を遂げました」と国を挙げて祭り上げ
えらい立派な銅像や若者を主役にした映画まで出来たりしている。
一人残された母親は表面は気丈にしているが内心「生きて帰ってきてくれないか…」と泣いている。

そんな数年後、墜落したが実は付近の村民に助けられ生きていた若者が日本に帰ってくる。
まず軍に顔を出したのが運のツキ、折角の「英雄」が台無しになると
首脳部は「コッソリもういちど戦闘機に乗って死んでこい」と。
嫌がる若者を無理に飛び立たせるがまたしても若者はケロッと戻ってきてしまう。

「だめだ!死んでこい」と若者に銃弾を撃ち込み瀕死の状態にし戦闘機に乗せる首脳陣。
若者は最後に「母さん…」とつぶやきながら戦闘機の中で息絶えるが、
その機首は日本の軍の施設に向いていた。慌てる首脳陣に突っ込む戦闘機。
———–

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[ 2016/07/25 21:28 ] 漫画・絵本 | TB(0) | CM(0)

【後味の悪い話】手塚治虫「火の鳥 望郷編」 

415名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/06/04(月) 20:31:50
漫画 手塚治虫「火の鳥 望郷編」 
ジャンルは近未来SFか?
未来の地球から始まる、主人公女性の一生といったところ。以下長文注意

主人公の女性は幼い頃自然豊かな土地で過ごす。
成長し、金をぬすんで恋人と駆け落ちした主人公は
地球から遠く離れた星に恋人とともに移住する。
(星は不動産感覚で個人に売られていて、主人公たち2人だけの移住)
ところが移住した星は地震が多く、砂漠ばかりで人が住むには厳しい環境、
さらに恋人も事故で主人公と男の子を残して死んでしまう。
主人公はこの星から人間を絶やすまいと冷凍冬眠にはいり
息子が成長するのを若いまま待ち、数十年後に目覚め息子と結婚し子供を作る。
子供は長い間代々男の子しか生まれず、
女は主人公のみで次々に自分の子孫と結婚するという状態。
ここで火の鳥(望郷編ではこの星に住んでいて主人公を哀れんでいる超越的存在)が外部から
別の宇宙人の女(人間に化けられる不定形生命体)を招き
主人公の息子たちと結婚させ混血させる。
星の人口はあっという間に増え、主人公は女王としてあがめられる。

星の発展に尽くしすべてに満足していた主人公だが、地球への望郷が抑えきれなくなる。
なりふり構わず地球へ戻ろうとするが、途中で大怪我し怪しい宇宙貿易商人の治療を受ける。
治療により若返ったが、副作用で24時間のいのちとなってしまう。
ところが全て投げ出して戻ってきた地球は、過去に外に移住した地球人の帰還を禁止していた。
密入国したため追われる主人公だが、地球にはどこにも美しい自然など残っていない。
星から一緒に連れてきた少年も、密入国者を追う地球人に追い詰められ、話に聞いていた
美しい地球なんかじゃない!ひどいところだ、と叫ぶ
やっとのことでたどりついたかすかに残った自然豊かな地区にたどりついた主人公は、
24時間が経過し、これこそわたしが思い焦がれていたふるさとだと満足し、死んでしまう。

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[ 2016/07/25 20:28 ] 漫画・絵本 | TB(0) | CM(0)

【後味の悪い話】手塚治虫「生けにえ」

385 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/06/04(月) 14:11:32
じゃあマンガ繋がりで手塚治虫「生けにえ」
2千年前のメキシコで、生け贄の少女がいま祭壇上で首を切られようとしている。
「神様、私はもっと生きたいんです…あと10年生きて幸せな家庭を持ちたい。どうか願いを叶えて」
「わかった」と神の声がそれに応え、そして少女は意識を失う。

気づくと現代日本のどこかの島に記憶喪失状態で流れ着いた少女、
助けてくれた少年と恋をし結婚し子供も生まれる。
幸せな生活だったが徐々に自分が生け贄だった記憶が戻ってきて10年目、
技師としてメキシコに行くことになった夫に
「大昔に生け贄になった少女がいるの その子のために祈ってあげてきて」と言葉を残し
台所からふと消えてしまう。夫は必死で探すが見つからない。

2千年前のメキシコに少女の意識は戻ってくる。刀が振り下ろされ、少女の首が切り落とされる。end

388 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/06/04(月) 14:41:24
>>385
神様、そこまで叶えてあげるなら
助けてやれよーと思ってしまうw
 

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【後味の悪い話】漫画「ライオン仮面」

377 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/06/04(月) 09:49:33
漫画「ライオン仮面」、毎週楽しみにしていた。
あるストーリーで敵に捕まってしまい、どうやって脱出するのかと思ったら
あっけなく敵に殺されてしまった。
後味が悪すぎて、それ以来読むのをやめた。

378 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/06/04(月) 10:14:15
>>377
それってドラえもんでのびたが楽しみにしていた漫画じゃなかったっけ?
で、次週は助けに行った仲間も捕まり、そいつもやられる
先が知りたくなったのび太とドラえもんがタイムマシンに乗って未来に行って読む
それを繰り替えし、その話で盛り上がりながら道を歩く
その辺を通りかかった作者と偶然出会い、「何で先を知っているのか!?」と聞かれる
作者もその先の展開に困っていたらしく、その話を聞かせてくれと頼まれる
事情を話したかごまかしたかは知らないが、毎週タイムマシンで来週の雑誌を買うことを請け負う
来週の雑誌に載っている自分の作品を模写して執筆する作者
続けていくうちに、作者は混乱、倒れてしまう
かわりにのび太とドラが執筆を続けるが、「本当の作者は誰なんだろう?」で終わる。

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【後味の悪い話】友人に罪はない

356 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/06/03(日) 20:43:25
子供向けの歴史マンガでのエピソード。
歴史上の人物の話ではなく、、当時の時代の人の生活を、架空のキャラで表現した部分の話。
舞台は昭和初期、女性の権利についての活動が活発になってきた時期の話。
裕福な家庭に育った主人公の少女は友人に誘われて、女性労働者の集会に参加する。
そこで現在の女性がどんな酷い状況で働かされているかを知り、
結婚もやめて就職し、女性の権利向上のための運動に加わることを決めた。
当時は「政治のことなど知らない女性に参政権は必要ない」、
「女性のくせに政治に口を出すなんてはしたない」というのが常識とされていた時代であり、
主人公も周りから白い眼で見られる。そういった周りからの評判にも屈せずに、主人公は戦い続けていく。
そして数年後、主人公達の活動が実り女性にも参政権が認められるようになった。
その新聞記事を見て喜ぶ主人公の前に、かって自分を権利運動に誘った友人が現れる。
久しぶりに再会した友人は閉口一番、「あなたまだやってたの?」
その友人の手元には赤子が。友人はとっくの昔に権利運動からは足を洗い、
普通に結婚して妊娠して子供をもうけるという、当時における模範的な女性になっていた。
去っていく友人を呆然と見送りながら、一ページ使って主人公が「私は私の道を行かなければ」と言っておわり。

別に友人に罪はないってのはわかるんだが、子供心にはどうも……

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【後味の悪い話】「ジャップ!ジャップ!」

352 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/06/03(日) 18:27:35
昔見たドラマの話。
戦後かな?アメリカ人と結婚→アメリカへ移住した日本女性。
アメリカ人夫は、職場で日本人妻について同僚にからかわれ、
上司からもあまりいい顔はされていない様子。
子供も、学校で母親が日本人ってことでいじめにあっていた。
妻としても母親としても頑張っているのに、夫にも子供にも疎まれる毎日。
隣人にもあからさまに嫌味を言われたり、避けられたり。
三人それぞれがストレスを溜めた状態。

しかしある日、子供が「プレゼントがあるんだ」と鳥かごを持ってくる。
「ママはこの鳥を気に入ったようだから」
確かに、辛いことがあると庭にいる鳥をよく眺めていた。
あの鳥は根気よく教えれば、言葉も覚えるんだよ、という会話も息子とした。
嬉しくて、鳥かごを受け取ろうとした瞬間。

「ジャップ!」

叫ぶ鳥。
呆然とする母親。
鳥に合わせて、憎憎しげな表情で息子も叫ぶ。
「ジャップ!ジャップ!」

思わず、息子をイスに縛りつけ、体罰を与えようとしたところを
隣人に見つかり、警察沙汰になって逮捕される。
夫には離婚を言い渡され、息子も取り上げられる。
日本に帰ることもできずに刑務所?から出た後は、
移民の集団の仲間に入れてもらって、それなりに過ごしています…みたいな
オチだったと思う。

細部は違うかもしれないけど、大体こんな感じ。
見なきゃ良かった…。ジャップ!と叫ぶ子供の顔がいまだに忘れられない。

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【後味の悪い話】幸せを謳う歌→この子の七つのお祝いに

343 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/06/03(日) 16:45:48
あさきってアーティストの曲の
幸せを謳う歌→この子の七つのお祝いに
って繋がってるストーリーが後味悪い 
347 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/06/03(日) 17:46:22
ああすまん、歌詞が難解でいろんな解釈があるからあえて詳しく書かなかったんだ。
一番有力な説を
幸せを謳う歌のストーリーは

彼の死を悲しむ主人公である女は、彼が死んだ後ずっと
彼との幸せな生活を思い出しながらすごしていた。

彼は、鯉のぼりを立てて、そのままどこかに行ってしまった…
彼はぼんぼりが大好きだった・・・と。

だが、ある日女は思い出に浸るのをやめる。

そして彼の子供を身ごもっていることに気づく。
が、女の隣では不気味な少女が微笑んでいる。

この子の七つのお祝いにのストーリーは

彼の子供を育てている女、生きがいはもうこの子供だけである。
だが、子供は工場の排気、汚水のせいで病気にかかってしまう。
そして子供は弱り、死神がやって来る。
この子供だけは誰にもやらない、どこかに隠してしまおう。
せめて七五三の七つまで、この子を生きさせよう。
と思うのだが、ある日、彼の立てた鯉のぼりの揺らめきでハッと気づく。
子供は、人形だったと

この歌詞が暗喩などが多くて、人形が本当にそのまま人形という意味なのか、死体と言う意味なのか、
どこから人形だったのか、始めから妄想妊娠で人形を育てていたのか、
それとも隠していて死んでしまったのか。とかあるのですが、
これが大体のストーリーです

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[ 2016/07/24 20:28 ] ('A`) | TB(0) | CM(0)

【後味の悪い話】ウィニング嵐

341 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/06/03(日) 16:26:05
ウィニング嵐っていう昔小学館の学年雑誌で連載していたミニ四駆漫画。
幾つかストーリーはあるみたいだがその中のひとつ。
ミニ四駆の勝負が全ての世界で
悪の秘密結社ツインダビデ(タミヤのロゴのパクリ)に誘拐されて
無理矢理性能のいいマシンを作らせている兄を探す主人公の話。
それで賭レースだのミニ四駆四天王だの秘密結社の幹部を次々と破る主人公。
敵側の女の子も主人公に好意を持つ。
しかし女の子は秘密結社のボスに捕らえられる。
主人公が姿を現したボスの少年と対峙するシーンで
「次号に続く」

(続きます)

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[ 2016/07/24 19:28 ] 漫画・絵本 | TB(0) | CM(0)

【後味の悪い話】抱く事さえできたら保護できる

335 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/06/03(日) 15:02:56
リアル後味悪い話
うちの庭に2週間前から、猫が迷い込んできて棲みつきました。
それが見るからに普通の猫じゃなくて、シャム猫の長毛種みたいな
いかにも由緒?正しげなやつ
でもそいつは薄汚れていて骨と皮に痩せこけ、しかも事故か故意にされたか
右前足首から先と、尻尾の半分が切り落とされた状態で、保護をしようにも
人間が近づくと逃げてしまうのでどうしようもなく、仕方なく取りあえずは
少しずつでも警戒心が解けるように、少なくとも飢え死にはしないように
庭の奥に餌を置いておいてやるようして、近くの獣医の数件に猫の特徴を書いて
「怪我をした猫を保護(現実には餌しかやれてないけど)しています」と
いうチラシを貼させてもらいました。

それから何日かして、いくつかの問い合わせが来たけど、申し合わせたように
「飼い主が見つからなければ自分が・・」というが、容姿について弱っていて
毛並み悪し、足先と尻尾の切断・・・とかを伝えたとたん「やっぱりうちでは無理みたい」と
あっさり引き下がる連中ばかりだった。

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[ 2016/07/24 18:28 ] 実話・体験談 | TB(0) | CM(0)

【後味の悪い話】ジャイアンにパソコンをやらせたらどうなるか

12 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/06/02(土) 18:09:51
ドラえもんのパソコン講座、みたいな漫画があるんだけどその中の1話が微妙に後味悪かった。
のび太の家にジャイアンが遊びに来て、ジャイアンがのび太のパソコンを勝手にいじる。
ジャイアンはそこまでネットに詳しくなく、変なサイトにアクセスしまくる。
後日、のび太の家に大量の請求書が送られ、のび太はママに物凄い勢いで怒られてしまう。
その映像を見ていたドラえもんとのび太。
実はこれは、ジャイアンにパソコンをやらせたらどうなるかと言う予想みたいなものだった。
これを見たのび太は絶対にジャイアンにはパソコンをやらせないことを決める。
しかし、その時ジャイアンが遊びに来てしまい・・・。

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【後味の悪い話】既視感は「どこかで会った」ではなくて

647 名前:1/2 投稿日:2007/06/09(土) 13:30:44
ずーっと前に読んだ小説。
主人公はとある田舎の村の出身だが少年時代に故郷を離れて以来一度も帰っていない。
彼には誰にも言えない秘密があるからだ。

ある日主人公は村外れの一軒の家が無惨に潰れているのを発見する(理由は忘れた)。
近付いてみると住人らしき女性が上半身を落ちて来た木材に挟まれていた。
瀕死なのかもう息を引きとってしまったのか身動きひとつしない。
下半身の服装が乱れて太腿が剥き出しになっているのを見た主人公は
無性にムラムラしあろうことかその女性を強姦してしまう。
そしてそのまま通報もせずに立ち去ってしまった。
直後に引っ越すことになった主人公はその家と女性がどうなったか知らぬまま
村を出て今までそのことは忘れたように生きてきた。

ところが数十年後、仕事の都合(?)で村を訪れる必要ができる。
恐る恐る故郷に帰る主人公。
長い年月の間に村はすっかり様変わりし昔の面影はほとんどなくあの事故のことも
すっかり忘れられているようだった。
風情のある旅館に泊まり、こんなことならもっと早く来てみれば良かったかな
などと考えていると旅館の主人が要望があれば女を呼びますよ~と持ちかけて来る。
温泉につかり良い気分になっていた主人公は興味半分で呼んでもらうことにする。
正直こんな田舎だし大して期待はしていなかったがやってきたのは
20代前半くらい、商売の割にはすれてない感じのそこそこいい女だった。
主人公は「ラッキーv」と思いつつ女と以前どこかで会ったような奇妙な既視感を感じる。
思い出せないまま一晩を過ごし翌日には家に帰ることにした。

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【後味の悪い話】ししゃもと未亡人

636 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/06/09(土) 11:27:15
以前テレビで見た単発ドラマの話
ある年配の婦人が、中古住宅に引っ越した。
子供もいない独り暮らしで、浮ついたところがない、静かで慎ましい暮らしぶり。
彼女はたいへん几帳面な性格で、常日頃、家計簿で収支のチェックに余念がなかった。
そんなある日、家計簿を記帳中に、ふと電気の使用明細に疑念を抱く。
家電一式は、全て前の住居から持ってきたものを使用しているのにもかかわらず、旧宅での使用量より多いのだ。
家の中を一通り確認したが、特に電気製品は増えていない。買い換えてもいない。
そこで考えたのが、隣家に電気を盗まれているのではないか?ということ。
実は、引っ越してきた当初から、隣家に棲む夫婦が、それとなくこちらの様子を覗っている気がしてならなったのだ。

早速、婦人は、電力会社から技術者を呼んで、隣家に繋がる配線がないかを調べさせたが、特に不明な点はみつからなかった。
数日後、次の電気の使用明細が届くが、やはり、旧宅の時より使用量が増えている。
再度技術者を呼び、今度は、家の中を配線を調べてみることにした。
家中の家電のコンセントを抜き、照明器具も取り外したのに、電気の計量メーターが回っている。
婦人と技術者は、首をひねったが、ふと配電盤から細い配線が一本伸びているのに気づいた。
不審に思い、その配線を辿ってみたところ、それは床から縁の下に続いているようだ。
仕方なく、床板を取っ払い、その線の繋がる先を確認することにした。
床の下に見つけた細い線は、そのまま地中に続いていて、手で引っ張っても抜けないようだ。
これ以上は手の施しようがなく、建設業者を呼んで、そこを掘り起こしてみることにした。

重機を使い、線の先を掘り進めるうち、古い型の大きな冷蔵庫が地中から出てきた。
どうやら配電盤から伸びる線は、この冷蔵庫に繋がっているようだった。
まだ稼働中らしい冷蔵庫の中が気になり、すかさず扉を開けたところ、中から、女性の死体が、ほぼ綺麗な状態でごろりと出てきた。
警察を呼んで、この件は収拾。

婦人は、その後も住み続けている。
電気の使用明細は、旧宅と同じ量に戻った。

以上です
かなり前に見たドラマなので、途中若干違っているかも…
なんというか、じわっと怖かったです

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【後味の悪い話】阿刀田高「来訪者」

634 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/06/09(土) 11:16:46
あともう一本阿刀田高「来訪者」
半年前に初めての子を出産し、
都心に親の与えてくれた瀟洒な家で何不自由無く子育てをしている上流っぽい主婦が主人公。

ある朝、出産した産院で雑役婦をやっていた中年女が訪ねてくる。
産後すぐに熱を出して退院が延びたこともありいろいろと世話になった相手ではあるが、
そのみすぼらしい様子や「下層階級特有の」図々しい態度に主人公はイライラする。
何かにつけては赤ん坊の世話をしようとするので、
「きっとうちで家政婦に雇って欲しいんだわ」と見当をつけ、冷たく追い返す。
「ああいう下層に産まれた人はどうにかして上流のおこぼれをもらおうと必死ね」と。

そして午後、警察がその女について訪ねにやってきた。
話を聞くと、女の娘が未婚で妊娠して、でこっそり自宅出産して出奔してしまい、
女はその赤ん坊(女からすると孫)を殺したことが、遺体がでてきた昨日わかったとのこと。
そして赤ん坊殺し自体は半年前のことだという。

警察が帰ってから主人公は考える。出産してすぐ熱を出したせいで子供をしばらく見られなかったこと。
逃走したその日にわざわざ主人公の家にきて赤ん坊にベタベタしていたこと。
下層階級はどうにかして上層に潜り込もうと必死…。 end

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【後味の悪い話】阿刀田高「追われる男」

632 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/06/09(土) 10:57:43
阿刀田高の短編「追われる男」
郊外に住む家族持ちの中年のおっさんが主人公。所謂うだつの上がらないタイプ。
狭い家に年子の兄妹がいて「もっと広い家に引っ越したい」言われてるが
なかなかローンの目処が立たなく悩んでいた。

ある晩、駅から家までとぼとぼ歩いていると、一台の車が子供を撥ねたのを目撃する。
子供は即死っぽい。運転していたのは主人公がローンを申し込んでいる地銀支店長だった。
酒臭い車内で「子供が悪い。ローンをどうにかしてやるから黙っててくれ」言われとりあえず黙る主人公。

それから数日後のまたある晩、主人公は自分の後を付けてくる男を感じる。
自分が走ると男も走る。
「支店長が俺の口を塞ごうと殺し屋をさしむけた」と焦っていたところに
酔っぱらい学生の集団が通りかかり、無事家に走り込む。
主人公は心を決め、翌日すべてを警察に打ち明ける。

支店長は逮捕された。広い家ももう一生ダメになってしまったが、これでよかったんだ…と
駅前の行きつけの果物屋で家族に土産でも買おうとすると、果物屋のおやじさんが
「そういえば昨日、お宅の三件隣のお家を探してる方がいてね、ちょうどお宅が帰るとこをみかけたから
「あの人に付いて行けばいい」って教えてあげたんだが無事に付いたかなあ」。end

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【後味の悪い話】阿刀田高志「ナポレオン狂」

298 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/06/02(土) 09:24:08
阿刀田高志の「ナポレオン狂」。
主人公の知人にナポレオンに関する熱狂的なコレクターがおり、
ちょっとでもナポレオンに関わる物は金に糸目をつけずに買い漁る、まさに「ナポレオン狂」。
そしてナポレオン狂が最近手に入れたと言う凄い物を見せてもらった。
それはあの有名な帽子。
ナポレオン狂は「これは実際にナポレオンがかぶっていたんだよ」とうっとり。
そんな時、主人公の下にある男性が訪れる。
どこか田舎のおっさんなんだが、妙にバタ臭い顔。
その男はお土産のカワハギを主人公に渡し、
「私ナポレオンの生まれ変わりなんですよねぇ」と言い、
「どこかでみた事がある」と思ってた主人公は「そうだ、ナポレオンに似てるんだ!」と気がつく。
そして最初は信じなかった主人公も、
ナポレオンが投獄されていた時の記憶もあるんだよぅと語る素朴な男に興味を持ち、
「きっと喜ぶだろう」と思い、軽い気持ちで「ナポレオン狂」に引き合わせた。
しばらく経ってナポレオン狂に会いに行く主人公。
男の土産のカワハギが大変おいしくて、カワハギを食べていた時にふと思い出したのだ。
例の生まれ変わりの男と会った感想を聞きたかった事もあった。
「ああ、あの男か。あれはとんでもない山師だよ。顔は確かに似てるがインチキだ。
とっとと追い返して、今頃は故郷に戻っただろう。」
「そうか、それは残念だ。所で例の帽子をまた見せてもらっていいかい?」
ナポレオン狂はためらった後、帽子を主人公に見せた。
その帽子からは何かかいだ事のある特徴的な臭いがする。
館を辞去した後、その帽子のにおいの正体に気がついた。
それはある実験施設でかいだ防腐剤の臭い。
主人公はあの男がナポレオンの帽子をかぶった所を想像し、
「もう二度とあの男には会えないだろう」と思う。

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【後味の悪い話】シルフェイド幻想譚

271 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/06/01(金) 09:58:24
ゲームネタ。うろ覚えな上に既出かもだが同人RPGの「シルフェイド幻想譚」
時間の概念があって、日数が経過すると町や村の様子が変わるという気合の入った代物だった。
主人公が立ち寄る村のひとつに、予言者の女の子が居る村がある。
未来が見える代わりに目の見えない彼女は外の珍しい話をしてくれる主人公に懐き、
主人公は村を再訪してまた話をすることを少女に約束する。

それから訪ねていくたびに少女の家族の話や自身の未来視の力の話など二人は様々な話をする。

訪ねていって何度目かに、別れ際に彼女が「また明日ね」という感じの別れの挨拶をするのだが、
次の日村を訪ねてみると

村が跡形も無く焼き払われている。

生存者の一人も居ない村の、少女の家だった廃墟には彼女の日記が残っていて
自分がこうなって死ぬ運命はあらかじめ予知で知っていたがどうしようもなかった、
最後にいろいろな話を出来てとても楽しかった、あなたに会えてよかったです、といった内容が記されている。

回避可能なイベントなんだけど、そのためには一日目からMAP端の辺境の村に行き
毎日通いつめなければならないので大多数のプレイヤーが引っ掛かり、
廃墟で日記を読みながら呆然とする羽目になった恐るべきトラップイベント。

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【後味の悪い話】「予期せぬ出来事」

268 名前:212 投稿日:2007/06/01(金) 01:23:40
今ヤフーでやってる「予期せぬ出来事」って見た人いますか?
私はむかーし小学生くらいの時に、背中に有名な画家の刺青がある浮浪者の話と、
気持ち悪いおじさんに後をつけられる女の子の話を見たけど、怖かったなあ…

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【後味の悪い話】7SEEDS

226 名前:1/3 投稿日:2007/05/31(木) 14:15:49
7SEEDSって少女漫画が後味悪い。
全体のストーリーは人類滅亡の話。
回避不可能な隕石の衝突を前に各国の首脳部が決断を下す。
世界が滅亡した後でも人類を生き延びさせるため、選び抜かれたエリート達を冷凍睡眠させて隔離する。
んで無理矢理選ばれた心技体全て揃ったエリート達が激変した日本で何とか生き延びていく。
その中の1エピソード。
選び抜かれた精子と卵子から優秀な子供を作り出し、生まれた時からのエリートを作り出される。
親の顔も知らない子供達は、一般的な社会から隔離された島で生き残る術を叩き込まれる。
成績の劣る者、視力が落ちた者、病気になった者はどんどん脱落する。
子供達は周り全部がライバルの状態で、それでも友情をはぐくんで育っていく。
訓練は更に過酷になっていき、授業以外でも気を抜くことができない。
食料に毒物が混入させられたりロープに切れ目が入れられていたり
宿舎に火をつけられたりと、教師は生徒を殺しにかかってる。
つか実際に殺している。脱落した生徒は社会に戻すわけにはいかないので殺して肥料されてしまう。



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[ 2016/07/22 19:08 ] 漫画・絵本 | TB(0) | CM(0)

【後味の悪い話】厩火事(うまやかじ)

222 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/05/31(木) 13:37:49
厩火事(うまやかじ)
女髪結いで、しゃべりだすともう止まらないお崎が、
仲人のだんなのところへ相談にやってくる。
亭主の八五郎とは七つ違いの姉さん女房で、
所帯を持って八年になるが、
このところ夫婦げんかが絶えない。
それというのも、
この亭主、同業で、今でいう共稼ぎだが、
近ごろ酒びたりで仕事もせず、
女房一人が苦労して働いているのに、
少し帰りが遅いと変にかんぐって当たり散らすなど、
始末に負えない。
もういいかげん愛想が尽きたから別れたい、というわけ。
ところが、
仲人のだんなが
「女房に稼がせて自分一人酒をのんで遊んでいるような奴は、
 しょせん縁がないんだから別れちまえ」
と突き放すと、
お崎はうって変わって、
そんなに言わなくてもいいじゃありませんか
と、亭主をかばい始め、
はては、
あんな優しいいい人はない
と、逆にノロケまで言いだす始末。
あきれただんな、
それじゃ一つ、八の料簡を試してみろ
と、参考に二つの話を聞かせる。

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[ 2016/07/22 18:08 ] 小説 | TB(0) | CM(2)

【後味の悪い話】DQ6のミレーユ

215 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/05/31(木) 06:23:04
テンプレで思い出したが、DQ6のミレーユ(主役のひとり)が
人身売買で夜伽目的で王様に売られたが、
お妃に「美しすぎる」と言う理由で奴隷牢獄に入れられた話があったな。
しかも、お妃は全然お咎め受けてなくて、
のうのうと「私が統治者じゃ」みたいな事言ってて後味悪いな。
DQ6はドラクエの中では後味悪い話の巣窟だ。
せめてモンスターが化けてて、主人公が成敗できれば多少はすっきりするんだが。

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[ 2016/07/21 22:08 ] アニメ・ゲーム | TB(0) | CM(1)

【後味の悪い話】世にも奇妙な物語の「お前が悪い!」

225 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/05/31(木) 14:08:32
世にも奇妙な物語の「お前が悪い!」
ある日主人公は、電車の中で痴漢扱いされてひっぱたかれる。
それ以来、世の中で起きた犯罪はことごとく主人公のせいにされ、
「お前が悪い!」と責められるようになってしまう。
近くで起きた万引き強盗泥棒殺人交通事故は全てが主人公のせい、
アメリカの銃乱射事件も主人公のせい、9・11テロも
第二次世界大戦も恐竜が絶滅したのもポストが赤いのも
とにかく全て主人公のせい。
そして遂に、世の全ての災いの元凶である主人公をリンチしようと
群集が彼の部屋に押し寄せ、ドアをブチ破って中に押し入ってくるが、
責められ続けた主人公は既に首を吊って自殺していた。
責める相手をなくした群集は呆然としていたが、中の一人が横にいた奴を指差して

「お 前 が 悪 い !」

ちなみに原作小説があるが、オチは完全に異なる。

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[ 2016/07/21 21:08 ] ドラマ・映画 | TB(0) | CM(0)

【後味の悪い話】懲役30日!

204 名前:世にも奇妙な物語「懲役30日」 投稿日:2007/05/31(木) 01:46:41
主人公は凶悪犯罪者。主人公はついに逮捕されてしまう。
主人公に科せられた刑はなんと懲役30日!大喜びする主人公。
しかしその懲役は恐ろしいものだった。
主人公は屋上に呼び出されて上着を脱ぎ、棒にくくりつけられた。
この状態で日が沈むまで立つのが懲役なのだ。
「ネックレスをプレゼントしてやろう」主人公の首には縄が結ばれる。
「靴をはいていては暑いだろう」主人公は素足で熱くなったドラム管に乗る。
「塩分が不足しているだろう」主人公の体に大量の塩が塗られ苦しむ主人公。
なんとか29日間生き延びた主人公。「明日で出られる」
次の日主人公はいつも通り連れていかれるが、今日は地下にむかっている。
主人公が目にしたものは、電気椅子だった。
「何が懲役30日だ。そんな甘い刑があるか」刑務所の男は笑い、電気が流れた…
目が覚める主人公。ベッドにくくりつけられていた。
時計の針は4時5分を指している。
「おまえは4時にこれでねむったのだ。幻覚を見ていたんだよ。」
「5分で30日。1時間で約1年。1日で24年。つまりおまえは30日で720年もの間幻覚を見続けるんだ」
さあ落ち着くんだ。
医者はニコリと笑い、主人公に注射針をさした…

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[ 2016/07/21 20:08 ] ドラマ・映画 | TB(0) | CM(1)

【後味の悪い話】「ぼくらの」のノベライズ

197 名前:1/2 投稿日:2007/05/30(水) 21:46:54
「ぼくらの」という漫画とそれのノベライズ。
普通の中学1年生14人が巨大なロボットに乗り、未知の敵と戦わされる事になる。
実はそのロボットは人の命を糧にして動くというもので、
一度敵を倒すたびにパイロットの子供たちは一人死んでいく。
パイロットに選ばれた子供に逃げる事は許されず、
48時間以内に決着がつかなかったり、戦いに負けたら地球ごと消滅してしまう。

悪趣味な設定だし悪趣味な展開も多々あるが、
要は「死を目前とした若者が最後をどう生きるか」みたいな話。

漫画のモジ編
モジ…冷静沈着な優等生 ロボットのパイロットになる
ナギ…活発なスポーツ少年だったが、心臓に病を患う
ツバサ…二人の幼馴染で、二人に恋われている

ドナーが現れない限り近い将来に死んでしまうナギを、モジとツバサは毎日のように見舞っていた。
ツバサは二人の思いに気付いているが、関係を壊したくないのでどちらも選べない。
モジはナギを気遣う一方で「もしもナギが死んだらツバサは自分を選ぶのでは」と、
病状の回復を祈りつつ死ぬ事も祈ったりと複雑な心境だった。
だがある日気付いた。もしもナギが死んでも、ツバサの性格上すぐさまモジを選べるわけがない、
ナギの死でモジに引け目を感じて、むしろ絶対にモジと付き合う事だけは避けるだろう。

丁度そう思っていた時にロボットと契約したモジは、自分にパイロットの番がきたらナギを殺そうと考えた。
巨大過ぎて上手く操れないロボットは戦いのたびに一般市民にも被害を及ぼしていた。
ナギが病死ではなく、誰にでも被害が降りかぶり得るロボットによる死ならば、
ナギの死後にツバサは自分を選ぶかもしれないとモジは考えたのだった。
結局命と引き換えに戦うという事がわかり、
モジはその考えを捨て、ナギとツバサを守るために戦う事を決意する。
以前ふと検査してみてもらったところ、ものすごい奇跡的な事だが
モジとナギの臓器は型が同じで、移植しても拒否反応は出ないとわかった。
モジの心臓を移植すればナギは投薬などもせずに暮らせるのだという。
その頃にはロボットの戦闘に政府関係者も関わるようになっていたので、
モジは自分の死後にナギに心臓の移植をしてもらうよう頼み、敵を倒して死亡した。

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[ 2016/07/21 19:08 ] 小説 | TB(0) | CM(0)

【後味の悪い話】筒井康隆の小説

194 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/05/30(水) 20:38:20
筒井康隆の小説でもそういうのあった。
江戸時代、裏稼業がバレそうになった悪徳医者が辺鄙な離れ小島に逃げてくる。
都会の有名な医者だってんで無知蒙昧な村人に有難がられてやりたい放題、
ロクな薬も処方せずに高い医療費をふんだくる。
その内取れるものがなくなると今度は患者の女房や娘に手を出し始め、
あげくに老若男女赤ん坊まで見境無しにレイプしまくりの地獄絵図。

とうとう漁師の男がインチキを告発するんだけど、
医学知識をべらべらまくし立てて反撃されると手も足も出ず
逆にまんまと言いくるめられた村人たちに半殺しにされる。
当然治療もしてもらえず、延々苦しんだ挙句男はあぼーん。

そろそろ潮時と、前々から目を付けてた娘を拉致してトンズラこく医者。
(この娘だけは取り巻きが大勢いて手を出せなかった)
船の上でさて娘に挑みかかろう…としたらなんと「立たない」
畜生なんてこったいと医者が絶望してエンド。

さんざん悪事やらかしておいて、報いがたったそれだけかよと。

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[ 2016/07/21 18:08 ] 筒井康隆 | TB(0) | CM(1)

【後味の悪い話】藤子F不二夫「流血鬼」

186 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/05/30(水) 18:05:39
藤子F不二夫のSFマンガ「流血鬼」
西洋から渡ってきた不思議なウイルスのせいで
日本の少年である主人公のまわりもみな所謂「吸血鬼」化してしまう
(少年はそのとき山にキャンプに行っていて無事だった)
吸血鬼化した人間は「未だ人間」と見ると血を吸いに襲ってくるのだ
親も襲われ一人逃げてご近所さんの胸に杭を打ち込む日々

ひとりぼっちで洞窟に隠れて暮らす主人公のもとに幼なじみの少女(既に吸血鬼)が訪ねてくる
「あなたを救いたい/私たちは生まれ変わるだけなの/杭を打ち込むあなたこそ流血鬼よ」と説得される
納得しない主人公にとうとう少女は襲いかかる

病院で目覚める主人公 看ていてくれたのは以前自分が杭を打ち込んだ医者だった人
「もう大丈夫」と両親や少女親友たちに迎えられ表に出る主人公
「いまから考えるとおれ馬鹿みたいだよ
 気づかなかった赤い眼青い肌の美しさに 夜がこんなに明るく優しい光に満ちていたなんて」

価値観の転換、というポジティブな捉え方も出来るんだが
元の人間だったことを忘れてそっちの世界に行ってしまった主人公にとても寂しいものを感じた。

187 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/05/30(水) 18:15:34
なんか似たようなホラー小説で、主人公の周りの人達がみんな吸血鬼になって
主人公は正義の為にその吸血鬼と戦うんだけど
実は吸血鬼になるのはとあるウイルスに感染しただけで、もうすでにワクチンが開発されていて
主人公は無差別殺人鬼として逆に恐れられるって話を思い出した。

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[ 2016/07/20 22:38 ] 漫画・絵本 | TB(0) | CM(0)

【後味の悪い話】清張初期「ある小倉日記伝」

160 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/05/30(水) 00:33:23
清張初期の名作「ある小倉日記伝」は既出かね?
175 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/05/30(水) 14:40:40
「ある小倉日記伝」って、小学校の頃に読んだ小説かな?
主人公親子はきっとこの努力が報われるんだろうなぁーって期待して読んでいたから、
ラストで思いっきり凹んだ記憶があるよ。
なんせ読んだのが10歳くらいで小倉日記がそもそも何ぞや?って感じの頃で
時系列やその他で曖昧な部分があるから、てきとーな粗筋しか書けないけど

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[ 2016/07/20 21:38 ] 小説 | TB(0) | CM(3)

【後味の悪い話】思い出さないよう祈りながら

155 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/05/29(火) 22:00:54
少女漫画で多分作者は上野すばる
養父母の死により主人公は実母の元へ行く。
夫との離婚後に養父母に主人公を預けた母は、子供一人ぐらい余裕で育てられるはずのお金持ち。
再会しても笑顔一つ見せない母の態度に主人公は「自分は捨てられてたんだ」と悲しむ。
ふと今は庭の片隅の今は使われていない温室に入ってみると、
血まみれの女性の幻影を目撃、悲鳴を上げる。
やってきた母親は「温室には入るな」と主人公を厳しく叱責した。

引越しと共に転校もした主人公は、優しく接してくれる先生と仲良くなる。
温室の事や母の不審な態度を話したところ、先生は面白がって主人公の家にやってきて、
「もしかしたら死体が埋まってるのかもよ」と軽口を叩きながら温室の中を掘り返した。
はじめは一緒にふざけていた主人公だが、掘り返すうちにいつもの面影をなくし
どんどん無口になっていく先生の姿に異変を感じる。
主人公の止める声も聞かずに掘りつづける先生はやがて、頭蓋骨を掘り当てた

そこに現れる実母。先生は主人公にナイフをつきつけながら実母に語りかける。
先生の姉はかつて主人公の父と不倫をしており、別れてもらうための直談判に
この家を訪ねたきり帰ってこなかった、きっと実母が殺したのだと確信を持ちつづけていたと。
母はそれを認めた上で、主人公を助けるために先生の腹を刺し、
暴かれた過去の殺人の件も含めて逮捕されていった。
自分を救うために先生に立ち向かった姿に主人公は母は自分を捨てたのではなかったと主人公は思う

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[ 2016/07/20 20:38 ] 漫画・絵本 | TB(0) | CM(1)

【後味の悪い話】「富豪刑事」


141 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/05/29(火) 15:08:30
「富豪刑事」の中での話です。
なんか金のために両親と小学校6年生くらいの子が狂言誘拐の計画を立てて、
もちろん警察は何とか子供を取り戻そうと頑張るんだけど。

うろ覚えですみません。
ほんで、金がいる理由っていうのが、父親がゆすられていて、その金を払ったら
というか払うふりをしてゆすり屋を殺しちゃうという計画だったらしい。

最後の方で刑事にバレて、歩道橋の上かどこかで父親は刑事に詰め寄られる。
そのとき、老朽化していた手すりが壊れて、父親は転落死してしまう。
後日、「・・・後味の悪い話ですね」などと刑事同士で話し合っていたところ、

歩道橋の手すりは老朽化などしておらず、壊れやすいようにボルトみたいのを思い切り
緩めてあったんだそうな。
そしてそれは、すごく成績優秀で、名門中学への入学が決まっている息子が、あらかじめ

やっといた事だった。みたいに刑事たちは推測するんだな。
父親が逮捕されたりしたら、自分のエリートコースがお先真っ暗やから。

何の証拠もないし、そのまま別に子供のことは問題にはならなかったけど、最後に
その子供がにやっと笑うシーンがめっちゃ怖かったです。

すいません、私より詳しくて優しい方、できれば追記よろしくです。

148 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/05/29(火) 17:17:50
>141
それはドラマの方の話?それとも原作小説の方?

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[ 2016/07/20 19:38 ] ドラマ・映画 | TB(0) | CM(0)

【後味の悪い話】「あいつは親父を殺したからだ」

130 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/05/29(火) 05:45:01
男刑事が渡部篤郎なんだけどサイコな感じでいい味だしてた
以下同じくケイゾクの話

心臓病でもう長くはないという男性が迷宮入りした事件を再度捜査してほしいと
捜査一課弐係(ケイゾク)に訪れる。
男性は冷凍倉庫の警備員をしていたが、数年前に倉庫で起こった密室殺人事件の
第一発見者であったことから犯人と疑われかなりの心労を負った。
その事件の真犯人を捕まえて欲しいというのだ。
女刑事(中谷美紀)は依頼人の男性の主治医に目星をつける。
医者が倉庫が閉じられたときにしか出ない機械音を知っていたからだ。
彼は学生時代その冷凍倉庫でアルバイトをしており、倉庫のオーナーである社長(被害者)が
彼の父親を不注意から倉庫に閉じ込めて殺したことを知っていた。
それを恨みに思い社長を殺したのである。(トリックはあらかじめ自分が死体に扮して倒れておいて
警備員を欺いてから実際に社長を殺して死体を同じようにセットするというもの)

犯罪が暴かれた医者が自分を正当化するために言うには「あいつは親父を殺したからだ」
渡部「お前は親父が殺されたのをネタに社長をゆすってたんだろ?銀行口座に学生では
ありえないほど振り込まれていた」(言い方がいやみったらしい)
医者「俺を逮捕していいのか?依頼人の男性は心臓病で死ぬぞ 俺しか治せないんだ」
渡部医者につかみかかる「人殺しは人殺しだ」

パトカーに連行される医者が去り際に刑事達に向かってにやけながら、
「人殺し」の言葉を浴びせ続けるシーンでおわり。

・なんか1つの話としてのテーマがあやふやで一貫性が無い
印象に残るラストシーンではあるが物語の前半部分とは孤立していて唐突すぎる問題提起

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[ 2016/07/20 18:38 ] ドラマ・映画 | TB(0) | CM(0)


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