月別アーカイブ  [ 2016年03月 ] 

≪ 前月 |  2016年03月  | 翌月 ≫

【後味の悪い話】流血鬼

805 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/12/12(火) 16:50:26
藤子FのSF短編にも同じような話があってさ、
何故か街の住民みんな吸血鬼っぽいものになってるんだ。
襲われて兄や友達と逃げる主人公の少年。
襲ってくる吸血鬼に杭を刺して倒しながらも兄も友達も捕まって
一人で洞窟に立てこもる。
そこへ好きだった同級生の少女が食べ物もって説得に来て、
「私たちが吸血鬼ならあなたは流血鬼よ」と責められるうちに
食べ物に入ってた睡眠薬で眠ってしまう。
目覚めると既に吸血鬼にされていた。でも少年はすっきりした顔して
「知らなかった赤い眼がこんなに美しいなんて 夜がこんなに素敵だなんて」
と少女たちと夜の街に走っていく。
806 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/12/12(火) 18:46:39
>>805の話は後味の悪さが物足りないな。ひねりが足りない。藤子クオリティか。

【後味の悪い話】流血鬼の続きを読む
関連記事
スポンサーサイト



【後味の悪い話】「最後のモンスター」

797 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/12/12(火) 14:09:08
今思うと後味悪いどころか結構カッコイイ話のような気がするけど、
子供の頃、歯医者の待合で読んだ雑誌に載ってた話。
タイトルはうろ覚えだけど「最後のモンスター」だったような。
突如現れた怪物達と人類との生存戦争は驚異的な力を振るう怪物側の勝利で幕を閉じ、
人類は彼方此方に点在する僅かな残党勢力を残すのみとなった、という時代。
その残党の一つである傭兵団に雑用係として同行する少年がこの話の主人公。
怪物達との戦闘に敗れ傭兵団は敗走。一人はぐれた少年は傭兵団の生き残りを探そうと決意。
20年後、屈強なハンターに成長していた主人公は、神出鬼没のゲリラ戦術で怪物を狩りつつ
傭兵団の生き残りを探し続けていた。主人公への討伐の手を広める怪物軍。
傭兵団の消息は一向に掴めないまま、ただただ怪物達の小集団を殲滅する日々が続く。
更に10年が経ち、ついに捕らわれる主人公。満月の晩を待って全世界同時中継の公開処刑。
高々と磔にされた主人公を一目見ようと、処刑場や各地のモニターの前に集まる怪物達。
「早く殺せー!」「お願いだ、一秒でも早くそいつをこの世から消してくれー!」と口々に叫ぶ怪物達。
一方では我が子を抱きしめた怪物が「これでこの子も安心して眠れるのね…」と呟く。
磔の主人公を見る怪物達の熱狂した眼差しは、しかし恐怖に震えているようでもあった。

っという話。読んだ直後は歯ぁチュインチュイン削られながら、
敵が怯えるくらい強かったのに処刑で終わりかよ、くらいの感想しか頭に浮かばなかったが、
その晩、布団の中でようやくタイトルの意味に気づいて一人悶々としてた。

【後味の悪い話】「最後のモンスター」の続きを読む
関連記事

【後味の悪い話】愛と呼ばれるもの

836 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/12/13(水) 01:31:22
ちょっと違う感じの後味悪さを…。
久々にリバー・フェニックスに惹かれて予備知識ゼロで見た「愛と呼ばれるもの」。
父の死をきかっけにナッシュビルへやって来たAは、カントリー歌手志望の女の子。
オーディションの時間に遅れて、会場であるライブハウスに行くと
同じく遅刻してライブハウスへ向かっているリバー・フェニックス(以下R)に会う。
ほどなくして激しい恋に落ちるAとRは、盛り上がったある日ノリで結婚。
最初は楽しく暮らしていたが、生活がすれ違い始めた時、Rがレコーディングで
ナッシュビルをしばらく離れることになった。
今でも毎週オーディションに参加しているAを思いやって
「一緒に来ても来なくてもどっちでもいい」と言うとAは激怒。
プロになったRと、いつまでもオーディションに合格できない自分の差を
はがゆく思ってたのもあって激怒はおさまらず、Aは離婚を宣言する。

【後味の悪い話】愛と呼ばれるものの続きを読む
関連記事

【後味の悪い話】「異常心理」

788 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/12/11(月) 22:28:14
「異常心理」という映画。
優しい妻と5歳の息子を持つ建築家のAは幸せな生活を送っていた。
そこに、心の病を持ちながらAに異常なほど執着している前妻が出現。

前妻はまず偽名を使ってA妻と息子に近づいて親しくなる。
それバレてAに怒鳴られるが、レイプされた、殴られたとA妻に嘘をつく。
前妻は心の病気だが、Aを手に入れるためならば手段を選ばず、
なおかつ巧妙に嘘を重ね、先手を打ち、決して自分に不利な証拠を残さない。
万が一思い通りにならなくても、心の病気という免罪符を出せば
自分は罪にならないことをちゃんと知っていた。

前妻の罠に惑わされず、夫を信じたA妻は、
前妻にいやがらせをされていると弁護士に相談。
弁護士は前妻と話をつけるはずだったが、嘘の証拠で丸め込まれて
「負けが見えてるから降りる」とA夫婦を見放してしまう。
その後も前妻はA夫妻の自宅が見える部屋に住み始めたり、
夫婦の仲を裂こうと罠にはめたりした。しまいには行きずりの男に
わざと自分を殴らせて「Aに殴られた」と警察に駆け込んだ。

【後味の悪い話】「異常心理」の続きを読む
関連記事

【後味の悪い話】銀河鉄道物語

776 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/12/11(月) 20:19:30
先週の銀河鉄道物語も後味悪かったぞ。
「葬られた未来」
ある銀河鉄道が軌道上に入り込んできた宇宙船と衝突してしまう。
衝突により乗員乗客に負傷者が出たので、近くの開拓星へ臨時停車する。
開拓星の人々は心優しく、甲斐甲斐しく負傷者の救助にあたる。
しかし、負傷とは関係ないと思われる症状で乗客たちが次々と倒れる。開拓者達にもその症状が。
実は衝突した宇宙船はある製薬会社の実験船で、内部で危険なウイルスの開発を行っていた。
宇宙船内の製薬会社関係者は衝突事故以前に全員死亡していた為、ウイルスに対する治療法はわからない。
空間軌道は全宇宙に広がっており、このままだと感染が拡大してしまう。
事故の報告を受けて駆けつけた鉄道警備隊も成す術がない。
まだ生存者は残っていたが、銀河鉄道管理局は警備隊に引き上げ命令を出す。
空間軌道を封鎖した上で、開拓星全体の焼却処分が決定したからだった。
最後の生存反応が消えた後、気化爆弾で開拓星の地表を焼き払ってEND。

777 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/12/11(月) 20:53:37
宇宙ではよくあること
778 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/12/11(月) 21:00:38
>>776
生命反応が残ってるのに
焼き払わなかっただけいいじゃないか。
779 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/12/11(月) 21:03:38
>>776
バイオハザードではよくあること
 

関連記事

【後味の悪い話】神様に見捨てられた20日間

758 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/12/11(月) 17:07:44
神様に見捨てられた20日間
これは男性とその彼女の話。
クリスマスイヴ、この日は二人が初めてお泊りをする約束をしている日。
彼氏の家に行く前、二人でコンビニに寄ったときコンビニ強盗に出くわす。
正義感の強い彼は、その強盗を捕まえようと奔走するが、
複数いた強盗犯に彼女ともども拉致されてしまう。
そして強盗犯のアジトに監禁される(ちなみに犯人は三人組)。
強盗犯は彼氏の口座から有り金を全て奪うために
強盗犯二人は彼氏のみを連れてコンビニのATMに向かい、金を引き出させる。
しかしそのころアジトでは欲情した強盗犯の一人に彼女は誰にも汚されていないその体を強姦されていた。
彼氏達が戻るとそこにはアソコから、血を流した彼女が、
泣きながら「見ないで、見ないで!」と言って横たわっていた。
強盗犯「なんだ、初めてだったのか・・」
彼氏は逆上するが犯人たちに拘束されてしまう。
その後彼氏の前で強盗犯三人に回されるが、黙って泣きながら耐える彼女。
助けてあげられず、うつむく彼。
強盗犯の一人「うわー、俺素人初めてっす!!」
760 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/12/11(月) 17:09:43
数日間そんな生活が続く。
ある日強盗犯は無理やり彼氏と彼女の初Hということで、
散々もてあそんだ彼女と彼氏を無理やり性交させようとする。
嫌がり舌を噛む彼氏。驚き途中で中止させ、タオルを巻き、大事には至らずに済む。
19日目、彼女が隙を見て友達に、SOSの暗号メールを送る。
その日の夜、ギャンブルに負けいらだっていた強盗犯がまた彼女を犯そうとする。
「またやるのかぁ?もうその女毎日回されてガバガバやないかww」 
しかし覚悟を決めた凛とした眼差しで、強盗犯を睨む彼女
(Aともとの生活に戻れるなら、もう何をされたって構わない。あと助けが少しできっと来る)。
強盗犯「何だ!?そんな目でみるんじゃねえ!くそ、たて!たたねえ!」

【後味の悪い話】神様に見捨てられた20日間 の続きを読む
関連記事

【後味の悪い話】幽霊になりたくない

656 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/12/10(日) 17:55:06
幽霊になりたくない
その女と出会ったのは偶然かわからない・・
主人公は夜中の山道を車で走っている途中に、
こちらに背をむけて佇んでいる女を目撃した。
主人公は不信に思い、その女に声をかけ、顔をのぞきこむと驚愕した。
その女は顔中血まみれだったのだ。
主人公は幽霊かもしれない・・と怯えながらも、その女を病院へ連れていった。
医者が調べたところ、女は顔中血まみれにもかかわらず無傷で、
女の顔についていた血は本人の血ではないとのこと。
女は何も語らなかったので真実は不明のまま、女は警察に引き取られた。

数日後、主人公の家に女が訪ねてきた。
その女は数日前に主人公が病院へ連れて行った女だった。
女の名は美咲といい、あの場所には自主映画の撮影のためにいたらしいが、
一人だけ取り残されて、血まみれのメイクのまま途方に暮れていたというのだ。
主人公にはお礼が言いたくて訪ねに来たらしい。
そして美咲は帰り際に主人公にそっとメモを渡した。
そのメモには「また会ってくれませんか」と一言と美咲の携帯番号が記されていた。
主人公には妊娠中の妻がいたが、美咲は若くて魅力的な美人だったのでつい誘いにのってしまう。

【後味の悪い話】幽霊になりたくないの続きを読む
関連記事

【後味の悪い話】ピンキー&ブレイン

605 名前:ピンキー&ブレイン 1/2 投稿日:2006/12/09(土) 23:06:26
アメリカのアニメ「ピンキー&ブレイン」の1エピソード。
とある研究所に世界征服を企んでいる2匹の実験用マウスがいた。
天才で頑固なブレインと間抜けで能天気なピンキー。
彼らの世界征服計画は上手い具合に進むことはあっても最後は必ず失敗に終わる。
ある時ブレインは計画が失敗する原因を探るべく計算する。
すると失敗の原因はピンキーが足を引っぱっているせいだと判明した。
しばらくしてブレインはピンキーを呼び出し計算結果を告げる。
ピンキーは友情の危機を感じコンビ解消だけはしないよう懇願する。
意外にもブレインはあっさり承諾して別の発明品を見せる。
それは頭の良し悪しを変更できる複雑な装置だった。
難しい手順をこなしながら実験は無事成功しピンキーは天才になった。
早速2匹で計画を練るとピンキーは計画の穴を指摘するほど賢くなっていた。
喜ぶブレインだが計画を見せるたびピンキーは問題点を発見する。
仕舞には失敗原因を探った計算式のミスさえ幾つも発見してしまう。
ついに怒り出してピンキーをケージから追い出すブレイン。
だが指摘された通り計算しなおすと実は失敗の原因は自分にあったと判明。

【後味の悪い話】ピンキー&ブレインの続きを読む
関連記事

【後味の悪い話】貴志祐介「ISORA」

604 名前:ISOLAは過去スレであった 投稿日:2006/12/09(土) 22:31:29
貴志祐介の「ISORA」
主人公は他人の精神を読み取る超能力者。
その能力を活かして、精神に傷を負った人々の心のケアをしている。
そんな主人公が出会った少女は多重人格者だった。
恐ろしい震災により両親を亡くし引き取られた先では虐待を受け続け、
娯楽といえば父の形見の古語辞典を読むぐらいといった凄惨な日々を送った結果だった。
彼女の持つ人格にはそれぞれ名前がつけられており、
名前は古語辞典から取ったものが多く、人格もそれぞれ名前通りの性格をしている。

やがて少女の周りで異変が起きはじめる。
少女に虐待を行なっていた義父や、高圧的な教師が次々と死んでいったのだ。
主人公が少女の精神を覗きこむと、妙な人格が一つあった。
実はその人格は少女から発生したものではなく、
怨霊が少女に寄生したものだった。
少女に同調している怨霊は、少女を守るために
少女の体を飛び出しては、義父などにとり憑き殺していたのだった。
やがて怨霊は暴走していき、些細な事で人を殺していくようになる。
これは流石にいかんと主人公は思い、なんとか怨霊を成仏させる。

主人公によるケアは上手く行き、少女の人格は統合されはじめた。
消えて行く人格もあれば、統合によってまた新たに生まれる人格もある。
そして「憧子」という人格が生まれた。
今まではネガティブな名前が多かったが、「憧れ」なら悪い意味ではないと医師たちは言う。
だが、主人公に不安がよぎる。前に少女の古語辞典をパラ見した時になにかを見たような気がした。
少女の古語辞典で憧という字を調べて見る。

【憧る(あくがる)】①本来いるべきところを離れて浮かれ出る。②魂が肉体から離れる。

と書かれていた。怨霊は消えたものの、少女の中の人格たちは
「自分に害を成すものはこういう風に殺してしまえばいいんだ」と学習してしまっており、
怨霊と同じような人格を自らつくりあげてしまっていたのだった。

602 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/12/10(日) 02:00:09
>>604
ISOLAで貴志祐介にハマッたなぁ。なつかしい。
(黒い家)が一番怖かった。映画にもなったしね
で、この人の作品で後味悪いっていったら、(青の炎)とか。

関連記事

【後味の悪い話】附属池田小事件

537 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/12/09(土) 09:27:05
裁判長「判決の前に、被告は何か言いたい事はありますか?」
宅間「えー、発言してもよろしいか?・・・なら話すわ。
    まあ、まだ判決はでとらんのやけども、もうすぐ出るし、
    わかっとる事やから、最初に言うとく。
    どうも死刑にしてくれて、ありがとう裁判長さん。
    感謝するわ!わし、死にたい思うてたから、ほんま助かる。
    やっと死ねるんやなーと思うとほっとしたわ」
 ・・・どよめく室内。怒号が飛び交う・・・
裁判長「静粛に!・・・被告は裁判を誹謗しないよにしてください。
     これ以上、不穏当な発言を続ければ退廷させます。いいですね」
宅間「今のは、誹謗とか批判ではのうて、純粋のワシの心から出たほんまの気持ち。
    わかってもらわんでもええ。言いたい事はまだある。それは、殺してしもーた子供達にや!」
 ・・・どよめく室内。まさか?謝罪するのか?との期待感・・・
宅間 「わしが殺したガキどもは、わしの自殺の為の踏み台の為に生きていたんやな!
ほんま、感謝しとる。あのガキが8人死んでくれたから、俺が死ねるんやから
感謝せなあかん!死んでくれてありがとう!!
でも、死刑になるだけやったら3人で十分やったな。残りの5人はおまけで感謝しといたる!」
  ・・・どよめく室内。裁判長が退廷を命じる・・・
宅間(引きづられなから) 「おい、くそガキの親!おまえらのガキの8人分の命は
ワシ一人を殺して終わりの程度の価値やったんやぞ!
エエ学校に行かせて偉そうにしとったから死んだんや!
ガキどもが死んだ原因はおまえらあるんや!
せいぜい一生反省せいよ!
あの世でもおまえらの子供しばき倒したるからな!
あははははは!あははは!こらおもろい!」
  ・・・どよめく室内。退廷・・・
5分ほど後に、判決文が読まれた。
541 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/12/09(土) 11:01:49
宅間が死刑になった日、関西は物凄い豪雨だったなあ…
宅間の涙雨とか言われたもんだ
(宅間じゃなくて子供たちや親の涙だと思うが)

【後味の悪い話】附属池田小事件の続きを読む
関連記事

【後味の悪い話】「リンゴガール」

526 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/12/09(土) 03:30:16
このスレではお馴染みのミドリカワ書房という歌手の曲(既出だったらごめん)
「リンゴガール」というシングル。
主人公は最近やっと連載を始めたばかりのマンガ家で、
アパートの隣の部屋に住んでる大学生のガールが気になるらしい。
ある日ガールが主人公の部屋に、実家からリンゴが送られてきたからおすそ分け、とやってきた
もう少し若かったらちょっと上がっていきなよと誘えたんだろうなと思いつつ
ガールの可愛さにキュンキュンする主人公
半年後主人公は引っ越すことに
「寂しくなりますね」なんて言いながらガールは引越しを手伝ってくれた
お互い自然に電話番号を教えつつ、主人公は「辛いことがあったら電話しなさい」なんて言う

ここまでなら微笑ましい感じなのだが、後味悪いのはカップリングの曲
「彼は昔の彼ならず」

主人公は二日酔いしつつ夕暮れ時に起きて仕事場のあるマンションへ。
ドアを開けるとアシスタント達がカリカリ原稿をやってる
まずは一服とデスクに座る主人公、すると灰皿の横に一通の手紙が
見覚えのある名前に、どっかのホステスだろうかと封を開ける
「お久しぶりです、もう先生と呼ぶべきですね
 覚えていますか?昔隣に住んでたガールです
 住所が変わったようなのでこちらにお手紙いたします
 あの頃はまさか先生がこんな偉い漫画家さんになってしまうなんて…」
しゃらくせえ、なんなんだこの女はと一笑に付す主人公
アシスタント達に「きちんと働けよ、サボったら承知しねえぞ」と叫んで夜の街へと繰り出していった…

主人公ヒドス…
人間名声を得てしまうとこんなことになるのかと後味悪くなった
この歌手はわざわざ続編作ってまで後味悪い曲作ることで有名だけども…。 

【後味の悪い話】「リンゴガール」の続きを読む
関連記事

【後味の悪い話】ミリオンダラー・ベイビー

424 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/12/07(木) 23:25:11
ミリオンダラーベイビー
後味悪すぎ。
428 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/12/07(木) 23:41:22
>>424
見た。ハッピーエンド物だと思ってたからキツかった…
財産はおかんの物になったんだろうな。
429 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/12/07(木) 23:52:06
>>424
あらすじ書いて。

【後味の悪い話】ミリオンダラー・ベイビーの続きを読む
関連記事

【後味の悪い話】仮面ライダーBLACK死す

419 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/12/07(木) 18:13:27
仮面ライダーBLACK・第47話「ライダー死す!」の終盤で
仮面ライダーBLACKがシャドームーン(悪の仮面ライダー)の武器・サタンサーベルで
腹を刺されて川に流されていくシーンで終わった。
これだけでもショックなのに、ナレーションがさらに追い討ちをかける。
「仮面ライダーは死んだ。長く苦しい戦いの末、死んだのだ。
 もはや、この地球を救う者はいない。ゴルゴム(悪の組織)の横暴に任せるしかないのか。
 誰が、この美しい地球を救うのだ・・・・・・」
思いっ切り泣いた。
420 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/12/07(木) 18:15:09
それすぐ復活するから。

関連記事

【後味の悪い話】CASSHERN

383 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/12/07(木) 02:15:35
誰か映画キャシャーンのあらすじ頼む
ラストが意味分からんけどなんとなく後味は悪かった


【後味の悪い話】CASSHERNの続きを読む
関連記事

【後味の悪い話】時計じかけのオレンジ

350 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/12/06(水) 15:25:28
映画「時計じかけのオレンジ」の「雨に唄えば」
ttp://www.youtube.com/watch?v=SWvWyYz9ttk
女が服を切り裂かれてレイプされる肝心な場面で終わってる。
やばくてUPできないのかな?

【後味の悪い話】時計じかけのオレンジの続きを読む
関連記事

【後味の悪い話】金曜ドラマ『QUIZ』

362 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/12/06(水) 18:40:14
数年前にやってた金曜ドラマの『QUIZ』。
ある町内の子供のひとりが誘拐される。
両親には犯人からのクイズメールが届き、それをメンヘラ気味の主人公女刑事が解いて
犯人を突き止める、というのがおおまかなストーリー。

最終的には最初に誘拐された子供のクラスメート全員が誘拐される。
誘拐された子供たちの家庭はどんどん荒んでいき、一時は犯人かと思われた者や便乗犯も次々殺されていく。
最終回で主人公は、真犯人と倉庫で対峙する。
真犯人は誘拐された子供達全員。
便乗犯(誘拐された子供のひとりの父親など)を殺したのも子供達だった。
子供達は一人ずつその場で、それぞれの両親に向け
自分に関するクイズ(私の今一番欲しいものは何かとか、僕の通っているスイミングスクールの名前は、とか)を出題するが、
一人も正解することはなかった。
それに絶望した子供達はガソリンをかぶって自殺を図るが、
結局は黒幕だった警視庁長官が自殺したことで親達と和解。事件は解決。
主犯らしき子供(最初に誘拐された子)の手に手錠がかけられるが、
主人公がちょっと説教してすぐ外され、お咎め殆どなしで終了。

…その後、誘拐事件の真相はマスコミに叩かれ、
何人もの人を殺した子供達についても面白おかしく週刊誌に書きたてられる。
子供達の両親達は全員仕事をクビになり、連日自宅や親戚の家にまでも
ひどい嫌がらせがなされ、結局は全員その町を追われる。
それでも今なお嫌がらせがやむことはない。
…という感じのことが、黒い背景に白い文字だけでテレビの画面に流れる。

画面は明るくなってその後のそれぞれの家族達の様子。
公園で家族みんなで遊ぶ姿などが映し出される。
「弟か妹が欲しい」と言った子供の両親などは、子作り計画などを笑顔で話している。
END。

いかにもハッピーエンド、という感じで終わるのだが、
実際そんなことはないっつーのが後味悪い。というかなんだか狂ってて怖い。
家族全員で遊ぶ姿=仕事見つかってません、ということだし…。
父親殺して平然としてる子供と、笑顔のその母親も怖い。
これのコミカライズは、子供達がガソリンかぶった時点で火がつけられ倉庫爆発して終わってるので、
それよりはすっきりした終わり方ではあるけども…。

369 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/12/06(水) 22:56:48
>>362
最終回手前で刑事のひとりが犯人として浮かび上がり、
盛り上がったところで子供達が黒幕という強引なオチ。
しかも子供達が寄ってたかってボウガンで撃って殺人してるんだよな。
ラストの笑顔への違和感には賛成。
俺の中で「氷の世界」と揃って「最終回でどんでん返し狙いすぎドラマ」のひとつだな。

関連記事

【後味の悪い話】馬波平「ちなつのつかいかた」

346 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/12/06(水) 12:08:30
後味の悪いエロ漫画なんていっぱいあるけどさ、ツッコむだけ無駄だと思うんだ。
馬波平の「ちなつのつかいかた」

親が再婚していきなり義妹ができた姉。
「冗談じゃねー、あたしは認めないぞ」と義妹を邪険にする姉。
一方、義妹は「ずっと姉が欲しかったと思ってた」となんとかして姉と仲良くなろうとする。
ある日、姉と恋人が寝てる所に宿題を教えてくれと義妹が来る。
もちろん追い出したが、思い直して義妹を部屋に招き入れる姉。
仲良くなるための遊びだと義妹に吹き込んで3Pに突入。
義妹の破瓜の血を舐めながら「こいつにも使い道があるじゃん」とほくそえむ姉。
んで義妹に売春をさせて金を受け取る姉。
精液まみれになりながらも、念願の姉と仲良くなったと思い「お姉ちゃん大好き」と喜ぶ義妹
END

関連記事

【後味の悪い話】森奈津子「からくりアンモラル」

340 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/12/06(水) 10:16:21
森奈津子の「からくりアンモラル」の一番はじめに入ってた話
美しく意地悪な姉と、無邪気で優しい妹の話って聞いてたから百合かと思いきや
主人公は美しく意地悪な姉。
両親にプレゼントとしてもらった本物そっくりの犬型ロボットもいじめまくり、
今では恐れられ近寄ってさえこない。犬型ロボットは優しい妹の方に懐いてしまった。
妹はプレゼントに人型ロボットをもらった。
それはいかにもロボロボしい外見で、表情もない。
育成型で、はじめの頃は赤ん坊のようにはいはいしてたが、
今ではわりと賢くなった。妹がまめに世話をしているからだ。
なんだか気に食わないと思い、また姉は妹をいじめた。

姉にある時初経がきた。戦慄する姉。
これから自分は下卑た男どもに卑猥な目で見られるような
体になっていってしまうのだと思い、涙すら流す。
姉はかつて電車で痴漢に遭遇した事があるのだが、
あんな恐ろしい事が今よりも増えるのだろうかと恐れる。
しかも早速クラスのめざとい男子にばれてからかわれた。
「そういう坊やの皮はもう剥けてるのかしら?」
毅然と言い返すものの、胸中は屈辱感でいっぱいだった。

帰宅すると、妹が人型ロボットと折り紙を折っていた。
まだ初経などきていないだろう妹を憎憎しく思う姉。
妹は人型ロボットを我が子のように扱っている。
だが人型ロボットは、不器用な妹よりもよほど上手く紙を折っている。
子供だと思っているもの、つまり見下しているものに実力を越されているのだ。
それに気付かないなんて馬鹿だわ、と姉は思う。
そしてふと、服も着ずに剥き出しにされた人型ロボットの体を見る。
股間はつるりとしていて、男女どちらの性器もなかった。
成長するにつれて感情も学習するロボット。
それでも自分のような思いを味わう事はないのだと思うと、姉はむかむかした。

【後味の悪い話】森奈津子「からくりアンモラル」の続きを読む
関連記事

【後味の悪い話】乙一「死にぞこないの青」

326 名前:1/4 投稿日:2006/12/06(水) 00:54:44
乙一の「死にぞこないの青」
主人公は小学生の男の子。
新学期になってクラス替えが行われ、主人公の担任は新任の若い男の先生になる。
先生は面白くて優しくスポーツも得意であっという間にみんなの人気者に。主人公も先生が大好きになる。
ある時クラスで係決めが行われる。
主人公の希望した係(飼育係だったかそんなんだった)は希望者が多く、
先生は「言い争いになっても困るし、希望者達で時間を見つけて話し合いで係を決めなさい」と言う。
主人公はその日の放課後に話し合いが行われるのかと思っていたのだが、
他の希望者達からお呼びがかからないので、今日はやらないのかな…と思い帰宅。
次の日、先生に呼び出された主人公は、「○○君(主人公)は飼育係なのか」と聞かれる。
話し合いが行われなかったのは、誰かが辞退して
知らないうちに自分に決まったのでは…と思った主人公は「はい」と答える。
が、その数日後また主人公は先生に呼び出され、
「君は飼育係じゃないじゃないか!この嘘つき!君は○○係(誰も希望者がいなかった地味な係)になれ!」と言われる。
実は話し合いは行われており、何らかの行き違いで
他の希望者達に主人公は辞退したので参加しなかったのだと思われていた。
誤解を解こうとする主人公だが、口下手なため、
更に激高している先生が恐ろしくて何も言うことが出来なかった。

【後味の悪い話】乙一「死にぞこないの青」の続きを読む
関連記事

【後味の悪い話】Club Kids

240 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/12/03(日) 18:21:23
Club Kidsの製作者がとうとう逮捕されたなー
前にこのスレで紹介されてて知ったけど、やっぱ違法になるんだな。
248 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/12/03(日) 21:03:28
>>240
不気味なサイトスレにあったやつ?
なんで逮捕されたの?
249 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/12/03(日) 21:14:48
遺族から侮辱容疑で告訴、児童ポルノ処罰法違反容疑で告発らしいよ。

【後味の悪い話】Club Kidsの続きを読む
関連記事

【後味の悪い話】すり替えられた偽札

229 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/12/03(日) 12:00:26
んじゃ、今のニュースで後味わるかったのを。
偽札が発見されて、作成者が掴まったというんだけど。
その作成者は偽札を使った人の孫で、じいちゃんの財布にあった本物と
自分の作った偽札をすり替えてたという……。

初めは「うちのパソコンで偽札なんてできっこねーよ」とか思いつつ
遊びで印刷してあった(この時点ですでに犯罪だと思うけど)のを、
じいちゃんが気づかずに持って行ったのかなとか勝手に思ってたから、後味悪い。
ばれたら何も知らないじいちゃんが警察にあれこれ言われる訳じゃん?
勝手にすりかえておくってどうよ。
金欲しかったらしいけど。じいちゃんが可哀相だ。

関連記事

【後味の悪い話】フラワー・オブ・ライフ

701 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/12/11(月) 09:25:18
フラワーオブライフって漫画。
主人公は白血病患者で一学年遅れてる。
姉から骨髄もらって学校復帰。
治療の副作用で子供をつくれなくなったけど、
絵が上手いのでオタッキーな人々と同人誌つくったり、
クラスメートとクリスマス会したりと明るく楽しい学校生活を送る。
「あるあるww」ってなリアリティと「ねーよwwウラヤマシス」みたいな描写のバランスが上手くて、
タイトルの意味は「華やかな生活」みたいに解釈してた。
が、今号で実は白血病は完治していたわけではなく、
再発する恐れもあると、メンヘル気味の姉の暴言により判明。
暗い気持ちを紛らわそうと勉強しようとした主人公はある文章に目を引かれる。
He died in the flower of life.(彼は若い盛りに死んだ)

タイトルこういう意味だったのかーと驚愕した。

関連記事

【後味の悪い話】毒虫VS溝鼠

675 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/12/10(日) 23:35:35
今読み終わった、新堂冬樹の(毒虫VS溝鼠)って小説がやばかった
主人公とその仲間の変態が、銀行員の顔をメスで切り刻み
唇を削ぎ落とし、指で引っ張った瞼を切り取って、眼球と歯茎を剥き出しにして
主人公「これで瞬きもできねえなw」
変態「あんたそのプチ骸骨顔良く似合うよ 特殊メイクなしの怪物俳優として
   ハリウッドデビューも夢じゃないし、ディズニーランドのハロウィンパレードにも参加できる
   何をやっても金ががっぽがっぽ入ってくる いいなあ~ 羨ましいなぁ~」
さらに、手鏡で自分の顔を見させられて発狂
その銀行員はその後開放されるが幸せに生きられるわけが無い・・・だろう

あと、主人公が何の罪もないお婆さんに
主人公「ケツの穴みてえな口でグダグダ言ってんじゃねェ!」
   「こんなババァ どうせあと1~2年しか生きられねえだろうから 
    ちょいと早くくたばっても問題ねえよ 」
とか言いながら、蹴り飛ばして性器をライターであぶり焼きにして
何回も爪先で蹴りまくったあげく、空中ジャンプしてニードロップで頭蓋骨を粉砕・・・

この小説の作者は感動系小説も書いてるんだが
内容のギャップがひど過ぎるぜ・・・

【後味の悪い話】毒虫VS溝鼠の続きを読む
関連記事

【後味の悪い話】仲良くケンカしなっ

187 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/12/03(日) 00:00:13
ジェリーが大人になった頃トムはもうこの世にいませんでした。
トムは自分の命の終わりがすぐ傍まで来ているのを知ったとき、
こっそりジェリーの前から姿を消しました。
ジェリーの前で弱って涙もろくなった自分を見せたくなかったのです。
トムはジェリーの心の中ではずっと喧嘩相手として生きつづけたかったのです。
トムがいなくなったのに気づいたときジェリーは悲しみはしませんでしたが、退屈になるなと思いました。
トムとの喧嘩は最高にスリルのあるゲームでしたから。
胸の奥が不思議にチクチクはするのですが、
それが何なのか、 ジェリーにはよくはわかりませんでした。
トムの願い通り、ジェリーの心の中でトムはいつまでも仲の悪い喧嘩相手でした。

【後味の悪い話】仲良くケンカしなっの続きを読む
関連記事

【後味の悪い話】若竹七海「クール・キャンデー」

186 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/12/02(土) 23:56:47
若竹七海の「クール・キャンデー」
主人公は中学生の女の子。
主人公は母と、主人公とは異母兄弟だが
優しくて努力家の兄と暮らしていたが(父親は蒸発)、やがて兄は結婚。
兄嫁は基本的に悪い人ではないのだが少し我侭で無神経なところがあったが、普段は一緒に住んでいないし、
いらなくなった服やバッグなどをくれたりしていたので主人公は気にしていなかった。
美人で金持ちだった兄嫁は雑誌に紹介され、それを見た兄の友人にストーカーされてレイプされたのが原因で
飛び降り自殺をはかり、運よく助かって意識不明のまま入院。
主人公が誕生日と夏休みの初日を明日に控えて浮かれていたある日の夜、
兄嫁が入院先の病院で生命維持装置が外れ息を引き取った。
しかも同時刻に、アル中だったストーカーの男も、道に突然飛び出して交通事故で変死していた。
その時刻にアリバイがなく、しかも自分のアリバイに対して嘘をついていた兄は
動機ばっちりとして容疑者となってしまう。
兄を無実と信じる主人公は、それを証明するため夏休み返上で奔走する。

ラスト、主人公は兄に真実を告白する。
兄嫁が自殺未遂して友人にも裏切られ意気消沈していた兄を見て心苦しく思った主人公は、
あの日の夜、ストーカーに復讐するため
以前兄嫁からもらった服を着てカツラをつけ兄嫁に成りすまし、友人と協力してストーカーの前に現れた。
ちょっと怖がらせるだけのつもりだったのだが、パニックに陥ったストーカーは道路に飛び出し事故にあって死亡。
その後、なんだかんだあってその主人公の告白のおかげでなんとか兄の無実は晴れる。
すべてが丸くおさまり和やかなムードの中、
「ところで、兄貴はあの夜本当はどこに行ってたの?」と聞く主人公。
兄はにっこりと微笑みながら
「病院に行ってた。○○(兄嫁の名前)を殺しに」

途中主人公の恋愛模様や友情問題を挟んだり小学生を暴行魔から助けたりして、
テンポよく進む青春ライトミステリだと思っていたら、ラストの一行でズドンと落とされた…。
中学生主人公が名探偵になって、兄貴の無実を証明してはいハッピーエンド、だと思ったのに。
物語後半で明かされる、主人公が兄を無実をどうしても証明したい理由が、
実は自分自身がいじめられたりしたくないからというのもなんとなく気持ちを重くさせた。

【後味の悪い話】若竹七海「クール・キャンデー」の続きを読む
関連記事

【後味の悪い話】バタフライ・エフェクト

173 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/12/02(土) 18:30:35
映画「バタフライ・エフェクト」より。
時折、記憶を喪失する少年だったエヴァン。
成長してからはその症状も無くなったのだが、
ある日、その治療のために小さい頃から書いていた日記を読むと過去に戻れる能力がある事を知る。
自分のせいで幼馴染のケイリー(初恋のひと)の人生を狂わせてしまった事を悔やみ、過去に戻り運命を変える事を決意する。
で、何度も過去を書き換えていくんだけど、誰かを幸せにすると他の誰かが不幸になってしまう。
はじめからケイリーと自分が出会わなければよかった、と気づいた主人公は、
ケイリーと出会ったときに戻り、「俺に近づいたらお前の家族を皆殺しにする」と脅かす。
泣きながら去っていくケイリーを見送りながら「さよなら」と言うエヴァン。
場面はかわって、大人になったエヴァンとケイリーが街中ですれ違うシーンで終わりなんだけど、
ディレクターズカット版の後味が悪い。

エヴァンはケイリーと出会った場面ではなく母親の腹に戻って(胎児の状態に)へその緒を首に巻きつけ自殺する。
最後にケイリーが別の男と結婚式を挙げるシーンでEND。
切なくていい映画なんだけど、胎児が自殺するのがショッキングですた。

(詳細なあらすじはttp://cinema.wonderland.at.webry.info/200604/article_4.html参照)


【後味の悪い話】バタフライ・エフェクトの続きを読む
関連記事

【後味の悪い話】赤川次郎「手首の問題」

174 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/12/02(土) 18:52:47
赤川次郎は「手首の問題」が後味悪い
主人公はOL 最近下着泥棒に困っている。
ある時、今まさに下着を盗まんとする泥棒の手を窓から目撃する。
ここから外に出ていってもすぐに逃げてしまうだろうし、
今から出社しなければいけないのでもみあう時間もない。
そういえば友人からおもちゃの手錠をもらっていた。
OLは下着泥棒の腕と窓の格子に手錠をかけ、そのまま出社した。
おもちゃなのですぐ取れてしまうだろうし、
これにこりて犯人はもう下着泥棒なんて馬鹿な真似はやめるはずだ。

一方犯人。
犯人はOLの高校時代の担任教師だった。
別に主人公に恋心を抱いていたりするわけではないが、
かつての教え子の下着を盗むという事に興奮して、度々下着を盗んでいた。
妻との仲はすっかり冷え切っているので、それがちょっとした楽しみになっていた。
つけられたおもちゃの手錠はなかなか丈夫で外せない。
夏の日差しに疲弊しながら、どうするべきか犯人は悩む。
手錠を外せそうにない、かといって助けを呼ぶ事もできない…

帰宅したOLは、手錠が壊れているわけではないのに犯人が消えている事に気づく。
そして、その周辺に落ちていた担任教師の名刺(だったかどうかは覚えてないが身分証明できるもの)を拾う。
その数日後、OLはかつての担任教師と再会する。
彼には片手の手首から先がなかった。
事故にあったと言われたが、本当の理由はわかっていた。
傍らでは無くした腕を労わるように、妻が寄り添っている。
窮地を助けられた事で二人の間にまた愛が芽生えたらしいとハッピーエンド風味

【後味の悪い話】赤川次郎「手首の問題」の続きを読む
関連記事

【後味の悪い話】「悲しみよこんにちは」

163 名前:悲しみよこんにちは 1/2 投稿日:2006/12/02(土) 16:41:38
「悲しみよこんにちは」サガンが18歳の時の作品だった筈
父と2人で暮らしている18歳の少女、セシルが主人公
セシルが17歳の夏の出来事を思い出ていると言う設定の小説

父は母が死んだ後(たしか15年くらい前)、再婚せずに暮らしている
現在は若い女優の彼女(と言うか、もうちょっと軽い関係)がいたりと、モテるらしい
セシルはそんな父を愛していて、2人はドライで大人な付き合い方でうまくやっている
17歳の夏、セシルは父と別荘地に行き、いつも通りの怠惰な暮らしをしていた
父の彼女である女優のエルザも合流し、セシルにも恋人が出来た
そこに父の友人であり、デザイナーのアンヌ(アンナ?)がやってくる

アンヌは美しく、賢く、仕事もできる素晴らしい女だった
セシルはそんな彼女に尊敬の念を抱いている
父はいつしかアンヌに心惹かれるようになり、2人は愛し合うようになる
はじめはそれを喜んでいたセシルだが(セシルは軽薄なエリザをバカにしている所がある)、
いつしかアンヌが父だけでなく、自分までをも、
アンヌと同じ様な人間に変えようとしているのではないか、と恐れを抱くようになる

アンヌは規律を愛し、父やセシルが怠惰な生活をする事を好まなかった
そして、セシルの恋人であるフィリップとの付き合いを
あまり好ましく思っていない様子(学生同士なので節度ある恋愛をね、って感じ)

【後味の悪い話】「悲しみよこんにちは」の続きを読む
関連記事

【後味の悪い話】赤川次郎「殺人よ、こんにちは」

131 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/12/02(土) 08:39:09
赤川次郎の「殺人よ、こんにちは」
主人公は大金持ちの13歳一人娘のA。
子供と大人の中間のような存在で乾いた思考と美貌の持ち主。
父親は海外出張ばかりでほとんど家におらず、少々男にだらしのない母親と二人で気ままに暮らしていた。
ある日、父親が久しぶりに帰宅した後に急死する。死因はもともとあった持病の悪化とのことだった。
その時は別段父の死に疑問を持たなかった(悲しみもしなかった)が、
鏡越しに母が忍び笑いしているのを見てしまい、父は母に殺されたのだと確信する。
父の死後、母はすぐにマッチョな愛人を連れ込む。

その年の夏、Aは母とマッチョとお手伝いさんと親友Bの五人で毎年行っている海辺の別荘へ慰安旅行に行く。
Aは端からマッチョのことを金目当ての男と見抜いており
信用していなかったが、Bがなんだかマッチョに惹かれている様子。
一時的な知恵熱でしょ、とばかりにBをからかうばかりであまり気にも留めなかったA。
そこへ叔父が訪ねてくる。叔父は生前から何度も父から金を借りており
、今回も金を借りに来たが母ににべもなく断られる。
叔父はまったく金を貸してくれる様子のない母と間男的存在なマッチョを苦々しく思っている様子。
この叔父も色々とやらかすんだけど長くなるので以後割愛する。
そうこうして日々を過ごしているうちにAは行く先々で赤い服を着た大人の女性を何度か見かける。

【後味の悪い話】赤川次郎「殺人よ、こんにちは」の続きを読む
関連記事

【後味の悪い話】大石圭「湘南人肉医」

129 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/12/02(土) 07:34:18
大石圭の「湘南人肉医」
あるきっかけをもとに食人を好むようになった男が
殺した女の娘(赤ん坊)を拉致って食用に育てる話。
少女に成長した娘は男以外の人間を知らず知能も幼児並。
冷凍庫の中には男が保存している女性の首が幾つか入っている。
その中の一つを見ていると少女は何故かいつも涙を流してしまう。
それが自分の母親だとは彼女は知らない。
男はそれとは違う首を見ては時々泣いている。
その首は、彼が本気で愛した女性のものだった。
相思相愛だったが堪え切れずに食べてしまった。
少女は彼が首を見て泣く様子を見て、彼を泣かせる首を憎むようになった。
少女はベランダに出て外の人々を眺める。
少女は自分たち以外の人間を魔物のように思っている。
魔物たちに向かい、男を泣かせる首を乱暴に投げつける。
氷漬けの首が粉々に砕けたのを見届けた後、少女は揚々と部屋に引き返す。
外では魔物たちの悲鳴とサイレンの音が響いていたが、少女は気にせず
いつものように男が早く帰ってくるようにと祈っていた。

関連記事


アクセスランキング ブログパーツ