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【後味の悪い話】パスタが大好きな少年



977 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/08/21(月) 20:26:31
魔夜峰夫の短編
うろ覚えなので間違ってるかも

主人公はパスタが大好きな少年
ある日主人公は大蛇が人を飲み込んだ後側にあった草を食べて人間を消化しているのを目撃する
あの草には食べた物を消化するのを助ける効力があると思った少年は
草を持ち帰り同じくパスタ好きの友人にパスタ大食いの勝負を挑む
限界が来た所で友人に余所見をさせてその隙に持ち帰った草を食べてパスタを消化させる作戦
振り返った友人が主人公を見ると主人公の座ってた椅子には人間の形をしたパスタの塊が載っていた
あの草は消化を助けるのではなく人間を溶かしてしまう草だった
主人公は限界以上にパスタを食べていたので人間型にパスタだけ残ったってオチ

その続編 今度は友人視点で話が進む
友人は主人公の所から人間を溶かしてしまう草を持ち帰る
エキスを抽出して香水瓶に詰め気に入らない人間が居ると草のエキスを吹きかけては消していたが
ある日母親に触ると母親が溶けてしまう
動揺してメイドにかけよると友人の息がかかっただけでメイドも溶けてしまう
草のエキスを扱ってたので友人の体質が人間を溶かす草に近いものになってしまい(ここら辺の説明詳しく覚えてない)
ラストは友人以外誰も居なくなってしまった世界で友人が絶叫して終わり

最初の話でパスタが人間型になって椅子に座ってた絵が不気味でしばらくトラウマだった
人間を溶かす草持って大食い勝負に挑む話って落語にもあったような気がする



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【後味の悪い話】ドラゴンボール/魔人ブウ編



938 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/08/21(月) 09:12:03
DB連載中で見たブウ編の物語が後味悪かった。
地球人がブウによって8割くらい死んでいた時、
DQN二人組がどうせ死ぬならと、マシンガンとバズーカを使って人間狩りをしていた。
一方で、ブウの悪行は修まろうとしていた。サタンの人情にブウの心が動かされたからだ。
しかし、サタンがブウと和解した直後、DQNがサタンを撃つ。
ブウは必死で感情をこらえてサタンに逃げるよう促し、邪悪の塊である、ガリブウを放出する。
力の半分以上をガリに奪われてしまったため、もとのデブの方はあっさりと負ける。
その後、話は進み、地球と地球人はブウによって全滅するが、DBによって復活する。
その時のべジータが頼んだ願いが、
「天下一武道会があった日から死んだ人を生き返らせてくれ。極悪人を除いて」だった。
この時、べジータはブウとサタンの一部始終を見て、DQNがとった行動を見ていたのだが、
バビディやダーブラは生き返らない。としか言っていない。
つまり、DQNも生き返った可能性があるわけで、後味が悪い。

939 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/08/21(月) 09:18:24
>>938
避難してる老夫婦を射殺した二人組だな。
あのシーン、かなり胸糞悪かったよ。



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【後味の悪い話】NHK恐竜家族



930 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/08/21(月) 00:47:50
NHK恐竜家族って人形のドラマ

最後は皆死ぬの

わーわーと思いましたよ、ええ、後味悪い

933 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/08/21(月) 01:39:47
>>930
懐かしい。
恐竜家族って基本的にドタバタしたコメディだったのに、
最終回だけ異様に暗いんだよな。

環境破壊かなんかでもうすぐ自分達が死ぬことを悟りながら、
家族そろって暗い空を眺める最後にポカーンとしたのを覚えている。



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【後味の悪い話】時じくの香(かく)の木の実



104 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/08/24(木) 00:25:30
なんて漫画だったか忘れたが

巫女が預言をする事によって栄えていた一族があった。
その次の後継者を決めるための儀式に二人の姉妹が、現・巫女の老婆のもとに集まった。
本来は長子一人が巫女になるための儀式を受けるのだが、
姉妹は腹違いで、妾腹だが長子である日影と、年は下だが正妻の子である日向は
同等の権利を持つとして呼ばれたのだった(名前うろおぼえ)
日影は妾の子であるために不遇な扱いを受けていた。また、容姿も非常に地味だった。
一方日向は年相応(小学校低学年くらい?)のわがままさに
正妻の子としての高飛車さも加わり、
自分よりも地位が低く、美しくない日影を見下していた。

老婆から木の実のようなものを渡される姉妹。
それを食べ、そして選ばれたなら永遠に歳を取らぬ者になるという。
二人は同時に木の実を口にした。日向は意識が遠くなっていくのを感じた。
目覚めると、そばには高熱を出し顔を腫らし、看病されている日影の姿があった。
日影は選ばれず、自分は選ばれたのだと日向は勝利を確信した。

それから日向のもとに様々な人が来た。
彼らは日向の部屋に神酒やら丸ごとの鮭やらを置いていく。
だがもちろんそんな物を置かれたって8歳児にはつまらない。
唯一の楽しみは兄だった。兄は日向好みの美しい反物や人形を持ってきてくれる。
日向は兄に淡い恋心のようなものを抱いている。
贈り物の中には大人の仕事に関する事の書かれた文書が時たまあった。
さっぱりわからないと思いつつも読んでみても、何故か明確に「答」が浮かぶ。
預言を伝えようと屋敷の中を歩いて人を探していた日向は、
てっきり病でくたばったと思っていた日影と再会する。
妾の子供がなんで屋敷にまだいるんだと憤る日向に日影はおどおどとした態度を取り更にいらつかせる。
とりあえず人が見当たらないので日影に預言を伝えておくことにした。
同じ事が続き、日向の預言によって一族は益々繁栄していく。
数年が経つ。それを実感したのは日影の成長を見ての事だった。
だが日向は変わらない。巫女になると歳を取らないと老婆が言っていた事を思い出す。



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【後味の悪い話】本こわクラブ


88 名前:1/2 投稿日:2006/08/23(水) 18:36:53
昨日の本こわクラブでやってた話

主人公の看護婦が働いている病棟の備品には、不吉なテディベアがあって
そいつを身近に置いた患者さんは早死にしてしまうというウワサ
実際にそのテディを身近においていた患者が突然ポックリ逝っちゃったりしたので、
主人公はマズイと思って資料室にテディを隠しておく

そんなある日主人公と仲良くやっていた患者(かりに田中さんとしておく)の
容態が悪化、田中さんは、息子夫婦を事故で失っていたので遠い遠い親戚を
呼ぶが、親戚は「そんな婆ちゃんどうでもいいや」みたいな態度で帰っていく



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【後味の悪い話】我が子を必死に探すような哀愁



70 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/08/23(水) 13:01:19
だれだったかの短編集。

宇宙最強の戦艦と、桁外れの戦闘能力を誇る乗組員達(15名ぐらい)がある星に不時着した。
現地の住民に、食料を分けてもらい、久々に宇宙食以外の料理を楽しんだ。

現地の住民は、文化こそ発展してないものの、みな楽しそうに暮らしている。
一方で、アギラ様?みたいな名前の神がそこにはいた。
アギラ様には毎年、生贄として村の子供を毎年一人捧げなくてはならない。
その話を聞いた乗組員達は、私達がアギラ様から解放してあげよう、と、名乗り出る。

辺境の怪物ふぜいが、宇宙最強の我々に適うわけも無い。食事のお礼をしよう。
と、乗組員達は軽い気持ちで申し出た。

アギラ様の穴で、生贄の少女と共に待っていると、すさまじい咆哮が。
穴から出たアギラ様の全身は、戦艦以上に大きく、乗組員の自慢の武器、
戦艦のあらゆる攻撃が効かない。

それでも、星をも砕くと言われる戦艦最強の武器を使い、やっとのことでアギラ様を倒す。
戦艦はほぼ大破。乗組員の半数が死亡し、他のものも負傷を負う。
「もう大丈夫だよ」と少女に微笑む乗組員。それでも少女は震えている。

「あなたが倒したのはアギラ様じゃない・・・」
その時、先ほどの怪物以上の咆哮が。
その咆哮は、我が子を必死に探すような哀愁を帯びていた。

をわり。



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【後味の悪い話】ボーイズドントクライ



61 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/08/23(水) 09:41:03
ボーイズドントクライ

性同一性障害に苦しむ主人公ブランドンは、
「女」でありながら「男」として生活しようと、とある町に引っ越してくる。
そこでブランドンはジョンとトムという2人の男性、そしてラナという女性と知り合う。

ジョンとトムは刑務所上がりでキレると危ない奴だが、ブランドンとつるむようになっていく。
ブランドンはラナに恋をし、ラナもブランドンに魅かれはじめる。
新天地での生活が上手く行きはじめた矢先、
ひょんな事から主人公が「女」であることが周りにバレてしまう。
町の人たちはブラントンを「変態野郎!」と罵るが、ラナは「女」である主人公を受け入れてくれる。

しかし、ジョンとトムは「男」であると自分たちを騙していたブラントンを許せない。
お国がら敬謙なクリスチャンだったりするので、性同一性障害者を「化け物」と罵る。
そしてブラントンを拉致し、レイプしたうえで、それが当然であるかのごとく殺す。

実話だってところがなんともね・・・

63 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/08/23(水) 10:11:12
>>61
げー後味悪すぎ・・・
周囲の理解を得てハッピーエンド☆とかに改変しそうなテーマだが、そのまんまなんだ・・・



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【後味の悪い話】バンディラの山


38 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/08/22(火) 17:55:14
バンディラの山

主人公のアムサが住む地方には、「バンディラ様」と呼ばれる神を祀った山がある。
天災で家族を失ったアムサは、他の人々のようにその悲しみを
「これもバンディラ様の御心」と受け入れる事が出来ず、
家族を奪ったバンディラに復讐するために山を目指して旅に出る。

しかし旅の途中アムサは行き倒れ、カジュという少女に助けられる。
怪我の手当てや食事の世話を献身的に行うカジュに、
アムサは徐々に惹かれていくが、カジュはバンディラに仕える巫女だった。
そのカジュも、アムサの旅の目的を知りながら彼にほのかな気持ちを抱いているようで、
バンディラを巡って分かり合えないもどかしさを感じている。

アムサの怪我が癒えた頃、カジュの村ではバンディラに巫女をいけにえとして捧げる儀式の準備が進んでいた。
その儀式でカジュがいけにえとなる予定だと知り、アムサはやめるよう説得するが、
「バンディラ様の元で幸せになるの」と儚い笑顔を見せるカジュ。

ついに儀式の当日、アムサの目の前でカジュはいけにえとして首を切り落とされる。
最後までバンディラのために死ねる喜びを感じたままで。
家族だけでなくカジュまでをも奪われたアムサは、復讐の怒りにまかせてバンディラの山を登りはじめる。
険しい山の頂上にようやくたどり着いたアムサ。
しかし、そこにいたのは神ではなく、無造作に積み上げられた数個の小石だった。
「こんなもののために君は死んだのか・・・」とカジュを思い、そのままアムサは力尽きる。

それからしばらく経ち、ふもとの村では人々が噂をしている。
「バンディラ様に会いに行った少年は戻ってこないなぁ。」
「当たり前だ、バンディラ様と戦ってかなうはずないんだから・・・。」

アムサが頂上で力尽きたせいで、バンディラの正体を知らない人々の畏怖がさらに強まってるのが(‘A`)だった。
この作者はもう漫画描いてないのかな?
うっすら悲しいハッピーエンドを描くのが上手かったような気がするんだけど・・・。



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【後味の悪い話】博士の愛した数式の



22 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/08/22(火) 10:02:38
博士の愛した数式の作者の短編

主人公の彼女は匂いの収集家
「●●公園の●●の花びら」という風にラベリングしたボトルの中に
花びらを入れて保存し、時折ボトルを開いて中の匂いを嗅ぐ。
無機物から有機物からと様々な物がボトルの中に入れられ、
彼女の家の棚には無数のボトルがぞろりと並び、棚の上にも詰まれている。
見上げるほど高いその棚からも、いずらボトルたちは溢れ出してしまいそうだった。
だが彼女はその無数のボトルの一つ一つの中身を記憶し、
どのボトルがどの位置に置かれているかも正確に覚えているようだった。

彼女が風呂にいる間、上のボトルを取るための梯子を使い
主人公は棚の上に置かれているボトルたちを見てみる。
彼女がそのボトルたちを見ていた記憶はないが、
ボトルはどれも埃をかぶっていなかったので意外と頻繁に見られているようだ。
ボトルのラベルにはこう書かれていた「○○の髪」
○○とは主人公の名前だ。主人公は他のボトルも見てみる。
ラベルには見知らぬ男たちの名前と共に、
髪、皮膚、爪、指、眼球などと表記されていた。
そして実際、ボトルの中にはごろりと男の親指が入っていた。



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【後味の悪い話】世にも奇妙な物語「ホーム、スウィートホーム」



16 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/08/22(火) 00:07:39
世にも奇妙な物語から「ホーム、スウィートホーム」

主人公(江口洋介)はある男から代理父の仕事の依頼を受ける。
流石に父親の代理はできないだろうとその家にいくと当たり前のように受け入れられる。
妻と男の子2人は主人公と本物の父が入れ替わったように気がついていない様子。
次第に本物の父親のように振る舞い、その家族に愛情がわく主人公。
一方、本物の父親は遊び歩いている。

そして契約期間が過ぎて、名残惜しさを感じる主人公。
本物の父親よりも父親らしいことをしてきた自信のある主人公は、
本物が家に入るところを見ている。
そして、本物に家族はこう言った。
「パパ、お帰り」

入れ替わったことに気がついてない家族とか、報われなかった江口とか、
見ていて切なくなった。

しかもこれがオムニバスの最後の話だったのが余計後味悪い。
布団に入ってあの家族のその後を延々と考えてしまった。

 

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【後味の悪い話】「コールドケース」



928 名前:1/2 投稿日:2006/08/20(日) 23:07:19
WOWOWでやってるドラマ「コールドケース」
古い未解決事件を解決する女刑事のストーリーで、当時の流行ものの音楽とかが流れるのがウリ。
だがどれもこれも、被害者達がカワイソスすぎる話ばかり。
その中でも特に鬱な、第1シーズン第8話「蝶々」

被害者は幼い少女。母親と一緒に窓から落ちて死亡。母親は昏睡状態だったが3年後に目覚め、
捜査が再開される。
親子の部屋から走り去った黒人男性の目撃証言があり、親子を突き落とした犯人と思われていたが、
真相は全く違っていた。



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【後味の悪い話】自分が医師だと思い込む



924 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/08/20(日) 21:38:48
安孫子武丸の小説だったと思うけど、タイトル忘れた。

ある精神病院の若い医師が主人公。
医師として優秀な自分をよくわかっていて、
治る見込みのない患者を相手に仕事として日々対応していた。
ある日同僚の医師に呼ばわる。
部屋にはどこかの(診察室のような)部屋と、
一人の(医師のような)女性が写っているモニターがあるだけ。
何がしたくて呼んだのか尋ねると、同僚の医師は「とりあえず見ていて下さい」と言うだけ。
やがてモニターの中の部屋に一人の男性が入ってくる。
男性は医師で、自分の担当の患者について相談しているようだった。
相談内容は「担当の患者が自分が医師だと思い込んでいて、その症状の病名や治療方法」についてだった。
しばらく見ていても意味もわからず我慢できなくなった主人公は、
同僚に何度もこの映像は何なのか尋ねるが、同僚はただ「わかりませんか?」と言うだけ。
しばらく見ていると同僚が「写ってるどちらかは患者です。あなたはわかりますか?」との事。
話を聞いている様子だと女性の診察に間違いはなく、主人公は女性が医師で男性が患者ではないかと思いはじめる。
それを同僚に伝えると、実は女性が患者だった。
「自分が医師だと思い込むだけではなく、その診察も間違っていないので、
 こちらも治療方法が難しく困っているのです」
との事。
見るとモニターには必死に患者ではないと主張する女性と、優しく説明する男性が写っていた。
「ですから本人に、自分が写ったテープを見てもらえば少しは治療になるかと思いまして。」
意味がわからない主人公。
同僚は続ける。
「わかりませんか?あそこで必死に自分は患者ではないと主張するのはあなたですよ」

今までモニター越しに見てたのは自分だと気付いたのは、主人公と同じタイミング。
すげーと思ったけど、この女性の今後の治療がどうなるのか考えると後味悪かった。

926 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/08/20(日) 22:16:25
>>924
似たようなやつを「世にも~」でやってたね。



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【後味の悪い話】子供たち怒る起こる怒る



853 名前:1/2 投稿日:2006/08/19(土) 11:00:00
子供たち怒る起こる怒るという本はかなり後味悪かったと覚えてる。
あらすじ書きたいけど、あんまり覚えてない・・・でも短編集だった。
表題作のあらすじをちょっと・・・

主人公が引っ越してきた街には、牛男という連続殺人鬼がいた。
そんな中、主人公が仲良くなった学校の友達3人にあるゲームを持ちかけられる。
それは、牛男の次の出没場所をあてるというもの。
あたればその人にいくらかポイントがたまり、
最終的に一番ポイントの低かった人が
一番高かった人の言うことをひとつ聞かなくてはならない。

854 名前:2/2 投稿日:2006/08/19(土) 11:00:33
主人公を含める4人の中で、なぜかどんどん出没場所のわかるAがいた。
その子は自分が「殺したい」と思った人間が牛男に殺されるのだという。
急に自分に自信が出てきたA。
ところがAは些細なことからゲームの参加者の友人を殺したいと思ってしまう。
怖くなったAは自分の思いを取り消した。
しかし心配になった主人公はAを連れて学校を飛び出してしまう。
その時近くで聞きなれた叫び声。
それは前にAが殺したいと思った友人だった。
友人は牛男に残酷な殺し方をされてしまう。
ゲームは終了し、一番ポイントの高かったA。
Aのお願いは、父親を殺してほしいというもの。
Aは父親から性虐待を受けていたのだ。
父親を殺しに向かうのだが、結局返り討ちにあって終わり?

この話にもっと続きがあったはずなのに、なかなか思い出せない。。。
でもみんな小学生なのだが、
主人公は妹と性的関係にあったり、
差別があったり、性的虐待があったり、殺し方の書き方もいやらしく、
全体的に気持ち悪かった。
物語もきちんと終わるものではなかったし、
後には釈然としない感じと、気持ち悪さだけが残った。



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【後味の悪い話】再婚相手はいつもろくでない男


850 名前:1/2 投稿日:2006/08/19(土) 10:05:55
再婚を繰り返す母には二人の実の息子と娘がいた。
母の再婚相手はいつもろくでない男ばかりで子供たちをいじめる。
それに離婚が近づくといつもは優しかった母までもがイライラのはけ口として子供を利用していた。

兄妹の兄は年上なので大人との付き合い方がわかっているが妹にはそれが上手くできない。
なので兄はいつも妹をかばって夫婦の罵詈雑言を受けていて、
「こんな妹なんていなければオレは苦労しなくていいのに」
と思うようになり、そのような、妹を見捨てる考えをしてしまう自分に嫌気が差していた。

一方妹のほうは、度重なる再婚と夫婦の虐めによって、知らず知らずのうち精神分裂症を来たしており、
「いつか自分が夫婦に殺されるのでは?」
「きっと小高い崖に自分をつれてきたら夫婦は躊躇なく自分を落とすのだろう」
などと考えるようになっていた。

そんな中、また母が再婚した。

新しい父親は口の厳しいひとだったが子供たちを虐めはしなかった。
その激しい口調に恐怖を覚えた妹は子供110番に電話する。
だが虐待の事実はないので相談所の人間は様子見ということで早々に帰ってしまった。

夫婦はこの一件で改心し、良い父親、良い母親になることを決意した。
そこで家族の親睦を深めようと夫婦と妹とで公園へ遊びに行くことになった。
そう、小高い崖のある公園に



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【後味の悪い話】山岸涼子「コスモス」



827 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/08/19(土) 00:29:32
山岸涼子の「コスモス」

主人公は小学生の男の子。ごく普通の少年だが、喘息を患っている。
「今日は風が強いわねえ…大丈夫●●くん?」
こんな風の強い日は同調するように少年の胸の風も強くなる。
荒く苦しそうになっていく少年の呼吸。
車の免許を持っていない母は父に電話をかける。
「●●くんの発作が出てしまったの。病院まで連れて行って」
朦朧としている意識の中で母の声がかすかに聞こえた。
やがて父がやって来て少年を病院へ運んだ。

母は少年の自慢だ。きれいだし、料理が上手い。
いつも少年は母の手作りのお弁当をみんなに見せびらかしている。
クリスマスの日、少年は母のつくった七面鳥の料理をつまみぐいする。
だがとても不味い。失敗したわけではなく、子供向けの味付けではなかったのだ。
ごめんねと謝る母。そこに父から連絡が入る。今日は帰れないらしい。
母は泣きながら七面鳥を捨てる。少年には食べられないし、自分だけでは食べ切れないからと

お正月は親戚の家に行った。
楽しくすごす少年。一方、母は親族たちとなにか話していた。
浮気相手と正月もすごすようなあんな男とは別れなさい、そう親族たちは言う。
だが母は涙を浮かべながら、離婚だけはしないと親族たちに言った。
少年はその会話を聞いていない。

「そろそろ発作が出ないか心配だわ…近頃なかったし…大丈夫?●●くん」
ある日、母は心配そうな顔で少年に聞いてきた。
母のその顔を見ているうち、少年の胸にまた嵐が訪れる。
すぐに発作を起こし倒れる少年。母は電話へと走る。
「あなたまた●●くんが倒れたのよ 女と●●くんとどちらが大事なの 早く来て」
涙を流しながら母は受話器に向かい叫ぶ。
朦朧とした意識の中で少年は思う。
――僕の発作が起きた時だけパパはくる



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【後味の悪い話】ウィンダリア



822 名前:ウィンダリア1 投稿日:2006/08/19(土) 00:10:30
昔見たアニメ、ウィンダリア。
うろ覚えの部分もあるので間違っていたらスマソ。

前提
・海の国と山の国は敵対している。
・しかし、海の国の王女と山の国の王子はロミジュリ状態の恋人同士
・この国では死ぬと魂は死者の船に乗る。死者の船の船員は生きている人間で
 高給を約束される代わりに何年も陸には帰ってこられない。
・贅沢な暮らしの為に自分の旦那を死者の船の船員にした女がいるが、
 孤独に耐えきれず、毎日港に通い夫の乗る遙か沖の海を行く死者の船に向け、
 早く帰ってきてと呼びかけている。

イズーとマーリンは、海の国の村で暮らす夫婦。
ある日、海の国を侵略しようと企む山の国が海の国の水門を開き水没させようとするが
水門が開いた事に気付いたイズーが素早く水門を閉じた事により一躍英雄となる。

この功績でイズーは海の国と山の国から英雄として誘いを受ける。
この待遇にすっかり有頂天となったイズーは一旗揚げて帰ってくると
マリーンが止めるのも聞かずに山の国に行ってしまう。
(ちなみに海の国の褒美は貝殻細工、山の国は金貨)
やがて山の国と海の国との間で本格的な戦争が起こる。
それぞれの国の王子と王女も互いの事に心を痛めながらも、立場上戦争に出陣。
その戦争でイズーは海の国の堤防の門を開き、海の国を水没させた事により山の国が勝利。
この戦争の最中に偶然であった王子と王女は海の国が負けた事により
結ばれる事のない互いの未来に悲観し心中してしまう。



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【後味の悪い話】中島みゆき「ふたりは」


810 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/08/18(金) 20:39:33
子供の合唱が後味悪いと言うか鬱なのが、中島みゆきの「ふたりは」

「ごらんよ あれがつまり遊び女って奴さ
 声をかけてみなよ すぐについて来るぜ
 掃除が必要なのさ この街はいつでも
 人並みに生きてゆく働き者たちのためにあるのだから」

「ごらんよ子供たち ああなっちゃ終わりさ
 奔放な暮らしの末路を見るがいい
 近づくんじゃないよ病気かもしれない
 耳を貸すんじゃない呪いをかけられるよ」

「ごらんよ あれがつまりごろつきって奴さ
 話はホラばかり血筋はノラ犬並み
 掃除が必要なのさ この街はいつでも
 人並みに生きてゆく働き者たちのためにあるのだから」

こんな詞を子供の澄んだ声で歌われると最高に鬱。 



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【後味の悪い話】チコタン



798 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/08/18(金) 17:26:47
小学校の音楽発表会で毎年六年生が歌っていた歌。関西弁。知ってる人いたら嬉しい。
歌詞の内容

男の子がある女の子を好きになる。(小学生くらい?)
食べてしまいたいくらい好きなそうで。
そしてプロポーズ。『ぼくのお嫁さんになってください。』
しかし主人公は魚屋のため、ふられる。理由はその女の子は魚が苦手だから。
怒る主人公。『父ちゃんなんで僕が魚屋継がなあかんのや!』
けどなんやかんやで結婚の約束を果たす。それは、女の子は魚がダメでも
えび、かに、たこは好きということを発見したからだ。
うまいえび、かに、たこずっと食べさしたるからな!!と指切りの約束。
しかしその次の日女の子はダンプに跳ねられて死亡。
最後は『だれや、だれやあの子殺したんだれや。あの子笑てる、写真のなかで。
クソッ!!笑うな!!ぼくは悲しいねんぞ、ぼくは悔しいねんぞ、アホーゥ!!!!!!』
といった感じでおわる。八年も前やからうろ覚えですけど。
当時小学生だった私は毎年この歌が楽しみだったけど後味悪いなぁと思う。 



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【後味の悪い話】愛すべき娘たち(よしながふみ)



789 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/08/18(金) 15:39:30
容姿関連で思い出した

主人公は最近交際相手と結婚した。
そして、主人公の母も。相手は主人公よりも年下の、
元ホストで現俳優というかなりうさんくさい奴。
でも金目当てとかではなく、純粋に主人公の母親を愛しているようだった。
彼は思春期の頃に叔母に恋をし、それからかなり年上の人としか恋愛できなくなったらしい。
主人公の母親が付き合いでホストクラブに行ったのが出会ったきっかけ。
彼が「きれいですね」と誉めると、母は「私は美しくないわ」と答えたという。
普通おばさんは「もう年よ」などと返すものだが、母はまるで潔癖な少女のように
毅然としてそう答えた。その潔さに彼は惚れこんだ。

主人公は、母がいつも己の容姿を自嘲気味に語るのを気にしていた。
いかり肩で男顔の自分に比べれば、母はかなり美しい人なのに。
そういえば母は、キツイ性格なのに容姿に関してだけはいつも自分を誉めてきていた。
なんでだろうねと祖母に話す。

祖母は自分の容姿にコンプレックスがあった。
同級生の美しい少女にいつも笑いながらいやみを言われていた。
だから結婚して生まれた娘が可愛らしい容姿でとても嬉しかった。
ある日の事娘と歩いていたら、通りすがりの婦人が「可愛らしいお嬢さんですね」と誉めてきた。
娘はスカートを翻すようにクルリと周り、婦人に向かい得意そうな笑みを投げかけた。
その表情は、かつて自分を嘲笑った同級生の笑顔とひどく似ていた。
「ああこの子はこのままじゃだめになる そう思ったんだ」
祖母はそれからなにかにつけ娘の容姿を中傷するようになった。
「出っ歯がどんどん酷くなる」「ニキビが見苦しい」
やがて母は美しいのに自分の顔にコンプレックスを抱くようになった。
そして思った。自分に娘ができてもけして容姿の事で傷つけたりしないと。

主人公は思う。
母という者たちは、母であるよりも前に女であるのだと。



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【後味の悪い話】将来が心配



790 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/08/18(金) 16:08:20
昨日の話
金髪グラサンリーゼント父ちゃんと茶髪ロング髪汚い系カーチャンと娘二人
娘(まぁ普通)は六歳、三歳くらいだと思うが四人で病院売店のお菓子売場にたむろ
娘がこれがいい、あれがいいと親に逐一持ち込むが、
親二人もこっちがいいよと他のお菓子を手に取るほほえましい光景

ただ、父ちゃんもカーチャンも手にとったお菓子を元の場所にはけして戻さないんだよ
全て一番下の段に投げて戻してオシマイ
鈍い音をたててお菓子はどんどん下段に溜まって終いには床になだれ込む
父ちゃん「あ~あ、崩れちゃった。アヒャ」
下の娘もその言葉をマネながら大笑い
しかもそれを片付けないまま家族逃走

この娘達にとってはそれが常識になっちゃうのかなって物悲しくなった



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【後味の悪い話】機動戦士ガンダムΖΖ



778 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/08/18(金) 14:30:56
「泣き虫セシリア」
ZZガンダムのストーリー。
主人公達の戦艦(アーガマ)が月面都市に寄港、乗組員たちが月観光してると、
クルーの一人であるトーレスの幼馴染であるセシリアに再会する。
でもセシリアは敵船の艦長代行?に金で雇われており、アーガマのスパイを命じられている。
※別にセシリアは敵軍所属ではなく、生活と金のため、月面で戦争が始まって
家族ともども巻き添えになるのが嫌でやっている。

なんだかんだで、アーガマ内に入るセシリアだが、事情をしらない敵軍の捕虜に人質にされたりする。
なんとか主人公たちに助けてもらうが、その足で敵船の艦長代行に報告しにいく。
報酬として金の入ったトランクを貰い、トーレスを誘って一緒に逃げようと言う。
トーレスは「仲間を裏切れというのか?」というが、
「アーガマの本当の寄港地は教えてない、違う港を言ったからおk」と答えるセシリア。
「それじゃ、何の関係もない港の人が殺されるだろ!」とトーレス激怒。
トーレスに怒られ泣きながら月面から非難するセシリア。



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【後味の悪い話】K-19



733 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/08/17(木) 22:12:48
今やってるK-19も相当後味悪いよなぁ。

747 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/08/18(金) 02:02:47
>>733で出てきたK-19のあらすじをちょっと書いてみる。

K-19はソ連の最新鋭艦で、歴戦の艦長、副官(元艦長で人望あり)、乗組員と共に訓練航海へ出発する。
だが、K-19は訓練中に原子炉の事故に見舞われ、メルトダウンを起しそうになる。
原子炉の修理を行う為には放射能の充満している機関室に直接入らなくてはならない。
ここで、準備不足により艦内には放射能防護服はなく、科学防護服
(毒ガス等を防ぐもので、放射能にはほぼ無力)しか装備されていない事が発覚する。

危険を知りつつも、苦渋の選択で乗組員に修理を命じる艦長達。
祖国への思い、職務への誇りを胸に決死の修理作業を行う乗組員たち。

何人もの乗組員が重度の放射能汚染に犯されつつもなんとか修理は完了するが
艦内も放射能に汚染され、艦も速力が出せない為に帰投もままならない。
司令部に救援を乞うが、冷たい返事しか帰ってこない。

副官は近くを通りかかったアメリカ海軍に助けを求めようと主張するが、
司令部からの命令を尊重する艦長は首を縦に振らない。
(司令部は新鋭艦の機密を漏らしたくない為、アメリカとの接触を避けたい)

そして、修理ミスにより再度メルトダウンの危機が訪れる。

海上でメルトダウンを起こせば核ミサイルも誘爆し、アメリカ海軍も近隣の基地(確かアメリカ)も
巻き添えにしてしまう。
そうなれば全面核戦争を引き起こしてしまう。



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【後味の悪い話】っかいやらせろよ 一回やるたびに写真いちまい返すから



724 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/08/17(木) 18:28:04
たった今読んだ少女漫画が(‘A`)

主人公の女の子はデートの後に家まで歩いて帰っていた。
いつもたむろしているDQNたちが、主人公に向かって空き缶を投げてきた。
だけどこういう風にちょっかいを出してくるのはいつもの事だし、
怒ったりして相手にわざわざ歯向かったり、道を引き返す事もなく、
いつものようにスルーして通り過ぎようとしたところ、いきなりDQNたちが襲いかかってきた。
まだ明るい時間帯でどこかから子供たちの笑い声がし、道を少し抜ければ人が歩いているような場所。
だがDQNたちに口を塞がれた主人公は悲鳴すらあげられないまま、建物の中に引きずられていった。
「彼氏のでも想像してろよ」ガクブルする主人公にそう言い、DQNはズボンを下した。

ボロボロの格好で帰宅する主人公。「あ…あ……」とうわ言をつぶやくだけ。
全てを察した両親は主人公を後部座席に乗せ、警察へと車を走らせる。
だが途中で主人公は言う。写真を撮られた。警察に行ったらばらまかれると。
泣き寝入りせざるを得ない。主人公は母と共に祖母の家で療養する事になった。
あの日から生理がこない。妊娠におびえながら、夏休みがすぎても家に帰れない主人公。
だがやがて生理が来た。登下校は両親の送り迎えだが、主人公はまた学校に通い始める。
そろそろ慣れて来たので大丈夫だろうと一人で下校したところにDQNが現れる。
「もっかいやらせろよ 一回やるたびに写真いちまい返すから」
主人公は写真を全て奪い取り、走り逃げる。そこで友人たちに遭遇した。
写真を見られてしまい、主人公が輪姦された事を友人たちに知られてしまった。
「フェラさせられたんなら噛み千切ればよかったのに」
泣きながら言う友人。主人公はフェラの感触を思い出して嘔吐。
翌日学校に行った主人公は、みんなが何かを噂しているのを聞く。
「もしかしてみんなにばらしたの!?」友人たちに詰め寄る主人公。
友人たちは言うわけないじゃんと悲しそうに言う。主人公が過敏になりすぎていただけだった。
自分は友人を疑うような人間なのかと主人公は自己嫌悪する。



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【後味の悪い話】鳥人戦隊ジェットマン


707 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/08/17(木) 16:20:55
鳥人戦隊ジェットマン・第47話「帝王トランザの栄光」のラスト。
とある精神病院でラディゲの攻撃で廃人になったトランザがいた。
全身を包帯で巻かれていて車椅子に座り、目が虚ろで涎を垂れ流していた。
それを見た医者のやりとり、
医者A:「あの患者、まだ身元が分からないのか?」
医者B:「ああ、ひどいもんだよ。脳神経がズタズタにやられてる、一生あのまんまだそうだ」
更にトランザが奥の部屋に入り、扉が閉まった時、突然トランザが
「うわあーっ! 助けてくれ! 許してくれ、許してくれーーーっ!!」と
ラディゲの影に怯えて絶叫して終わりという
本当に後味の悪いラストだ。見てない人は是非一度見てください。マジでビビるから。

708 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/08/17(木) 16:35:45
>707
それ、後味悪いなんてもんじゃなくて、既にトラウマの域だよ。
その前のラディゲとの「ラディゲ様と呼べ」「ラディゲ様」のやりとりも合わせて。
当時あれ見て恐くてマジ泣きしたもん。

709 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/08/17(木) 16:41:03
>>707
今からでも遅くない、人物紹介をつけるんだ!
急がないと叩かれるぞ!突然ラディゲとか言われてもサッパリわからん俺に!



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【後味の悪い話】柏木ハルコ『鬼虫』


683 名前:鬼虫1 投稿日:2006/08/16(水) 23:36:36
柏木ハルコの『鬼虫』

昔、日本人が仏を拝みはじめた頃の時代が舞台。
海流の関係で島民が外界へ出ることのできない「鬼島」という島があった。
80人弱の一族が進んでいるとは到底言えないながらも力強い生活を送っていた。
米はなく麦を食べ、魚を銛で獲り、刃物はなまくら。山の神を崇めていた。
男女ともに上半身裸の半裸で生活し、女も男に負けない体躯を持つ者が多かった。

主人公トラゴ(女)は幼なじみのククリと夫婦になったが子供がまだできなかった。
二人が幼い頃、トラゴの姉が三人で海辺で遊んでいた際に沖へ流されて消息不明になる事故があった。
ある日、トラゴは漂流者が打ち上げられているのを見つける。
眉を落とし、着物を身につけた若い女だった。どことなく、トラゴの姉に似ていた。
トラゴはその女、マナメを匿う。島の長で絶対者である巫女クウロウ伯母が外部の者を不吉としていたからだった。
マナメはもちろんトラゴの行方不明の姉とは別人で、都から追われた女だった。
自分を「姉え」と慕うトラゴを利用し、トラゴと共に自分を匿うククリを誘惑しようとしたりする。

そんな中、島は地震、不作、火山噴火などの天変地異に次々に襲われ、島民はやがて来る冬を越すことを不安に思う。
クウロウ伯母の息子モモエはトラゴの匿うマナメの存在を偶然知り、
最初は不吉なものと恐れるが島の女にはない色香を持つマナメに誘惑されて彼女を匿うようになる。
味方を増やしたマナメはトラゴをうっとうしく思うようになり、どんどん傲慢に振舞った。
それでも姉の面影を持つマナメを憎むことができないトラゴ。
そしてついにモモエを始めとした若い男数人が、島の集落から離れたところに新たな集落を作る。
あるとき島に漂着した新たなる船はマナメのいた都の文明をもたらした。刀、米、そして、船そのもの。
マナメは船を作り、この島を脱出し都に戻ろうとたくらみ、造船技術を持つククリを集落に取り込む。
ククリはマナメに惹かれつつも誠実にトラゴを愛しており、島が滅びることを危惧していた。
マナメのためだけではなく、島民が助かるために船を作ることを選ぶ。



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【後味の悪い話】ミステリーランド


678 名前:「神様ゲーム」 1/2  投稿日:2006/08/16(水) 23:04:12
講談社の「ミステリーランド」という、少年少女向けのラインの小説です。
(振りがなつきで小2~)

主人公の芳雄は、誕生日を迎えたばかりの小学4年生。
彼の住む神降市で、連続して猫を殺害&切断する事件が発生する。
芳雄はクラスメイト数人と子ども探偵団を結成し、犯人探しに乗り出した。
そんな折、芳雄は転校生の鈴木と友達になるのだが、彼は
「実は自分は神様で、猫殺しの犯人も知っている」と言い出す。

猫殺しの犯人の名前、芳雄の好きなテレビ番組の先行き、芳雄の将来(30代前半で事故死)
それ以外にも、芳雄は実は両親の本当の子どもじゃなくて、誕生日も実は違う日なのだ等
余計な事まで教えてくれる。
(だから誕生ケーキのろうそくが、毎年1本だけ吹き消せずに残るのだ)
そのどれもが憂鬱な結果で、芳雄のトラウマになりまくり。
そして猫殺しの犯人は、確かに当たっていた。
鈴木=神様への信憑性を深めて行く芳雄。

子ども探偵団は町内の廃屋をアジトとして使用しているのだが、そこで芳雄の親友・英樹が殺されてしまう。
芳雄は神様(鈴木)に英樹を殺した者をたずね、犯人に天誅を下すように頼む。
神様はあっさり了解し、その結果、探偵団の一員でかねてから芳雄が憧れていた少女・ミチルが
みんなの目前、学校の時計台から落ちてきた時計の針に串刺しになって死んでしまう。

「彼女はアジトでエッチしている現場を見られてしまったから、英樹を殺害したんだ」と神様は告げる。
そしてエッチの相手が共犯者だと言う事も。
英樹の殺害現場の状況から芳雄は、事件直後にミチルの提案で現場に真っ先に駆けつけてきた
刑事である自分の父が共犯者だと推理する。



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【後味の悪い話】明日を夢見て



676 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/08/16(水) 22:35:53
ニューシネマパラダイスの監督の別の作品、確か明日を夢見てとかいう映画。
映画技師のフリをした詐欺師の話。
この詐欺師になぜか惚れちゃう少女がいるんだけど、
この女の子は頭が弱くてそれをいいことにこの詐欺師は姦っちゃう。
結局この詐欺師は警察に捕まって刑務所に行くんだけど、
女の子はずっと刑務所の前かなんかで待ってる。
待ってる間女の子が頭が弱いことをいいことに色んな男がこの女の子を姦っちゃう。
そのせいで女の子は気が触れて精神病院逝き。
男が出たときには女の子は精神病院にいて、それで終わり。

ニューシネマの流れを汲む映画なんだけど、
後味悪すぎ。



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【後味の悪い話】奇跡の海



670 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/08/16(水) 19:58:37
映画板の鬱映画スレでは頻出だけど「奇跡の海」がかなりきた。

673 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/08/16(水) 22:22:44
>>670じゃないけど『奇跡の海』のあらすじ書いてみた。
かなり宗教色の強い話で、意味不明なとこが多かった。

舞台は、排他的な厳格なプロテスタントの海辺の街。
ベスは、油田で働くヤンと結婚する。
姉のドドやヤンの同僚は祝福するが、教会関係者は冷たい目を向ける。
ある日、油田で事故がある。
ベスは、神に、早くヤンを返して欲しいと祈るのだが、
帰ってきたヤンは全身麻痺の重症を負っていて
神は、願い通りにヤンを返してやったんだからこれからお前の愛が試されるのじゃ~とか言う。
ベスとドドは献身的に看病するけど、ヤンは絶望して自殺しようとしたりする。
そして、ベスに愛人作って、その話を自分にしろとか無茶苦茶なことを言い出す。
(でも、ヤンは悪気があるわけじゃなくて、そうすることによって
自分とベスが愛し合えるとか思っちゃってる。)
神は、お前の愛の証を見せろ~とか言う。
ベスは、ヤンの言うとおりにして、ついには娼婦になっちゃって
教会から追放されたあげく、精神病院に入れられてしまう。
(ヤンも同意する)



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【後味の悪い話】フレンチジョーク


649 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/08/16(水) 15:29:23
フレンチジョーク

砂漠で道に迷った黒人の青年、息も絶え絶えのところに魔法のランプを見つけた。
ランプをこすると魔人が現れ、三つだけ願いを叶えてやると言った。

黒人の青年:「まず水をたくさん飲ましてくれ。喉が渇いて死にそうだ。
       それから体の色が白くなりてえな、あとは女のあそこを毎日眺めて暮らしたい」

魔人:「よかろう」

ボンッ。
青年はパリのジョルジュサンク・ホテルのトイレのビデになっていた…



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【後味の悪い話】男たちにいったい何が起きたのか



647 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/08/16(水) 14:53:39
タイトル忘れたが、とある短編小説

中世ヨーロッパのある小さな港町。町の男たちは一隻の帆船にみなで乗り込み、貿易を行っていた。
一度出かけると、半年以上戻ってこない長旅だ。
その年も、いつもと同じように女たちに見送られ、男たちは船に乗って出かけ、そしてそのまま帰ってこなかった。
嵐に遭ったのか海賊に皆殺しにされたのか、残された者はただ想像するしかなかった。

だが、十年以上が経ったある日、その村に憔悴しきった一人の男が訪れた。
それはあの日、あの船に乗って行った村の若者の一人であった。
当然村人は、男たちに何があったのかを聞きたがったが、男は疲れきっていて、
生返事しか返さない。まだ生きていた男の母親が、息子は疲れているのだから
一晩休ませてあげてくれ、聞きたいことがあるなら明日の朝にしてくれと村人に願い、
村人もそれを了承した。

翌朝早くから村人たちは男の家に押しかけてきたが、母親は、息子はまだ眠っている、
もう少し眠らせてやってくれと言って、家に入れようとしなかった。
村人たちは待ったが、男は一向に起きてこない。村人たちは遂に業を煮やし、
母親の制止を振り切って男の寝床へと押し入っていった。
そしてそこで彼らが見たものは、すでに事切れていた男の姿であった。
男たちにいったい何が起きたのか、母親にも話さないままで・・・。

651 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/08/16(水) 15:31:05
>>647
男が苦労した挙げ句、とりあえず我が家にはたどり着いた、弱り切っていても
母に一目会ってから死ぬことができてよかったな、とも言えるがな。



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