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7SEEDS/夏のAチームの選抜



581 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/06/25(日) 08:09:11
「7SEEDS」というSF漫画が評判いいから読んで見たら結構キツかった。

舞台は天変地異が起こり、あらゆる生物が死滅した日本。
この事を予測していた政府は、7人+1人(ガイド)のチーム5つを冷凍保存し、
地球が滅んだ後、人間が生きられる程度に気候が回復したら解凍されるよう設定した。
選考の基準は、健康で歯が強く近視でもなく、性格面などでも問題がなく、
何らかの秀でた部分がある男女。ガイドは警官・自衛隊・消防隊員などの公務員が多い。
季節もおかしくなるだろう未来でも四季を忘れてほしくないという思いがあったのか、
チームはそれぞれ春夏秋冬に別れ、メンバーは名前にそれぞれの季語が含まれている。
夏チームだけ例外としてABの二つがある。
真っ直ぐに優秀に育った者たちはそのせいで折れてしまうかもしれないと危惧し、
Bチームは他のチームとは違い、不登校児や不良などの落ちこぼれ扱いの人で組まれている。
正反対に、夏のAチームは優秀な精子と卵子を組み合わせて産み出され、
元から崩壊後の地球でも生きていけるよう教育を受けたエリート集団。
そのエリート集団から7人を選ぶための選抜テストが後味悪い。

苗字もなく、ただ夏の季語の名前だけを持った子供たちは
集団で訓練を受けながら特殊施設で育った。
未来の地球で目覚める夏Aチームの7人の枠を目指して。
優秀の基準を満たせなくなった子供は次々と落とされていく。
17歳の時に行われるというチーム選抜が近づいた頃、目が悪くなった少女が落とされた。
仲の良かった他の子供たちはそれを悲しみ、外の世界でもがんばって生きてと言った。
だが落とされた子供は外の世界に出されるのではなく、
解体され攪拌され施設内で肥料として使われていたのだった。
生きて施設から出るには、7人に選ばれるしかない。



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【後味の悪い話】地獄少女「高い塔の女」



572 名前:高い塔の女(1/3)  投稿日:2006/06/25(日) 02:28:56
最近やってた「地獄少女」っていうアニメは後味悪い話が多かった。
その内の「高い塔の女」を紹介。

【設定】
恨みを持った人間が、深夜0時に「地獄通信」というサイトにアクセスし
憎い相手の名前を送信すると、地獄少女が現れ契約の藁人形を渡してくる。
その藁人形に巻かれている赤い糸を解くと、速やかに憎い相手は地獄に送られる。
だが、人を呪わば穴二つ。糸を解いた人間も、いずれ死ぬと地獄行きになる。

ここ4年で急成長した会社・デッドラインの女社長、里穂。
彼女はその溢れるカリスマ性と、遠い親戚の身寄りのない少女・美沙里の面倒を
みてやっていることから、社員から絶大な信頼を寄せられていた。
だが実は、それはすべて嘘。
彼女は機械が大の苦手で、仕事のほぼすべてをパソコンに詳しい美沙里にやらせていたのだった。
しかも、美沙里とは親戚でも何でもなく、系列店舗で万引きを行った美沙里を脅して、
学校にもろくに行かせず無理矢理仕事をさせていたのだ。
その上、自社の成長する上で邪魔な人間を秘密裏に消しており、その犯罪にも美沙里を荷担させていた。
だが、最も自分の手を汚さずに邪魔者を排除できる方法として、地獄通信というものがあることを知った。

それから毎晩のように美沙里に地獄通信にアクセスさせるのだが、
何故か一向に地獄少女からの応答がない。
「なによ!地獄少女なんていないんじゃないの!?」
憤慨した里穂は、ある晩部下にまた邪魔な人間を排除するようにこっそりと指令を出していた。
それを美沙里が録音していたことも知らずに…
そう、実は美沙里は、里穂の本性を暴き告発するために、
わざと里穂の系列店で万引きをしてデッドラインに潜入したのだ。
美沙里の父も同じように里穂に弱みを握られ、散々こき使われた挙句に殺された。
その復讐の為に、美沙里は今までの仕打ちに耐えてきた。
「これを警察に持っていけば…!」



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【後味の悪い話】再生(綾辻行人)

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568 名前:再生1 投稿日:2006/06/25(日) 02:15:32
綾辻行人著の眼球奇譚に収録されている再生という話。

大学講師の主人公が教え子の女性、由伊と恋仲になる。

やがて深い中になり、結婚を考えるようになったある日、
由伊は主人公に自分の秘密を打ち明ける。

曰く、”自分の体は呪われている”と。

幼少時より幾度も怪我を負ったが、その痕跡は跡形もなく消えてしまい、
失った四肢すら生えてくるという。

愛する由伊の言葉を疑いなく信じる主人公。
本来事故で失ったはずであるという由伊の白く美しい腕を見ながら主人公は言う。
「それはね由伊。呪いではなく祝福されているんだよ」

だが二人の幸せは長くは続かなかった。

由伊はクロイツフェルド・ヤコブ病という病に冒され、
急速に痴呆が進み一年以内に寿命を終えてしまうと宣告される。

そして痴呆が進み主人公の事もおぼろげにしか思い出せなくなる由伊。
「私がすべてを忘れてしまう前に二人で過ごしたあの山荘で静かに暮らしたい」



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【後味の悪い話】炎の警備隊長・五十嵐杜夫


564 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/06/25(日) 01:18:32
先日土曜ワイド劇場でやってた『炎の警備隊長五十嵐杜夫4』。
重要な登場人物
五十嵐…主人公。警備員で、今回社のエリート部隊に異動。
桐野…主人公の部下。銀行強盗に巻き込まれて死んだ妹がいる。
橘会長…橘グループの会長。
桜田…橘会長の秘書。
沙織…橘会長の娘。
高村…主人公の部下。沙織の彼氏。

橘会長を警護することになった五十嵐の部隊。
新しい部下や会長襲撃事件で大変なときに、会長の娘である沙織が殺される。
そして、彼氏の高村の遺体も発見される。
警察と橘会長は、高村が沙織を殺害して自殺したとみるが、
五十嵐は高村の無実を信じ、事件の解明に乗り出す。

そして、桐野の妹が殺されたこと、
その事件に居合わせた警備員が自殺していたことを知る。

ある時、桜田が死んだ沙織の携帯を持っているのに気がつく。
その後すぐに桜田に話を聞こうとしたら、桜田もいないし、桐野も家にいない。
嫌な予感がして、自殺した警備員が飛び降りたというビルの屋上へと向かう。
そこには、桐野と桜田がいた。



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【後味の悪い話】夢やしきへようこそ



455 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/06/23(金) 15:04:03
さちみりほの漫画、夢やしきへようこそ、から。

時代は明治。
主人公は十歳ぐらいの少年で、気のいい妖怪たちと旅をしている。

ある海辺で、あこや、という美少女と知り合う。

彼女は両親をなくし祖母と二人暮し。
祖母は寝たきりで村人たちからは敬遠されていて付き合いはほとんどない。
そして彼女はやや知恵遅れっぽく、話すことが出来ない。
しかし初めて海に来たため泳げない主人公と出会い、仲良くなっていく。
泳ぐ姿はまるで人魚のように自由自在で美しかった。

しかしまもなく彼女の祖母が亡くなってしまう。
知恵遅れの彼女がひとりで生きていくすべはない。
結局彼女は遊女としてかわれていくことになる。
ここよりももっと良い生活が出来るようになるという村人たち。
主人公も貧しい旅の一座の身、どうすることも出来なかった。

小舟で旅立つ人買いと、あこや。
しかし夜になると嵐が小舟を襲った。
慌てふためく人買いたち。



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【後味の悪い話】心優しい鬼



428 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/06/23(金) 03:18:51
日野日出志のマンガで同じのがあったな。

主人公は山に住む心優しい鬼。
彼は、山に遊びに来た領主の娘に恋をした。
彼女は美しいが、盲目だった。
娘も鬼の心の優しさに惹かれ、結婚の約束を交わす仲になった。
しかし娘は目を治すために一時的に京へ行くことに。

その間に結婚の許しを得ようと考えた鬼は領主の屋敷に出向いた。
領主は、結婚の条件として角、牙、爪をとるように頼み、鬼もそれを快諾した。
激痛を伴いながらもなんとかやり遂げた鬼。しかし、体は弱りきっていた。
領主の屋敷に再訪し、条件を満たした証拠を見せる鬼。
すると領主は、「どうも娘の目は治らなかったようだ。最後の条件として、娘と同じ盲目になってくれ」と短剣を渡す。
鬼は悲しんだが、これで娘と結婚できるなら、と両目を潰した。
その瞬間鬼の体に激痛が走った。
四方から槍で突かれ息絶える鬼。
そこへ京から目の治った娘が帰ってきた。
驚く娘に「所詮、人間と鬼は一緒になれんのだ・・・」と領主。
「鬼は、あんたたちの方よーーー!!」と叫ぶ娘の声で終わり。



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【後味の悪い話】万博の闇



563 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/06/25(日) 00:55:38
旅の母娘の話で思い出した。昔アンビリかなんかでやってた話。

パリかどこかの万博にやってきた母娘。手近なホテルに宿をとった。
ところがインドからやってきた二人のうち、母親の具合が悪くなってしまった。
娘は医者を呼びに行き、少しの間ホテルから離れた。

ホテルに帰ってきた娘はフロントに行き、部屋の鍵をもらおうとした。
ところがフロントは「あなた様は知らない」と言う。
「今出て行ったばかりの者よ!母に会わせて!」とわけのわからなくなった娘は
無理やり泊まっていたはずの部屋へ行く。
部屋に行けば、母と荷物があるはずだから証拠になると娘は思っていた。
だが部屋に行けば、母も荷物もなく出る前と内装すら違う始末。
「何か勘違いをしていたのでは」とフロント。
グルでからかっていると娘は警察に訴えるが、娘の言う証拠は何もない。
キチに思われた娘は精神病院に入れられてしまう。
「私が合ってるはずなのに……」と本当に娘は病んでしまう。

で、しばらくして娘に一通の手紙が届く。
あの時、本当は娘の言っていることのほうが正しかった。
何故あんなことをしたかというと、母親は実はペストになっていたのだ。
万博が始まる前に、ペスト患者が出たなど言えるはずもない。
医者が娘よりも先に駆けつけたとき、既に母親は虫の息ですぐ息をひきとった。
そこで具合の悪いものなどいなかったことにしようということになった。
こっそり母親の遺体と荷物を持ち出し、部屋の内装まであっという間に変えて
後は娘をキチ外にすればいいだけという計画があったようだ。

娘悲惨すぎ。



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【後味の悪い話】母親はただの犬死



560 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/06/24(土) 23:03:42
人柱といえば、こんな話も。

とある地方の領主の若君が城下町に出かけた。
すると虚ろな目の幼い女の子が、ふらふら歩いている。
事情を調べてみると、この子は母親と2人で巡礼の旅をしていたのだが、
母親はある村で橋の建設のための人柱にされてしまったのだという。
娘はショックで錯乱状態になったのだろう。
若君は女の子を哀れんで、城に連れて帰った。

数年後、領主になった若君。
橋が落ちて工事をしなくてはならなくなった。
人柱をたてなくては・・・。
一人の娘が名乗り出る。あの時の女の子だった。
「殿様に助けていただいた御恩を返したい」と望む娘。
しかし殿は札にお経を書いて、人柱の代わりに埋めさせた。

橋は無事に建ち、以後この地では人柱の風習は途絶えた。
・・・あれ?後味よくなっちゃったね’`,、(‘∀`) ‘`,、

603 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/06/25(日) 19:43:42
>>560
つまり母親はただの犬死にだったのが証明されたから、こっちの方が後味悪いとオモタ。
自分だったら復讐の鬼になりそう。自分も人柱で死んだ方が楽だ。

604 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/06/25(日) 19:56:25
>>603
殿様がいい奴だったからおkだと思ったけど



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【後味の悪い話】キジも鳴かずば



549 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/06/24(土) 18:17:00
俺が知ってる昔話で後味悪かったのは、
ある村の裕福な庄屋の家で小豆がわずかだが盗まれた。
犯人は近くに住んでる村一番の貧乏な男に違いないと思って、早速男の家を訪ねる。

家には男の子供がいたので、庄屋は裏を取る為
その子供に昨日の晩に何を食べたか聞いてみると「赤いまんま(ご飯)食べた」という。
貧乏な男がそんなものを与えられるはずが無く、
間違いなく自分の家から盗んだものを食べさせたに違いないと庄屋は確信する。

しばらくして畑仕事から戻ってきた男を、庄屋は襟首掴んで表に引きずりだし
「私の家から小豆を盗んだろう!」と糾弾する。
しかし身に覚えの無い男は、当然何のことか分からず否定。
庄屋は「とぼけても無駄だ。お前の子供が赤いまんま食うたといったぞ!
貧乏なお前がそんなもの持ってるはずが無いだろう!」と尚も詰め寄る。

そのうち近くの村人も騒ぎを聞きつけて集まってくるも、
空気は貧乏な男を疑ったものになっていき、誰も男を弁護してくれない。
進退窮まって、半分狂ったようになった男は子供をつれてきて
あっと言う間に持っていた鎌で子供のお腹を裂いてしまう。

子供のお腹から出てきたのは、赤がえる。食べるものも無かったので子供は飢えを癒す為に、
赤がえるを食べそれを「赤いまんま」と言ったのだった。

「許してくれ!」と泣き伏す庄屋と、気まずそうにする男に疑いを向けていた村人達。
男は鎌をもったまま、呆然と立ち尽くしているだけだった。



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【後味の悪い話】かかの首


544 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/06/24(土) 17:13:06
ちょっと思い出した昔話「かかの首」。「ヨメさんの首」って意味。

ある所に仲の良い若い夫婦がいたのだが、
ある日ダンナの留守中に山姥が来て、嫁さんをガリガリ食べてしまう。
首から下は全部食べ、首だけ残る。で、残りは次に来たとき食べようと、戸棚の中にしまって帰る。
帰ってきたダンナ、嫁がいないので呼ぶと、戸棚の中から悲しげな声が。

開けてみると、首だけの嫁が泣いている。あわてて取り出し、慰めるダンナ。
しばらく首と暮らすも、だんだん鬱陶しくなってくる。
それである晩、寝ている首を持って遠くの空き地へ行き、投げ捨てることに。
ところが寸前で目覚めた嫁さん、たもとをがぶりと噛んで話さない。
ひどいよう、捨てないでよう、という恨みがましさにダンナ、たもとをちぎって走る。
首は、空を飛んで追ってくる。悲しみと怒りに、その形相はもう人間ではない。
ついに走れなくなったダンナにせまる首。ダンナは最後の力で、首を地面にたたきつける。
と、首は動かなくなった。気づくとそこは一面、菖蒲の畑。
首は菖蒲の尖った歯に串刺しになって、死んだのだった。
それから、菖蒲は魔よけに使われるようになったという。めでたしめでたし。

……って、ひどくない?



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【後味の悪い話】筒井康隆「母子像」



534 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/06/24(土) 14:29:36
筒井康隆の「母子像」

主人公が赤子の息子に買ってあげたサルの人形は特殊な能力を持っていた。
そのサル人形を持っていた息子の右手が、空中から消えてなくなっていたのだ。
このときは主人公が気づいて、あわてて赤子をこちら側に引っ張り、事なきを得た。
サル人形は、持っている人を異次元に引きずりこむ性質があった。

その後、赤子と妻が蒸発した。
何度か「向こう側」から助けを求めて、ぼうっとした姿で浮かび上がる妻と子。
だが、主人公には助けるすべがない。触ることもできない。

何度目かの時、サル人形だけが奇跡的に主人公の手に戻ってきた。
二人を助けるために常にサル人形を右手に持つ主人公。
気が狂いそうになりつつも、数日が過ぎ、ついに右手が消えはじめる。
そのとき妻の声がはっきり聞こえ、消えていく右手に左手を添えて両手を異次元に持っていく。
左手で妻の足を掴み、「こちら側」へ引っ張る。
足、腰、手、胸、と下半身から順々にだんだんこちらの世界に戻ってくる妻と抱かれた赤子。
あともうすこしだ!
主人公は矢も盾もたまらず、両手で一気に妻と子を「向こう側」から引き摺り下ろした。

そこには首から下だけになった妻と赤子がいた。
サル人形を手放したために、首から上は異次元に取り残されたままになったのだ。
サル人形は「向こう側」に残り、もはや二人を戻すすべは無い。
だが首がなくなっても、二人は生きていた。
首が異次元に残った副作用で、妻と子はその後、まったく歳をとらなくなった。
主人公はいつまでも若々しい妻を見て、このほうがよかったのかもしれない、などと思う。
[完]

これでおしまい。何の救いも無し。
自分のせいで妻と子がひどいことになったのに、
「このほうがよかったかもしれない」はないだろう…



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【後味の悪い話】餓鬼(古賀新一)


525 名前:餓鬼1 投稿日:2006/06/24(土) 13:20:55
エコエコアザラクと同じ作者の漫画。タイトルは餓鬼。

少年と犬が地下室に閉じ込められている。
必至で出してと叫ぶが誰も助けに来ない。
実は少年の父親は再婚で、後妻に入った女は子供嫌い。
世話をするのがうっとおしいので邪魔な先妻の子を殺そうと
団地の地下倉庫に閉じ込めたのだ。
犬を一緒に閉じ込めたのは一人で餓死するのは淋しいだろうからせめての心遣いだそうだ。

少年の父親である旦那には自分の田舎に遊びに行っていると嘘をついて誤魔化していた。

そうこうするうちに時間がすぎ、少年と犬はだんだん餓えていく。
長靴をかじり餓えをしのぐ少年。
犬は実は妊娠していて地下室で子供を産む。
犬ももうガリガリにやせ細っている。

そして餓えが極限に達した少年はとうとう犬の赤ちゃんに食らいつく。
母親犬はそれを見て怒り、少年に襲いかかるが少年はそれでも
必死に子犬を食らい続ける。
だが結局、少年は生きたまま母親犬に手足を食われてしまう。



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【後味の悪い話】怪談レストラン「リプレイ」



468 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/06/23(金) 23:24:06
怪談レストランシリーズのどれかに入っていた「リプレイ」という小説

少年がゲームをクリアすると、クリア特典としてアイテムを選ぶ画面が出た。
適当に「リプレイ」というのを選ぶ。後日、その事を友人に話したら
あのゲームにクリア特典はないしリプレイなんてのも知らないと言われた。

やがて少年は、やり直したい事柄があった時に
「リプレイ」と叫べば時間が巻き戻る事に気がついた。
失敗をした時などに有効活用するようになった。

友人たちと廃屋を訪れた少年。
外にかけられた錆びた梯子を好奇心で上っていく。
壊れそうで危ないと言われるが、もし危険な目にあっても
リプレイと叫べば大丈夫だと思い、意気揚揚と上って行く。
かなり高くまで上ったところで、友人たちが言う通りに梯子が壊れた。
落ちて行く少年は、余裕たっぷりにリプレイと叫ぶ。
その瞬間、時間が巻き戻った。梯子が壊れた瞬間へと。
少年はまた落下していく。おかしいなと思いながらまたリプレイと叫ぶ。
しかし何度リプレイと叫んでも、梯子が壊れた直後にまでしか戻らない。
余裕は消え、少年は何度も何度も必死にリプレイと叫ぶ。
何千何万回と叫びながら、このままずっと落ち続けるままなのかと少年は思った。



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【後味の悪い話】「キャラクター・コレクション」


524 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/06/24(土) 13:17:20
「キャラクター・コレクション」っていうテーブルトークRPGに出てくる職業を
ショートショートを交えて解説するっていう本があって、
その本から「錬金術師」のショートショートを。

主人公の吟遊詩人がある町で、錬金術師に出会う。
錬金術師は実験により、生物を特殊な液体に入れると金属が出来ることを発見し、
更に高度な生物ほど価値のある金属が出来ることを知る。
「犬からは銀が出来た。人間に最も近い猿からは金が出来るに違いない」と確信する錬金術師。
主人公はその液体の正体を問うが錬金術師は口をつぐむ。

その後主人公は錬金術師の弟子から液体の正体が酸であることを知る。
弟子によると、あらかじめ実験前に金属を削って酸に溶かしておき、
さも生物から金属が生成できるかのように見せかけていたという。
錬金術師も単純なもので、弟子の小細工に気付かず、素直に金属が出来たと喜んでいた。

弟子「こないだの犬を使った実験では銀を溶かしておいたんだ。」
主人公「じゃあ次は金を溶かすのか?」
弟子「金は溶けないから、また銀を溶かしておくよ。」

弟子は錬金術師の一人娘と恋仲であり、いずれは娘と結婚して師の後を継ぐつもりであった。
「ちょっと金がかかるが、師匠の後を継げるなら安いものさ」とうそぶく弟子。あきれる主人公。

数ヵ月後、別の町に滞在していた主人公は錬金術師が殺人罪で処刑され、
弟子は「俺のせいで!」と叫んで自殺したと言う話を聞いた。
猿を使った実験でも金が生成できないことに業を煮やした錬金術師は、
娘を実験に使ってしまったのだ……。

読んだのが何年か前なのでところどころ記憶違いがあるかもしれないけど、こんな感じの話。



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【後味の悪い話】「物語は終わらない」


522 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/06/24(土) 12:54:46
神林&キリカシリーズという推理漫画の「物語は終わらない」

主人公・神林は大学生推理作家。
レディーXという年齢国籍不明のミステリアスな探偵が主人公のシリーズを書いているが、
作品から受ける印象とは違い本人は眼鏡をかけたオタッキーな奴。

商売敵でハードボイルドな推理小説を書いている佐久間は反対にイケメン。
彼の描くシリーズの主人公・英遼二は天才で女たらし。様々な美女のもとを渡り歩く。
そしてどこか破滅的で、暴走しがちな彼を冷静沈着な女性秘書・阿部美冴がいつも抑えている。
佐久間はほぼその探偵と同じ性格で、探偵と同じようにスケコマシで様々な女性を泣かせていた。
最近佐久間はシリーズの新作を出さない。スランプだと言う噂だった。
自分の分身でもある暴れ馬の探偵をどう落ち着かせるべきか迷っているかのようだった。

佐久間が自殺したとの報せが神林に届く。
消臭剤に含まれる劇薬のパラコートを服用したのだった。
パラコートでの自殺が一時期流行ったために今は使われなくなっていたが、
執筆のために取り寄せていたと、編集部の狩野は言う。
佐久間を小説の世界に引き込んだのは、元はといえば狩野だった。
遊び人だが佐久間には学生時代から才能があり、狩野がその才能を見出し作家として大成させた。

佐久間の部屋を調べる神林。部屋からは大量のメモが見付かる。
佐久間は有名なメモ魔で、ネタが浮かぶと手当たり次第にメモをつけるらしい。
スランプの末の自殺だと思われていたが、そのメモの数々を見て
佐久間にまだ書く意志があったはずだと悟る神林。
他殺の可能性を抱き、佐久間が前日に口論していたという元恋人の女優に近づく。
女優は犯人ではなかったが、あれは自殺でその原因が自分かもしれないと言う。
ふられた事を根に持ち自殺未遂までした事のある女優は、
「貴方は本当に人を愛した事がないし、ずっとそばにいてくれる女性もいない」
というような事を叫んだ。それまでどんな憎まれ口を叩いても平然としていた佐久間が、
図星を指されたかのように悲しみに歪んだ顔をしたという。
スランプで落ち込んでいた佐久間を追い詰めたのは自分だと女優は泣く。



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【後味の悪い話】くりいむれもんの映画版



506 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/06/24(土) 08:52:51
いつだったか深夜に見た、くりいむれもんの映画版が後味マズーでした。
公式サイトからのコピペ。

野々村亜美は、高校に通う17歳。持病の喘息のため学校を早退した彼女は、
2歳年上の兄ヒロシが、大学にも行かずベッドにもぐりこんだままなのに呆れる。
共に再婚した両親の連れ子であった二人。血のつながっていない兄妹の間には、
誰も知らない、お互いにも打ち明けられない感情が芽生えていた。

ある日、海外出張で留守中の両親に代わり、ヒロシが亜美の進路相談に出席する。
担任教師・佐々木の乱暴な態度に、怒りを表したヒロシ。
亜美はそんな兄の思いを嬉しく受けとめつつ、友人の由美に男っ気がないことをからかわれる。
そんなある日、風邪で発熱した亜美。付きっきりで看病するヒロシだが、
亜美の回復を待たずに彼も高熱で寝込んでしまう。毛布を羽織ったヒロシは、
息を切らしながら亜美のベッドに歩み寄った。亜美の手がヒロシに伸びて、
二人は抱き合いキスをする。そしてそのまま、初めての肉体関係を持ってしまう…。

ーで、そっから肉欲の生活が始まるんだが、最初は仲良く料理なんかしてたのが
だんだん面倒になり、すぐにインスタントやコンビニ弁当なんかを買ってきては
食べるようになる。そんなゴミため状態の中、リビングのソファの上で絡み合う二人。
そこへ早めに帰ってきた母ちゃんが遭遇。二人は親の車で家を出る。
しばらく逃避行を楽しむが、行くあてもなくすぐに険悪な雰囲気に。
立ち寄ったドライブインでトイレに行く妹。兄は二人分のアイスクリームを買いに行き、妹の戻りを待つ。
しばし待つも戻らない妹。まさか!と思った兄は、あらぬ方向へ走り去る。
しかし妹はトイレが長かっただけで、すぐに現れる。
兄貴もトイレかな?と車の前でいつまでも現れない兄をただ待つ妹、でEND。

あれ、続きは?と思って待ってても始まらず、エンドロールも無く
他の番組が始まっちゃったんですごくモヤモヤした。



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【後味の悪い話】イルカと娘



426 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/06/23(金) 02:35:23
どこの民話か忘れたけど

イルカととても親しい娘がいた。
イルカと親しい事を危惧した娘の父親は、
娘がいつもイルカを呼ぶときに使う合図でイルカを呼び寄せて殴り殺した。
その後、何も知らない娘が海へ行って合図を送ってもイルカが姿を現さないので不思議に思っていると、
海辺の鳥が父親がイルカを殺した事を教えた。
やがて娘はイルカの死体を見つけ、娘はイルカの死体を抱いて海に入っていった。

異類婚は基本的に後味悪いよね。
時々魔法が解けて末永く幸せに~っていうのがあるとほっとする。



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【後味の悪い話】アウターゾーン



472 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/06/23(金) 23:42:16
アウターゾーンて漫画にも似たような話ありました。

時間を巻き戻せる時計を拾った男。
その時計を使って悪さしたい放題。
ある日突然飛び出してきた車に轢かれる。
時計を使って轢かれる前に巻き戻そうとするが
時計は車とぶつかった時に壊れていた。
自動的に轢かれる寸前まで巻き戻る時計。
男はまた轢かれた。時計はまた自動で巻き戻る。
男はそこで永遠に轢かれる苦しみを味わい続けるのだった。



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【後味の悪い話】恋するライオン



425 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/06/23(金) 02:16:21
十年以上前に絵本で見た童話。

ライオンが人間の娘に恋をした。

父親に娘をくれと訴えるが、
父親は『その牙と爪は娘を傷つけるからだめだ。』とだけ伝える。

ライオンは牙と爪を必死になって痛みに耐えながら抜いた。
そして、喜び勇んで娘をもらいに行くライオン。

牙と爪を失ったライオンを見た娘の父親。
『武器を失ったライオンなど怖いものか。』
とライオンを殴り殺してしまう。

…まあ、娘をライオンにはやれない気持ちはわかるが…。(娘も嫌だろうし)
牙と爪を持ったライオンに結婚を断れば殺されるかもしれんのもわかる。
でもなんか辛かった。



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【後味の悪い話】蛙の恩返し


420 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/06/23(金) 01:20:44
アニメ「日本むかし話」の「蛙の恩返し」
おじいさんが蛙を呑み込もうとしていた蛇に、助けてやってくれとたのむ。
蛇、おじいさんの娘の一人を嫁によこすならと蛙を助ける。
後日、蛇が男の姿になって娘を迎えに来る。
嫁に行くことになった末娘に、蛙が入れ知恵をする。
蛇に連れられて人里離れた場所に入っていく娘。
池にひょうたんと針を投げ入れて、
私を嫁にしたくば、ひょうたんを水に沈め針を水に浮かせてごらんという。
必死でひょうたんに抱きついて沈めようとする蛇を見ておほほほ・・・と笑う娘。
ブチ切れる蛇。逃げ出して社にこもる娘だが、蛇は社に巻き付いて絞め付ける。
もうだめかとおもったとき、ふと静かになる。
娘が外に出てみると、無数の蛙が蛇にとりついていてその腹を食い破っていた。
娘はその後良縁に恵まれめでたしめでたし。

蛇かわいそうだよ蛇。
蛙は食えない、笑いものにされる、約束は破られる、腹食い破られてしぬ。
後味わるい。

422 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/06/23(金) 01:36:15
>必死でひょうたんに抱きついて沈めようとする蛇 

迂闊にもうっかり泣きそうになった。
蛇は何も悪くないのに。蛙を食べようとしたのだって
蛙は確かに可哀相かもしれないけど、仕方がないじゃないね。



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【後味の悪い話】セーラー服と機関銃



419 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/06/23(金) 01:12:42
セーラー服と機関銃がドラマ化するらしいが、あれの終わり方も結構後味が悪かった。

主人公はごく普通の高校生。仕事で出かけていた先で父が事故にあい死亡してしまった。
そこへ、親分が死んだという廃れたヤクザの一味がやってくる。
(ヤクザとはいえいわゆる任侠の人たちで悪者ではない)
親分の遺言で、次の組長は親分の親戚筋の人に頼む事になっていたが、
今残っている親戚は主人公一人しかいない。
いやがっていたものの、父の死の真相を知るために主人公は組長になる事を承諾した。

父は麻薬に関わっておりそのために殺されたのではないか…という
不名誉な疑いをかけられていたが、あくまでも事故で死んだことがわかり、
タイトル通りセーラー服姿で機関銃をぶっ放して
薬の売買をしていた敵の組を壊滅させたりして一件落着。
ヤクザ一味も組を解体してカタギになるという。主人公も組長ではなくただの高校生に戻った。
一味の中で一番リーダー格っぽい感じの渋いおじさまがある日、主人公のもとを訪れる。
もう裏の世界の事は忘れればいい、巻き込まれそうになっても知らないふりをしろと言いながら、
今自分が勤めているというまともな会社の名刺を主人公に渡した。
主人公も名刺を渡す。

数日後、警察がやってきた。町で殺傷事件が起きたのだという。
若い男同士が刃傷沙汰になり、それを諌めようと間に入った中年男性が死亡したのだという。
話から聞く男性の背格好はヤクザの人と同じもので、
警察が主人公を訪ねてきたのは、男性の遺品から主人公への名刺が見つかったためだった。
主人公は知らないと言い張り警察を帰らせた後で、
男性からサラリーマンとして名刺をもらった事を思い出して
警察に電話をかけて終わり

カタギの道を歩み始めた途端にナイスミドルが死んでしまって(‘A`)



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【後味の悪い話】血液型



412 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/06/22(木) 22:04:44
自分も●十年も前にそんな話の少女漫画読んだことあるよ。

主人公の少女は高校生。カッコ良くて優秀なアニキがいて仲も良く、ちょっと自慢。
ところが平和な一家に、父親の隠し子だと言って、ワイルドタイプの少年が居座る。
父親も実は身に覚えがあってスグには否定できず、仕方なく同居させる事に。
しかも彼が言うには、アニキは父親の実の子ではない、取り間違えられたのだと。
だから自分こそこの家の跡取り。早く出ていけ!と強気。改めて考えてみると、
確かにアニキの血液型は不自然(これがAB-Oだったと思った)。
少年なら血液型は問題ない。(当時はDNA鑑定なんて全然一般的ではなかった)
悩む主人公。両親も困り果てる。

少年は学校では主人公の先輩となるが、不良っぽくて問題ばかり起こす。
だがそうこうする内、少年にも頼れる所や優しい所があるのが解り、ちょっと見直す主人公。
一方アニキは家にはいるものの、やはりかなり落ち込んでいる様子。
心配する主人公にアニキは、ずっと悩んでた事をうち明けたいという……主人公を愛しているという。
今まで兄妹だから抑えていたが、他人であるなら結婚したいという。自分は独立して働くと。
あせりつつ、それはそれで嬉しい主人公。二人の仲は進展……
そこへ、ABの親からも、たまにはOの子が産まれると、専門家のアドバイス。
それで少年は、自分の母は確かに昔、この家の父親の恋人だったが、
自分は別の男の息子だとうち明ける。母親は苦労して死んでしまった。
幸せに暮らしているこの一家が憎らしくて、かき回してやろうとしたのだと。
だが居座るうち、少年もまた主人公を愛し、やさしい家族が好きになった。
だからもう出ていくと。少年は全てをわびて、さわやかに出ていく。
家は元に戻った。だが以前の通りではなかった。
父と関係のあった女の存在を知ってしまった母。妹に告白してしまった「実の」兄。
いつかまた元のように、皆が仲良く暮らせる家になりますように…願ってやまない主人公だった。

後味は悪いが、血液型なんかに惑わされるな!という話。

414 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/06/22(木) 22:43:14
>>412
うわ~それ気まずいね なかなか清涼感のある後味悪い話ですね ご馳走様



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【後味の悪い話】刑事ドラマ「相棒」



371 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/06/22(木) 00:17:53
東映製作の刑事ドラマ「相棒」の中の1エピソード。

有名な映画監督と、ずっと彼と一緒に仕事をしてきた照明係。
照明なんて裏方だけど、照明係の人は監督の名作には自分の尽力が欠かせないと誇りを持ってるし
監督もそんな照明さんをとても信頼していた。少なくとも照明さんは、そう感じていた。
ある時、監督の第何十作記念?とか、そういう記念パーティ(ごめん、ここんとこ記憶曖昧)か
なんかが催されて照明さんも当然のように招待された。
気心知れたスタッフたちと楽しく酒を飲む照明さん。
ところが、記念撮影だかなんだかの時、監督が照明さんに「お前も来いよ~」みたいな声を掛けたんだけど
「お前…あれ、お前、名前なんていうんだっけ?あはは、そういや俺、お前の名前知らなかったわ~」
みたいなことを言う。どっと笑いが起こったパーティ会場の中、
照明さんはただ一人笑うことはできなかった。



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【後味の悪い話】映画 ドレッサー



362 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/06/21(水) 23:24:40
映画 ドレッサー

シェイクスピア劇団の「サー」の称号を貰うくらいの名優座長と、
ドレッサー(スタイリスト含め身の回りの世話をする人)のノーマンの話し。

座長は舞台では一流だが、私生活では「大人子供」のようなところがあり、
すねたり、わがままいったり…弱音を吐いたり(弱みを見せられるのもノーマンだけ)
ノーマン(オカマキャラ)は、母のように、友人のように、召使のように献身的に尽くす。

で、座長が亡くなり、遺言で劇団関係者に一人ひとりにメッセージを弁護士が読んでいく。
家族のような自分には、どんなメッセージがと期待しているノーマン、
だが!彼には、メッセージは無かった。



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【後味の悪い話】狂気をよそおって



360 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/06/21(水) 22:16:56
ふむー。随分前に、松本清張の短篇で、
やはり狂気をよそおって(これは演技で)相手を殺し、
無罪になろうとした男の話を読んだよ。あらかた成功するかに見えるんだけど、
疑問を持った刑事のひとりが、押収してたドぎついワイセツ本を持って
独房の隣りの部屋に入り、夜中に聞こえるようにソレを読む。
そすと、外的な物には一切反応しないはずの男が、必死に壁に耳をつけて
聞き始め、オナヌーまで始めた。で、フリとばれてタイホというえげつない話。
しかもこの押収本は、刑事がこっそり自分のために隠匿してた物だったので、
あばいた刑事も責任を問われる、という後味悪い話だったよ。
この問題が社会現象になった時代があったのかな?



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【後味の悪い話】「狂鬼人間」



355 名前:約40年前の作品です  投稿日:2006/06/21(水) 21:17:19
円谷プロの作品で封印された話
怪奇大作戦という作品より「「狂鬼人間」という話(DVDにも収録されず)
この作品はヒーローは登場せず、SRIという捜査機関が登場する。
この組織は、かつて警視庁の元鑑識課課長が、
より自由な科学捜査の可能性を追求する為に設立した民間の機関。
ただし警視庁捜査一課課長と知り合いなので、公的あるいは私的に捜査に協力する。

ある夜、ネグリジェを着たユキコという女が、深夜の駐車場で元恋人の男を刺殺する。
手についた血を見て、けたたましく笑うユキコ。
精神鑑定の結果、ユキコは重度の精神障害者と認定され、刑法39条により無罪とされる。
彼女は精神科の病院に入院するが、二ヶ月で全快して退院する
その後、町の金融業者が半裸の狂った男に日本刀でで斬殺される事件、
料亭の客が狂った男に猟銃で射殺される事件が連続して発生する。
犠牲者の数は7人にも上るが、それぞれの事件の犯人も心神喪失者と見なされ、
無罪になったが、その後一様に症状が全快していた。



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【後味の悪い話】映画『バタリアン』



326 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/06/21(水) 13:14:45
夫婦でよく話題になる後味マズーな話は
映画『バタリアン』は知ってる人も多いと思う。

ロスにある科学資料庫の地下で発見された謎のタンクから吹き出した特殊なガス。
そのガスは死者を蘇らせる作用があった。
墓場から蘇るゾンビ達は、新鮮な脳みそを求めて街に溢れ、
ゾンビの餌食になった者もまたゾンビと化す。
さっきまで寄り添うように助け合っていた家族や恋人達も、
ひとたびゾンビになれば容赦なく襲い掛かり仲間にしていく。

劇中で主人公達と共に行動していた役者が自分もゾンビに襲われ、
次第にゾンビと化す様に絶望しながらも
『完全に化す前に・・・』と自ら焼却炉へ入って行く姿は悲しいモノがあった。

そして、この映画のクライマックス。
街の人々のほとんどがゾンビになり、その被害はどんどん大きく外へ広がっていく。
荒れた街を大量のゾンビが追いかける中必死に逃げる主人公のカップル。
民家の屋根裏に逃げ込むが、ゾンビ達の襲撃にあう。
階下から侵入しようとドアを突き上げ、今にも開きそうな恐怖に震え寄り添う2人。
その時、街の上空に軍の航空機、そして司令部から指示が出る。
恐怖するカップルの屋根裏の扉が壊されゾンビがなだれ込む瞬間、パイロットはボタンを押す。

ちゅど~ん!街上空にきのこ雲、核爆弾投下。

アメリカ大統領も軍も作戦成功でほっと一安心!
めでたし、めでたし。

ってすごい話だって思ったよ。
もともとはその毒ガスは軍の兵器だったわけで、
それが原因で何の罪も無い人々が 犠牲になり助けを信じて待っていたのに
人々の想いも自分達の不始末もボタン一つであっさり解消ってのに唖然でしたよ。
信じて逃げ切ろうとしたあのカップルだって、
コレだったら最後の時まで二人で気持ちよくセクースでもしてた方がまだ救われたっての。



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【後味の悪い話】笑う標的(高橋留美子)


314 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/06/21(水) 09:48:17
高橋留美子の短編

とある母子家庭の名家で当主(母)が死んだ。
惨い死に方だと噂する人々の前で、骨壷を持った娘は幼い日に
婚約を交わした親戚の少年Aの事を思い出す。彼に会いに行こうと。
その婚約は当主が強引に決めたもので、Aの親は乗り気ではなかったし
離れて暮らすうちにA自身も忘れてしまって、彼女もできていた。
なので突然現れた美しい婚約者を前にしても驚くばかり。
Aの彼女は、婚約者から強い敵意を感じる。それから身の回りで異変が起きるようになる。

美人な婚約者を襲おうとしてきた不良を、婚約者は恐ろしい力で絞め殺した。
途端に彼女の体から丸っこい謎の物体が群れ出て、不良の死体を貪りはじめた。
この物体との出会いはもう何年も前の事になる。
「許婚になら裸でも見せるんやろ」と野次を飛ばされながら
幼い彼女は少年達に追いかけられていた(互いに小学生ぐらいだが明らかに強姦目的)
ぼろぼろの服のまま隠れているところを少年の一人に発見され、
組み敷かれた彼女は抵抗するうちに石で少年を殴り殺してしまう。
どうしようと怯える彼女の前に、突然丸っこい物体が大量に現れて
少年の死体を食い尽くしてくれた。それからもその物体は頻繁に現れるようになり、
彼女が犬に襲われた時も犬を食い殺してくれた。

とうとうAの彼女を殺そうとするところをAに見られてしまう婚約者。
彼女は母が死んだ時の事を思い出す。
娘の周りに謎の物体がまとわりついている事を知っていた母は言う。
「お家大事さに我慢しとったが もう耐えられん
 お前の周りにおるのは餓鬼や 
 もうお前に家は継がせられん うちの代でお終いや」
そう言って母は彼女を殺そうとした。抵抗するうちに餓鬼が現れ、母を殺して貪った。

Aと対峙するうちに、婚約者自身もその餓鬼食らわれていった
「うちは…○○のために……」という婚約者のモノローグで〆られた

317 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/06/21(水) 10:58:39
>>314
それ覚えてる。
笑う標的・・・とかそんなタイトルだったっけ。
子供の頃、夏休みにいつもいつもアニメで再放送してて軽くトラウマ。
丸っこいウネウネは蛭みたいだったから今でも蛭は大嫌いだ。
あと効果音で、蛭が出てくるとキュルキュルいうのが凄く厭だったなぁ。

なぜだかセットでイクサー1とかもやってたような。

 

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【後味の悪い話】パパの時給



313 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/06/21(水) 09:33:57
大学入試の英語の練習問題に使ってた話。

ある所に、とても裕福な家の子供(小学生くらい)がいた。
しかし彼はとても孤独で、両親はいつも仕事で忙しく、乳母が面倒をみていた。

ある日、彼の誕生日会が催された。
たくさんの友達がプレゼントを持ってきたが、
誰一人として、彼の誕生日を心から祝おうとは思わなかった。
みんな、彼の家のプールや、ごちそうやおもちゃが楽しみなだけだった。

何を思ったか、彼は貰ったプレゼントをすべて売ってしまう。

夜遅く、彼の父親が帰宅すると、自室のベッドの上に息子がいた。

「パパは明日早いんだ。そこをどいてくれないか。」
誕生日おめでとうも言わぬ父。
「ねぇパパ、パパは一時間にどれくらいお金を稼ぐの?」

父親の言った金額の半分を、彼は差し出した。
それは自らのもらったプレゼントを売って得たお金だった。

「パパ、このお金あげるから、三十分でいいから僕とお話してくれる?」

318 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/06/21(水) 11:13:10
>>313
後味悪いというか、さびしい話だな
でも実際にちょっと読んでみたい



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【後味の悪い話】三つ目の願い



302 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/06/21(水) 00:40:11
別板で見つけた小ネタ。
定番の三つの願いモノ。

291 名前: NPCさん [sage] 投稿日: 2006/06/08(木) 02:48:50 ID:???
>>275
結婚を控えて幸せ絶頂の男の前に魔神が現れて、こう言った。
魔神「さあ、三つ目の願いを言うがいい。どんな願いでもかなえてやろう」
男「何でいきなり三つ目の願いなんだ?」
魔神「それはだな、二つ目の願いが一つ目の願いをなかったことにすることだったからだ」
男「そうか。じゃあ、俺の願いは、彼女と一生ともに過ごすことだな」
魔神「そうか、心得た。その願いをかなえよう!」

魔神「ところでその答えは、一つ目の願いと同じだなwwwwwwwwwwww」



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