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【後味の悪い話】天然痘のメアリー



787 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/02/14(火) 11:12:29
お笑い小噺板のアメリカンジョークスレで拾ったネタです。

122 :名無し職人:2006/02/13(月) 11:49:25
【英国小咄】
メアリーは幼い頃に天然痘を患い、一命は取り留めたが顔に痘痕が残ってしまった。
「この顔では結婚は諦めるしかない」と思ったメアリーは、ある邸宅に身を寄せ
メイドとして一生奉公する決心をして、毎日勤勉に働いていた。
ある日、邸の主人がメアリーを呼びつけて言った。
「メアリー、実は昨日訪問した伯爵様が“メアリーに大事な話がある。
彼女のような女性を何年も探していたので、ぜひ会ってほしい”と仰った。
聞けば伯爵様は奥様を亡くされ、今は小さな娘さんと二人暮しだという。
どうだメアリー、悪くない話だと思わんかね?」
「でも御主人様、私はこんな顔ですし、お化粧の仕方も知りませんし…」
「それには及ばん。伯爵様は“素顔のままのメアリーに会いたい”と御所望だ」
次の日メアリーは、精一杯の正装をして伯爵邸に赴いた。
伯爵は、真剣な眼差しでメアリーを見つめた。
そして幼い娘にこう告げた。

「…いいか?種痘を受けないと、ああいう顔になってしまうんだよ」



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【後味の悪い話】ライブ・ア・ライブ/中世編



784 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/02/14(火) 10:18:35
スーファミの「LIVE A LIVE」
7つの場所も時代も主人公も違うシナリオで構成されるオムニバス形式で、
それらすべてをクリアすると隠し要素である8つ目のシナリオが出てくるんだよね。
普通に初めてやったときはこいつが真の主人公だ!と思うわけ。
そのシナリオを簡単にまとめると、
主人公は剣の達人で武芸大会でも優勝したりして王様からすごい気に入られていた。
で、婚約が決まったお姫様も居るんだけど、その姫様が魔王にさらわれてしまう。
ライバルでもあり親友である魔法使いと魔王を倒しに出向き、ついに
魔王の城っつーか山に到着する。でも頂上に行っても魔王なんか居ない。
実は魔法使いと姫は出来ていて主人公の存在が邪魔だった。そこで実際には居ない魔王を
利用し今回の誘拐事件をでっち上げ、主人公を殺すためにこの山まで誘い込んだ事を告げる。
信じていた二人に裏切られたショックに主人公は発狂し、その場で
魔法使いと姫を殺してしまう。そして彼はこう言う
「魔王が居ないなら俺が魔王になってやる!」
するとそれに続くすべての締めくくりとなる最後のシナリオがプレイできる。
最後のシナリオは好きな主人公を選べるんだけど、この魔王になった剣士がラスボス。
倒したあとに「憎しみはいつの時代も消えない。
また次の魔王が現れるだろう」とか言い残してオシマイ。

…後味悪い。

ちなみにこの魔王を主人公に選ぶことも出来、その場合今までの主人公達を
殺して最後に魔王が一人高笑いし、オシマイ。

…もっと後味悪い。

子供の頃すごいショックを受けた記憶がある。
一番かわいそうなのは魔王じゃん!って思ったわぁ。

785 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/02/14(火) 10:35:28
>>784
アンチテーゼっていうのかな。ひどい話だ…。
その魔王のくだり、なんとなく永井豪の絵で思い浮かべた。

786 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/02/14(火) 10:46:31

調べてみたら結構勘違いしてたので補足(汗
一応魔王の山にはおっさん二人も仲間に居たけど魔法使いの罠で死亡。
魔法使いの幻術で主人公は国王を魔王と勘違いし、殺してしまう。
それが元で国の人々から「アイツが魔王なんじゃ…」と疑われる。つか決め付けられる。
失意のまま姫だけは助けようと魔王の山に戻る。が、そこで魔法使いに
真相を明かされる。で魔法使いを殺す。そのあと姫自殺…。って感じでした。
魔法使いの「あの世で俺にわび続けろぉ」などの真相を語った後の
豹変っぷりがかなりアレでした。

788 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/02/14(火) 11:12:40
>>785
それぞれの主人公のキャラデザは、
当時少年サンデーでよく見かけた漫画家がやってたよ。青山剛昌とか。



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【後味の悪い話】カール・フォン・コーゼル



779 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/02/14(火) 09:01:32
カール・フォン・コーゼルの話

医師であるコーゼルはある日婚約者持ちで肺結核の少女と出会う。
彼女の婚約者は肺結核であると知るや、即彼女を捨ててしまった。
コーゼルと少女はやがて恋に落ちるが結婚は少女の家族が頑として認めてはくれなかった。
少女は家族に連れられコーゼルの前から姿を消すが、コーゼルは諦めれずなんとか彼女を探し当てる。
しかし、家族は貧乏だったので少女を医師に見せることができず、
彼女の病気は既に手のつけようがないほど進行していた。
少女はコーゼルに「あなたに残せるのはこの体しかない」そう言い残し死んだ。
家族は少女を埋葬したが、コーゼルはそれを暴き少女の遺体を持って姿を暗ます。
数年後、少女の姉がコーゼルと妹を発見するが、姉は法廷でこう発言している。
「妹は化け物にされていた」と。
コーゼルは防腐処理を少女に施していたが、ある日それにも限界がきた。
そこでガーゼや石膏を使い彼女を保存していたのだ。
ロマンチックな話に大衆は彼に味方し、コーゼルは無罪となる。

昔TVで見たんだけど、この発見された少女の写真がグロではないのだけど凄く異様な、怖い雰囲気を出していた。
当時厨房だったんだけど、ショックが大きすぎて今でもトラウマ写真です。
あんな姿にしてまで一緒にいたかったのかと後味が悪かったけど最近さらに知ったのが
少女の遺体は裁判後切り刻まれ箱に詰められ、コーゼルに知られないよう密葬されたこと。
コーゼルは聖壇を作りそこで後に縋るようにして腐乱死体として発見されたこと。
そして公表はされなかったが、実は少女遺体の膣にホースが取り付けられていて、
中に詰められていた綿に精液がついていたこと。
これらを知って余計に後味が悪かった。



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【後味の悪い話】ゆりかごを揺らす手


770 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/02/14(火) 04:38:46
「ゆりかごを揺らす手」という映画が後味悪い

妊婦の黒髪女は産婦人科の医師にセクハラを受ける。
その事を問題提起したところ、他にもセクハラを受けた女性が何名も名乗り出た。
黒髪は反省さえしてくれればいいと裁判などから辞退したものの、
他の女性は訴えに出て、医師は多額の慰謝料を求められ自殺した。
医師の妻である金髪は妊娠中だったが、自殺のショックで流産した。
もう二度と子供のつくれない体になった金髪は、黒髪を逆恨みする。

黒髪は無事出産する。ベビーシッターを募集したところ、金髪がやってきた。
なにも知らずに採用する。金髪は夜な夜な赤ん坊に自分の母乳を与える。
黒髪は赤ん坊が常にお腹いっぱいで母乳を吸わないのを不審がるが、
健康だし大丈夫だろうと放っておく。その間にも金髪は赤ん坊を手なづけていく。
自分が失った子供をその赤ん坊に重ね、母乳をあげながら金髪は泣く。

喘息の持病を持っている黒髪。金髪は喘息の薬を捨て、黒髪を死なそうとする。
また、買い物中の黒髪のあとをつけ、服の中に商品をまぎれこませ万引き犯として捕まえさせたりする。
なにかがおかしいと思いながらも、人のいい黒髪は金髪を疑わない。
そうこうするうち、金髪は黒髪夫を誘惑し出していた。
金髪が暗躍している事に気づいた黒髪の友人はその事を問い詰めるが、
金髪に殺される。ガラスがざくざくでめちゃくちゃ痛そうな死に方。
黒髪は容疑者扱いされる。

時々芝刈りのためにやってくる知的障害だが気のいい黒人男性。
彼も金髪の正体に気づくが、金髪の画策により、
黒髪の下着を盗もうとした上に赤ん坊にまで手を出そうとした変質者に仕立て上げられ解雇される。

最後の方で、本性を表した金髪に殺されそうになる黒髪。
「あんたの夫はもうあたしに首ったけだよ!
 赤ちゃんだってもうあたしの母乳しか受けつけない
 あんたが奪った子供のぶんもあたしが育ててやるんだ」みたいな事を言いながら、半分事故で死ぬ金髪。
実際、金髪の言った通りの状況に黒髪が呆然としながら金髪の死体を見下ろしてエンド



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【後味の悪い話】オイディプスの刃(赤江瀑)



747 名前:1/3 投稿日:2006/02/13(月) 16:49:04
オイディプスの刃 赤江瀑

主人公は三人兄弟の次男。父は資産家で刀の収集家、母は元調香師で今も趣味の範囲で香水を作っている。
父と母は再婚で、長男は父の、次男は母の連れ子、三男だけが二人の間の子供だった。
家には出戻りの叔母(父の妹)も同居していて、両親よりも兄弟達に口うるさかった。
毎年夏には家に研ぎ師の青年がやってくる。ひと夏滞在して、父の刀の手入れをするのだ。
今年は特に妖刀ともいわれる名品「次吉」が加わって、父も研ぎ師もその刀に夢中だった。
まだ小学生の主人公と三男は、逞しい研ぎ師の青年を兄のように慕っていた。
母と青年がいつからか惹かれあうようになっていたのも知っていたが、
その関係は男女の仲と呼ぶには余りにも繊細でプラトニックなもので、
不思議と嫌悪感を催す事はなかった。
しかしある晩、主人公は夜中に青年が叔母と絡み合っているのを目撃し、ひどく幻滅する。
翌日、昼寝の最中に悪夢にうなされた主人公が目覚めると、三男が庭で眠っていた青年の腹を次吉で
切り裂いていた。それを見た母は発作的に次吉を手に取り、胸を突いて死ぬ。更に父は三男を庇うため、
自分が二人を殺したという遺書を残し、割腹自殺する。なぜ三男がそんな事をしたのか、
三男自身も混乱して殺していないと繰り返すばかりで、結局要領を得ないままだった。
葬儀の席で、叔母は血の繋がらない主人公の引取りを拒否する。
母の実家に引き取られた主人公は、程なくして三男が姿を消したと聞く。
十数年後、小さなバーを経営する主人公の元に、長男から手紙が届く。調香師となってフランスに行った折、
大物調香師と一緒に居る三男を見た、顔も声も違っていたが、あれは間違いなく三男だった、という。
来日した調香師の愛弟子として付き従う男は、確かに三男を思い起こさせた。



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【後味の悪い話】交響詩編エウレカセブン 第42話 「スターダンサー」


732 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/02/13(月) 14:10:53
アニメ板のエウレカセブンスレにリンク張ってあってきたが、
書かないのも何なので今週の後味話悪かったところ。

交響詩編エウレカセブン 第42話 「スターダンサー」より

なんやかんやで世界の運命を左右するものがあるという場所へ飛び込むことになった主人公2人。
しかし、それを阻みたい敵役の軍人が衛星軌道上から兵器投下。
この兵器が大地に着弾する、どうやらイキモノらしい大地が着弾地近くに
「抗体」と推測される不思議生物を出現させ、それが周りの人間を殺戮しまくる。
(以前初めて出現した抗体が暴れたときは、子供を抱きかかえて震えていた母親が犠牲になってたり)
つまり、藪をつついて出てきた蛇に主人公達を襲わせようとしたわけ。
今回、抗体が出現した場所にあったのが、ある宗教都市。
理由は明確にされなかったが、空から飛来してくる抗体を嬉しそうな顔して迎えるそこの信者。
勿論、抗体の方はお構いなくそこらにいる信者を殺しまくり。

そして、主人公は色々なものを振り切って目的の場所へ飛んでいくのだが・・・・。
抗体の活動時間が終わりそこら中に死体が転がってる惨状の町中、
建物からピンピンして出てきて主人公達を見送る顔のおばあさんが1人。
まったく、死体のことなんぞ気にかけている様子のないこの人は、
同じ宗教に属しているが襲われた都市を仕切っていた派閥をヨコシマと思っていた。
このおばあさんはいままで主人公達に優しい好意的な人物のように描かれていた印象があり、
わざわざ惨状の現場に来て殺戮現場を完全に無視する態度にものすごく違和感。

言うなれば、彼女にとって周りの死体は死んで当然の異端者なのだろうが、
その切り捨てっぷりが後味悪かったです。

あぁ今週の最後の最後の引きで、主人公達が異空間を越えてたどり着いた先が日本上空だった、
というこことに後味の悪るさを感じてる人も多いようです。



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【後味の悪い話】未来のイヴ(ヴィリエ・ド・リラダン)



728 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/02/13(月) 14:00:43
「未来のイブ」
イギリスのお坊ちゃまが、アメリカへエジソンを尋ねにやってくる。
彼は昔エジソンが貧乏だったときに援助したことが有り、
エジソンにとっては大恩人。
エジソンは歓待するが、なぜかそのお坊ちゃんは
沈んでいる。理由を聞くと、外見は正に理想的だが、内面は無教養かつ下品と
「最悪な」彼女がいると言う。女が信じられないと。(この時点でどうかと思うが)

そこでエジソンは、自分が発明したロボット…というかアンドロイドを進呈する。
外見をその彼女と全く同一にして。
彼は喜び、「私は彼女と一生城の中で暮らすんだ!」とそのアンドロイドをつれて
船に乗って帰ろうとする。

が、その船は帰りに沈没。そのアンドロイドの入った箱を最後まで持ち出そうとするが、
船員たちに強制的にボートに乗せられ、イギリスへと運ばれる。

その後彼は城にただ一人、引きこもりになると言うラスト。

============================

最高傑作とかどーとか言わずにもう一体作ってやれよエジソン。



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【後味の悪い話】きみの知らないところで世界は動く(片山恭一)


727 名前:1/2 投稿日:2006/02/13(月) 14:00:23
同じ作者片山恭一の「きみの知らないところで世界は動く」も、後味悪いというか意味が分からない。
原作じゃなくてNHKでドラマ化したのをチラっとみただけだから、本当はいい話なのかも知れないけど。

高校生のカップルとその親友(男)の青春ストーリー。
3人は仲が良くいい関係でいたが、大学に進学し地元から離れバラバラになってしまった。
そんなある日、彼女が拒食症で入院してしまう。
病院で一人悩み苦しむ彼女を助けようと、主人公と親友は共謀し、深夜の病院から連れ出すことに成功する。
そのまま車でで3人は海の近くへと小旅行へ。
高校時代に戻ったようなひと時を楽しく過ごしていた。

だが夜になり姿の見えない彼女を探すと、旅館(?)のキッチンで食べ物を貪り食っているのを発見してしまう。
彼氏は衝撃に何もできず、見つかったことに泣く彼女を抱きしめたのは、主人公じゃなく親友だった。
彼女の病気や心を親友のほうが良く分かっていて、主人公は無力感に苛まれる。

次の日の朝、彼女のことや自分たちのことを語り合ったあと、親友はちょっと泳いでくる、と
一人で海へ向かう。
だがそれを最後に、親友は海の事故で命を失ってしまった。

730 名前:2/2 投稿日:2006/02/13(月) 14:03:00
それから数十年後、主人公ももう中学生の息子を持つ父親になっている。
高校の同窓会が開かれるということで、久しぶりに故郷へ帰る道すがら、懐かしい日々を思い出していた。
中学生の息子も、自分と同じように思春期の悩みを抱えてるようだったが、
自分の過去を思い出しアドバイスしようと考えている。

同窓会では、母親になりすっかり落ち着いた様子の彼女と出会う。
あの日から二人が会うことは無かったが、元気そうな彼女の顔を見て嬉しくなる。
学生時代の貴重な時間を懐かしむ二人。
自分の家族や人生を大切に思いながらも、お互いへの愛情を確認するのだった。

親友は天才系奇人というか長生きできなさそうなタイプだったんだけど、なんでここでいきなり死ぬのか
わからなかった。自殺ではなさそうだったし……
で、結局彼女とも別れてるし。
彼女を勝手に連れ出した上(一応連絡はいれてたけど)親友まで亡くなり、主人公のDQNさに唖然とした。
しかもそれを知ったような顔で息子に諭そうとしているとか。
非常に鑑賞後のモヤモヤ感が溢れていた。



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【後味の悪い話】世界の中心で、愛を叫ぶ(片山恭一)


720 名前:人形細工 ◆vESY7K4lxQ 投稿日:2006/02/13(月) 13:18:24
世界の中心で愛を叫ぶ(小説版)が後味悪い。
まとめるの苦手だから箇条書きで

全体的には主人公の朔太郎とヒロインの亜紀の純愛話。
朔太郎と亜紀はひょんな事で付き合いだし、色々と青春を謳歌する。
爺さんの頼みを聞いたりなんなりと二人の時間を楽しんでいるが、
物語中盤頃、亜紀は白血病が発症して入院してしまう。
だが、白血病で亜紀が弱っても朔太郎はかわらず愛し続けていた。
その後も朔太郎は亜紀に愛を注ぎ続けていたが、しばらくするとついに亜紀にも限界がきてしまう。
今際の際で亜紀は「私が死んだら骨の粉をオーストラリア(うる覚え)に撒いてほしい」と、朔太郎に告げる。
物語終盤、亜紀の死後にも朔太郎は名残惜しくて粉を撒けないでいる。
話の流れ的には、朔太郎は亜紀の粉をずっと持ち続けるかのように書かれる。
だが、最後の1行は「朔太郎は新しい彼女ができたので粉を校庭に撒く」な事が書かれて終わり。

なんか最後で裏切られた感があって後味が悪かった。
わかりにくくてスマン。
興味をもったら原作を読んでみてくれ。

728 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/02/13(月) 14:00:43
>>720
なにその脈絡のない終わらせ方…逆に気になるな。ちょっと立ち読みしてみるか。



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【後味の悪い話】彼女の行方を尋ねて



696 名前:1/3 投稿日:2006/02/13(月) 05:29:22
タイトルは忘れたが短編少女漫画。

老人が飲み屋で酔っぱらっている。
彼はしきりに一人の女優の話を繰り返す。
彼女がどんなに美しかったか、どんなに素晴らしい女優だったか、彼女はどこへ行ってしまったのか。
手当たり次第に人に絡んで彼女の行方を尋ねている。

付き合いが長い女将の話によると、彼は有名なカメラマンだった。
有名な大女優と恋仲であり、仕事でもパートナーだった。
しかし女優はある日急に引退し、姿を消してしまった。
以降の彼は仕事への意欲も失い、ただ彼女を追い求める廃人となってしまった。

そして奇跡が起こる。
彼女が姿を現したのだ。かつての若く美しい姿のままで。
彼女は老人との再開を喜んだ後、去っていく。
老人はその姿に向けて、必ずまた会いに来てくれと懇願する。



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【後味の悪い話】moon


694 名前:1/2 投稿日:2006/02/13(月) 03:20:01
個人的に後味わるい。PSのゲーム「moon」。

ストーリーは主人公が夜中にゲーム「Fake Moon」をしているシーンからはじまる。
ゲームの舞台はドラゴンの呪いで月が輝きを失った世界。
しかしさすがに夜中ということもあって母親に怒られる主人公。
しぶしぶゲームをやめるとなにやらテレビの画面が光り、ゲームの中に吸い込まれてしまう。

わけのわからないままゲームの世界を歩き回ると、
さっきまでの自分が罪のないモンスターを殺しまわって旅をしているのを見つける。
ゲームの外側からと内側から見える勇者の違いに驚く。

疲れた主人公は眠りにつき、夢の中で月の女王に出会う。
月の女王から月の光を取り戻すために「ラブ」をあつめてほしいとたのまれる主人公。
いわれるとおりに様々な「ラブ」を探し、集めていく主人公。

ラブを集めて数日、今度は夢の中に「扉をあけて」と口々にいうゲームの人々が登場する。
わけもわからないまま、夢はゆがみ・・・主人公は何もわからないまま目がさめる。



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【後味の悪い話】蟲師-暁の蛇


686 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/02/13(月) 01:42:21
漫画『蟲師』より、『暁の蛇』

生物と無生物の中間のような、「蟲」。
それが人に関係して起こる事件を、解決している事を商売にする主人公、「蟲師」ギンコは、
あるとき船に乗りあわせた少年に、最近彼の母が記憶を欠落していく事を相談される。

その少年の家は母子家庭、父は行商人として一年の殆どを旅に出ていると言う。

んでその記憶喪失を調べると、どうやら普段見聞きしないことから記憶が抜け落ちていくらしい。
これは記憶を食う蟲、「影魂」の所為らしい。「影魂」は宿主を殆ど眠らせず、一瞬だけ
眠りに落としたところで、普段に関係しない記憶から抜き去って、それを糧として増える性質を持つ。

ではなぜ家にいない夫のことは記憶から抜け落ちないのか?その原因は、母が
夫のために「影膳」を盛り、旅先でも食に困らないように祈願し、常に思い続けているから。

結局、根治しないこの蟲と付き合うため、食われる記憶を食われる端から足して行こうと、
親子は夫を探す旅に出る。

そして一年後。旅の途中でその村に再び立ち寄ったギンコはそれがどのような結末を産んだかを知る。

夫は隣町で見つかった。別の家族付きで。母は一言も声をかけず、
元の村へと黙々と歩き続け、唐突に倒れこんだ後深い眠りに付く。
眠りから覚めた母は、息子のことと日常生活以外の殆どの記憶を失っていた。
それからも記憶は食われ続け、一日の内に起きた事すら次の日には忘れるが、
夫のことは忘れても「影膳」だけは無意識のうちに行ってしまう。意味も忘れたのに。

 

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【後味の悪い話】不思議な少年第11話「由利香」



689 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/02/13(月) 01:58:23
いくつか立ち読みしただけだけど、『不思議な少年』って後味悪い話ばかりじゃねぇ?
憶えてるのだと……

バスジャックをする能面のような無表情の中年女。
彼女は手向かったり、言うことを聞かない乗客を顔色ひとつ変えずに殺していく。
その乗客の中に、主人公である「不思議な少年」がいる。
能面女は彼を見て昔を思い出す。
内気で花が好きだった美少女。その心根はすごく優しい。
ときおり見かける「不思議な少年」が気になるが、声をかけられない。
そして時が経ち、少女は社会の汚さを知り、いつしか心を失っていき、ついに……。
で、最後に警察に銃殺されて終わり。

うろ覚えなんで内容もはしょってるし、もしかして間違ってるかもしれないけど、
少女時代のかわいらしさや前向きさ、明るさなんかが全部なくなっていて、
もの凄い冷血で嫌な女になっていたのがなんとも。
これをあの『天才 柳沢教授の生活』と同じ人が描いてるとは……。



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【後味の悪い話】不思議な少年



679 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/02/13(月) 00:40:42
山下和美の「不思議な少年」から。

南極大陸に冒険に出かけた船が故障して、乗組員はほぼ凍死して
生き残ったのは船長と密航者のみ。
貴族出の船長は密航者を忌み嫌うが、密航者は傷ついた船長の手当てをする。
そして回復した船長と密航者は助かるために
ボートを改良したソリで海沿いを彷徨うことに。
実は片足になった船長を気遣う密航者の顔に船長は見覚えがあった。
子どものとき近所にいた嫌われ者の浮浪者の親子にそっくりなのだ。
どうせ嫌われ者だし、自分も嫌っているからと船長は石を投げて
浮浪者の父の方を殺していたのだ。しかも子どもは生きていれば密航者くらいの年ごろ。
罪の意識に苛まれる一方、軽蔑するべき密航者に優しくされ戸惑う船長。
それから半年間、二人は南極を旅するがある時ボートが嵐で沈みそうになる。
そこで船長が「もし最後までとっておくとしたら何を残す」と密航者に尋ねる。
船長はこの時密航者の首にかかっている十字架がお前の父の形見だろうと
揺さぶりをかけるが、密航者の父は生きているという。
しかも、密航者の答えは「強いて言えば、船長だべか」。
生き残るためには密航者を捨てる気でいた船長は悔い改め、難を乗り切る。
そしてある時、イギリスの船が二人の目の前を通り過ぎる。
「助かった」と喜び勇んで手を振る船長を背後から密航者は銃で撃ちぬく。
やはり密航者はあの時の子どもで、幸せの絶頂の船長を殺すほど
激しく船長を憎んでいたのだった。

読み終わって激しく「そりゃねぇよ……」って思った。



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【後味の悪い話】くまのプーさん/プーさんと大あらし


628 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/02/12(日) 19:41:03
くまのプーさんのエピソード

プーさんたちが住む100エーカーの森に大雨が降ってきた。
森一番の立地にすむピグレットの家にも水がはいりこみ、
ピグレットは雨に流される。
流される途中でプーさんと出会い、二人して流されていく途中
ふくろうのオウルの家にたどり着く。
オウルに向いいれられほっとしたのもつかの間、オウルの家が
風で倒され、みんな流され始める。
流されたどり着いたところに、森のほかのメンバーもいて、
雨も上がり、パーティーが始まる。
そしてオウルの家が壊れたことをみんなで嘆き、ロバのイーヨーが
オウルの家を探しに出かることになった。
しばらくしてイーヨーがオウルの家を見つけたからと、みんなを案内する。
てたどり着いたところはなんと、ピグレットの家。
イーヨー以外そこがピグレットの家だと知っているのに、みんななぜか
いいだせず、ピグレットもモジモジ。
そして、プーさんが、「ピグレット、僕の家でいっしょにくらそうよ!」といいだし、
ピグレットもそれに承諾。
パーティーはオウルに家を譲ったピグレットと、一緒に暮らそうといったプーさんを
たたえてのパーティーに変わり、めでたしめでたしで終了。

ピグレット、自分の家だって言えばいいじゃん・・・

629 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/02/12(日) 19:53:55
>>628
ああ。なんかモヤモヤする。

 

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【後味の悪い話】蟹甲癬・顔面崩壊(筒井康隆)



613 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/02/12(日) 17:01:09
筒井の短編には、生理的に気持ち悪いのをネチネチ書き続けるのが結構ある気がする
架空の風土病の描写を続けるだけの蟹工癬(?)とか

614 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/02/12(日) 17:05:48
あっ蟹甲癬っアレはだめっやめてっかっかゆっかゆゆっひーーーーーーーー

615 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/02/12(日) 17:16:33
じゃあ顔面崩壊

616 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/02/12(日) 17:18:42
アレはもっとだめっやめてっがっゆっぬぉーーーー



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【後味の悪い話】海を見る人(小林泰三)



576 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/02/12(日) 00:42:58
小林泰三の短編

高地に行くほど時間の流れが早くなり、
低地にいくほど時間の流れが遅くなるという世界の話。
上の村から下の村を望遠鏡で見ると、
下の村の人はめちゃくちゃのろのろと行動してるように見える。
上の村の少年は、年に一回の祭の見物にやってきた
下の村の少女と恋に落ちる。
また一年経ったらくるねと少女は言うが、
下の村にとっての一年とは上の村での100年。
もうあの子には会えないんだろうなと少年は思う。

経緯は忘れたが、少女は下の村の崖から落ちてしまう。
低地に行くほど時間の流れは遅くなる。
上の村から望遠鏡で少年は崖を見る。
落ちて行く少女はまるで空中で静止しているかのように見えた。
そして、少年が老人となった今でも
崖から落ちつづける少女の姿が見えていた。

これ見た夜に、映画風に小説が夢の中に出てきてうなされた
永遠に浮いてるように見えても本人にとっては一瞬なのかな、
それともやっぱり永遠に落ちていくような感じなのかなとか妄想したら恐かった

577 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/02/12(日) 00:58:58
「海を見る人」だな

581 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/02/12(日) 01:14:54
勝手に補足
墜落死じゃないんよ
崖じゃなくて運河からの墜落
で、下が海なんだが、海面(特異点)に近づくほど時間の流れがゼロに近くなるので、
観測者からは永遠にその少女がゆっくり落ち続けてどんどん引き伸ばされて見える

うーん、もどかしい
「玩具修理者」「肉食屋敷」の小林泰三が書いたなんて信じられないくらい切ない話

 

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【後味の悪い話】サクラ大戦



546 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/02/11(土) 18:57:44
出たか出てないか知らないけど、サクラ大戦の1は
なんつーか後味が悪いと言うかなんと言うか…

内容はまあ今のそこらのギャルゲーには有りがちな、
大正時代をモチーフにした日本で、
個性色々な女の子と結束を深めて、
秘密部隊として勧善懲悪する~みたいな話で小気味良く進行。
しかし主人公が密かに思ってた感じのおねーさんが裏切って…みたいな話で急展開。

まあそこまでは全てお約束的で、
後味はいいとか悪いとか言う問題じゃなんだけど…
最終話がそれらすべてを押し流す勢いで後味が悪い。

ヒロインに選んだ女性以外は次から次へと自己犠牲の嵐、
後でお約束的に復活するんだが、それがこれまでの和風テイスト吹っ飛ばし、
なんだか聖書からつれてきたミカエルやらがおねーさんに光臨、
それで復活と言う世界観どーなのよって状況。

もうここら辺りで並みのプレイヤーなら置いてきぼり。
かろうじて付いて来たプレイヤーも、ラスボスが実はサタンで復活とかなって、
ハルマゲドンやらされ、倒したサタンが「人間は救うに値しない」とか
言い放って地獄に落ちてく日には付いていけません。

まだ付いてくる人にはかろうじて後味の良い結末があるんだが…
それでも救いたかった仲間のおねーさんは昇天めされるわけですよ。
天使になって。どーしろと。

2でその辺の世界観破壊、聖書持込暴走がスルーされているのが後味の悪さに拍車をかけてる。
…ハードコアなキリスト教原理主義者でも居たのか?1の開発陣に?

ついでに1からやってるコアなファンが、インターネットで後味の悪いことをしてるけど、
それはまた別の話なので、要望があるようなら機会を改めて。

547 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/02/11(土) 19:21:23
>>546
裏切りやら自己犠牲やらご都合主義やらは、
車田マンガが好きだった俺としては非常に燃えた。
でも2以降はやってない。

 

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【後味の悪い話】卒業試合



540 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/02/11(土) 16:36:12
うろ覚えなのだが、
テレビで中学生の部活(バスケだったか)を取材していたのを放映していた。
ある男の子にスポットを当てて、
彼は努力していて部活も休まないけど、
他の子より下手だから、試合に出してもらえない、
だけど凹まずに頑張っているという話だった。
そして、彼はもうじき卒業試合で最後の試合だから、
最後は出してもらいたいと練習を頑張っていた。

みんな彼の努力は認めていて、
その成果も出ていてだんだん上手くなっていたということだった。
クライマックスは卒業試合。
ドキュメンタリーを見ていた私は、
雰囲気的にスタメンでは出してくれなかったけど、
彼の今までの姿を見ていた監督は、
最後には試合に出してくれるのかなぁと思ってみていた。
が、彼はベンチのままで、試合はどんどん進んでいく。
どんどん時間が過ぎていく。
彼は出してもらえないまま、どんどん時間が過ぎていく。
そして、最後の試合は終わった。

なんか、これが現実、という後味の悪さが残った。



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【後味の悪い話】零~紅い蝶~



517 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/02/11(土) 12:10:05
ホラーゲーム「零~紅い蝶~」
結構有名だと思うのでエンディングまで一気にネタバレですが

天倉澪と天倉繭という双子が、生者の存在しない
幽霊たちが留まる村・皆神村に迷い込む話。
二人は村から脱出しようとするんだけど、
途中から霊感の強い姉の繭が幽霊に取り憑かれて別行動。
妹である澪は姉を捜しながら村から出る方法を見つける。
最終話で二人は村の地下で再会する。やっと二人で帰れると思ったら、
澪が繭の首を絞めて殺して終わり……orz
二人とも幽霊に憑かれていたから発作的な、衝動的な殺人だったらしい。

これ以外にもEDは二つある。
ひとつは澪が姉を置いて一人で逃げようとする。
もうひとつは、二人とも助かるけど澪が失明する。

どれも妙に後味が悪い。
X箱版の追加EDでは皆助かるハッピーエンドがあったけど、
それはそれでこっちの後味の悪いEDの方があってるなぁと思ったりw
PS2版では二人ともいっしょに幸せになれるEDがない。



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【後味の悪い話】イニシエーション・ラブ(乾くるみ)



506 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/02/11(土) 04:07:07
めちゃくちゃネタバレするが、イニシエーションラブっていう小説が後味悪い。

主人公の夕樹はマユという女性に一目で恋に落ちる。
夕がカタカナのタに見えるので夕樹はタっちゃんと呼ばれる事になる。
二人は愛を育み、やがて互いに童貞と処女を捨てる。
世界の中心で愛を叫ぶ状態の甘甘な描写が続く。

大学を卒業したタっちゃんはマユのために大会社の就職を蹴り、
地元の会社に就職するが、転勤で東京に行くはめに。
遠距離恋愛にもめげず、タっちゃんは休日は必ずマユのところへ行く。
同僚の美人に声をかけられたりするが、マユ一筋でスルー
ある日、マユが妊娠したと告げた。堕胎する事に。
二人の間にヒビが生まれ、やがて破局。タっちゃんは美人と付き合いはじめる。

夕樹が大学卒業してから一気に性格悪くなっていく物語のようで
そういう見方をしても後味悪いが、ラストニ行でトリックが暴かれてより後味が悪くなった。

同一人物と思わされていた大学生のタっちゃんと、社会人のタっちゃんは別人。
しかも、まゆは同時期に二人のタっちゃんと付き合っていた。要するに浮気。
恐ろしいのが、前半の夕樹サイドのまゆの言動の数々。
お洒落と称して夕樹の前でも堂々と身につけてた指輪は達也(後半タっちゃん)からの贈り物。
処女と言っていたのももちろん嘘。
更に恐ろしい事に、しばらく連絡が取れなくなっていた後に
「便秘で入院しちゃったの。便秘もなめてると大変なのよーもう大丈夫だけど」
というような事を言うが、実際は達也との子供を堕ろすために入院してた。
「スッキリしちゃった」というような言動まであって、
はじめに読んだ時はどうとも思わなかったが読み返すとガクブル
しかも二人のタっちゃん以外にもまだ男がいそうな描写もある。
はじめはひでえ奴だと思った達也の選択が、マユに比べるとまだまともに思えた。

 

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【後味の悪い話】らんぷの下(一ノ関圭)



494 名前:1/2 投稿日:2006/02/10(金) 20:44:46
「らんぷの下」一ノ関圭
ショッキングな内容ではないけど、もやっと地味に後味悪い。

明治時代、主人公は売れない洋画家で、すなおという女と暮らしている。
暮らしは貧しかったが、すなおは昼は働いて生活費を稼ぎ、夜はモデルとなって主人公の創作活動を支えていた。
しかしそんなすなおに主人公は冷淡な態度を取り、時には当り散らしさえしていた。
すなおは元は主人公と同じ美術学校に通う画学生で、同じく同期の青木繁と同棲していたが、やがて青木は
他の女に心変わりし、主人公はその隙につけこんですなおを半ば強引に犯して自分のものにしたのだった。
それは愛情というより、青木への対抗心からであった。主人公は初めて青木の絵を見た時その才能に圧倒され、
以来青木を追い越す事だけを考え続けていた。とりわけまだ青木がすなおと同棲していた頃、
彼らの部屋で一度だけ見かけたすなおの肖像画は今も主人公の心を捉えて離さなかった。
すなおはそんな主人公に「青木を越えたければ彼を気にするな、自分の絵を描け」と諭す。
だが、主人公は青木を意識する事を止められない。青木への劣等感から、
すなおにもどこか卑屈な感情が湧き上がり、尚更苛立ちをぶつけるのだった。
そんな中、すなおが自殺を図る。仕事先の男に乱暴されかけ、操を守るために喉を突いたのだ。
それ程に芯の強い女があの日、自分には身を許したのだという事実に主人公は今頃になって気付く。
すなおを介抱し、初めて優しい言葉を掛ける主人公。お互いの心が通じ合い、安らかな日々が続く。



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【後味の悪い話】そこへ届くのは僕たちの声(小路幸也)



435 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/02/10(金) 01:21:44
「そこに届くのは僕らの声」だっけな?
その小説のラストが後味悪い

遠話という能力を隠しながら生きる子供たちの話。
機械のない携帯電話みたいな能力で、
どれだけ遠くにいる相手とも会話ができる。
ただし、目の前に相手がいるかのようにハッキリと喋らなければ通じない。
普通は一方的に話すだけとか、声を聞くだけの子が多いが、
稀にどちらもできる上に、複数の遠話能力者の回線を繋がせて集団会話をさせられる子もいる。
一番能力の強い子は代々、ハヤブサと呼ばれ遠話能力者のリーダーとなる。
ちなみに能力は大人になるにつれ消えていく。

遠話の子は、パニックになった時に謎の空間に消えてしまう事がある。
原理は不明だが、自身と共に周りの物も一緒に消えてしまう事もあり、
事故にあったショックで車ごと消えてしまった子供いる。
リスクをともなうが、遠話の子供たちは謎の空間に仲間を助けに行ったりする。
謎の空間は真っ白で時間の流れが止まっている空間で、
そこに行って帰れなくなった子や、その子を助けようとして帰れなくなった子もいる。
なにかのはずみでパッと戻ってくる事もあるが、めったに起こらない。

テロリストが電車に爆弾をしかけ、電車内にいた複数の遠話の子供がパニックになり、
何百名もを乗せた電車ごと謎の空間に行ってしまう。
謎の空間の電車内に入る遠話の子供たち。爆弾はあと数秒で爆発する。
時間の止まっている空間では問題ないが、元の世界に戻した途端に
爆発してしまったら大惨事だ。どうしようかと皆は迷う。
爆弾だけ残して帰っても、いつ爆弾がなにかの拍子に戻ってきてしまうかわからない。
迷ってる間に空間が閉じて、みんな元に戻れないかもしれない。
そこでハヤブサは提案する。自分が爆弾の守り役になって永遠にこの空間に留まり続けると。

ハヤブサと爆弾を残して皆もとの世界に戻り、子供たちが大人になってお終い。
そりゃないよって感じだった。大人になった皆が子供の頃の夢を諦めたりとか、そういう部分も含め後味が悪かった



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【後味の悪い話】衝動殺人・赤いランドセル


432 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/02/10(金) 00:59:00
もう10年以上前にやってた二時間ドラマ。
小学校低学年の時に見たんだけどとても後味悪くて覚えてる。
内容は、知的障害者のオッサンが幼女を誘拐、殺してしまうが犯人に責任能力がないため無罪放免。
残された女の子の両親は心身ボロボロ。特に父親は気が触れてしまったように
死んだ子供のランドセル背負って傘さして近所を徘徊したり
妻に暴力をふるう毎日。ある日、縁側でボーっとしている夫に妻は大きなデコレーションケーキを出す。
夫は子供のように手掴みでケーキを貪った。きっとその日は女の子の誕生日だったんだと思う。
半分ほどケーキを食べたら、ケーキの下から包丁が出てきた。
妻は夫に包丁を握らせ、犯人を殺しにいこうと言う。
それを聞いた夫は妻と一緒にただ泣くだけだった。
↑まだ続きがあった気がするけどここまでしか覚えてない。
父親が日に日に狂ってく姿はなんとも哀れで子供ながらに痛々しく感じたよ。



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【後味の悪い話】障害者夫婦と妹



406 名前:1/3 投稿日:2006/02/09(木) 21:37:02
私が小さい時に見たテレビだから、20年以上前だと思う。
今で言う、新婚さんいらっしゃいと似たような番組があった。
最初に司会者と向かい合わせに奥さんが椅子に座っていて、
奥さんが旦那さんを呼んだら旦那さんが現れて、テーブルを挟んで
司会者とほのぼのとした話をするという公開番組だった
母がその番組が好きで、小さかった私は毎週一緒に見ていた。

ある日の番組。始まったら女性が二人座っている。
一人は豪華な振袖。もう一人は質素なブラウスとスカート。
司会者が女性に向かって言った。
「では、お名前とお年をどうぞ」
振袖の女性が答えたが、うめき声にしか聞こえない。側にいた女性が
代わりに答えた。そして、そのブラウスの女性は二人は姉妹で、自分は
妹である事や、姉は生まれたときから軽い知的、身体障害がある事
姉の言葉は家族なら理解できる事などを話した。



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【後味の悪い話】世界の中心で、愛を叫ぶ


394 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/02/09(木) 19:44:58
自分的後味悪い思い出。
「世界の中心で、愛を叫ぶ」という小説や映画やドラマが大いにヒットしてたのは
皆さんの記憶にも新しいと思います。
ところでこの印象的なタイトルは73年に発表されたハーラン・エリスンのSF小説
「世界の中心で愛を叫んだけもの」のパクリであることは、
エリスンを知っているSF好きにしてみれば、一目瞭然でした。
ただ、エリスンも「世界の中心で愛を叫んだけもの」も、日本ではそれほどの知名度がないのも事実。
実際、「世界の中心で愛を叫ぶ」の作者は、「新世紀エヴァンゲリオン」でこのタイトルを知った編集者から
又聞きでこのタイトルを知ったらしい(編集がこのタイトルにしろ、と言ったらしい)。
タイトル自体には著作権はなく、パクるのもオマージュするのも犯罪ではないのだが、
元ネタのファンとしてはなんとなく面白くない。
当時、SFファンが集う掲示板なんかでは、そういうモヤモヤしてる人たちの意見が数多く寄せられていた。
自分がちょくちょく覗いていたそういう掲示板の一つにある日「世界の中心で愛を叫ぶ」ファンが登場、
『たしかによく似たタイトルかも知れないし、作者は参考にしたかもしれないけど、
 内容はぜんぜん違うんだし、はーらん・えりすんなんて人ほとんど誰も知らないんだから、
 有名になった「セカチュー」の勝ちだ』といった論調の書き込みをした。
無論、喧々囂々の論議が始まったのだが…自分はまもなく、この掲示板に行くのをやめた。
だって、このセカチューファンの言い分は、悔しいけど事実なのだ。
SF好きとしてはまるで納得いかないし、すっごく悔しくて後味悪いんだけど…反論はできないのだ。



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【後味の悪い話】速水玲香誘拐殺人事件(



371 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/02/09(木) 13:47:12
金田一少年の事件簿にアイドルがレイプされる話があった

いきなり複数の男に押し倒され強姦され、しかもそれがバンバン報道されて
売れっ子だったのにすべての番組を降板され町も歩けない。
思いつめて自殺しようとしたところを顔見知りの男に救われる。
その男は前からアイドルに言い寄っていたが、アイドルはスルーしていた。
しかし、どん底の状況でただ一人励ましてくれる男を愛するようになる。
結婚したものの、女遊びが激しく金使いの荒い男の本性を知りアイドルは冷めて行く。
それでも自分を立ち直らせてくれた人だからと尽くす。
ある日、自分を強姦したのは夫だと知る。
雇った男たちに抑えつけさせて、覆面してアイドルを犯した。
そして優しい男のふりをして傷心のアイドルに突け込み妻にした。

ダーティーすぎるよ少年誌なのに

373 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/02/09(木) 13:57:36
>>371
何巻なのか
絵での描写はあるのか

是非



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【後味の悪い話】エロ韓国映画



355 名前:エロ韓国映画1/3 投稿日:2006/02/09(木) 03:15:08
たまたま見た古い(20年ぐらいまえ?)韓国映画(エロいVシネ系/日本未公開)。
細部うろ覚えなんで若干脚色しましたがあまりに凄まじかったので投下します。

ある男子浪人生(ソウル大出のエリートだが司法試験浪人)が、
近所に住むお色気ムンムンな美容師のお姉さんに惚れる。そのうち二人は付き合い出し、
お姉さんが浪人生の生活の面倒を見始めた。付き合っていると言っても要はツバメで、
浪人生は調子に乗りお姉さんに何でもねだって買ってもらっていた。
しかし嫉妬心の強い学生は、いつも夜遅くに酔って帰ってくるお姉さんに不信を抱き、
出勤する彼女を尾行すると、なんと彼女はホテトル嬢の売春婦だった。
浪人生の頭の中はお姉さんと客とのセックルで一杯になり、勉強も手につかなくなり、
二人の仲も荒れてきた。浪人生はホステスを辞めるよう説得するが、お姉さんには
ヤクザのヒモがいるので足抜け出来ない。
思いつめた浪人生は、ある晩お姉さんの後をつけて、お姉さんとセックルしている
ヤクザのヒモを殺してしまう。

警察とヤクザの両方に追われ自暴自棄になる浪人生。
「アイゴー!もう俺の人生おしまいだ!一緒に死んでくれ」

慰めるお姉さん。
「そうだわ!私たち逃げましょう。そうよ日本へ密航すればいいわ!」



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【後味の悪い話】2300年未来への旅


350 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/02/09(木) 00:56:22
2300年未来への旅 
70年代によく作られたディストピア物映画(理想郷が実は・・・って奴)のひとつ
過去スレにあった年齢制限社会ネタのひとつでもあるんで書いてみます

1/3
23世紀、汚染やら何やらで絶滅しかけていた人類の生き残りは「ドーム」を造り
出生から死まで完全に管理されたハイテク社会に引きこもって楽しく暮らしていた。
制約はただ一つ、人口調整のため30歳までしか生きられない事。
住人の手の平にはランプが埋め込まれていて、これが点滅しだすとタイムリミット。
そうなると「新生の儀式」を受けて消滅しないといけない。
みんな儀式で消滅した人間はまた生まれ変わると信じている。
もちろんそれに疑問を抱いてドームから逃亡を図る者も出てくるが、
逃亡者はサンドマンという特殊警察に抹殺される掟になっている。
新生を信じている側からすれば、生まれ変わりの可能性をむざむざ捨てる
逃亡者は理解できない存在だ。

主人公はサンドマンの一人。逃亡者狩りをスポーツみたいに楽しむ一方で
新生の儀式に多少の疑いも持っていて、それを同僚にたしなめられたりもする。
ある時、始末した逃亡者が持っていた奇妙なアンクをコンピュータに見せると、
これは「隠れ逃亡者」のシンボルで、大勢の逃亡者が彼らの手引きで
ドームの外にある「聖域」という場所に逃げていると告げられる。
新生せずに生きているらしい人間の存在や、
何もないと教えられてきたドームの外にあるという場所に驚く主人公に、
更にコンピュータは逃亡者のふりをして聖域に潜入し破壊しろとの極秘命令を下す。
主人公がまだ30歳になってないので逃亡する理由がないと返すと
「調整します」のひとことでいきなりランプが点滅を始める。
任務が終わったら戻してくれますよね?と尋ねても答えは無し。



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【後味の悪い話】リンダキューブ



342 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/02/08(水) 23:50:56
リンダキューブもなかなかだよね。
基本的にはロープレなんだけどシナリオが3つあってどれもオチがブラック。
ストーリーは確か世界が破滅するので、地球の種の保存の為人間(主人公)含めた各種生物を
1つがいづつ集めてノアの箱舟で脱出するというもので(他の人間は別で脱出するらしい)
その設定からしてアレなんだけど、物語自体はわりと明るいお茶の間物語的雰囲気なんだよ、最初は。

なのに主人公のリンダはいきなり行方不明になるわ腕をもがれるわ両親は惨殺だわ
と思ったら別のシナリオでは両親に殺されそうになるわ
というなんだかとにかく酷いストーリーなんだけど…実際詳しくは覚えてないや。
「ひぐらし」的平和からのどんでん返しがショックな作品だった。
まぁ「俺の屍を越えて行け」の製作者だからしかたないか…



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