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【後味の悪い話】醜い少女(甘詰留太)



552 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/09/07(水) 23:11:33
『醜い少女』

赤子の時に川に捨てられていた主人公の少女は、異形といっていいほど醜かったために、
名前をつけれれることなく、そこら中をたらい回しにされた挙句見世物小屋に売られてしまう。
見世物小屋に来た人は、少女の余りの醜さに驚きと嘲笑を浴びせ、
自分の容姿が少女に比べればまともであることに満足して帰っていく。
やがて少女は稼ぎ頭になっていった。

そんな少女に優しい言葉をかけてくれる人は見世物小屋の支配人だけで、少女は支配人に恋をするようになる。
ある晩、物音で目を覚ました少女は、自分と同じ醜い姿をした
血のついた刃物を持った青年と血まみれの支配人の姿を目撃する。
青年は異国の言葉で何か呟くと少女に背を向け、何かを探し出した。
その隙に少女は青年から刃物を奪い取ると、青年を刺し殺す。
その後、少女は支配人の許に駆け寄るがすでに虫の息であった。
支配人の一物が勃っている事に気づいた少女は、支配人とまぐわい、彼の子を宿すことになる。
そして生まれた子供は、とても美しい子供だったらしい…

これだけ読むと、後味のいい話のように感じるかもしれないが、
上の話に1P毎に挿し絵がついていて、

この話が美醜が逆転した世界の話である事がわかるようになっていて、
実は醜いといわれている少女こそ美しく、他の人間が異形の化け物として描かれている。
支配人を殺した青年は少女を助けるつもりで、後ろを向いたのは、
全裸の少女に何か着せるものはないかと探そうとしていたから。
最後の、美しい子供だったという一文を読んだ時、なんともいえない後味の悪さを感じた。
ちなみ、作者は甘詰留太というエロ漫画家で、この人は商業誌でもなんとなく後味の悪い話が多い。

エロ同人の話なんかですまん。そういうのが拙かったらスルーしてくれ。



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屍鬼(小野不由美)



535 名前:1/2 投稿日:2005/09/07(水) 18:32:06
小野不由美「屍鬼」

山奥の小さな村に、ある一家(屍鬼)が引っ越してくる。
彼らは自分達が生きる為に人の血を定期的に吸い続けなければならず、
村の人達を静かに襲い始める。
血を吸われた人の何割かは死後”起き上がり”、屍鬼になる。
しかし、人間だった頃の記憶や理性は残っており、
狩りのように、楽しみながら村人を襲う者、
家族や友人を襲う事に対し苦悩するが、餓えの苦しさに負け
村人を襲い、後悔する者、
心まで屍鬼になる事を嫌い、餓えに苦しみ耐える者と屍鬼の人格は様々。
村の人々は少しずつ異形の仕業と気づき始め恐怖していく。



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【後味の悪い話】うしおととら/おまえは其処で乾いてゆけ



534 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/09/07(水) 18:25:54
うしおととらだったら、皮をはぐ猿の話が後味悪いというか切なかった。
人間の皮をはいでかぶって、自分が人間になりたかったんだけど、
そもそもなんでそうしたかったか忘れちゃってて…ってやつ。

実は狙っていた子供?の母親と小さいころに仲良しで、
彼女と仲良くなるために?人間になりたかった。
でもそれを忘れてんの。うしおたちに退治されるときには
「なんで皮はいでたんだっけ?」とかいって、串刺しかなんかにされて終わり。

567 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/09/08(木) 13:45:39
>>534
狒狒の変化の話だね、主人公の泊まった旅館のおかみは子供の頃に狒狒と交流が有り、
鈴をあげたりして「狒狒が人の皮を剥ぐのは自分のせいだ」と苦悩していたが
当の狒狒は「ああお前あの時の娘か、でも俺が人殺すのは楽しいからだよヒャッハー」とか言ってた気がする
故に主人公も狒狒を殺すのには情けかけなかった筈。
まあ死に際に「何でこんなことしてんだっけ?」って思いながら死ぬのはちょっと遅いよな。

余談だが「お前はそこでかわいてゆけ」というキメ台詞を最初に決めて、それに繋がる話を作って行ったとは作者の談



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【後味の悪い話】心美体健始末人(明智抄)



452 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/09/06(火) 18:43:20
明智なんとかって、少女漫画(花と夢?)で
「~始末人」シリーズ書いてた人かな?
あれで初めて今でいう「片づけられない女」を見て「さすが漫画~w」と思ったもんだが…。

一応あらすじ(うろ覚え)
顔を隠した依頼者xが始末人に殺人を依頼。
そのターゲットは、たまたま始末人のお隣さん(奥さんが標的っぽく臭わしてる)。
夫婦仲は良さそうだが、奥さんは片付けられない女で
始末人が「あの奥さん、背中にうどんのきれっぱし付けて歩いてんだぜ?」
と言う位部屋が汚い。が、旦那は「気にならない」と奥さんを慰めてる。
その旦那さんが事故(?だっけ)で入院することに。
(しかもどうやら浮気していたようで女が同乗していた)
奥さんは、義母が出てくるので部屋を片付けざるを得ず、
ひょんな事から始末人が手伝う事に。
数日後、やっと片付けが終わったとこに義母が訪ねてきて
「今まで何やってたの、連絡もせず!あの子(旦那)は死んだわよ!」

453 名前:続き 投稿日:2005/09/06(火) 18:43:52
で、また依頼者とxと始末人のシーンになるんだけど、
最初のシーンで、その依頼者は「旦那もしくは旦那の浮気相手」か?
標的は「奥さん」か?と臭わしてるんだけど、実際は依頼者が奥さん、
標的が旦那で、汚部屋も旦那の浮気への復讐だった。
「ターゲットは事故死したから、依頼はキャンセルか?」と始末人が尋ねると
奥さんが「いいえ、改めてxxをお願い…」

で始末するんだけど、xxが誰か忘れた。ゴメン
で、何が後味悪いってと、一見仲がいい夫婦が~というのが
まだ消防だった自分にウヴェアになったと。
とあの汚部屋が20年後にこんなに一般的になってる事か…。



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【後味の悪い話】ゴキブリの匂い


434 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/09/05(月) 23:22:44
では、しのらさとしの少年漫画から。タイトルは忘れた。

高校生男子の主人公が、いとこ(だったと思うんだが)の小学生の女の子が
最近ヘンだ、というので親戚に呼ばれる。主人公とその少女は仲が良かった。
少女がこのところ、やけに父親を嫌うという。ちょっと話をしてみてくれと言うわけ。
まあ、オマセの女の子にはありがち、と主人公はタカをくくっていたのだが、
「お父さん大嫌い。ゴキブリの匂いがするんだもの」とひどく辛辣。しかも真剣。

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【後味の悪い話】悪魔の花嫁/残酷な処方箋(あしべゆうほ)



716 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう 投稿日:2005/09/11(日) 22:59:49
デイモスの花嫁の中で、まぁある意味後味スッキリなんだけど
やっぱり後味悪いや…って話をひとつ。

ある日、ヒロイン美奈子達の学校で健康診断が行われる。
そこに、健康診断員姿のデイモスと、同じく健康診断員姿の死神デスが現れる。
デスはデイモスに言う。
「面白そうな材料があるんだ。邪魔するなよ」
まぁ勝手にせよ…と、今回は引き下がるデイモス。2人は美奈子を巡って静かに争う仲だが、
それはまた別の話。

美奈子の同級生に実子(みこ)という娘がいる。実子がレントゲンを受ける番が回ってきた。
彼女のレントゲン写真を見て、ほくそえむデス。変態のようにも見えるがそうではない。

実子には、双子の姉、真子(まこ)がいるのだが、生まれたばかりの頃、2人の家庭は貧しく、
真子はアメリカに里子に出されていた。美奈子に身の上を打ち明ける実子。
「明日、その双子の姉と初めて会うの。一時、日本に来る事になったの」

717 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう 投稿日:2005/09/11(日) 23:00:34
次の日、波止場で真子と、真子の恋人であるアメリカ青年とを迎える実子と美奈子。
真子は髪を金色に染め、口元にホクロがある以外は実子と瓜二つだった。
富豪の家に貰われ、何不自由なく暮らしていた真子。自信に溢れ、実子には彼女が眩しく映った。
しかし真子には偉ぶったところなど少しも無く、妹と初めて会えたことに、ただただ感激していた。

連れ立ってショッピングに出かける4人。
服やアクセサリーなど沢山のものを、真子は実子に買い与えた。
「あなたは沢山苦労してきたんだもの。私にできることは何でもするわ」
どこまでも妹に優しい真子。それは純粋に姉の好意なのだが、実子の胸中は複雑であった。
(双子で、瓜二つの私達…アメリカに里子に出されたのが真子でなく私だったら…)
恋人のアメリカ青年と近々婚約するという真子。とても優しい美青年で、実子は嫉妬を覚える。
(彼の恋人は、真子ではなく私だったかもしれないのに…)

日本に滞在中、真子は忙しく動き回っていた。
アメリカに帰る前に、日本で青年との婚約パーティーをする予定なのだ。
(真子はアメリカに帰り、彼と結婚して幸せになる。引き換え私は、今までと同じ…)
実子の中に殺意が芽生えていた。



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【後味の悪い話】悪魔の花嫁/ユーカリの木の下で(あしべゆうほ)



591 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/09/08(木) 21:24:14
デイモスの花嫁では、元女優の母親とその娘の話が後味悪い。
ガジュマルの木が云々…て題名だったと思う。

元女優の母親は、かつて絶世の美貌で一世を風靡していた。
性格は極度に自己中心的で、独占欲が強い。
若くして結婚、授かった娘は、母親の美貌には似ることの地味な娘だった。

まだ若く美しい元女優は、結婚しても性格は直らず、不倫やらヒステリーやらで夫を苦しめ、
やがて夫婦は離婚。娘は元女優に引き取られる。
娘が地味に成長していく中、元女優は事故で顔に傷を負い、体も不自由になってしまう。
娘は元女優の世話に明け暮れる日々。娘盛りを母親に独占され、籠の鳥のような生活を送る。
母親は、器量がよいとは言えない娘に、幼い頃から劣等感を植え付け、
自分の元に縛り付けようとしていたのだ。

そんな地味な娘だが、実は恋人がいた。
娘がされている仕打ちに心を痛めていた恋人は、娘に、
自分と一緒に逃げよう、自由になろう、と駆け落ちを提案。
「お母さんからは逃れられない」
と思っていた娘だが、青年の説得で、自分らしい生き方を見つけようと
やっと前向きに考えることが出来るようになり、駆け落ちすることを決意。

深夜、こっそり荷物をまとめているところを母親に見つかる娘。どもまでも娘を独占しようとする母親。
2人はもみ合いになり、元母親は弾みで頭を打つかなんかで死んでしまう。
しばし呆然とする娘だが、もう後には引き返せない。
母親の死体を屋敷の下に埋め、屋敷を出ようとする。
すると、娘の背後から忍び寄る何かが…

娘との待ち合わせの場所にいる恋人。時間になっても現れない娘を不審に思い、屋敷に電話する。
すると電話口の向こうから娘は言った。
「あたし…お母さんから…逃げられない…」

屋敷では、母親を埋めた場所から巨大なガジュマルの木が聳え立ち、
太い枝で娘の体を縛り付けていた…

595 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/09/08(木) 22:27:39
『悪魔の花嫁』は傑作ぞろいだったと思う。
原作者の池田悦子さん(?)が上手いストーリーテラーだったんだな。

 

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【後味の悪い話】悪魔の花嫁/タロットは知っている(あしべゆうほ)



583 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/09/08(木) 18:02:28
悪魔の花嫁って、美醜にまつわるイヤ~な話満載だね。
主人公の前世=ヴィーナスに始まって、大方は、
美しい主人公美奈子に嫉妬した脇役美少女が暴走・自滅する話で。

久々に引っ張り出してみたらこんなのもあった。

「タロットは知っている」
美奈子の高校の事務員・大場秋子は地味な女。
「売れ残り」と陰口される秋子を慰めるように、
美奈子は安アパートの大場宅へ。
タロットの得意な秋子に占ってもらっている最中、
同居している秋子の妹、華麗な美女・春子が荷物を取りに来た。
これから結婚、ハネムーンだとはしゃいで出て行く春子。
それを尻目に、「明るく、誰からも好かれた妹に比べ地味な私…」
と沈む秋子。美奈子も帰った。

そこに、春子の忘れていった帽子を取りに、春子の相手、
文無しミュージシャンの和也が現れる。
春子の幸せを妬む秋子は、和也を引きとめ、占ってやる。
自分の都合よく結果をねじ曲げ、「春子との愛は終わりが近い。
婚期を逃した年上の女と結婚すれば、身近な人から莫大な遺産が
手に入るだろう」とだます。
金と成功に目がくらみ、秋子の元に留まる和也。

二ヵ月後。街の片隅でタロットの露店を出す秋子。客は寄らない。
当然どこからも遺産など入らず、和也に罵られる日々。
そこへデイモスが。恋占いを勧める秋子に、冷たく怒るデイモス。
「おまえはは占いを冒涜した、だが悪魔が見届けたからには
(莫大な金が入るという)占いは成就されるだろう」と告げ、去る。



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【後味の悪い話】悪魔の花嫁/糸車のある城(あしべゆうほ)



576 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/09/08(木) 16:10:29
漫画「悪魔の花嫁」の中にもそんな話があった。

舞台はどこかの西洋のお城。でも現代っぽい?
まあ欧州じゃ今でも爵位持ちとか城持ちはいるところにはいるからね。そんな名家に跡取りの娘が誕生した。
眠り姫の伝説になぞらえて、魔術や占いを生業としている人(ストレートに言えば魔女。
日本で言うところの霊能者かイタコみたいなもんで、いるところにはいる)を呼んで、
娘に贈り物をしてもらう。美しさや美徳などの言葉を贈っている最中に、
眠り姫をなぞるなら役者が足らないだろう、とばかりにデイモスが現れる。
デイモスは、娘は16の誕生日に二目と見られぬ醜い姿になり、
二度と目覚めぬ眠りにつくことになるだろうと呪いの言葉を投げかける。
ここで贈り物をしていなかった魔女がお約束通り、呪いを打ち消すことはできないが、
和らげることはできると申し出る。娘に香木と雷があしらわれたタペストリーを贈り、
これを護符として、香木が天から生え地から雷が轟かぬ限り、娘の幸福に揺らぎはない、と保証した。
そして16年後。娘は何年か前に調理中の事故の火傷によって顔面にひどい傷を負い、
視力も失っていたが、目が見えないため自分の顔のことには気づかず、
また周囲もそれを隠していた。



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【後味の悪い話】悪魔の花嫁/バラの影(あしべゆうほ)



425 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/09/05(月) 21:00:14
>ブスなのに「美子」

あしべゆうほの漫画「悪魔の花嫁」でもいたなブスの美子

ブス女子高生・美子が同級生から虐められてるのを可哀想に思った主人公が
知り合いの悪魔に頼んで無垢な美青年を出してもらう
(美子の好きな絵画に描かれてる美男子を実在化)
夢心地の美子は美青年を連れて高校の文化祭に行こうとするが
「ぼくはシワシワのばあやしか女性って見たことないんだ~~」と言うのを聞き
「きれいな同級生たちを見たら自分は捨てられる」ってカッとなって
美青年の両目をハサミで潰してしまう
美青年は絵に戻りまたブスの美子はひとりぼっちになって終り



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死神の惑星(明智抄)



422 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/09/05(月) 20:51:03
もう一つコピペ(死神の惑星より)
ttp://www.tinami.com/x/girlscomic/akechi-sho/page2.html

小惑星のガス事故により死亡した母体から取り出されたベスは、
一命をとりとめ培養層の中で生かされる。
最新の医療のおかげで培養層から出たものの、生命維持装置に繋がれたまま
「見ることと聞くことと考えること」の三つのことしか出来ない全身不随のベスに
やがて奇蹟が起こり、動けるようになる。ベスはもう歩くことができ、
湿気の含んだ午後の風を感じることができ、大声を出すことができるのだ。

17歳になったベスは美しい少女に成長し、デューンという金髪の青年に出会い
今までにない感情を経験する。医務室の職員からそれは「恋」というものだと教わったベスは、
早速「あなたに恋をしたらしいんだけど、どうすればいい?」とデューンに尋ねる。



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【後味の悪い話】備品泥棒



393 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/09/05(月) 17:29:12
同じく外国でホテルに泊まったときの話。
チェックアウトの際に、使っていない冷蔵庫の請求をされて、
ホテルのフロントともめました。
ホテルのマネジャーに説明し、結局ドリンクの件はちゃらになったが、
今度はメイドが「客室のスリッパがない」と言ってるとマネジャー氏。

ホテルのスリッパなんか持ち帰るほど貧乏してないよ。
なんなら荷物見るかい?
って冗談言ってたら、友人のスーツケースからホテルのバスローブが
でてきました。

いまでも後味悪い思い出です。



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【後味の悪い話】女の十字架(明智抄)



421 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/09/05(月) 20:42:49
明智抄って↓読んでから気になってたんだ。
ttp://www.tinami.com/x/girlscomic/akechi-sho/page1.html

>「ブスは女性としての権利を持たない」、そんな冒頭のモノローグで始まる
>主人公の美子はさえない女の子(ブスなのに「美子」というネーミングもすごい)。
>彼女の美しい母親や、クラスメートの美少女(だけど、ひらがなしか喋れない)深山さんは、
>美子に向かってこう言い放つ。
>「女の子はきれいでなくちゃ愛してもらえないのよ!」(母)
>「ないていようがわらっていようがぶすはぶすだわよ!」(深山さん)
>「そんな顔でもひねくれずに育ってくれて母さんうれしいわ」(母)

>自分の子供サンプルCを殺し、サンプルFも殺そうとした小夜子。
> “どうして僕を殺したの!!”と聞こえてくるサンプルCの声に、
>「…ごめんね、忘れるわ私忙しいし(中略)ばんごはんの献立考えなきゃならないし、そんな暇ないの」と答える。
イカれてるよw
でも面白そうで読んでみたい。



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【後味の悪い話】アルベリッヒに逢いたい(明智抄)



415 名前:1/5 投稿日:2005/09/05(月) 19:58:27
少女漫画。明智抄の「アルベリッヒに逢いたい」

キャプテン・コズミックという正義の味方と
宿敵の悪の天才科学者ドクター・スケルトンのシリーズ。
スケルトンはコズミックに歪んだ愛情を抱いていて、いつも自分を追わせるために
悪事を働いては、そのくせ追ってきたコズミックをボコボコに痛めつける。
ある日コズミックは宇宙海賊に攫われた惑星「夏」の議長を助ける。
議長は優しげな美女でコズミックは熱烈に感謝されるが、その外見とは裏腹に
狡猾な政治家である事を見抜いていたコズミックは、
選挙の人気取りに利用されるのは真っ平とばかりに素っ気無くあしらう。。

同じ頃コズミックは初恋の少女ジーナと再会する。初恋と言っても二十年も昔の話で、
しかもジーナはコズミックとの待ち合わせに向かう途中で事故で亡くなっていた。
ところが再会したジーナは少女のままの外見で、
まるで待ち合わせの日が今日明日の事であるかのように振舞う。コズミックの事も分からない。
あれから二十年も経っていて、自分は年を取ったコズミックだと説明しても理解出来ないらしい。



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【後味の悪い話】ドリンク代



389 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/09/05(月) 17:03:11
とある外国でホテルに泊まったときの話。
清算のときに、備え付け冷蔵庫のドリンク代が妙に高く請求されていることに気がつき、
「ミネラルウォーター一本分しか飲んでないよ」と言ったら、
「冷蔵庫の中身がこれだけ減っているから、あんたが飲んだんだろう」と言われる。
覚えが無かったので、ミネラルウォーター一本分しか飲んでいないと主張を続け、
結局ミネラルウォーター一本分の料金を払って出てきたのだが、
オーナーや従業員が親日的で歓迎してくれただけに、後味の悪い思いをした。

おそらく、チェックインのとき、掃除が終わっていない所を急かしたので、
ドリンクの補充をし損ねたために起きた勘違いだろうと考えている。



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【後味の悪い話】オレアナ



385 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/09/05(月) 15:23:57
戯曲だけど、「オレアナ」が後味悪かった。

成績の良くない女子大生が、教授のとこへ質問しに行くんだがどうも上手くいかない。
原因は彼女がちゃんと勉強してないからで、それを承知している教授の方も
「今の成績じゃ単位はあげられないよ」とハッキリ伝える。
女子大生は委員会に「あの教授に乱暴された」とでっち上げて訴えを起こし、
それを信じた委員会によって教授は退職の危機に追い込まれる。
もちろん冤罪だが、それを立証するには女子大生が「あれは嘘でした」と言うしかない
(少なくともこの話ではそういうことになってる)ので、教授は彼女を説得しにかかる。
だけど彼女はそれを承知せず、感情的になった教授は彼女に掴み掛かる。
すぐ彼は思いとどまるんだが、事実上、暴力行為があったことになってしまったため、教授は絶望。
女子大生はさっさと出て行く。

女子大生のDQNっぷりも痛くて嫌だが、痴漢の冤罪で人生台無しって話が今でもあったり
するの考えると妙なリアルさがあって怖・・・。



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【後味の悪い話】俺のいもうと



374 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/09/05(月) 11:50:32
俺の実体験なので、怪談のような怖さはないんだが、zむしろイヤな気分の
のこる怖い話をひとつ。

いろいろ家庭の事情があって、東京で独り暮らししてたときだから
もう今から10年以上前の話なんだが、当時付き合ってた彼女とあまり
うまくいってなかった。なんていうか独占欲の強い女で、プライドと嫉妬が
とにかくすごい。俺の実家の妹にまでヤキモチを焼くくらいの女で、さすがに
ガマンの限界を感じた俺は、もう別れようと思ってたんだが、向こうには
俺と別れる気なんかサラサラないらしかった。ところが、ある晩、俺が部屋で独りで
のんびりしてると、いきなり部屋に彼女から電話がかかってきて、「あんたなんか私の
彼氏じゃないよね?」といきなり言い出した。急に態度を変えて妙なことを言う
女だと思って、俺もカチンときて、怒鳴り返してやろうと思ったんだが、何か様子が
おかしい。なんていうか、空元気というか、無理に強い態度をして、声の震えを押し
殺そうとしてる雰囲気がありありと感じられた。でも「何かあったのか?」と聞くと、
シラを切ろうとするんだよね。ただ「あんたは私の彼氏じゃないよね?」とだけ、何度も
ただ確認してくる。そこで俺はピンときた。俺と二股かけてた男がいて、どっちが



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【後味の悪い話】スケルトン・キー



330 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/09/04(日) 17:06:55
雨在住なんですが、今日見てきた映画が後味悪かったです。

Skeleton keyっていう映画なんですが・・・

ごめん、あらすじ書こうと思ったけどマンドクセ。

361 名前:1/4 投稿日:2005/09/05(月) 06:33:09
主人公は、キャロラインという若い介護士の女性。
施設でヘルパーとして働いていたんだけど、
人が死ぬたびにむなしさを感じ、他の仕事を探すことに。
新聞の記事で住み込みのヘルパーの仕事
を見つけ、面接に行ったそこは、なんとも奇妙な感じのする家
だった。その大きな家には、寝たきりで話すことも出来ない
おじいさんと彼の世話をするタバコ大好きなおばあさんが住んで
おり、彼らの資産を管理する弁護士が時々出入りしていた。
面接で、おばあさんに
「南部(米)出身でないなら、この家の事なんてわかりっこない」
と言われ、その言葉が気になったが、そこで仕事を始めることに
した。そこはなんとも変な家で鏡がひとつも置かれていなかった。
住み始めるにあたって、彼女は家の扉全てを開けられる鍵—スケルトンキーを渡される。



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【後味の悪い話】サユリスト



302 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/09/03(土) 17:50:15
唐沢俊一の本で読んだんだけど(タイトルは忘れた)、
女優の吉永小百合が絶好調の頃、あるレストランに食事に寄ったんだって。
で、食後にフルーツパフェを注文した。
そこのコックは、吉永小百合の信奉者で、本物の来店に興奮して頭すっ飛び、
やおらパフェに使う生クリームのボウルに自分のイチモツを入れてかき回した。
吉永小百合は何も知らずに、そのクリームを使ったパフェを食べ、
コックはその姿をキッチンから見つ、悦に入っていたという。
これ聞いてレストランの料理がちょっと怖くなったし、
今になってこんな話が出回って、吉永小百合はどう思っているやら
後味悪い。

悦に入っていたという。

303 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/09/03(土) 17:51:02
ごめん、最後の一行、消し忘れ。

311 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/09/03(土) 23:15:07
>>302
と学会の唐沢俊一だよね・・・
鵜呑みにするのは危険ジャマイカ。



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【後味の悪い話】映画「オールドボーイ」



286 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/09/03(土) 11:29:02
えーと、映画「オールドボーイ」後味悪かったです。
かいつまんであらすじ説明しますと。

平凡なサラリーマン、オデスはある日いきなり誘拐され、
アパートの1室みたいなところに監禁される。
食事は与えられるけど、部屋にはテレビがあるだけ。テレビだけが友の毎日。
えんえんと続く監禁に発狂しそうになると薬を注射され、
発狂することもできない。それが15年間続く。
ある日いきなりオデスは外に放り出される。何故かはわからない。
そしてオデスを監禁していたらしき男からのメッセージ。
「何故お前を監禁していたか、何故お前を解放したか。その謎をとけ。」
オデスはその謎を解く決意をする。その途中でミドという美少女に
出会い、恋に落ちる。

結局オデスが監禁されていた理由はある男の恨みを買っていたからだった。
その男はオデスは同学年だった。男は自分の姉と愛しあっていて
ある日学校の教室の中で姉と性行為におよんでいたところをオデスに
見られてしまう。男の姉に興味を持っていたオデスは嫉妬半分で
友達にその事をなにげなく話してしまう。オデスの友達はその事を学校中に
広めてしまう。男の姉は広まった噂に傷つき、自殺してしまう。
男はその事でオデスを逆恨みし、オデスを15年間も監禁していたのだ。

オデスが15年の監禁から解放された後も、男の復讐は続いていた。
オデスが恋におちて肉体関係を結んでしまった女ミドは実は
オデスの実の娘だった。男はオデスに言い放つ
「何もかも知っていて愛しあった俺達(実の姉と近親相姦していた)と
 何も知らずに愛しあったお前らとどっちが罪深い?」



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【後味の悪い話】後味の悪かったイソップ寓話



254 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/09/02(金) 22:34:24
子どもの頃読んだ後味の悪かったイソップ寓話。

子羊が川で水を飲んでいると狼がやってきた。
狼は子羊に「水をかき回すな、にごって飲めない」と言う。
子羊は狼を怖がりながらも「私はあなたより川下で水を飲んでいるので、
にごった水はそこへはいきませんよ」と答えた。
狼はちょっと困ったが、子羊に「お前は悪いやつだ、半年前に私の悪口を言っただろう」
と言って詰め寄る。子羊は「そんなことはありません私は半年前にはまだ生まれてません」
と答えるのだが、狼は少し口が詰まった後
「理屈を言うな。お前が悪口を言わなくても、お前の親が言ったのだ。
親が言ったことは、子どもが言ったこととおんなじだ」
といい、子羊を食べてしまった。
 おわり

何も悪い事とかしていない子羊が
狼の勝手な理由で食べられるって言うのが後味悪い。

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【後味の悪い話】いいことしたかも(´∀`)



234 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/09/02(金) 13:59:13
玄関前で、怪我をして弱ってた鳥を発見。
かわいそうに思い、手当てをしてあげました。
ネットで調べた所、肉食の鳥だったので
ささみとかをあげていました。
そして一週間ほどたち、怪我が治った鳥は元気に飛んでいきました。
いいことしたかも(´∀`)と思っていたら…

後日、図書館で鳥のことを調べてきた母が
真剣な顔で、
「あの鳥、草食だった…」

肉の味を覚えさせたかも_| ̄|○

235 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/09/02(金) 14:18:13
なんて鳥?

240 名前:234 投稿日:2005/09/02(金) 16:52:06
>235
ゴメ、去年の話なので忘れた
でも最初にササミあげたとき
なかなか食べなかったから、おかしいとは思ったんだよね。



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【後味の悪い話】このつぎなあに



227 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/09/02(金) 12:14:15
NHKで見た人形劇

ある村におじいさんとその息子が二人で暮らしてた。
貧しいけど二人は仲良しで、一緒に畑仕事をして一緒におにぎりを食べたりしてた。
ある日息子が「オヤジにもっと楽な暮らしをしてもらいたい。おれは町に出て金を儲けてくる。
家を建てて、オヤジを呼びに来るからそれまで待っててくれ」と言って出て行った。
おじいさんは金はなくても二人で暮らせたほうが幸せだと思っていたけど
息子の気持ちを考えて黙って送り出してやった。
おじいさんは1人で暮らしながら息子を待っているが、なんの連絡もない。
「便りのひとつもよこさないで…」と寂しく思いながら眠っていると突然扉を激しく叩く音が。
息子だと思ったおじいさんがあわてて開けると、大入道が立っていた。
食い物をよこせと脅す大入道が、狸が化けたものだと気づくおじいさん。
でも、寂しい自分のところにせっかく化かしに来てくれたんだし、と思って
騙されたふりをして、おにぎりを作ってたくさん食べさせてやる。

そんな風に大蛇に化けたりしながら何度もおじいさんの所へ来る狸。
その度におにぎりを食べさせてやるおじいさん。
ある夜、狸が帰った後おじいさんが外に出てみると、狸がすぐそこで眠っていた。
「まだ仔狸じゃねーか」おなか一杯で満足そうに眠る狸に息子の姿を重ねる。
「あいつは今頃どこで眠ってるのかなあ…」
終わり。

ええっ!そこで終わり!?オチがついてねーよ!息子はどうなった!
ほのぼのしてていい話なんだけど、後味悪いというか座りが悪いというか…
本物の民話ってこういうもんなのかなとも思った。

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