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【後味の悪い話】風っ子(永島慎二)



968 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/07/07(木) 20:25:36
では漫画家の永島慎二が亡くなったのでご冥福を祈りつつ、作品の紹介を…

「風っ子」
舞台は昔の日本の農村。
主人公(まだ小さい男の子)は、叔父(母の弟)、祖母と暮らしている。
母親は娘時代男と駆け落ちしたが、主人公を連れて戻ってきた。
その後、主人公を実家に置いて出稼ぎに行ったまま戻らず、たまに仕送りをしてくる。
叔父は、病弱で私生児の主人公をやっかいものあつかいしている。

叔父のもとに美しい女性が嫁いでくる。
彼女は主人公にも優しく接してくれるが、叔父は「そんなガキにかまうな」と叱る。
それでも主人公は彼女を慕うようになる。

ある日、悲鳴を聞いた主人公。
行ってみると叔父が底無し沼にはまっている。
主人公に助けを求める叔父。主人公は迷うが結局見殺しに。
家に帰って何も知らない叔父嫁に甘える。
これで叔父に邪魔されることなく、彼女と暮らせる…

しかし叔父が帰ってこないため、まだ若く子供もいない嫁は実家に帰されることに。
寂しく見送る主人公…

「まんが日本昔ばなし」風のほのぼのした絵で描かれていたけど、
結局救いのない話だった。
働き手が消え、老いた祖母と病弱な子供だけでこの後どうなるのだろう…とか思ったものだ。



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【後味の悪い話】月へいったウサギ



176 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/07/10(日) 12:33:30
ウサギとたぬきとクマが、山奥で行き倒れのお爺さんを助けようとする。
たぬきは木の実などを拾ってきたり、クマは魚を取ってきたりと
役に立ってるんだけど、ウサギは何も出来ないので
自分を食べてくれと自ら火の中に飛び込んで死ぬ。
そしてウサギはお月様になりました。という話。

小学校低学年のとき見せられて、人間のためにそんなことする
動物はいません。みたいな感想文を書いた記憶が。

178 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/07/10(日) 13:48:40
>>176
それって、お爺さんじゃなくて神様なんじゃなかったっけ?
神様が山にやってきたんで動物達が御もてなしをするんだけれど
兎だけが何もできないので神様に火をおこしてもらって
私を食べてくださいと言って火の中に飛び込む。

181 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/07/10(日) 15:21:57
>>176
それはお釈迦様の前世伝、ジャータカの一節だね。
当然ウサギがお釈迦様の前世。
んで行き倒れのおじいさんは確か修行者だった気がする。
手塚治虫が書いていた気がする。



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【後味の悪い話】うつるわよ



133 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/07/09(土) 23:01:45
電車に乗ってた時に
向かいの席に知的障害者と思われる女性が居た。

女性はでかいピンクパンサーのぬいぐるみを持ってたんだけど、
それをみて俺の隣に座ってた4~5歳ぐらいの女の子が
「ママあれあれ~」って指差しながら母親に話しかけた。
母親は
「これ!指差しちゃだめ!」って叱ってた。

その女の子はぬいぐるみを指差してたと思うけど、
向かいの女性が下車してからその母親が自分の娘に言った言葉が忘れられない。
「今度あんな人を見たら絶対指差したり話しかけたりしないの!うつるわよ」

躾って何?(‘A`)

134 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/07/09(土) 23:13:49
その母親は、自分がそのような「シツケ」を受けて育ったんだろうなあ・・・



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[ 2014/07/18 01:15 ] 実話・体験談 | TB(0) | CM(1)

【後味の悪い話】秘密(東野圭吾)



79 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/07/08(金) 20:56:19
さんざん既出と思うが東野圭吾の「秘密」(小説の方ね)
小説、映画、漫画、ドラマと数あるフィクション者の中でこれほど後味悪い
作品は無いと思うよ。

妻と娘がバスで交通事故に遭う。奇跡的に娘は助かるがなんと中身は妻だった。
小学生の娘(モナミ)に35歳の妻(ナオコ)の魂が宿っているのは主人公(平介)と妻の秘密にした。
ナオコは夫のことを「お父さん」と呼ぶことになる。それでもナオコは平介の妻としての自分を大事にし、
結婚指輪をテディベアのぬいぐるみに埋め込み毎日のように抱いて寝る。
ナオコはとりあえずモナミとして中学、高校と生きる。自分が青春時代にしてこなかった勉強や
クラブ活動に一生懸命になる。モナミはかわいかったので男にももてた。
平介は若さを取り戻したナオコに嫉妬し、次第に仲はギクシャクしてくる。
ある日平介はナオコを妻として扱うことを諦めて「モナミ」と呼んだ。
その時からモナミの体には次第にモナミ自身の魂が現われ始める。
そのことでナオコと平介の仲は回復していくがナオコは自分がもうすぐ消えることを悟る。
そして完全にナオコは消えて、10年の月日が過ぎる。



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[ 2014/07/17 20:15 ] 小説 | TB(0) | CM(2)

【後味の悪い話】世にも奇妙な物語/「あなたの物語」


77 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/07/08(金) 20:44:51
ちょっと前の「世にも奇妙な物語」でやっていた後味悪い話

主人公は一人暮らしのOL、仕事帰りにレンタルビデオを借りに行くと
白いパッケージに「あなたの物語」とだけ書かれたビデオを発見する。
主人公はふと電車に乗っていた時に聞いた女子高生の噂話を思い出す。

「『あなたの物語』というビデオには借りた人の未来が映っているんだって」

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[ 2014/07/17 17:15 ] ドラマ・映画 | TB(0) | CM(2)

【後味の悪い話】赤川次郎 月の光 ~沈める鐘の殺人~



25 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/07/07(木) 23:20:57
個人的に後味の悪かった話なんだけど……

PS2のサウンドノベル系ゲームで「月の光」ってのがあってさ。赤川次郎原作のヤツ。
一応ちゃんとしたホラー・サスペンス系のシナリオで、「意外と面白いじゃん」とか思いながら
隠しシナリオ含めて最後までプレイしたんだよ。

隠しシナリオの最後……

   ∧∧
  ( ,,゚Д゚)< 終わりですが何か?
   |つ つ
 ~  |
  ∪ ∪

ってギコ画像で〆やがった……
開発がねらーなのはいいけど、一般人も買う市販のゲームに入れんなよ……



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[ 2014/07/17 01:15 ] アニメ・ゲーム | TB(0) | CM(0)

【後味の悪い話】押入れのウーリ(呪みちる)



931 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/07/07(木) 13:46:19
呪みちるって人の漫画。
大戦前のロシア。主人公の女性は孤独で不幸な生い立ち。
彼女は小さい時から、柔らかくて優しい手触りの蝶や蛾の幼虫が大好き。
孤独な心を癒す唯一の友としており、長じてからは巨大な芋虫に抱かれる妄想などしていた。
成長した彼女は、柔らかく美しい指のピアニストに恋して、結婚。
その時、彼女の妄想の中の芋虫は、心なしか嫉妬しているように見える。
やがて戦争が始まり、夫は最前線へ。そこで夫は、なぜか妻が芋虫に抱かれている夢にさいなまれ
ノイローゼに。その上、敵が投入してきた戦車は強力。
巨大な鋼鉄の芋虫のように這いながら、夫の軍を全滅させていまう。主人公には、夫戦死の知らせが。
何年か後。主人公は、未亡人の立場で、貧しくつらい戦後を過ごしている。
だが寂しくはない。家に帰れば、大きな芋虫が迎えてくれる。夜もともに過ごせる。
それは実はすでに妄想ではない。夫の戦死は誤報だった。
手足もなく、顔もつぶれ、声も出なくなって帰ってきた夫なのだ。
また戦車に執拗に襲われた恐怖から、精神にも異常をきたしていた。
ただ時々、夫は窓を開けてしまい、空を見ておびえる。空には轟音をたてて軍機が飛んでいる。
それは夫には、鋼鉄の芋虫が成長してなった、恐ろしい蛾に見えるらしかった。
夫はどんどん芋虫に似てくる。だが主人公は毎日が幸せで、満足なのであった……。



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[ 2014/07/16 19:01 ] 漫画・絵本 | TB(0) | CM(1)

【後味の悪い話】0の殺人(我孫子武丸)



924 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/07/07(木) 10:01:49
我孫子なんとかって人の「0の殺人」

以下、推理小説のネタバレです。注意。

資産家の老女の親戚が次々死んでいくというお話。
実は、老女を殺そうとした親戚たちが勝手に自滅しているのだが、
周りからは不可解な事故死に見える。
既に残った親戚3人中2人が死んでいる。最後に残ったのは初老にさしかかった男。
(1人は老女を毒殺しようとするが、不運が巡り巡って自分が飲むはめに。
状況的に他殺だが、その場にいた全員にアリバイがあるので迷宮入り。
1人は老女を殺しに行こうとして建物から落下。
アリバイ工作をしていたため死亡時刻がずれてしまい、やはり他殺と思われ迷宮入り)

男は知り合いのルンペンを自分に化けさせて飛行機に乗せる。
その間に老女の家に忍び込んで老女を刺し殺す。
成功したと思ったら、替え玉を乗せた飛行機が墜落。替え玉死亡。
替え玉に、自分だと印象づかせるために
できるだけ周りと話をしろと言っていたもんだから、替え玉、スッチーと話し込んでいて、
しかもそのスッチーが生き残って「最後に話をした人」と彼の名前を出してしまった。
老女は死んだ、自分も飛行機に乗っていたことが証明されて
疑われることはない。なのに死んだことになってしまった。
生きていると名乗り出れば、老女を刺した事もばれる。
実は老女は男が刺す直前に自然死していた。何もしなくても男は遺産を手に入れられた。
しかし死体相手でも、生きていると思って殺意で刺したら殺人未遂。
仕方なく替え玉男のルンペン生活を続けるはめになってしまう。
そこに、真相に近づいた刑事が現れ、追いかけられて心臓麻痺でアボン。

老女を殺そうと3人の人間が策をめぐらし、挙句自滅しているのに、
当の老女は自然死。皮肉な話だなぁと締めくくり。
犯罪者とはいえ、最後の男が気の毒で…。



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[ 2014/07/16 16:01 ] 小説 | TB(0) | CM(0)

【後味の悪い話】我輩の肉体美、惚れるなかれ


910 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/07/07(木) 01:25:48
母方の祖母が喉頭癌で危篤になった時、
まだ意識がある祖母が筆談用のスケッチブックを指差した。
母がスケッチブックを支え、祖父が祖母にペンを渡すと何やら書き始めた
そこにはカタカナで
「ブツダンノヒキダシノオク」って書いてあった。
母は泣きながらウンウンって頷くと祖母はそのまま臨終。

葬儀を終え、初七日を迎えた日に祖父と母と母の姉妹達が集まって
祖母の書き残した言葉に悩んでいた。
母の実家にも叔母達やウチにも仏壇なんて無い。
錯乱してたんだろうって事でその場は終了。

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[ 2014/07/16 01:01 ] 実話・体験談 | TB(0) | CM(0)

【後味の悪い話】レナードの朝



881 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/07/06(水) 22:01:09
レナードの朝は後味悪いというか
考えさせられた映画だね

一応あらすじをgooからコピペ

「1969年、ブロンクス。
慢性神経病患者専門のベインブリッジ病院に赴任してきたマルコム・セイヤー(ロビン・ウィリアムズ)は
無口で風変わりな男だったが患者に対する態度は真剣で、彼らが話すことも動くこともできないものの、
まだ反射神経だけは残っていることを発見すると、訓練によって患者たちに生気を取り戻すことに成功し、
その熱意は治療をあきらめかけていた看護婦のエレノア(ジュリー・カブナー)の心をさえ動かしていった。

そんなセイヤーの患者の中でも最も重症なのがレナード・ロウ(ロバート・デ・ニーロ)だった。
彼は11歳の時発病し、30年前にこの病院に入院して以来、
意識だけはあるものの半昏睡状態で寝たきりの生活なのである。
何とか彼を救おうとしたセイヤーはまだ公式に認められていないパーキンソン氏病患者用のLドーパを使って
レナードの機能回復を試みる。

そしてある朝、ついにレナードはめざめを迎えた。」

882 名前:レナードの朝・2 投稿日:2005/07/06(水) 22:01:50
ベッドから起き上がり、セイヤーに連れられて30年ぶりに街に出たレナードにとって
見るものすべてが驚きだった。

その効果に意を強くしたセイヤーは上司に他の患者にも新薬を使うことを申し出て、
病院のスタッフの協力によって投薬が始まった。

そしてある夜のこと、セイヤーはベッドから次々と起き上がる患者たちの姿を見るのだった。
一方、完全に機能を回復したレナードだったが、
彼が病院に見舞いにきたポーラ(ペネロープ・アン・ミラー)に生まれて初めての恋をしたことから問題が起こる。

1人だけで外出したいというレナードに医師団は反対し、それに反発したレナードは怒りからか、
再び病状の悪化が始まってしまう。しだいに狂暴になるレナードをセイヤーですら押さえ切れなくなる。

そして、ついにレナードを始め、目覚めた患者たちは、すべて元の状態に戻ってしまう。
自分のしたことは間違いだったのだろうかと悩むセイヤーにエレノアは優しい言葉を投げかけるのだった。



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[ 2014/07/15 19:01 ] ドラマ・映画 | TB(0) | CM(0)

【後味の悪い話】浜辺で瓶発見



859 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/07/06(水) 15:43:19
先日、浜辺を散歩中波うち際で転がるビンをみつけ、拾ってみると
布テープでぐるぐる巻きにされ、ビンの底側に何やら数字のような
ものが書いてあったので、
もしや誰かのメッセージが入っているのかもと期待してテープをはずすと
その下にさらに黒いビニールテープが巻きつけてあった。
それもはずすと、ビンの中身がみえ、やはり紙が入っていた。
期待しつつあけ、中の紙を取り出し、見てびびった
「男の無縁仏 男の無縁仏 男の無縁仏 男の無縁仏
 男の無縁仏 男の無縁仏 男の無縁仏 男の無縁仏

 女の無縁仏 女の無縁仏 女の無縁仏 女の無縁仏
 女の無縁仏 女の無縁仏 女の無縁仏 女の無縁仏・・・」

と延々と書かれていた。
これって何かの呪い?

正直、あけるんじゃなかったと後悔してます



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[ 2014/07/15 15:01 ] 実話・体験談 | TB(0) | CM(0)

【後味の悪い話】グレゴリーホラーショー



857 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/07/06(水) 15:40:29
昔見た洋アニメ(短篇の積み重ねで一つの話になってる)の話。
老ネズミが日常が嫌になって汽車に乗り込み旅に出て、奇妙な乗客に次々と出会う。
時代に取り残されて見向きもされなくなったレコードや棺の中で腐ってしまったミイラ・・・
出会う乗客一人一人に嫌な結末が待ち受けているが、全体のストーリーも幼児向けにしてはかなり嫌だった
孫に再会。「お前が何故乗っている?」「僕は現実逃避かな、お爺ちゃんもでしょ?」
いつまでたっても終わらないスゴロクにて、いつあがれるんだ?と聞く老ネズミに
スゴロクはゴールを決めればいつでも、と答える。
老ネズミの脳裏に自分の経営するホテルが浮かぶが彼は拒否「わしは帰らないぞ!」



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[ 2014/07/15 01:01 ] アニメ・ゲーム | TB(0) | CM(3)

農夫と息子たち(イソップ寓話)



810 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/07/06(水) 04:52:18
昔話で、仲の悪い兄弟の話あったな。
仲悪いうえに働かないので、畑も荒れ放題。
親父は死ぬとき、畑のどこかに宝物が埋めてあって、見つけたほうに譲ると遺言。
兄弟はそれから日夜休まず畑を掘り返し、いつのまにか深く耕された良い土壌になっていて、
秋には良い作物がたくさん収穫できた。
ああ、これが親父の言った宝物だったんだ……て話。
これだけだと後味良いけど、
本当は自分の財産なんか持ちあわせてなかった貧乏な親父が、
弱者の智恵とは言え、兄弟利用してうまい話残して感謝もされて、
大人ってずるいもんだと思った、当時小学生の自分が後味悪い。

 

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[ 2014/07/14 22:58 ] 漫画・絵本 | TB(0) | CM(0)

【後味の悪い話】愛猫の死体を抱いたおじいさんは泣きながら



693 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/07/04(月) 15:46:04
知り合いのおじいさんの猫を、
犬のいる家に投げ込んだ小学生がいたそうだ。
猫は、犬に追い回され噛みつかれて結局あぼん。
でも小学生には悪意はなく、ひどいショックを受けたそう。
何でも前の夜に、犬と猫が仲良く暮らしているとこをレポートした番組があって、
可愛いなと思った小学生が、自分も見てみたくなってやったんだとか。
愛猫の死体を抱いたおじいさんは泣きながら、テレビが変わった事を報道するときは、
それが変わった事であるとちゃんと解るようにして欲しいと訴えたという。
どうも、本来なら全然起きなくてもよかった事件のような気がして、後味悪かった。


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[ 2014/07/14 14:58 ] 実話・体験談 | TB(0) | CM(1)

【後味の悪い話】もうパパじゃないから



681 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/07/04(月) 05:21:41
10年位前にテレビで見たアメリカの実話。多分テレビ特捜部だったと思う。

両親が離婚し、母親と暮らしている男の子が、離れて暮らしている父親に誘拐されてしまう。
父親は息子と心中しようと思って誘拐してみたものの、なかなか決心がつかず、
息子を車に乗せて数日間連れまわす。
ある夜、ついに決心した父親は、まずホテルの部屋ですやすやと眠る
息子のベッドに灯油を撒き、火をつける。
しかし燃え上がるベッドを見たヘタレ親父は怖気づいてしまい、なんと息子を置き去りにして
その場から逃げ出してしまった。

息子は一命を取り留めたが、全身が焼け爛れてしまった。
間もなく逮捕された服役中の父親は、インタビューを受けて
「あの子に酷い事をしてしまった。出所したら謝りに行きたい」と泣きながら語っていた。

息子は現在、母親とその再婚相手と幸せに暮らしているが、
醜く焼け爛れてしまった外見は何回かの手術でも完全に治す事はできなかった。
最後に男の子のこの言葉で〆。
「彼を憎んではいない。けど、もう彼は僕に会ってはいけないと思う。
 彼はもう僕のパパじゃないから」

表情のない(出せない)顔で淡々と語る男の子に涙が止まらなかった。
冒頭で火傷する前の写真も出ていたんだけど、とても可愛らしい男の子だった…。
母親と、再婚相手がすごくいい人そうだったのが唯一の救い。

683 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/07/04(月) 05:29:37
>>681
ギャー!朝から泣かせるんじゃないよ!!
小さな子供からそんな言葉が出て来るなんて…。親父カス過ぎる



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[ 2014/07/14 01:58 ] 実話・体験談 | TB(0) | CM(0)

【後味の悪い話】カウンセラー志望のA子



642 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/07/04(月) 00:28:38
数年前の話。
友人グループの中にカウンセラー志望のA子がいた。
そして同じグループの中に一見ものすごく明るい鬱病のB子がいた。
普段はものすごく明るいB子が一度ものすごくふさぎこんだ時期があった。
私達はそれまで「B子が鬱なんて、ちょっと信じられん」と思ってたけど
その時にやっと「本当に鬱病なんだ」と思った。
そして私の出番!とばかりにはりきるA子
しかしB子をがんばれとはげましたり、説教したりと
およそカウンセラ志望とは思えない行動をしていたのでさすがに止めた。

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[ 2014/07/13 19:58 ] 実話・体験談 | TB(0) | CM(0)

【後味の悪い話】ドラゴンクエストVI 幻の大地



638 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/07/03(日) 23:17:30
ゲームのネタでDQ6の雪国の山奥の村の老人の話。
細かいことは覚えてませんが、だいたいこんな話。

主人公たちがやってきた雪深い山奥の村は、住民が氷漬けにされていて、
生きて動いているのは一人の老人だけ。

昔、若者だった老人は山奥で、氷の女王に遭遇してしまう。
絶対に私と会ったことを口にしてはいけないと口止めされたにも関わらず、
老人は酒場で酔った弾みに友達にそのことを話してしまう。
気づいたら老人だった若者以外みんな凍りついていた。

罪の意識を感じた老人は、無人の村で孤独に50年過ごす。

主人公たちは女王様に会いに行って村にかけた呪いを解いてもらうように頼む。
女王様は彼ももう十分苦しんだでしょうからね・・ってあっさり呪いを解いてくれる。

呪いが解けて活気が蘇った村で、酒場で50年前の続きをやっている友達や知り合いに、
○○(老人の名前)の部屋にいるあのジイサン誰だろうな?って言われる老人。
老人が若返ったりする救済無し。

「周りがあの時のままなのに、自分だけ50年の歳月が流れている。それこそが彼に対する本当の罰です」
このイベントの後に女王を尋ねると、↑みたいなことを言っていた気がする。

結果的に彼の不幸によって主人公たちは伝説の剣を手に入れられるんだけど。

後味悪い。

640 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/07/03(日) 23:41:45
「彼ももう十分苦しんだでしょうからね・・」
  ↓
「それこそが彼に対する本当の罰です」

この辺りが後味悪い。



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[ 2014/07/13 13:58 ] アニメ・ゲーム | TB(0) | CM(0)

【後味の悪い話】うる星やつら/第107話「恐怖!トロロが攻めてくる!!」



637 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/07/03(日) 22:57:37
大昔に再放送で見た「うる星やつら」のアニメの一話が凄く後味悪かった。
幼いながらに恐怖まで覚えた。

始まりからしていつものうる星の空気じゃない。
何の前触れもなくあたるとラム、怪力女と白学ランの男(名前失念)が
とにかくやまいもしかない世界に閉じ込められる話。
とにかくどこまでいってもやまいもやまいもやまいもやまいもやまいも
木に生えているのもやまいも 地面から生えているのもやまいも やまいもの森
もちろん食い物もやまいも 毎日。
どうしてこうなってしまったのか?
本当の世界、家族や友人はどこにいったのか?
これは現実なのか?
四人はどこまで行っても終らないやまいもの森に発狂寸前。
そんな中、行く先に出口らしき光のすじが見える。
やっとここから出られる!解放される!
ここから出たら、やまいも以外のものをたらふく食おう!
そうして駆け出す四人達。息を切らして光の向こうへ!!
やっと出れた!!と思ったら景色を見下ろす形で崖の上に呆然とたっている四人。
そこに広がる景色は広大すぎるやまいもの森だった。

これで終わりだった。
もう昔の話すぎておおまかなストーリー以外全然覚えてないけど…。
というか、ここに書いた話もおちとやまいもの森と四人がやばかったって事以外は
確かな自信ないです。とにかくこんな話だった。

明るいどたばた学園ギャグにいきなりあの世界持ち込まれたのが怖かった。
「やまいも」ってあたりが、脚本家はギャグのつもりなんだろうけど…

 

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【後味の悪い話】ヨブ式(牧野修)



626 名前:1/2 投稿日:2005/07/03(日) 11:58:50
「ヨブ式」 牧野修

突然、三沢という男の周囲で悪意のある嫌がらせが始まる。
精神的なものから実害のあるものまで、さまざまな嫌がらせ。
三沢は、小学生の息子と妻を、彼女の実家に避難させる。
一人の家に帰ると、なぜかタイミングよくビデオ再生
妻と息子を駅で見送る三沢の様子だった。
かけつけた実家では妻の両親が惨殺されていて、
かかってきた電話ではあんたの妻を乱暴中だと言われ、
どうにか、隠れて助かっていた息子を見つける。
一家惨殺事件としてマスコミに食いつかれ
ボロボロになりながら息子とビジネスホテルへ逃げる。
当座の荷物を取りに家に戻り、冷蔵庫を開けると、
みっちりと詰められた妻の死体。
絶望の中、息子のためにと前を向く三沢。
住み込みで働ける仕事を見つけ、向かう途中の駅ホーム、
手をつないでいた息子の背を誰かが押し、入ってきた電車に巻き込まれ息子死亡。



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[ 2014/07/12 19:58 ] 小説 | TB(0) | CM(2)

【後味の悪い話】顔(コンセントピックス)



608 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/07/03(日) 03:07:32
この歌が後味悪かった。ほとんどホラーだ。

「顔」

作詞・作曲:よしだみつぐ

あなたはとてもいい人ね/性格だって悪くない/お茶もごちそうしてくれるし
悲しい時はなぐさめて/話題が豊富で新鮮/いつも笑っていられる
少しまがぬけてるけど/気を使わないですむから
だけどいつもうつむくだけの/何も言えない私だから…

※顔がキライ 顔がキライ/アンタの顔が きらいなだけ/ごめんね 君はとてもいいひと
だけど 顔がきらいなの

ゆうべ一人のベッド あなたの夢を見たのよ/そして眠れず朝まで ひつじ数えて1.2.3.4
会いたいわけじゃないのに なぜか毎日会うのは/きっとそういう運命なの 思い込んではみるけど
だけど私自信がないの/あなたの顔をまともに見る

※くりかえし

あなたはとてもいい人よ 足は長いし手も長い/着てる服はみな高級 おまけに金のネックレス
グッとしびれるハスキーボイス/灼けた素肌細い腰/いつも肩を抱かれるたびに 恋の予感を感じるの
街の灯り 喫茶店のドア/映る顔を見てトリハダが…

※くりかえし 



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[ 2014/07/12 12:58 ] ('A`) | TB(0) | CM(1)

【後味の悪い話】狂乱(池波正太郎)



606 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/07/03(日) 02:12:17
オカルトではない後味の悪い話だが、池波正太郎の「狂乱」
剣術の腕はいいが、顔が悪く身分も低く、その割に剣だけは誰もかなわないために孤立する足軽。
唯一彼を認め、剣術を教えてくれた師匠も死に、彼は悪意の中にたった一人で放り出される。
彼の唯一の救いは、直属の上司が何くれとなく世話を焼いてくれ、自分の従者として扱ってくれること。
しかし上司のほうは、自分が行うはずだった決闘に押しかけ助太刀したその足軽に弱みを握られていると解釈し、
内心うんざりしながら付き合い続けていた。
江戸に出てきた足軽は、やはり男女問わず馬鹿にされながら世間に背を向けて生きていたが
やがて主人公の老剣士と出会い、かつての自分の師匠の生き写しのような彼に師事することを決めかける。
しかしついに足軽はその上司の面子を潰す事件を起こし、汚らわしい犬のように上司の家をたたき出され、
傷心のところで自分を普段からバカにする武士を見かけ、ついに切れて斬り捨ててしまう。
最後は気違いとして逃げ、主人公の老剣士によって斬られ、満足して死ぬ。

極端な話、いじめられっ子が逆切れして犯罪犯して成敗されるというだけの話なんだが
本来純真だった描写のある足軽をここまで追い詰めた人々の仕打ちが結構後味悪いものだった。

634 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/07/03(日) 19:24:27
>>606
剣客商売は他にもあるよね。
「その日の三冬」とかさ。



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【後味の悪い話】裏切る時計(横溝正史)



596 名前:1/2 投稿日:2005/07/02(土) 22:28:17
横溝の短編だったような気がするけど、後味悪かった話。

有る男がいた。申し分ない嫁と、質素ではあるけれど幸せに暮らしている。
しかし、最近嫁の様子がおかしい。心配事があるような、隠し事があるような
何か言いかけては口を閉ざすことも多くなった。

ある日男は嫁の割烹着のポケットから新聞の切抜きを見つける。
それは死体が見つかり、殺人事件として捜査、という記事だった。
男はその記事に驚愕する。
男は昔殺人を犯し、死体を隠していた。明らかにその死体だった。
(詳しい内容は忘れたけれど、その男は殺されても仕方がないようなろくでもない男で、
 男には年老いた母親がいて、自分が面倒をみないと母親が路頭に迷うような状態なので、
 自首をせずに死体を隠す事にした)



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【後味の悪い話】原敬暗殺事件



590 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/07/02(土) 21:03:24
すげー大昔、原首相という人がいて、飛びかかってきた過激派に切られた。
捕まった若者は、自分の政治思想の指導者に、
「世の中を変えたかったら、原を切れ、と言われた」と証言。
だがその指導者は、
「世の中を変えたかったら、自分の腹を切るくらいの覚悟でのぞめと言ったのだ」
と主張して逃げたという、後味悪い事件があった。



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【後味の悪い話】世にも奇妙な物語/「ウィルス」



572 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/07/02(土) 14:32:18
昔見たドラマ。広末が主演だったかな。
海外から帰ってきた広末はいきなり拉致されて研究所に連れて行かれる。
満足な説明も与えられず、防護服を着た研究員によって
データを取られたり、薬を飲まされたり、実験に付き合わされたり。
どうやら自分は何かのウィルスに感染しているようだとわかる。
だから隔離されているんだと。
うんざりした広末は研究所から脱走。

そこで感染者の死体を見つける。
追ってきた研究員ともみ合いになり、研究員の保護服を破いてしまう。
すると研究員の体に感染者の死体と同じアザが…。

自分が研究所に拉致されたのは、ウィルスに感染しているからではなく、
感染していないから保護されていたのだと気づく広末。
しかしもう手遅れ。自分の腕を見ると、そこには研究員と同じアザが。

…最初からそうやって説明してやればいいじゃない。
なんか説明できない事情が話されていたようにも思うんだが、
それにしたって、紙に書くとか、ビデオとか、
どうやってでも知らせられると思うんだが。
何も言わずに拉致って毎日実験、薬飲めーとやってたら、
そりゃワガママ広末でなくても脱走したくなるだろうに。

573 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/07/02(土) 14:59:05
>>572
世にも奇妙な物語の「ウィルス」だね。



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【後味の悪い話】狂犬(石ノ森章太郎)



565 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/07/02(土) 12:39:11
石森の名前出したら懐かしくなったので、大昔の初期の作品から。

「狂犬」

山あいの小さな町。
勉強嫌いのわんぱく少年・五郎は、野良犬をいじめたり不良とケンカしたりして
平和な(?)毎日を送っていた。ある日、火の見櫓に不良を追いつめた五郎は、
あやまって転落。頭を打つが命に別状はなし。ガールフレンドのお澄[おすみ]に送られて
帰宅する。お澄は心配するが、つめたくあしらう五郎。
同情はまっぴらだ。
その様子を、いつもいじめている野良犬がじっと見ていた。
家には、病気の母と信心深い父。そこに、村の祈祷師が来てお祈りをしていた。
盲目の老女である。老女は、寝ている母に水をかけろという。
驚いて反対した五郎は、父と老女に追い出されてしまった。
うら山に登り、何もできない自分に腹を立てる五郎。
その夕方。どこからともなく飛んできた火の玉が五郎の家を焼き、母が焼死する。
外にいた五郎と父は無事。祈祷師は、五郎のせいでバチがあたったと言いふらす。
死体のそばにあの犬が寄ってくるが追い払われる。火の玉の話を聞いて、不安になる五郎。
その夜、父と五郎は、となりに住むお澄の家にやっかいになることに。
五郎はお澄に、自分がうら山で、あんな父母のいる家は燃えちまえ、と考えていた事を
うち明ける。五郎は、学校の先生の家に意見を聞きにいってみることにする。
担任の木暮は、若く知的な男性教師で体格も良く、たよりになるタイプだ。
だが、木暮の家に向かう五郎とお澄をさえぎる様に、木が倒れてくる。
木暮にわけを話すと、五郎がエスパーでもない限り、と笑い飛ばされる。
木暮の意見では、火の玉は空中の電気がチリに火をつけたもの、倒れた木は
虫が食っていただけ。竜巻や、かまいたちの可能性も語られる。



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【後味の悪い話】せまりくる足音(小松左京)



517 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/07/01(金) 04:21:31
小松左京ってば、あれが後味悪かった。タイトルは忘れたんだけど、
暗い未来ジャンルの話。

その時代には人々は年齢で対立してる。
10代と20代がハバを聞かせており、歳とるほどゴミ扱いで、
老人は若者に会うと虐待されるので外にも出られない。食料を手に入れるのもやっと。
主人公は、その時代に生きるうらぶれた老人。その日、老人は若者に変そうして夜の町に出る事に。
生活品や食料は、こうしてゲットせねばならない。危険なカケだ。
変そう中は、いい歳してどうしてこんな事を、などと落ち込んでるが、
いざ長い髪にグラサンの派手な服を着てみると、気分もちょっと若返った感じ。
若者たちは年代ごとに、簡略化された特殊な言葉を使う。それが出来ないと変そうはバレる。
老人は、地下放送のラジオで随時知らされる、新しい若者の言葉を頭にたたきこんでいた。
心なしか足取りも軽く、無事に20代として町を歩き、少し酒なども飲んだりする。
老人は若い娘に誘われて、ついいい気になって若者の踊りに参加することにする。
だがそれは、ハダカで躍るものだったのだ。逃げようとする老人に若者たちの手が伸び、
服がはがされた。絶望のなか、老いた身体がむき出しになり、カツラも取れてしまう。
恐ろしい沈黙。恐怖にすくむ老人に、若者たちの冷え切った目。そして虐待が始まる。
更にそこに「10代ガキ」のグループが現れ、老人はチェーンや刃物が飛び交う抗争に巻き込まれる。
とがったヒールや重い靴に容赦なく踏みしだかれ、老人の肉はさけ、骨はくだけていく。
耳には、さっきまで自分のモノだった軽やかな若者のタップのリズムが聞こえている。
だがそれは老人の心臓の音だった。音は次第にか細く、ゆっくりになり、そして消えていった。

若者たちの使う「ポの人、シックだわ」とか「やっち!」みたいな造語が、
だんだん現実に近くなってる気がするのも怖い。



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[ 2014/07/10 16:23 ] 小説 | TB(0) | CM(1)

【後味の悪い話】召集令状(小松左京)



513 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/07/01(金) 02:26:05
小松左京「召集令状」

舞台は戦後の日本。
日本中の成人男性の元に、戦時中使われていた「赤紙」が届くようになる。
赤紙を受け取った青年は、ガチャリというサーベルの音と共に例外なく失踪する。
どうやら「別の世界」で戦争をしていて、そこに兵士として送られているらしい。
その証拠に「戦死」した青年の遺族の元には「戦死公報」が送られてくるようになる。
向こうの世界での戦争は激しくなっているようであり、
やがて赤紙は十代の少年や適齢以上の男性、そして弱者にもとどくようになる。
最初抵抗していた人たちもついには諦め、世間の雰囲気は戦時中のようになっていく。

そんな中、同じく赤紙を受け取った語り手には或る一つの心当たりがあった。
それは精神病院に入院している自分の父親が以前発したこんな一言、
「今の若い奴らに召集令状がくればいい!」
実際、男は父の言ったことが現実化されるのを何度か見ていた。
今回のことも父が起していると感じた男は病院へ行き、危篤状態の父を説得しようと言葉をつくす。
父の最期の言葉はこうだった。
「天皇陛下万歳!」
男の背後でガチャリと佩剣の音がした

515 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/07/01(金) 03:06:54
そう言や小松左京も、精神状態悪そーな短編ばかりの時期があったなー。
この不気味にゆがんだ、一種異様な味わいって、昭和の作品にしかないかもな。
あー、この後味悪さ、懐かしい。



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[ 2014/07/10 10:23 ] 小説 | TB(0) | CM(0)

【後味の悪い話】学校怪談/第19話「お告げ」(高橋葉介)



476 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/06/30(木) 10:00:35
高橋葉介の漫画で山岸って男子学生が主人公のってあります?
たしか学校が舞台で一話完結の話。
覚えてる話のひとつに、その山岸君が学校中の人から追われて
殺されそうになっている。で、彼は屋上に追い詰められるんだけど
屋上の床に「山岸」ってなぜか大きく書いてある。それが原因かと
思って必死で字を消すんだけど、その途中、追いかけてきた奴らは
急に山岸に興味をなくし引き返してしまう。?と思っていると
どこからか悲鳴が。山岸は「山」の字だけを消していたので
「岸」という名字の奴にターゲットが移ったというオチ。

こんな感じの不条理系学園漫画なんですがタイトル忘れました。
今激しく読みたい。

478 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/06/30(木) 10:03:13
>>476
少年チャンピオンに連載してた「学校怪談」では?
単行本も沢山出てたよ。まだ新品でも手に入るんじゃないかな?

503 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/06/30(木) 17:07:12
>>476
シュールなのは序盤の5巻までな。
6巻以降は霊能力のある九段九鬼子先生((>>480の夢幻魔実也の子孫という設定)が主役の
ちょっとコメディ色の入ったものになる。
ちなみに>>476のエピソードはVシネマ化された「学校怪談」にもアレンジされて収録されてる。



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【後味の悪い話】夢幻外伝/泣きぼくろ(高橋葉介)



480 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/06/30(木) 12:50:43
高橋葉介の話が出てるようなので、便乗。

夢幻外伝 第3巻目隠し鬼所収 「泣きぼくろ」 高橋葉介著

帝都の闇を揺らす人々の吐息は心地良い。
僕はそれを感じて逍遥することを生業としている。
僕の名は夢幻。夢幻魔実也だ。

野々宮の細君の頼みで、病床にあるという彼を訪ねた。
枕元に白い着物の女が座って、野々村をじっと見下ろしている。
彼を連れて行こうとしているのは明らかだ。
女の正体を探らねばならないが、細君にも僕にも心当たりはない。
ふと、女の目元の泣きぼくろに目が留まった。
野々村の目元の同じ位置にも、同じほくろがある。
細君にそれを伝えたら、野々村の母親の写真というのを見せてくれた。
間違いない、野々村の枕元にいるのは、彼の母親の幽霊だ。
これは強敵だ。
野々村の夢に入り込んで、彼の魂をこの世へ連れ帰ろうとしたが
野々村は僕の手を振り切って母親の方へ駆けていこうとする。
夢の中で野々村は、すっかり子どもになっているのだ。
さすがの僕も、母親の息子への妄愛に殺されそうになった時、
細君の声が聞こえた。
「まだこの人を連れて行かないで!お義母さん!」
妻の声を聞いて野々村は大人になり、母よりも妻を選んだ。
野々村は母親の執着から逃れ、漸く目を覚ましたのだった。
しかし一年後、野々村夫妻が授かった女の赤ん坊の目元には
あの泣きぼくろがあった。
…女の戦いはまだまだ続くのだ。

自分的に、高橋葉介作品の中でいちばん後味悪い作品。
単に自分が「嫁vs姑」って構図が苦手だからってだけなんだが。



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【後味の悪い話】夢幻外伝/目隠し鬼 (高橋葉介)



469 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/06/30(木) 06:35:47
葉介は絵が綺麗だから話後味悪くても結構読めるんだよな
怖い話もそれほど怖く感じないし。
那由子ネタでいくと有名どころだと「目隠し鬼」かな

那由子がお屋敷に就職。お仕事はお嬢さんの遊び相手。
お嬢さんは定期的に儀式をおこなう。
なんだかよくわからない者を薬といって飲み
目隠しをして刃物を持ってたつ。「手のなるほうへ」やがて
お嬢さんは人形に刃物をグサ。コレで儀式終了。
で、ある日お嬢さん喉笛掻っ切って死亡。那由子が儀式を引き継ぐことに。
数回儀式を行う那由子。ある日いつもどおり儀式を行っていると
突然引っ張り出される。目隠しをとると見たことの無い部屋。
それはマミヤ(説明すると長くなるけど女癖の悪いいい人)が空間を
引き寄せて那由子を引っ張り出したのだ。
儀式は実は人形に刺すことで実際に人が死ぬ殺人儀式だった。
那由子は全てを警察に語るも「精神異常」ということで無罪放免に。
しかし那由子は裁きを受けていたのだ。彼女は寝ると必ず
喉笛から血を噴出したお嬢さんに追い回される夢を見る。毎晩毎晩夢をみる
夢ではマミヤも出てくるが彼は悲しそうな目で那由子をみていってしまう。
もう助けてもらえない。那由子は死ぬまで罰をうけつづけるのだ。毎晩毎晩。

俺が書くと面白くなさそうに見えるけど面白いんですよ?実際。
圧力団体のせいで文庫の2巻だけ絶版になってるのも後味悪いが。

475 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/06/30(木) 09:30:49
>>469
間違っちゃいないけど、なんかワロタ。
>それはマミヤ(説明すると長くなるけど女癖の悪いいい人)が空間を

知らない人の為に補足すると、
魔魅矢は探偵で人の心を読んだりするとかの不思議な力を持っていて
女性の誘いは絶対断らないという高橋葉介の定番イケメンキャラ。

477 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/06/30(木) 10:00:51
補足その2。
マミヤ君にはキャラ的に2系統あって、
コメディタッチで活躍する頭身の低いオモシロマミヤ君と、
幻想的でアダルトな世界で活躍する等身の高いシリアスマミヤ君がある。
ここで話題になってるのはシリアスマミヤの方。
どっちも「夢幻紳士」というシリーズで総括されるコトがあるので、
タイトルだけで購入する時は気をつけて。
コメディの方も面白いけどね。時々、痛いけど。



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