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引きこもりを社会復帰させる支援員との触れ合いで回復の兆しを見せていた。

後味の悪い話 その139


815 名前:悪夢のエレベーター 1/6[sage] 投稿日:2013/05/24(金) 00:13:43.35 ID:cbO4X32w0 [1/6]
いいかげんに覚えてるから細部違うかも。長すぎてごめん。
映画「悪夢のエレベーター」

青年が目を覚ますとそこはエレベーターの中だった。
エレベーターの中には青年の他にも三人(男二人と女一人)同乗者がおり、
同乗者の男によるとエレベーターが異常停止した衝撃で、
青年は気絶していたのだという。
エレベーターは非常連絡ボタンも故障しているらしく外部と連絡が取れず、
また携帯電話などの通信手段を探ってみるも、青年はバッテリー切れ、
同乗者の男Aは携帯し忘れ、男Bもバッテリーが切れている状態だった。
最後の頼みの綱は同乗者の女だったが女も携帯電話は「捨てた」という。
携帯電話を捨てるなんて有り得ない、納得できないと男三人が女に食って掛かると、
女は鞄からレコーダーを取り出す。
レコーダーには女の声で周囲の人間への怨嗟の言葉が記録されていた。
女はマンションの屋上まで飛び降り自殺をしに行くところだった、
携帯電話は死んだら必要なくなるから捨ててきたと答えた。
男三人ドン引き。
女の事情を探るのは止めることになる。
すると次に男Aが怪しい、ということになった。
男Aは警察に助けを呼ぼうとした時(携帯が使えず未遂)も必死になって反対するなど、
いくつかの不審な点があった。
しかし青年がいくら男Aに問い詰めても、男Aははぐらかすだけ。
そんな中何故か男Bが男Aの素性を語りだす。
男Aはこのマンションの住人ではなく、つい最近まで塀の中に居た、という男B。
秘密を明かされ仕方なしに男Aも口を開く。







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ペットみたいな生活だけどこの生活と親子には愛着は沸いてはいた。

後味の悪い話 その139


797 名前:ゴーカイジャー ジェラシット1[sage] 投稿日:2013/05/22(水) 23:54:43.87 ID:COM2MjHd0 [4/4]
>>796 どもです。分かり易く書いてみる。

後味悪いかと言えばある意味で悪い、同じくゴーカイジャーからの話で一つ。

第24話「愚かな地球人」
この回の脚本家は良くも悪くも何かがぶっ飛んでるシナリオを書く浦沢義雄。

かつてザンギャックの行動隊長(この作品の怪人にあたる)だったジェラシット。
こいつは悪の怪人の割に性格がおちゃらけてて嫉妬深くて人間臭いが、
いざ実際に戦えばかなりの強敵(攻撃力も耐久力も異常に高い)

これ以前の話(14話・カーレンジャー編)で
ゴーカイオーにどこか遠くへ飛ばされ、
かつての恋人だったインサーンにも愛想を付かされながらも
奇跡的に地球上のとあるゴミ捨て場にて無事に生還していた。

そこでジェラシットを見つけた たこ焼き屋のおばちゃんがこいつをゴミ捨て場からペットとして拾う。
そのおばちゃんには今現在の店主である息子がいてその息子もペットとして扱うと同時に
たこ焼き屋の弟子としてそこで働かせていた
(鬼の様にこき使われてたわけではなく寧ろ仲良く暮らしてた)

たこ焼き屋親子と仲良く暮らしていた生活に
ある日、そこにゴーカイジャーとジェラシットがいると知り別の行動隊長がやってくる。






798 名前:ゴーカイジャー ジェラシット2[sage] 投稿日:2013/05/23(木) 00:24:51.81 ID:CvPld01e0 [1/3]
その行動隊長は今や人間のペットとして落ちぶれていたジェラシットに
呆れながらも、ジェラシットが人間側に付いてる事に疑問を持つ。
ジェラシット側もこんなペットみたいな生活だけどこの生活と親子には愛着は沸いてはいた。
これがザンギャックに見切りを付ける切欠と同時に
他の登場人物と視聴者を唖然とさせる話の始まりだった。

最初こそはたこ焼き屋親子のおばちゃんの方(息子の方はハナから意外と寛容的)も
宇宙人のジェラシットに対して偏見は持ってはいたが
行動隊長からおばちゃんが狙われた時にその襲撃から
身を挺して庇ったジェラシットに感化され、撃ち倒れたジェラシットに
おばちゃんも悲しみ、ここで彼に対する偏見を捨てる
が、ジェラシットは敵の銃に撃たれながらもピンピンとしていた。

その後はゴーカイジャーにおばちゃんを襲撃しようとした怪人は倒され
これを機にジェラシットもザンギャックとは縁を切り、今度こそ人間側についた。

翌日、ゴーカイジャー達が再び彼らの元に訪れる際に
たこ焼き屋親子と彼が仲良く暮らしてると思っては居た矢先の事だった。

訪れたそこには元気を失ったたこ焼き屋の息子がただ一人だけ・・
ゴーカイジャーは母親であるおばちゃんとジェラシットは
どこに行ったのかとたこ焼き屋の息子に問う。

その問いに対するたこ焼き屋の息子の発言がゴーカイジャー達を唖然とさせた。

何と、ジェラシットはおばちゃんと駆け落ちしてしまったのだ・・・
その後は何とも言えない空気になり、彼らは無言でただ去っていくのだった・・
そして息子が一番の被害者だったのは間違いないだろう。。




802 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2013/05/23(木) 01:07:03.46 ID:7QiOvUkl0
その後ジェラシットは異次元の監獄に閉じ込められてたり江戸時代にいたりしておばちゃんと幸せになったわけじゃなさそうなんだよな
子供も出来てたはずなんだけどどうなったのやら












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ゴーカイジャーのワルズ・ギルの末路も後味が良くなかったな・・・

後味の悪い話 その139


789 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2013/05/22(水) 20:30:34.60 ID:COM2MjHd0 [1/4]
ゴーカイジャーのワルズ・ギルの末路も後味が良くなかったな・・・





790 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2013/05/22(水) 21:06:20.13 ID:6IKUBkha0 [1/2]
ワガママで人を振り回した結果だから因果応報だろ
最後に一回はゴーカイジャー倒して株も上げたしアレだけ不遇にしてたダマラスもちゃんと忠臣だったし
父親からもキレて本気で地球侵略に来るくらいには愛されてから恵まれてる方だろ
それに気づいてなかったというのは可哀想ではあるけど






794 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2013/05/22(水) 22:41:45.80 ID:6IKUBkha0 [2/2]
めちゃくちゃ簡単に書けば
宇宙最大の帝国の帝王の息子のワルズギルっていう怪人がいるんだけど、そいつは無能で態度がでかくて重臣はおろか末端の兵隊にすら馬鹿にされてるくらいだったんだよ
ただ1人だけワルズに絶対服従するように作られたサイボーグだけが心の拠り所だったんだけど、
それもゴーカイジャーに倒されて怒って戦いに行ったら返り討ちにって死んだって話
書いたとおりダマラスっていう皇帝から直接ワルズの補佐を任されててワルズは内心馬鹿にされてると思ってた重臣は、ワルズの死後責任取らされて軟禁までされたけど
ワルズの復讐の為に本気でゴーカイジャーと戦ったし、皇帝もわざわざ自分から地球まで出向いて来たりとか本当は結構愛されてたんだけどそれに気づけなかったのが哀しいよねってこと

ただの侵略目的で地球襲ってる怪人だし気に入らない奴に爆弾仕掛けて殺そうとするとか(一応ゴーカイジャー倒す為でもある)わりとマジでしゃれにならないことしてるから普通に悪人なんだけどね










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舞台は江戸時代。罪人の首を斬る「御試し役(死刑執行人)」の「首斬り朝」山田朝右衛門が主人公。

後味の悪い話 その139


787 名前:1/2[sage] 投稿日:2013/05/22(水) 20:01:35.82 ID:7iDAONSl0 [1/2]
・首斬り朝「斬之四十四 首の道」
舞台は江戸時代。罪人の首を斬る「御試し役(死刑執行人)」の「首斬り朝」山田朝右衛門が主人公。
 
冒頭の場面は飲み屋。どこかのご隠居と男たち、彼らの話し相手になっている店の女。
話題は佐吉という男について。彼は腕の良い職人だが、醜男。ただ自尊心が強く、
自分に似合いの美人と結婚したいと考えている。一同、その勘違いぶりに苦笑する。
御隠居の提案で、佐吉に縁談話を持ちかけることに。相手はお咲という娘。気立ては良いが器量が良くない。
ご隠居たちは「似合いの二人だ」と勝手に盛り上がる。
佐吉とお咲、それぞれのところへ見合いの話が行く。相手の顔も知らない同士だが、
お似合いだと言われてその気になる。二人は茶屋で会うことに。
見合い当日。茶屋にて、見知らぬ相手を待つ佐吉とお咲。けれど当然ながら待ち人は来ない。
夜が更け、茶屋には二人だけになる。
互いに「まさか」と思うが、すぐ思い直す。「いくらなんでも、あれじゃあんまりだ」
結局、二人とも「気付かなかっただけで、相手は来ていたんだ。どこかから自分を見ていたが、
声を掛けられなかったに違いない。後からまた連絡が来るかも」などと都合よく解釈し、帰ることにする。
どちらも良い気分になっていたので、別れ際に笑って会釈。
そのときの笑顔が互いの印象に強く残る。特に佐吉は「笑うと可愛いじゃねえか」なんて考える。

数日後。飲み屋に集まるご隠居たち。佐吉とお咲はどちらも「茶屋へ行った」とは言うものの、何の進展もないようだ。
ご隠居、ぽつりと「縁がなかったんじゃな…」







788 名前:2/2[sage] 投稿日:2013/05/22(水) 20:03:41.74 ID:7iDAONSl0 [2/2]
刑場。罪人が、朝右衛門によって首を討たれようとしている。
面紙(死に顔を隠すためのものか)が付けられており、顔は分からない。
朝右衛門に「何か言い残すことは?」と問われ、罪人が語り出す。
「道という字は首と『しんにょう』で出来ている。男の人生は、己の首を賭けた『首の道』だ。
だが一人では歩けない、首を支えるしんにょうという女が必要だ。かつて自分にも、そんな女が出来かけたことがあった。
分相応の、笑うと可愛い女だった。けれど、自分で駄目にしてしまった……」
斬首執行。討たれた首が飛び、面紙が捲れる。罪人は佐吉だった。

死に際の佐吉の言葉が気になった朝右衛門は、(冒頭の)飲み屋に辿り着く。
店の女が「きっと、こういう顛末だったのでしょう」と語り始める。
茶屋での出会いからしばらく後、佐吉はお咲こそが見合いの相手だったと気付いた。
そのときにはもう、お咲に惚れていた。が、ご隠居たちは既に終わった話と決め付けている。
また自尊心の強い佐吉も、自分から「また会いたい」とは言えない。
佐吉の苦悩を「縁談が上手くいかなかったため」と誤解した友人たちから、お咲の悪口を言われたりして、
彼はどんどん追い詰められていく。
結果、佐吉は酒に溺れ、つまらない刃傷沙汰を起こしてしまった。ようやくご隠居たちも事態を察したが、どうにもならない。
「どうしてこうなってしまったんでしょうねえ、本当に似合いの二人だったのに……」と女。

ラストシーン(台詞なし)。長屋でお針子仕事をするお咲。ふと、佐吉の顔――別れ際の笑顔を思い出す。
彼女は、佐吉が死罪になったことを知らされていない。






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長男は供出米の代金200万円を農協で受け取って姿を消した。

後味の悪い話 その139


781 名前:1/2[sage] 投稿日:2013/05/22(水) 15:59:58.47 ID:w6L4psZDO [1/2]
松本清張「閉鎖」1962年発表

九州の閉鎖的な農村で、米農家の長男が失踪した。
晩秋、25歳の長男は供出米の代金200万円を農協で受け取って姿を消した。
死体は見つからなかったが、状況証拠から浮浪者に殺されて金を奪われ、死体は崖下の海に投げ落とされたのだろう、という事になった。

老親と17歳の末弟だけでは仕事にならないので、23歳の次男夫婦が工員をやめて農家を継いで2年がたった。
が、閉鎖的な農村の生活にはうんざり。
工員時代は確かに貧乏だったが、1日8時間働けばあとは何をしようと自由。
今は食うには困らないが、次男嫁は工員時代を懐かしがっている。

すぐ下の弟は大阪でコック見習い。オーナーに見込まれて外国に修行に出してもらえるらしい。
妹夫婦がたまに遊びに来るが、都会的で眩しいほどである。
19歳になった末弟は、東京の知り合いに就職の世話を頼んでいる。






782 名前:2/2[sage] 投稿日:2013/05/22(水) 16:01:34.09 ID:w6L4psZDO [2/2]
死んだ長兄は大人しく、親に逆らう事もなかった。
閉鎖的な農村では、長男が家を継がなかったら「親不孝者を出した不出来な家」と死ぬまで笑われる。
この物語の語り手である次男は、ふと思いついた疑問を調べてみた。
長男が失踪した夜に隣村で目撃された浮浪者は、近くの町で二年ほど前から冬と夏の夜にうろついていた浮浪者だった。
帽子とマスクで顔を隠していたのが特徴。
農閑期である冬と夏には、長男が夜出掛ける事が多かったという。

次男の推論。
長男は二年前から失踪計画を立てていて、そのために独身を通した。
二年前から変装して近くの町をうろつき、「汚ならしい浮浪者」の姿を印象づけていた。
米の代金を受け取った夜、崖っぷちに二種類の足跡を残し、わざと傷を作ってわかりやすく血痕を残す。
浮浪者の変装で人目を避けるように隣村を歩き、結果として
「汚ならしい浮浪者が人目を避けるようにこそこそ歩き去っていった」
印象を残す。

「両親や親戚を悪評にさらさず村を出るには、兄は兄自身を抹殺しなければならなかったのです」
「うかつな事を言えば一瞬で村中に広がるような土地です、私はこの想像を誰にも打ち明ける事はできません」
「農村の生活を都会と同じ水準に引き上げるという農林省の掛け声は、所詮掛け声だけで終わるようです」終。





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クソジジイ「この人がお金を取った」

後味の悪い話 その139


778 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2013/05/22(水) 14:24:21.12 ID:OhbTYkO00
去年の暮れに銀行で新札に変えようと両替機で並んでた。
オレの前にいるじいさんが、両替機の使い方が分からないらしく
まごまごしていたので手伝う事に。

じいさんは3万円持ってて全部5000円にしたいというので
変えたんだけど、5万円いれたのに3万円しかないと騒ぎだした。
行員が少ししたら来たんだけど、「どうしましたか?」の問いに
「この人がお金を取った」と行員に言った

すかさずオレの後ろの人が、この人は説明してただけで
この人のお金には一切触っていないですよと言ってくれた。
そしたらじいさんが「じゃあ家に帰って調べてみるよ。お金が
余っていたら連絡ください」と言って逃げて行った

すごく後味が悪い年末になったよ







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主人公は父にナースの言動を訴えるが、ナースにぞっこんの父親に逆に叱られてしまう。

後味の悪い話 その139


768 名前: 忍法帖【Lv=18,xxxPT】(1+0:3) [sage] 投稿日:2013/05/22(水) 02:45:06.32 ID:6PH57tLy0 [1/7]
ホラー映画「ゲスト」
韓国ホラー「箪笥」をアメリカリメイクしたもの。

主人公は湖畔に立つシャレオツな家に住んでいた。
母親は病に侵され、派遣されてきた看護婦(以下ナース)に付き添われて、家の離れで暮らしている。
ある日、主人公は湖畔の向こうに住む彼氏と、家の近くの暗闇でいちゃついていた。
酒の入った2人はそのままセクロス…と思いきや、寸前で主人公は拒否してしまう。
主人公が頭を冷やしに家に向かった途端、離れが爆発炎上、大火事になり母は焼死。
その現場を目の当たりにした主人公は
ショックのあまり記憶障害を患い、精神病棟へ入院を余儀なくされたが、数ヵ月後めでたく退院。

隣の病室の患者であるおばはんに退院を惜しまれたりする主人公だったが、作家である大好きな父親に迎えに来てもらい家では大好きな姉が出迎えてくれる筈だった…が、出迎えてくれるのは姉だけではなく
すっかり父の新たな恋人と化したナースの姿。
姉は、母が死んだというのにラブラブな2人の毒気に当てられ、毎日居心地が悪いと妹である主人公に愚痴る。
主人公に取り入ろうと逐一母親ぶるナースに、主人公も苛立つ日々を送り始める。
そんなある日、主人公の家へ、長らく会えなかった彼氏が来る。
彼氏は近所の雑貨屋で働いており、主人公の家へ配達にやってきたのだ。あの夜以来初めての再会だった。
お互いに気まずい2人だが、彼氏がある話を切り出す。
「実はあの夜、オレは全てを見てしまったんだ…」
何を見たの?と主人公は聞くが、それがきっかけで彼女が入院する羽目になったせいか、なかなか答えてくれない彼氏。
主人公が問い詰めようとした途端、ナースが突然割り込んできて何も聞き出せない。







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たまに完全なガールズのコピーが生まれるが 「材料の使い過ぎ!」と無理やり溶かして薬品だけ抜き取る非道を続ける

後味の悪い話 その139


761 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2013/05/21(火) 21:44:09.53 ID:qo/pdbg70 [1/2]
パワーパフガールズ「ガールズがいっぱい」

パワーパフガールズというのはケミカルXという薬品に
砂糖とか色々素敵なものが混ざって生まれたスーパーヒロイン
ある日ディックという研究者がガールズをだましてケミカルXを入手

ディックはそれをもとにガールズの模造品を量産し各地に出荷。
最初は模造品ながらもガールズそのものの働きをしていたが
世界各地で販売するうちに材料やら薬品の量を減らし始め
徐々に動くだけで手足や頭部が取れちゃう固体が出てくる
三時間で崩壊するその場限りのモデルなども

売り上げを伸ばすためひたすら材料を減らし
量産に量産を重ね劣化ガールズを生産していくが
それにともない量産ガールズの見た目はグロテスクに歪んでいく
たまに完全なガールズのコピーが生まれるが
「材料の使い過ぎ!」と無理やり溶かして薬品だけ抜き取る非道を続ける

ガールズもディックの悪行に気付きケミカルXを回収に向かうが
ディックがケミカルXを飲み込みモンスター化、
ガールズを捕えケミカルXを吸い取りはじめる
そこへガールズの生みの親の博士が乱入し
ガールズを助けてくれるなら人生をなげうっても良いと叫び
瀕死のガールズたちと互いに「愛してる」と叫びあう





762 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2013/05/21(火) 21:45:25.06 ID:qo/pdbg70 [2/2]
その様子を目の当たりにした量産ガールズはディックの
ありようと自分たちへの扱いを問い、
自分勝手なことばかり叫ぶディックに
「お前はわたしたちを愛してくれなかった…」と迫っていく
製造工場を炎上させ、ガールズと博士を逃がす

独特の光速テンポで進むため特別暗いノリではないんだが
ひたすら劣化に劣化を重ねて奇形化していき
最後は製造者と共に死を選んだ量産ガールズが哀れすぎ

「愛してくれなかった」と
一番醜い量産ガールズが叫ぶのがまたキツかった
最後の反抗以外は全員製造者に従順で善良な子たちだった





763 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2013/05/21(火) 22:15:48.25 ID:wL4HmFUW0
ディックは博士と大学の同期なんだけど遊んでばっかで博士に課題とか押し付けてたんだよな。
博士は利用されてるのに全然気づいてなかったけど。



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たまに完全なガールズのコピーが生まれるが 「材料の使い過ぎ!」と無理やり溶かして薬品だけ抜き取る非道を続ける

後味の悪い話 その139


761 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2013/05/21(火) 21:44:09.53 ID:qo/pdbg70 [1/2]
パワーパフガールズ「ガールズがいっぱい」

パワーパフガールズというのはケミカルXという薬品に
砂糖とか色々素敵なものが混ざって生まれたスーパーヒロイン
ある日ディックという研究者がガールズをだましてケミカルXを入手

ディックはそれをもとにガールズの模造品を量産し各地に出荷。
最初は模造品ながらもガールズそのものの働きをしていたが
世界各地で販売するうちに材料やら薬品の量を減らし始め
徐々に動くだけで手足や頭部が取れちゃう固体が出てくる
三時間で崩壊するその場限りのモデルなども

売り上げを伸ばすためひたすら材料を減らし
量産に量産を重ね劣化ガールズを生産していくが
それにともない量産ガールズの見た目はグロテスクに歪んでいく
たまに完全なガールズのコピーが生まれるが
「材料の使い過ぎ!」と無理やり溶かして薬品だけ抜き取る非道を続ける

ガールズもディックの悪行に気付きケミカルXを回収に向かうが
ディックがケミカルXを飲み込みモンスター化、
ガールズを捕えケミカルXを吸い取りはじめる
そこへガールズの生みの親の博士が乱入し
ガールズを助けてくれるなら人生をなげうっても良いと叫び
瀕死のガールズたちと互いに「愛してる」と叫びあう





762 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2013/05/21(火) 21:45:25.06 ID:qo/pdbg70 [2/2]
その様子を目の当たりにした量産ガールズはディックの
ありようと自分たちへの扱いを問い、
自分勝手なことばかり叫ぶディックに
「お前はわたしたちを愛してくれなかった…」と迫っていく
製造工場を炎上させ、ガールズと博士を逃がす

独特の光速テンポで進むため特別暗いノリではないんだが
ひたすら劣化に劣化を重ねて奇形化していき
最後は製造者と共に死を選んだ量産ガールズが哀れすぎ

「愛してくれなかった」と
一番醜い量産ガールズが叫ぶのがまたキツかった
最後の反抗以外は全員製造者に従順で善良な子たちだった





763 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2013/05/21(火) 22:15:48.25 ID:wL4HmFUW0
ディックは博士と大学の同期なんだけど遊んでばっかで博士に課題とか押し付けてたんだよな。
博士は利用されてるのに全然気づいてなかったけど。







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みんな妹ばかりを可愛がる。妹なんて死んでしまえばいいのに

後味の悪い話 その139


742 名前:1/2[sagew] 投稿日:2013/05/20(月) 19:30:18.82 ID:3iRDzq6K0 [1/3]
sound horizonのアルバムに収録されている「Sacrifice」という曲がなかなか後味悪い。


中世のある小さな村に暮らす少女、父は既に他界し母と妹の3人で細々と暮らしていた
妹は絶世の美女だが知的障害があり、何をされてもにこにこと笑うだけで一人では何もできない。家族の助けが無ければ生きていく事が出来なかった。
そんな妹に主人公の少女はつい「みんな妹ばかりを可愛がる。妹なんて死んでしまえばいいのに」と神に祈る。
間もなく妹は高熱を出して寝込み、少女は慌てて「あの願いは嘘なんです」と祈り、妹は病から快復したが今度は母が看病疲れで寝込んでしまう。
母の容態は悪化を続け、最期に「妹は他人と違うから、お姉ちゃんが助けてあげてね」と遺し他界する。







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本当は私があの人と結ばれるはずだったのに、あいつが汚い手で奪った。そうでなきゃあんなブスと結婚する筈はない

後味の悪い話 その139


735 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2013/05/19(日) 17:46:05.57 ID:dQ5NYSGw0
滅茶苦茶運が悪くてどんな事をやらせても駄目・顔も地味・変わり者な女が居たんだが、
その子が酷い目に遭う度に女子グループになぐさめられて~がテンプレだった
その女がどういう流れか超玉の輿に乗ってしまった
その途端に女子グループ全員が「あんな奴のどこが良いんだ!」と手のひら返し
夫を誘惑するわ悪口は言いふらすわ、挙句の果てにはグループの1人がメンヘラ化して
「本当は私があの人と結ばれるはずだったのに、あいつが汚い手で奪った。そうでなきゃあんなブスと結婚する筈はない」
と言い出して揉め事を起こす始末
結局1年持たずにお互いが憎しみ合う形になって離婚してその女は家から追い出されて前より貧乏になってしまった

この目撃談とそっくりなレスが修羅場スレにあったんだが、本人が来たんだろうか…?








758 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2013/05/21(火) 20:01:04.21 ID:X8fFP3Wn0 [1/2]
>>735
スルーされてるけどこれが地味にきつい
こういう底辺に位置付けられて一生幸せになれない人間って実際いるらしいからな・・・









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喪美ちゃん。お弁当食べない?おじさんが頑張って作ったから美味しいよ

思い出すと死にたくなる思い出★13


332 名前: 彼氏いない歴774年 [sage] 投稿日: 2012/10/15(月) 22:42:44.74 ID:6ML21Efl
小学生の時近所の公園で何やら縁日があり、私も行きたかったので出かけた

会場は混んでいたが屋台が数店舗あり、そこに人が群がっていた
ふと会場の公園の離れた一画に目をやると小ぢんまりした一つの屋台があって、
そこで近所の一人暮らしのおじいさんが一人で弁当を売っている
しかし誰も買おうとしない為か少し哀愁が漂っていて悲しくなったが、
私は他の屋台の美味しそうな出し物に惹かれてしまい、アメリカンドッグを買って食べた

暫くして、にわかにトイレがしたくなりそのおじいさんの前を通ると
「喪美ちゃん。お弁当食べない?おじさんが頑張って作ったから美味しいよ」
と満面の笑みで微笑みかけてきた



商品棚に山のように積まれている弁当の量は、
私が会場に来た時と変化が無いように思えた
当時の私はアスペ気味だったため、
「え~そんなのいらない」
と言った
その時に「そうか・・・ごめんね」とおじさんが言ったので切なくなり、
「お腹減った」と言ってやっぱ買おうかと思ったが、
恥ずかしくてそのまま無視して帰宅した






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他の男どもに弄られて感じやがって!」と斜め上のキレ方をする

後味の悪い話 その139


725 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2013/05/18(土) 22:48:13.22 ID:/yBVTfEq0 [2/2]
と、そんなヲタツッコミだけではアレなんで、一本。
以前AVネタで『アリエッタ』を紹介したんだが、そこまでではないにしろヤな感じのAV。

主人公は可愛いOL。婚約もしてて幸せなんだが、ある日元彼(以下 クズ)
がストーカーと化して接触してくる。
出勤中のバスの中で痴漢されたりするが、このクズ、超DV男なので怖くて拒めない。
そんな主人公はバス内の痴漢どもに『痴漢OK娘』認定され、穢されまくる。
そんな様子を見ていたクズは「他の男どもに弄られて感じやがって!」と斜め上のキレ方をする。


挙句、婚約者をボコって目の前で主人公をレイ○し、彼女は婚約解消に追いやられる。
その後も痴漢に遭ってしまう彼女にDV炸裂。主人公が扼殺されてエンド。

このシーン、主人公の脚しか映っていないんだが、
レイ○→首絞め→脚辺りだけ映る→脚の力が抜けてグタっとなる→
クズが慌てて帰っていく中、フレームはそのままグッタリした脚だけ映している。

…ヤな感じ('A`)






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だったら慰謝料とってよ私被害者なんだから

後味の悪い話 その139


706 名前:本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2013/05/18(土) 10:37:51.28 ID:n+r5yZhV0 [1/2]
>>515-518
昔テレビで見た映画を思い出した
桃井かおりがDQN後妻役で岩下志麻が国選弁護人役だった

>>548のは映画より原作寄りだと思う

金持ちの夫と水商売上がりのDQN後妻の乗った乗用車が海に転落し運転していた夫死亡
DQN後妻は割れたフロントガラスから自力で脱出し生還した
海から引き上げられた乗用車の車内には小型のスパナと脱げた夫の靴が転がっていた
夫に最近多額の生命保険がかけられたので警察はDQN後妻が無理心中を装った保険金殺人を企てたと疑い
マスコミは連日のように毒婦と書きたてた
DQN後妻が起訴され裁判開始、どう見てもDQN後妻が有罪の流れだったので弁護士もとっととおりてしまい
国選弁護人がつけられる






だったら慰謝料とってよ私被害者なんだからの続きを読む
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AKBがマスコミで話題になるたびに 「ここまでして金稼ぎたいのかな。ちょっとやりすぎじゃない?」

後味の悪い話 その139


695 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2013/05/17(金) 23:49:48.30 ID:4zT65WvY0
個人的に後味の悪い話

子供の頃は、妹とともにNHK番組を主に見ていた。
中でも好きだったのが忍たま乱太郎。特にEDソングの
「忍たま音頭」「0点チャンピオン」「終わらないSCHOOL DAYS」
(20代、30代なら覚えてるかもしれない)など。
今も歌詞を思い出すだけで小学校時代の懐かしさがこみ上げてくる。
妹の方は「なかよし」で連載していた「あずきちゃん」とかいうアニメが好きだったようだ。
後、「お江戸でござる」という、えなりかずきの出てくる一話完結のドラマも毎週家族で見てて
途中で流れる演歌を聞いて、こんな現代風の演歌もあるんだなあ、とちょっと感心してた。
そういえば、従兄弟から借りて読んでたコミックボンボンの「OH!MYコンブ」もお気に入りだった

そんな自分たち兄妹は近頃、AKBがマスコミで話題になるたびに
「ここまでして金稼ぎたいのかな。ちょっとやりすぎじゃない?」
とAKBに興味が無いもんだから、なんとなくバカにしていたもんだが、先日あることを知った。

「忍たま音頭」「0点チャンピオン」「終わらないSCHOOL DAYS」:歌詞 秋元康
「あずきちゃん」:原作 秋元康
「お江戸でござる」の劇間の演歌:秋元康作いくつかあり
「OH!MYコンブ」:原作 秋元康

オレの小学生時代の青春の多くは秋元康のおかげだった・・・













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コンセプトは「非力な幼女が理不尽に酷い目に合うのを観察する」という悪趣味さがテーマになってる

後味の悪い話 その139


682 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2013/05/17(金) 06:29:23.65 ID:PWcoPwU90 [1/3]
最近やったフリーエロゲの「悪魔の迷宮」が凄まじい鬱ゲーだったからここに書くわ

このゲームの内容は「普通の小さな女の子が怪物のいる迷宮から脱出する」というホラーもので
コンセプトは「非力な幼女が理不尽に酷い目に合うのを観察する」という悪趣味さがテーマになってる
タイトルにもある「悪魔」とはゲームプレイヤー自身のことでタイトル画面で始めるを押すといきなり
「あなたは少女を悪夢へ突き落としました」という文が出てきていきなり罪悪感がすごい


主人公のしおんは幼い女の子で目を覚ますといきなり薄暗い迷宮にいる
さっきまで普通に暮らしていて、普通に自分の家で両親といてベッドで眠って
そして起きたらそこは迷宮でわけもわからず両親を求めて迷宮を脱出しようとする
行く先々で選択肢を間違えると魔物や虫に襲われてバッドエンドになる



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コンセプトは「非力な幼女が理不尽に酷い目に合うのを観察する」という悪趣味さがテーマになってる

後味の悪い話 その139


682 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2013/05/17(金) 06:29:23.65 ID:PWcoPwU90 [1/3]
最近やったフリーエロゲの「悪魔の迷宮」が凄まじい鬱ゲーだったからここに書くわ

このゲームの内容は「普通の小さな女の子が怪物のいる迷宮から脱出する」というホラーもので
コンセプトは「非力な幼女が理不尽に酷い目に合うのを観察する」という悪趣味さがテーマになってる
タイトルにもある「悪魔」とはゲームプレイヤー自身のことでタイトル画面で始めるを押すといきなり
「あなたは少女を悪夢へ突き落としました」という文が出てきていきなり罪悪感がすごい


主人公のしおんは幼い女の子で目を覚ますといきなり薄暗い迷宮にいる
さっきまで普通に暮らしていて、普通に自分の家で両親といてベッドで眠って
そして起きたらそこは迷宮でわけもわからず両親を求めて迷宮を脱出しようとする
行く先々で選択肢を間違えると魔物や虫に襲われてバッドエンドになる






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救急車の中で少年は「ドイツ人の誇りが…」と、うわ言のように繰り返し

後味の悪い話 その139


678 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2013/05/16(木) 20:43:12.99 ID:rvStHcoHO
自分が使ってた道徳の教科書にも悲しい話があったなぁ

主人公の女性がドイツに旅行に出掛けた時、(※状況をよく覚えてない)
万年筆を現地の少年に貸したまま返しそびれてしまう
数ヶ月後、日本にいた主人公の元に万年筆が届いたがボロボロで、手紙と写真が同封されていた

写真は紛れもなく、あの時の少年だったが、手紙の送り主は少年の母親からだった
少年は他人から借りた物を返せずにいる事を酷く気に病み
ましてや外国人相手でもありドイツ人の名誉に関わるからと
なんとしてでも貸してくれた相手を探し出そうと、旅行代理店や大使館を奔走する
そして、ついに主人公の所在を特定できた為、少年は万年筆を持って郵便局へ向かう
しかし郵便局前の大通りで車に跳ねられ、少年は救急車で搬送される
救急車の中で少年は「ドイツ人の誇りが…」と、うわ言のように繰り返し、息を引き取る

手紙の最後に、息子を哀れと思うのなら、その写真にキスをしてあげて下さいと書いてあった
主人公はそっとその写真にキスをするのだった








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B子とC子は、断髪にした事でファッションリーダーとして有名になった。

後味の悪い話 その139


676 名前:1/2[sage] 投稿日:2013/05/16(木) 20:32:08.67 ID:ljawbpajO [1/2]
横溝正史「二人の未亡人」

へぼ詩人A男は娑婆より刑務所ですごした年数の方が多い累犯者。
何度目かの入獄の時、女房は一人息子A太郎を捨てて情夫と逃げた。
世間はへぼ詩人のまずい詩に注目し、「冷酷な資本主義社会の犠牲者」A男を持ち上げ獄中記を出版した。

出所したA男は随筆や詩を書き、それは飛ぶように売れて血の気の多い女が大勢付きまとった。

A男はまた入獄したが、刑期を終えた頃には世間から忘れられていた。
ちやほやされた時代を忘れられないA男は、浅草の私娼窟で淫売を三人殺してまた入獄した。
世間は冷酷な資本主義社会の犠牲者に深く同情し、二度と罪を犯させないよう支援する事を誓った。

A男を「支援」していた血の気の多い女たちの中で一番熱心だったのが、閨秀作家B子と声楽家C子である。
二人は高価な土産を持って、互いに鉢合わせしないように気をつけてA太郎一人が残された借家に日参した。
A太郎は両方を「お母さん」と呼ぶたびに50銭玉を貰った。
それはしまいには五円にもなった。





677 名前:2/2[sage] 投稿日:2013/05/16(木) 20:33:52.11 ID:ljawbpajO [2/2]
B子とC子は
「我こそはA男の妻、A男の菩提を弔い遺児を立派に養育してみせる。
有名人フェチの誰かさんと一緒にしないでよね!」と主張した。
A男はまだ未決囚なのだが、誰も矛盾に気づかなかった。

文壇を味方にしたB子は淑やかな喪服姿をとある新聞に載せ、
楽壇を味方にしたC子は艶やかな髪を惜し気もなく切り落とした姿をライバル紙に載せた。
それを見たB子もあわてて断髪にした。

判決の日、B子とC子の主催で二つの追悼式典が盛大に執り行われた。
A太郎はそれぞれに一時間ずつ出席する事になった。
B子主催の式典で、高名な学者が感動的な演説を終えた頃、号外が舞い込んできた。

【A男発狂す!!原因は罪の悔恨と死刑への恐怖ならん】

人々は舌打ちして退出した。判決を聞かずに発狂する臆病者なんぞ知るか!というわけである。
恥と憤怒で震えるB子は、A太郎を罵倒して去った。
C子の方も似たようなものだった。

A男は死刑を免れ、瘋癲病院に収容されている。
B子とC子は、断髪にした事でファッションリーダーとして有名になった。
A太郎がどうなったのか、筆者は知らない。


「女と左翼と庶民はこんなに馬鹿なんですよ」感が後味悪い。











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「私の父は死にました。そういうことにしましょう。」って父親に言うんだよね

後味の悪い話 その139


659 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2013/05/15(水) 09:49:50.48 ID:u4TsLrTO0
薬局においてあった漫画。コンビニにおいてあるような分厚い奴

戦時中父親が徴兵され、少年は母と二人でその帰りを待つことに
だがあるとき父を裏切る母の姿を目撃してしまう
父思いで正義感にあふれた少年は母と浮気相手を罠にはめ殺害してしまう
その後たった一人で終戦をむかえ、念願の父と再会を果たす
だが、父は母の死を伝えてもそれほど動じず
あろうことか戦時中に出会った女性とその子供を伴っていた
つまり父は家族を裏切った母と同じ事をしていたのだ

これ、父が不実というより、どこか仕方なさそうな雰囲気でね、時代的にも
父も母と同じ家族を裏切ったビッチだ、俺は何のために!っていうより
人間誰だって迷うときがある、完璧な人間なんていないのに
早まったことをしでかしたって感じが強くて後味が最悪だった






660 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2013/05/15(水) 10:57:01.65 ID:nMTUwtpP0
>>659
人間交差点かな?
父親が現れたときに主人公が
「私の父は死にました。そういうことにしましょう。」って父親に言うんだよね
後味の悪い話と言うよりは ただひたすら悲しい話だったよ







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失禁した姿で救出させるわけにはいかないと、AはOLの尿を飲んでしまう

後味の悪い話 その139

647 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2013/05/14(火) 08:01:39.21 ID:4351ObQR0
どこかで読んだエロマンガ

可愛い同僚のOLに恋する主人公A
ある日、残業で遅くまでふたりで残り、エレベータに乗るが突然故障する
非常用ボタンを押しメンテナンスの会社と連絡を取るが到着まで一時間はかかるとのこと
まあのんびり待とう、AはいうがOLは尿意を催していた
とても一時間はもちそうにない
失禁した姿で救出させるわけにはいかないと、AはOLの尿を飲んでしまう
そのことをきっかけにふたりは付き合い始める
しばらくたってまた残業する機会があった
エレベータに乗り合わせたふたりだが、OLの様子が変だ
「どうしたの?」
「うん。ちょっと……お腹の調子が……」






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養鶏やってるおっちゃんが、お歳暮だって、鶏肉くれた。

後味の悪い話 その139


640 名前:本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2013/05/13(月) 23:00:27.23 ID:qXLKGB3c0
子供の頃、姉が夏祭りでひよこを買ったんだが、姉はちょっとおばかだったので、
ひよこが鶏になることを知らなかったらしい。
しかも買ったひよこは全部雄だったらしく、少し大きくなって羽が白く、
とさかができはじめると、姉は怖がって世話をしなくなった。
戦中戦後鶏を飼った経験のある父親がしばらく世話をしていたが、ある朝餌をやりに行った父親が、
なぜか鶏たちにつつかれて、手の甲から流血した。
簡単に金網で小屋を造ってたんだけど、その中に入って逃げないように扉を閉めた瞬間に襲われて、結構な怪我だった。

で、父親以外誰も餌をやれない(威嚇するから怖くて)ってんで、
養鶏で有名な隣の市で養鶏してた父親の友人に引き取って貰った。
種付け?のためね。御礼に1グロスくらいの卵もらった。

次の年の12月に、その養鶏やってるおっちゃんが、お歳暮だって、鶏肉くれた。

20年くらい経ってからふと思い出して「あの後もらった鶏肉ってさ」と聞いたら、母親が「考えるな」と…。

実話なんでスレチだったらすみません。





641 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2013/05/13(月) 23:04:09.61 ID:fXR0M7QnT
屋台で売っている鶏は全部雄だよ
雌は卵産ませるのに使えるからね

家は屋台で買ってきたヒヨコをすぐに死なせてしまって
(買ってきた次の日に何故か歩けなくなっていた)
大人になるまで育てた姉ちゃんは凄いよ






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出場停止覚悟で 彼女を犯した輩を殴ろうとするが、彼女の説得で思いとどまる

後味の悪い話 その139


636 名前:やったろうじゃん[] 投稿日:2013/05/13(月) 17:18:04.19 ID:3HuyRpAq0 [1/2]
「やったろうじゃん」
主人公の江崎は天才投手で、一年にして弱小チームを甲子園に導く。
しかしその甲子園で肩を壊し、リハビリを余儀なくされる。
リハビリ中に出逢った不良少女(怪我で陸上ができなくなった)の励ましもあって
江崎は野球部に復帰することとなる。
そんな時ライバル校に天才打者が現れ、江崎は練習試合でボコボコに打たれてしまう。
そして怪我のトラウマから全力で投げられなくなり、控えに転落する。
夏の大会でも江崎は1年生投手にマウンドを譲る。
そんな時、不良少女が試合中自宅でレイプされ、怒り狂った江崎は出場停止覚悟で
彼女を犯した輩を殴ろうとするが、彼女の説得で思いとどまる







637 名前:やったろうじゃん[] 投稿日:2013/05/13(月) 17:24:51.54 ID:3HuyRpAq0 [2/2]
(続き)
そしえ迎えた天才打者との対決
江崎は自慢の剛速球で見事三振に切って取る。
そして甲子園出場を決め、そこでも優勝、プロになって不良少女とも結ばれて…
と紆余曲折ありながらもハッピーエンドなのだが、問題はその天才打者
実は根っからの不良で、鮮烈なデビューを果たす以前は暴力行為で謹慎していた。
そして江崎との対決で腕をへし折られ、病院に行った後、不良少女を犯した3人組とぶつかり
キレてフルボッコにしてしまう。
そして江崎の甲子園出場の記事の横に、天才打者の暴力行為の記事が小さく載っていた…
結局主人公に完膚無きままに負かされ、腕も折られ、
主人公の肩代わりをする形でレイプ犯を倒したにもかかわらず
最悪1年間の出場停止で最後の夏を棒に振る天才打者が哀れで仕方がなかった。












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給料を体で支払えと女社長に抗議すると、負い目を感じていたのか意図も簡単に応じてくれた。

後味の悪い話 その139


626 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2013/05/12(日) 13:18:01.29 ID:ms8L4OeU0
宮野金太郎のエロ漫画から
内容はギャグ調なんでそこまで後味悪くないかもしれない

主人公はIT系ベンチャー企業に勤める男性。
ここ最近不景気により給料が支払われず社員は主人公だけになっていた。
今月の給料も5万円しかだせないと若い女社長に言われ、主人公は不満を漏らす。
そこで給料を体で支払えと女社長に抗議すると、負い目を感じていたのか意図も簡単に応じてくれた。
情事を済ませると女社長から一枚の紙切れが。
そこには体を弄んだ代金が詳細に書かれていた。その総額150万円。
「出した分はきっちり働いて返すんだぞ」と言われたとおりに主人公は半年間タダ働きすることになった・・・





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何もされなかったことにほっとして、明日には 誰か助けにくるだろうと

後味の悪い話 その139

622 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2013/05/12(日) 02:20:51.64 ID:rB7Of8TH0
漫画の「らんぽう」が意外と後味悪いネタ多かった。
らんぽうたちの悪戯でスイカの皮を被せられ砂浜に埋められたやくざ二人
が案の定、ほったらかしにされて夜の砂浜で埋められたままにされるんだけど
むしろ、やくざたちはらんぽうたちに何もされなかったことにほっとして、明日には
誰か助けにくるだろうと一安心するも、ふらりと砂浜に浮浪者がやってきて
これは美味そうだとそのスイカに包丁を振り上げる場面でエンドになるという
ブラックなオチでその後を想像すると怖かったな。



あとはらんぽうと同居する角丸先生の初恋の相手が訪ねてくる話で実はその相手は
死んでいたってオチで、なぜからんぽうが合ったこともないその相手がすでに死んでいたってのを
知っていたってのがラスト、わかるんだけど「どうしてらんぽう君はそれを知っていたのでしょう?」
っていうラストのコマの一文が凄く怖かった記憶がある。
ギャグ漫画だから尚更、不気味に感じたのかも。










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自分が帰ってから色々はっきりさせます。このことはその女性には秘密にしておいて下さい

後味の悪い話 その139


612 名前:萱笠 1/3[sage] 投稿日:2013/05/11(土) 22:28:29.57 ID:BDFM4GQt0 [1/3]
山本周五郎の短編時代小説「萱笠」

徳川家康が天下統一に向けて戦に明け暮れている時代が舞台。
武家の男性が戦で討ち死にするのはありふれた死因。

足軽長屋に暮らす女性たちが針仕事をしながらぺちゃくちゃ喋っている。
彼女たちは足軽の妻や娘・妹たちで、妻たちは「自分の夫は今回出世した」
「うちのは殿様から直接声をかけられる立場になった」と自慢しあい、
若い女たちはやはり足軽の婚約者の身を案じながら、「もし彼が今回の戦で死んだら、
自分は結婚前だが○○家の嫁として舅姑に仕えて一生過ごしますわ」と、殊勝なことを話している。
主人公のあきつ(足軽の娘だが、父は戦死、母も死んだ孤児、21歳で、当時では婚期を逃した女性)
には一切男気がないのだが、ふとした弾みで自分にも言い交わした相手がいると嘘を吐いてしまう。


「誰?誰?」と問い詰められて、「吉村大三郎様」と名を挙げる。彼は27歳の足軽で
(これも婚期を逃している)、武芸には長けて役職もあるが、酒飲みで飲むと暴れ、また女嫌いを
公言して周りの進める縁談も断っている。
そのため婚約者などもいないだろうから、方便として使ってもよいだろうととっさに計算したのだ。
聞いた女性たちはちょっと引いているが、「まあ、武芸の評判は高い方ですものね……」と言う。







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会社の帰りに近所の多田さんの家に寄って、 約束していたお土産を奥さんから受け取って来てくれ

後味の悪い話 その139


608 名前:1/2[sage] 投稿日:2013/05/11(土) 20:18:20.19 ID:A3elxqVV0 [1/2]
赤川次郎の短編小説 「敗北者」

 酷い二日酔いから石毛が目覚めると、そこは見知らぬホテルだった
ふと隣を見ると若い女性が眠っていた。床に散乱する制服からどうやら女子高生らしい。
昨日会社の飲み会でしこたま酒を飲み、最後に入ったスナックでこの子と出会い、何かの会話の後
酔った勢いでホテルに入り一夜を共にしたことをおぼろげに思い出す。

 家に帰り妻の美奈子に正直に告白し、正気でなかった、どうか許してほしいと謝る。
美奈子は優しく真面目な夫を愛していたし、幼い娘もいるため離婚は考えられなかった。
途方にくれながらも美奈子はその『寺井佐知子』という少女と話し合うため、スナックに手がかりを探しに行く。
しかし店ではそんな娘は見たことないと言われる。しかしこの場所は以前喫茶店で、5年前そこで妻子ある男と
痴情のもつれから女子高生が刺殺され、男も自殺するという事件があり、
その殺された娘の名前が寺井佐知子だと聞かされた。

 困惑する美奈子の前に当の女子高生が訪ねてきた。どういうつもりかと問い詰める美奈子に
自分はいわゆる幽霊で、5年前殺された寺井佐知子本人である。あなたには悪いが自分は長い間あの場所で
自分を見ることが出来る人を待っていた、私を見ることができるのは誠実な心を持った人だけ。
あなたのご主人と『契りを交わしたら一週間後共に向こうの世界に旅立つ』という契約をした、と話した。
それはつまり夫の死を意味する、そんな馬鹿な話はない、契約なんか無効だと憤る美奈子に
佐知子は娘を一時仮死状態にして見せ、残念だが自分の邪魔はさせない、では期限が来たら石毛を
連れて行くと言い残し消えていった。







609 名前:2/2[sage] 投稿日:2013/05/11(土) 20:20:59.17 ID:A3elxqVV0 [2/2]
 何も手立てがないまま約束の日がやってきた。そして美奈子はあることを思いつく。
契約の事など全く覚えていない夫に、会社の帰りに近所の多田さんの家に寄って、
約束していたお土産を奥さんから受け取って来てくれと頼む。
石毛は承知しながら『はて、妻はあそこの奥さんを嫌っていたはずでは』と少々疑問に思う。
 言われたとおり会社帰りに多田家を訪ねるとインターフォン越しに招き入れられる
どうぞこちらに、と奥の部屋から声がして、入っていくとベットの上で奥さんが微笑んでいた。

 石毛の家では佐知子が約束通り現れ、奥さんと娘さんには申し訳ないと思うが、
契約どおり連れて行く、悪く思わないでほしいと言う。
そこへ石毛が帰宅してきた。さあ、私と一緒に行きましょうと佐知子が語りかけるが石毛にその声はとどかず
佐知子の姿も認識できなくなっていた。
愕然としながら佐知子は気付いた。もうこの人は誠実さを失ってしまったことを。
なんてことをしたんだと責める目で美奈子を見つめながら、やがてあきらめた佐知子は悲しげに去っていった。
 

美奈子は奔放な多田家の百合子が以前から石毛を「狙って」いたのはよく知っていた、
うちの事情を嗅ぎ回り、用もないのにやたら家に上り込もうとしたり、
あからさまに夫を貸してくれなどと言われたこともある。
今まで適当にあしらい、夫と百合子を会わせないように気を付けてきたのだ
そんな百合子の所に夫を一人で行かせればどうなるか解りきっていた。
夫は誘惑に負けて百合子と寝てきたはずだ、仕組んだのは自分だ。

美奈子はどうしても夫を失いたくなかった。どんなことをしても
だが、本当に自分は失わなずにすんだのだろうか、あの少女に勝てたのだろうか。
わざとらしいほど陽気に娘の相手をする夫の声を聴きながら、一人キッチンで美奈子は声を押し殺し泣き続けた。







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1947年、ヴォイテクは5年の軍生活を終えてイギリスの動物園に送られた。

後味の悪い話 その139


601 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2013/05/11(土) 12:53:24.94 ID:so9X8kDy0 [1/5]
熊のヴォイテクの話がなんかあれだったので 長いんで4~5分割しますすいません

WW2の時代、ドイツに国を占拠されて外国に散らばったポーランド軍と行動を共にした実在のオス熊。
元は1942年のイランで生まれ、すぐに母親を猟師に殺されたが現地の少年が保護。
その後近辺に駐屯していたポーランド軍に引き取られ、陽気な戦士という意味のヴォイテクと命名される
ヴォイテクはウォッカの空瓶に入ったミルクで育てられ、たちまち隊の人気者となっていく。







1947年、ヴォイテクは5年の軍生活を終えてイギリスの動物園に送られた。の続きを読む
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なんとなく調べてみたんだが、黄色のカーネーションの花言葉は『軽蔑』だった…

後味の悪い話 その139


583 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2013/05/10(金) 21:33:48.64 ID:TAVv/dDZ0
この前のGWに帰省したとき、早めの母の日ってことで花を送った。
母親はもともと花が好きで、よくある赤やピンクのカーネーションは既に家にあったので、
黄色いカーネーションにした。

もちろん喜んでくれた。

その後、そういえば花言葉って花の色によって違ったなーと思い立ち、
なんとなく調べてみたんだが、黄色のカーネーションの花言葉は『軽蔑』だった…

なんか後味悪い。






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向こうが先に叩いてきた!私だって痛かった!

後味の悪い話 その139


574 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2013/05/10(金) 14:39:23.16 ID:xWJCTVtDO
小学生の時、
同じ小学校で、父親が中堅くらいのポジション?の教師として働いている同級生の男子に、
わざと思いっきり叩かれ、そのあと「バーカ」とか言いながら外国人がしそうな
頭の横で両手をヒラヒラさせながら笑って逃げようとしたから(なんかAAであった気がする)
ムカついて雑巾で顔を叩いたら目の横に当たり、そこが赤くなって泣き出した。
それを聞き付けた担任の若い女性教師がものすごい顔で私を怒り、
その教師の顔を見た私も泣いて「向こうが先に叩いてきた!私だって痛かった!」と訴えた。

後日、自分の母親が謝り行った時、
その父親は「ウチも叩いたらしいので」(らしいって何だよ)と言ったようだが、
そっちから謝りに来なかったのは、
絶対あの女教師が私を悪者に仕立て上げて伝えたからだと思う。
実際、私が転校(親の都合)するまで態度が冷たかった。
自分が受け持ったクラスに先輩教師のご子息がいて、
何かあったら自分の不注意にされるのが嫌だったんだろう。

今でも、『このクソガキ!一番メンドイガキに対して何してくれてんだよ!』
という感情で私を見たあの顔を忘れない。
20年以上も前なのに。







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