【後味の悪い話】唯川恵「過去が届く午後」

509 名前:本当にあった怖い名無し :2009/01/02(金) 01:54:22
唯川恵「過去が届く午後」
主人公の有子は広告デザイナーで、その業界では大きな賞を受賞するほどの有名人。
有子は自分が主役の受賞パーティーで、かつての同僚、真粧美と再会した。

有子と真粧美は、有子今勤めているデザイン事務所の同期。
デザイナーとしての才能は真粧美が一段上であったが、
二人は良いライバルとして切磋琢磨し合っていた。
だが結婚を機に真粧美は事務所を辞め、
現在そのデザイン事務所で有子は重要なポジションにいて、真粧美は金沢で平凡な主婦をしている。

自分を祝うためにパーティーに駆けつけてくれた真粧美と、
会場ではひと言ふた言程度しか会話することが出来なかった有子だが、
数日後、真粧美から小包を受け取った。
それは同期時代に有子が真粧美に貸して、そのまま借りパクされていた画集だった。
手紙が同封されており、
「先日は会えて嬉しかった。あなたの活躍を見て、自分のことのように嬉しい。
 借りていたことを思い出したので返します。」
みたいな内容の手紙だった。

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[ 2017/09/21 20:23 ] ('A`) | TB(0) | CM(0)

【後味の悪い話】「隔離された町」

171 名前:本当にあった怖い名無し :2008/12/25(木) 04:11:00
「隔離された町」
日本によく似たとある国のとある町に主人公は住んでいた。
犯罪も少ない分、特に発展しているわけでもないその町は、
可もなく不可もなくといった平々凡々、よく言えば平和な町だった。
夏のある日、その町の中央に位置する公園に隕石が落ちる。
主人公は翌朝のニュースでそれを知るが、
普段から冷静な主人公は特に気にかけないまま高校へ行く。

高校に着くと、クラスはその話題で持ちきりだった。
ニュースに取り上げられることなど滅多にないその町にとって、
たとえそれが隕石という外的要因であっても、ある意味名誉あることなのだ。
たかが隕石ひとつでここまで盛り上がれる彼らを冷笑していた主人公だが、
午後になって町に異変が起きていることに気づき、一抹の不安を覚える。
度々聞こえてくる救急車のサイレン。
なにやらものものしく動き回る先生たち。
そういえば、今日のクラスはやけに欠席が目立つ…。

その日は何故か、クラブ活動が全面的に中止され、
生徒は皆授業が終わるとすぐに帰宅することとなった。
学校から出て、初めて町の変貌に気づく主人公。
商店街は全て閉鎖され、人影も全く見当たらなかった。
不安になりながら帰宅する主人公。

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[ 2017/09/17 18:11 ] ('A`) | TB(0) | CM(2)

【後味の悪い話】おみくじマシーン

343 名前:本当にあった怖い名無し :2008/12/11(木) 03:20:52
男は平凡なサラリーマン。
独身で、彼女もいないし趣味もない。たまに休日に馬券を買いに行くくらい。
ただ会社と家を往復するだけの毎日で、日々に疲れきっていた。
ある日、行きつけの喫茶店でコーヒーを飲んでいると、
ふとテーブルの隅に置いてあったおみくじマシーンが目に入る。
いつもは気にもしないが、その日はなんとなく気になって、コインを入れてみた。
マシーンから出てきた安っぽいカードには、こう印刷されていた。
「あなたは日々を無難に過ごすことによって、目の前にある幸運に気付かず逃がしています。
 今こそ大胆な行動に出るべきです。必ず道は開けるでしょう。」

数日後、男は売掛金を現金で回収することができたので、カバンの中に大金が入っていた。
これを少し競馬に流用して、小遣いを稼いでみてはどうだろうか?
そんな、いつもなら考えもしないような恐ろしい誘惑に取り憑かれてしまう。
考えをまとめるために入ったいつもの喫茶店で、コーヒーを飲みながらあのおみくじマシーンをやってみた。

マシーンから出てきたカードには、こう印刷されていた。
「あなたは今、行動に出るか迷っているようです。しかし大丈夫。運命は必ずあなたに味方するでしょう。
 何をやっても成功するはずです。」

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[ 2017/07/20 19:33 ] ('A`) | TB(0) | CM(0)

【後味の悪い話】伊藤潤二 「潰談」

97 名前:本当にあった怖い名無し :2008/12/04(木) 20:22:13
伊藤潤二 「潰談」
自分探しの旅に出た尾木は、南米のジャングルで遭難しかけたが、原住民の集落にたどり着いた。
そこで思わぬ歓迎を受け、お土産に現地の地図と「美味しい蜜の詰まった壷」を渡される。
彼らが言うには、
「その蜜を採るのは命がけだが最高に美味しい。ただし絶対に気付かれない様に舐めろ」
とのことだった。ナニに気付かれない様にするかは謎だが、蜜を舐めてみると確かに最高の味だった。

無事に日本のアパートまで帰って来れた尾木は、たまたま部屋に遊びに来た杉尾にこの話を聞かせる。
試しに一口だけ舐めさせてもらった杉尾は、すっかりこの味の虜になってしまうが、
それ以上は舐めさせてもらえず部屋を追い出されてしまう。

ならばと数日後、友達4人を連れて押しかけると、尾木は留守のようだった。
窓から押し入ると壷はすぐに見つかったが、部屋は血だらけで、壁には血のシミと
動物の皮をなめしたような物体が壁一面にべったり張り付いており、異臭もする。
何となく嫌な予感がしたが、一同は壷を持って部屋から逃げ出した。
その時、杉尾は部屋の隅に地図が置いてあるのを発見し、こっそり財布に入れた。

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[ 2017/07/18 21:14 ] ('A`) | TB(0) | CM(0)

【後味の悪い話】児童を見かけた場合のガイドライン

48 名前:本当にあった怖い名無し :2008/12/03(水) 18:32:19
■児童を見かけた場合のガイドライン
1.迷子

親と離れてひとりぼっち。行き交う大人の中に必死に親の顔を探しています。
このように迷子の場合、多くはぐずっていたり泣き出したり
不安そうな顔をしているものです。
そんな子のそばに接近すると誘拐の疑いをかけられるリスクがあります。
迷子を見かけたら、半径3m以内には侵入せず、
目を合わせぬよう通り過ぎましょう

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[ 2017/07/18 19:14 ] ('A`) | TB(0) | CM(0)


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