【後味の悪い話】時計泥棒

46 名前:本当にあった怖い名無し :2009/02/05(木) 19:35:23
学校の怖い話の中にあった話。タイトルは「時計泥棒」だったかな?
ある部活の合宿で使っている学校の旧校舎で盗難事件が連発する。
盗まれるものは何故か時計ばかりで、
しかもあまりにも数が多いので見張りをたてるかたてないかというところまで行く。

ある雨の夜合宿中の部員が目を覚ますと誰かが逃げていくのが見えた。
「例の泥棒だ!」と部員総出で追いかけるが姿が見あたらない。
今は使っていない旧校舎の2階へ探しに行くと、怪しげに扉のしまったトイレがあった。

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【後味の悪い話】目を返してくれないから

314 名前:本当にあった怖い名無し :2009/01/20(火) 23:39:07
むかし児童書で読んだ話。ウロ覚えです。
全盲で貧乏な男が、親切なミミズクに毎日昼間だけ目を借りる。
おかげでまともな職に就けて、暮らしが豊かになる。しかし、だんだん欲が出て来て
目を返すのが惜しくなり、ミミズクとの約束なんか守ってられるかと
目を返すのを止めてしまう。数日後、突然男の目が見えなる。
混乱する男にミミズクが語りかけてくる。

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【後味の悪い話】 『呪詛(すそ)の祭文』

811 名前:1/2 投稿日:2007/12/09(日) 02:10:48
流れを変えたくても手頃なネタが見つからない。
苦し紛れの変り種、いきます。
土佐の国の呪術師に伝わる伝説 『呪詛(すそ)の祭文』

提婆王の妃は激しい怨念を晴らすため、日夜、様々な呪法を試みていた。
そこに唐土じょもんが現れ、言う。
「お前の呪法は、人間が使ってはならぬものだ」
唐土じょもんは偉い人らしく、提婆王の妃は自分の身の上を打ち明ける。

曰く、自分の夫である提婆王は前の王である釈迦釈尊の弟である。
釈迦釈尊は王位にあった時、自分の嫁(王妃)が重病に倒れたことを嘆き、
世にも珍しい七十五の宝を集めることで重病平癒を祈ることにした。
そしてその七十五の宝を集めた者に、王位を譲ると。
夫である提婆王は見事にその大役を果たし、王位を得るはずだったのに、臣下の者が、
「本当に王妃の病が癒え、生まれた子が女だったら王位を譲るが、もし男子が生まれ、
 7歳まで無事育ったら、その子に王位を継がせ、提婆王は行脚修行に出るというのはいかがか」
という横槍を入れた。釈迦釈尊はそれを受け入れた。
果たして、釈迦釈尊に息子の釈迦王が生まれ、すくすくと育った。
夫はマゲを落として無念のまま旅に出て行ってしまった。
そのため、今こうして甥である釈迦王に呪いをかけているという。



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【後味の悪い話】「再生」


142 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/06/16(土) 06:15:20
「再生」っていう短編ホラー
主人公は大学の社会科の講師。
軽度のアルコール依存症から病院の神経科に通っていた。
そこで軽い頭痛で神経科に通っていた同じ大学の生徒である由伊という女性と出会う。
主人公のファンだという由伊とやがて愛し合うようになる。
付き合って一年ぐらいしたところで主人公がプロポーズ。
しかし由伊は「自分には人に言えない秘密がある」と言って乗り気ではない。
それでも主人公が「どんな秘密があろうとも君と結婚したい」と引き下がらないと
由伊は根負けして主人公に自分の秘密を話す。
由伊の体は呪われている。
まだ幼女だったころ、母の真似をして包丁をいじっていたら自分の指を切り落としてしまった。
治療はおざなりで血止めと包帯を巻いただけだったのだが、しばらくしたら指が生えてきた。
次は小学生のころ、旅行先で事故に遭い右腕を失った。
しかしそれも三ヶ月もしたら元通りに生えたという。
中学生の頃に左足に大きな火傷を負った。
父は「火傷だけはいかん」と言い、由伊の左足を切り落とした。そしたらまた生えてきた。
多分、首を切り落としてもまた生えてくるわ、と由伊は言う。
ただしこの左足が治る間、由伊は父親に毎晩犯された。
左足が治った後も父親は由伊を陵辱し続けたが、ある日由伊が階段から突き落とし殺した。
事故だと言ったら疑われることもなかったという。

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【後味の悪い話】幽霊になりたくない

656 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/12/10(日) 17:55:06
幽霊になりたくない
その女と出会ったのは偶然かわからない・・
主人公は夜中の山道を車で走っている途中に、
こちらに背をむけて佇んでいる女を目撃した。
主人公は不信に思い、その女に声をかけ、顔をのぞきこむと驚愕した。
その女は顔中血まみれだったのだ。
主人公は幽霊かもしれない・・と怯えながらも、その女を病院へ連れていった。
医者が調べたところ、女は顔中血まみれにもかかわらず無傷で、
女の顔についていた血は本人の血ではないとのこと。
女は何も語らなかったので真実は不明のまま、女は警察に引き取られた。

数日後、主人公の家に女が訪ねてきた。
その女は数日前に主人公が病院へ連れて行った女だった。
女の名は美咲といい、あの場所には自主映画の撮影のためにいたらしいが、
一人だけ取り残されて、血まみれのメイクのまま途方に暮れていたというのだ。
主人公にはお礼が言いたくて訪ねに来たらしい。
そして美咲は帰り際に主人公にそっとメモを渡した。
そのメモには「また会ってくれませんか」と一言と美咲の携帯番号が記されていた。
主人公には妊娠中の妻がいたが、美咲は若くて魅力的な美人だったのでつい誘いにのってしまう。

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