155 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/06/07(土) 23:03:14
春秋戦国時代も末のこと。
楚の懐王の寵愛する妃、鄭袖は淫乱で嫉妬深い女だった。
ところがあるとき、魏の国の王が美女を懐王に送ってよこし、たちまち王はその美女のとりことなった。
嫉妬深い鄭袖は一計を思いついた。
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鄭袖は新参の美女に意見した。
「大王様はあなたを寵愛しておいでのようですが、そのお鼻が気に入らない御様子。
お会いになる時は手で鼻を隠したほうが、長続きしますわよ。」
美女はありがたい忠告だと思い、大王には必ず鼻を隠した姿で対面した。
大王はいぶかしみ、鄭袖に尋ねる。
「何故あの者は、いつもわしの前で鼻を隠すのだ?」
「大王様の口が、臭くてたまらないと・・・」
新参の美女は鼻そぎの刑に処された。
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無くっても他国の女を寵愛するのはトラブルの元だし
このぐらい賢く計略を巡らせることのできる女でないと
妃は務まらんだろう