【後味の悪い話】深谷忠紀『蒔いた種』

358 名前:1/2 投稿日:2007/07/25(水) 18:50:36
深谷忠紀『蒔いた種』
日本は完全に老人国となり、同時に、十年ほど前から酷い食糧難にあった。
北半球全域を襲った四年つづきの大異常気象によって、アメリカをはじめとする世界の国々が
自国民の食料を確保するために穀物の輸出を制限し、
同時に三百海里宣言を行って、日本を世界の海から締め出してしまったからだ。
そんな中、日本では七年前から食料は配給制となり、それと並行して、
東北のX県とZ県に老人だけの県―福祉県が建設された。
福祉県の上空には強力な磁器バリアが張っており、飛行機などは飛行できない。
マスコミの報道によって人々の不安が煽られ、混乱が起きないようにするため。と言うのが政府の説明である。
また、福祉県では満六十歳以上の老人全員に全国共通の試験を課し、その成績によって
待遇がA,B,Cと三段階にランク付けされる。主人公のQ氏は、Aクラスに入れるように、
老人用の予備校に通い、必死で勉強している。
自殺もせず、自棄にもならず、あらゆる困難と誘惑を乗り越えてきた。

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[ 2016/09/28 22:08 ] 小説 | TB(0) | CM(0)

【後味の悪い話】メタルギアソリッド3

348 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/07/25(水) 13:53:44
PS2のゲーム「メタルギアソリッド3」の話
ザ・ボスは主人公ネイキッド・スネークの師匠であり、伝説の英雄。
第二次世界大戦でコブラ部隊という特殊部隊を率いて多大な戦果をあげ、
イギリス陸軍特殊部隊であるSASの立ち上げにも携わっており
「特殊部隊の母」「ヴォエヴォーダ(戦士)」との異名を持っている。
ゲーム中、彼女が突然ソ連に亡命、特殊核兵器を開発している部隊と合流する。

主人公は兵器の破壊とザ・ボスの暗殺という指令を受けゲームは進行する。
なんだかんだで兵器も破壊してザ・ボスも倒したが、実際には彼女の亡命は
アメリカが仕組んだ偽装亡命で、ソ連側の大佐が持っていた多額の金
(あと5回は世界大戦を行えるといわれる額の「賢者の遺産」)
を手に入れることが目的の任務だったことが判明。

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[ 2016/09/28 21:08 ] アニメ・ゲーム | TB(0) | CM(0)

【後味の悪い話】川島誠「電話がなっている」

334 名前:電話がなっている 1/2 投稿日:2007/07/25(水) 11:54:39
川島誠の「電話がなっている」という小説。
この世界では、中学三年の期末テストの結果によって、
すべての人が15段階のランクに分けられ、将来が決まる。
主人公は上から4番目のA-4ランクに入ることができた。
超エリートではないにせよ、一般地方公務員くらいは保証されているランク。
その合格発表がされた夜、主人公の家の電話がなる。
主人公は、その電話が「君」からだとわかって、
布団をかぶってベルの音をやりすごそうとする。

主人公と「君」は幼なじみで恋人どうしだった。
平凡な主人公に対して、「君」は頭もよく、人目をひく美少女。
成績のいまいちだった主人公がそこそこのランクに入れたのも、「君」が指導してくれたおかげ。
主人公は「君」と幸せな家庭を築くことを心に誓っていた。
ただし「君」には少し変わったところがある。
初潮が来たとたん、「早く一度に大人になってしまいたいから」と、
恋人である主人公ではなく嫌われ者の音楽教師と寝て、その次の日に主人公と寝る。
それを主人公に責められても、「音楽教師とはもう口もきいてないんだし、
1日の差なんだから何が問題なのかわからない」と言ってのけたりする。

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[ 2016/09/28 20:08 ] 小説 | TB(0) | CM(0)

【後味の悪い話】ハッピーファミリー

314 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/07/24(火) 21:14:52
同じ作者のハッピーファミリーって話も後味が結構悪かった。
小学生の少年が本気で実母に惚れこんでいて母を取り合って父と
度々戦うって話だが、雰囲気は明るいし、まだ小学生だから母にキスしたりしても絵的には可愛いだけ。
だが中学生編になり、肉体的にはもう大人だし精神的にも育った少年は母への思いを隠すようになる。
母は「前は心配になるぐらいなついてきたのにもう大人になったのね」という反応。
実際は少年は益々母への思いを募らせて生々しい夢見たりするまでになり、
「幸せな家庭が憎いから、そういう家庭を壊したい」と言う被虐待児な双子の協力を得て、
両親を仲違いさせて離婚させようと目論む。
父とすれ違い続ける母は元気を失って行く。ラブラブ夫婦だっただけにかなりひどい状態。
少年の陰謀など知らずに、それでも母は少年には気丈なふりをするが無理がある。
そんな母の姿に、自分が母を悩ませている元凶だとは知りつつも、
母にとって自分は悩みを話せるような相手ではなく、ただの子供でしかないのだと少年は落ちこむ。
そして、たとえただの息子としか見てくれなくて男とは意識してくれないとしても、
それでも父と愛し合い幸せそうに笑う母が好きだったのだと気づき、少年は離婚計画を中止した。

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[ 2016/09/28 19:08 ] 漫画・絵本 | TB(0) | CM(0)

【後味の悪い話】ミルクジャンキー

397 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/07/26(木) 01:22:54
ちょっと前に上で出たフジリューのミルクジャンキー
うろ覚えなとこあるんだけどそこは許して
無法地帯をひとりの少年があるものを探してさまよっていた。
その少年は背が低いのをとても気にしていて、探しているものとは背が高くなる薬だった。
ほどなくして少年は「暗黒薬局」と書かれたマンホールに辿り着いた。
その蓋を開けて中を降りていくと、そこには一人の女がいた。
女は自分を薬剤師のバレンタインと名乗った

「ここに来れば背の高くなる薬を買えるんだって」

少年は聞いた。
するとバレンタインは少年に歩みよってきた。
近くに来ると、バレンタインはとんでもなく大きな女性で、
その身長はゆうに2m半はあることがわかり、少年はギョッとした。
しかし少年は物怖じせずに自分の想いをバレンタインにぶつけると、バレンタインは

「秘薬を処方しましょう」

そう言って一瓶の牛乳を少年に差し出した。

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[ 2016/09/28 18:08 ] 漫画・絵本 | TB(0) | CM(0)


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